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カリスト - (2015/06/01 (月) 13:41:26) のソース

callisto / 本名不明

初出:Uncanny X-Men #169 (1983)
種族:ミュータント、女性

***能力
人並み外れたな腕力、敏捷性、反射神経
超人的に感覚が鋭敏で、五感が鋭い。
卓越した戦略家でもある。

***概要
カリストは主にX-MEN系の作品に登場するミュータント。
ヴィランとして登場するが、状況によってヒーロー側に立つこともある。

***オリジンと経歴
若い頃は美人で完璧な人生を送っていたが、ミュータント能力の覚醒と同時に右目の視力を失い、おぞましい外見になってしまった。鏡を見て新たな現実を知ると、美貌を失った女は社会に必要とされないと思い込む。

恐怖と孤独感から反社会的な性格になり、世間の好奇の目から逃れるため地下で生活することを決めた。マンハッタンの地下には「路地」と呼ばれる1950年に建設されて今は放棄された巨大な軍事トンネルがあり、カリストはそこを住処にする。

ミュータントをみつける能力がある[[カリバン]]、超人的な腕力を持つ[[サンダー]]、他人の顔を変えることができる[[マスク]]たちの助けを得て、カリストははぐれ者のミュータント集団[[モーロックス]]を結成した。

カリストは、[[エンジェル]](ウォーレン・ワージントン三世)を夫にするため攫ってしまった。[[X-MEN]]はエンジェルを救出するためモーロックスのトンネルを襲撃したが数で圧倒され、彼らも捕えられてしまう。
カリストはX-MENのリーダー、[[ストーム]]と一対一の決闘の末に瀕死の重傷を負って敗北。そしてモーロックスのリーダの座はストームのものになった。
カリストは最初こそストームを憎んだものの、やがてX-MENと手を組むことも多くなる。
X-MENの創設者[[プロフェッサーX]]をコロンビア大学の反ミュータント主義者から救出したこともあった。

モーロックスは[[ミスターシニスター]]が率いる[[マローダーズ]]の虐殺([[ミュータント・マサカー]])によりほとんどが殺されたが、カリストを含む僅かな生き残りたちはX-MENに保護され、スコットランドの[[ミューア]]島に住む[[モイラ・マクタガート]]を頼った。

カリストはモイラへの恩返しとしてボディーガードとなり、[[マスター・モールド]]と戦う[[サイクロップス]]を手助けすることにした。ところが、カリストはかつての仲間マスクに捕えられてしまう。マスクはテレパスのミュータント[[ブレインセル]]を使ってモーロックスの生き残りたちを隷属させていたのだ。

マスクは能力でカリストを昔の美しい外見に戻した。ただし、これはカリストのためではなく、むしろ傷つけるためである。
記憶を失い自らを画家だと信じていた[[コロッサス]]と出会ったカリストは恋に落ちるが、マスクはカリストを傷ついた顔に戻したり美しくしたりを繰り返し、精神的に苦しめた。これはカリストとコロッサスが[[フォージ]]と[[バンシー]]、そして[[ジーン・グレイ]]に救出されるまで続く。

カリストは記憶を失ったままのコロッサスと地上で暮らし、ファッションモデルとして暮らすようになる。彼らはミュータントを奴隷にしている国[[ジェノーシャ]]から襲撃を受けたが、これを撃退した。
その後、モーロックスがカリストを襲う。モーロックスはまだマスクの影響を受けていて、ひどくグロテスクな姿に変えられていた。カリストは瀕死の重傷を負い、モーロックスの治癒能力者が癒そうとしたが、傷が深かったために、治癒能力者は力を使い果たして死んでしまった。
カリストはかつての仲間への復讐を誓い、コロッサスの兄[[ミハエル・ラスプーチン]]と手を組むことにした。そしてモーロックスを襲撃した時、ミハエルの能力でカリストとモーロックスたちは異次元の[[ヒル]](時間の流れが早い世界)へ転移した。そこではモーロックスの生き残りたちが新たな社会を作ったが、若い世代たちは[[ジーン・ネーション]]というテロリスト集団となって地球に戻った。

[[ゼロ・トレランス]]では娘のように世話をしていた[[マロウ]]と共に[[ヘンリー・ピーター・ガイリッチ]]を殺害しようとしたが、[[スパイダーマン]]によって阻止された。事件の後、カリストはマロウにX-MENに加わるように説得した。マロウを守り、孤独にしないためだった。

その後、カリストは再びマスクに姿を変えられ、腕をタコやイカの触手のように変えられた。カリストはマスクに操られ、日本のファイト・クラブ[[アリーナ]]で戦いをさせられた。その中で、カリストはまたもやストームと戦ったが、最終的にはストームの友人[[ユキオ]]に助けられて脱出した。

カリストはその後[[エクスカリバー]]の一員となった。このときはプロフェッサーXや[[マグニートー]]と共にジェノーシャの再建に力を貸した。皮肉なことに、[[アークエンジェル]]とも一時的に仲間になった。

[[M-DAY]]の後はカリストもそのの力を失ったが、[[テリジェン・ミスト]]の力で取り戻した。しかしコントロールを失い、その鋭敏すぎる感覚のため、雨が降っただけで激痛を感じるほどだった。昏睡状態になり、病院に運ばれたが、そこでミストの効果が切れた。
現在は能力を失ったミュータントのテロ組織[[X-cell]]のメンバーとしてマロウと手を組んでいる。

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-映画版第三弾、[[ファイナルディシジョン>X-MEN:ファイナル ディシジョン(実写映画)]]に登場。何故か能力にミュータント能力のレベルを見極める力が加わってた。




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