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Death of Spider-Man - (2013/12/03 (火) 07:45:07) のソース

***Death of Spider-Man 『デス・オブ・スパイダーマン』(Earth-1610)
(クロスオーバー、マーベル)

出版:2011年3月〜2011年6月
世界:アルティメット・ユニバース

*概要
タイトル通り、[[アルティメット・ユニバース]]の[[スパイダーマン]]ことピーター・パーカーの死を描くクロスオーバー。[[アルティメッツ]]と[[アベンジャーズ]]の抗争も同時発生する。

*それまでの状況
[[マグニートー]]が起こした災厄がニューヨークを襲い、何百万人という市民が犠牲になった[[Ultimatum]]事件の後。

スパイダーマンは過去の戦いぶりを[[S.H.I.E.L.D.]]によって危険視されるが、[[キャプテン・アメリカ]]、[[アイアンマン]]、[[ソー]]といったヒーローに将来[[アルティメッツ]]の一員となるべく訓練を受けることになる。
恋愛面では[[グウェン・ステイシー]]と別れ、再び[[メリー・ジェーン・ワトソン]]と付き合い始めた。
また、グウェン、[[ヒューマン・トーチ]]ことジョニー・ストーム、[[アイスマン]]ことボビー・ドレイク、メイおばさんたちとの奇妙な同居生活も続いている。スパイダーマンの正体は彼ら同居人と、デイリー・ビューグルの[[J・ジョナ・ジェイムソン]]に知られてはいるが、概ね好意的に受け入れられている。
宿敵[[グリーンゴブリン]]ことノーマン・オズボーンはS.H.I.E.L.D.によって殺され、ピーターの生活も平穏を取り戻したはず、だった……


*あらすじ(ネタバレあり)

死んだはずのグリーンゴブリンはS.H.I.E.L.D.に囚われて生きていた。しかも、長官[[キャロル・ダンヴァース]](この世界では[[ミズ・マーベル]]ではない)がその能力を過小評価したため、グリーンゴブリンは脱走。しかも[[ヴァルチャー]]、[[サンドマン]]、[[エレクトロ]]、[[ドクター・オクトパス]]、[[クレイヴン・ザ・ハンター]]といったスパイダーマンに恨みを持つ面々も引き連れて逃亡してしまった。

一方でキャロル・ダンヴァース率いるアルティメッツと[[ニック・フューリー]]率いる[[アベンジャーズ]]は新世代のスーパーソルジャーを巡り対立。ニューヨークで戦闘が始まる。
スパイダーマンはキャプテン・アメリカから直々にトレーニングを受けるはずだったが、この戦いのため訓練は中断。戦闘への参加を希望するスパーダーマンだったが、キャップは「まだ準備ができていない」と言い残し、行ってしまった。

アルティメッツとアベンジャーズの乱戦の中、アベンジャーズの[[パニッシャー]]がキャプテン・アメリカを狙撃する。その銃弾が貫いたのは、スパイダーマンだった。キャプテン・アメリカに認められたいため、身を挺して庇ったのだ。
スパイダーマンは瀕死の重傷を負うが、戦いの混乱の中で現場に取り残されてしまう。

スーパーソルジャーの第二世代を巡る戦いは世界に拡大し、ヒーローたちは北朝鮮に向かう。
そんな中、グリーンゴブリンが率いる面々はピーター・パーカーの家を襲撃。同居人のヒューマン・トーチとアイスマンが敗北する。
重傷を堪えながらスパイダーマンは宿敵たちを倒していくが、最後にはグリーンゴブリンを倒したところで息絶える。メイおばさん、グウェン、MJに看取られながら。

*結末とその後への影響
スパイダーマン(ピーター・パーカー)が死亡。
アルティメッツとアベンジャーズの抗争を仕組んだのはトニー・スタークの兄、グレゴリー・スタークだった。グレゴリーもソーの雷に焼かれて死亡。
S.H.I.E.L.D.の長官にはニック・フューリーが返り咲き。キャロル・ダンヴァースは失脚する。
隠密部隊アベンジャーズのリーダーには[[ブラックウィドウ]]ことモニカ・チャンが就任。




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