***Chaos War 「カオスウォー」 (クロスオーバー、マーベル) 出版:2010年12月~2011年5月 メインシリーズ:"Chaos War"(全5話) *概要 [[ハーキュリーズ]]を中心に、マーベルユニバースの神々がほとんど総登場するクロスオーバー(その他のヒーローの出番はごく僅か)。 カオスキングと化した[[アマツミカボシ]]の侵攻により、地上・冥界・神々の世界が混沌に沈む中、ハーキュリーズたちは絶望的な戦いを挑む。 *あらすじ カオスキングと化したアマツミカボシの侵攻を警告に現れたハーキュリーズは、地球のヒーローたちを糾合、攻撃に向かう。 しかしナイトメアを殺してその力を奪っていたカオスキングはヒーローたちをはじめ、地球の全人類を昏睡させてしまう。 残されたのは神と神の力を得た者たちのみ。ハーキュリーズはゴッド・スクワッドを再結成してカオスキングに挑むが、敵の圧倒的な力と奸計の前に、地球の神々は壊滅的な打撃を受ける。 一方、地上と冥界が繋がったことで、かつて命を落とした者たちが、現世に復活していた―― *登場人物 ハーキュリーズ:本編の主人公 アマデウス・チョ:ハーキュリーズの相棒。アテナの力を得ていたため昏睡から免れた。 ゴッド・スクワッド:神や神の力を得た者、神に匹敵する存在が集まったチーム(上記二人のほか、ソー、セルシ、ビーナス、ギャラクタス、シルバーサーファー、ダイモン・ヘルストローム) デッドアベンジャーズ:これまで死亡したアベンジャーズメンバー(デスクライ、ドクター・ドルイド、イエロージャケット、ヴィジョン、ソーズマン、キャプテン・マーベル)が復活 X-MEN:これまで死亡したメンバー(サンダーバード、バンシー、モイラ、マルチプルマン(の分身x3)、ソフィア・カッコー、エスメ・カッコー)が復活 アルファフライト:コレクティブ事件で死亡したメンバー(ガーディアン、ビンディケーター、シャーマン、マリーナ)が復活 ハルク:仲間たちと息子のヒロの事件で宇宙に行っていたが、帰還したところで事件に巻き込まれる カオスキング(アマツミカボシ):混沌の邪神と化したかつてのゴッド・スクワッドの一員。 アレス:シージでセントリーに殺され、冥界に落ちていたが、カオスキング軍に加わる *タイ・イン Chaos War: Thor #1-2 Chaos War: Chaos King #1 Chaos War: Dead Avengers #1-3 Chaos War: Alpha Flight #1 Chaos War: God Squad #1 Incredible Hulks #618-620 Chaos War: Ares #1 Chaos War: X-Men #1-2 *結末と影響(ネタバレあり) 多元宇宙のほとんどがカオスキングの手に落ちる中、ガイアの助力でオールファザーの力を得たハーキュリーズ、そして集結した生き残りのヒーローたちはカオスキングとの決戦に挑む。 激闘の末、アマデウスの機転によりポケットユニバースにカオスキングは封印され、戦いは終結した。 ハーキュリーズは自らの力の全てを使って地球を初めとする全ての世界を修復し、ほとんど一般人並みの存在となってしまう。 (INCREDIBLE HERCULES誌は終了、HERC誌としてリニューアル) 復活したアルファフライトはそのまま現世に残り、チームが復活することに。