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ADCC王者から見たヌルヌル問題 - (2007/03/14 (水) 23:46:14) のソース

**ADCC王者から見たヌルヌル問題
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菊田早苗プロフィール:
2001年ADCC(Abu Dhabi Combat Club Submission Wrestling World Championship:アラブ首長国連邦のアブダビで開催されるサブミッションレスリングの世界選手権)88kg級以下王者。

菊田早苗がヌルヌル問題についてブログで触れています。対戦相手がワセリンを塗っているとグラップラーにとってどれだけ不利になるか、自信の経験から語っています。
>http://blog.livedoor.jp/kikuta_sanae/archives/2007-01.html([[cache>http://megalodon.jp/?url=http://megalodon.jp/?url=http://blog.livedoor.jp/kikuta_sanae/archives/2007-01.html&date=20070314234407]])
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**2007年01月06日  グラップラー 
何だか自分のブログで何だか盛り上がってますね。ついには取材まで来ちゃったくらい。

まあ、テレビ中継の入ったメインイベントでの事だったから影響も大きいのでしょう。自分の場合は文句言ってそれで終わりって感じであまり相手にされなかったから、ある意味羨ましい。

自分は前回時間が経ってからブログで書いた。試合中はセコンドには言ってたけどレフリーには言わなかった。まずはそれがなぜなのか説明したい。

それは、そんな事が試合中に起こっても、まさか!って思ってしまう。そんなことあるわけないって!それで一瞬考えてしまう。考えてる間に言うタイミングがズレまくる。そしてこう考える。試合中に文句なんて言おうもんなら恐らくパンチを食らうかもしれない。レフリーがどう判断するか分からないからだ。流れも変わる。試合も容赦なく進む。

この流れが変わるっていうのが一番嫌なものだ。
そして中断した所で多分拭いて終わりだろうから、どうにもならないのも想像つく。
だから、もう始まってしまったら、どうにもこうにも戦い抜くしかないから、かなりの冷や汗もの。叫びたいくらいだ。
セコンドと自分以外は、何も分からないんだから。

試合後、本人に言っても「ノーノー」の一点張り。調べてもらってもあっさり異常なしで終わり。それに、これについて試合後語っても、対外的には言い訳で片付けられるのがオチでしょう。
まあ、何とか勝ったので発言は控えたけど、もちろん負けてたらあれじゃ済まない。

でも、これじゃあまりにもグラップラーがやられ損。何で言う事が言い訳になるのか!?やったもん勝ちなのか!?悩んだ末、ブログで前回書きました。

とにもかくにも、これからは厳重なチェックは必要だと思う。
今までの格闘技は滑ることに関してのチェックは重要視してこなかったのは事実だと思う。でも、それはこんな選手が出てくるなんてスポーツマンとしてあり得なかったから仕方ない。今までレフリー陣には落ち度はなかったと言いたい。

しかし、もういろんな選手の話も出てきて分かってるし、いろんなやり方があるのも分かってきている。

ステロイドと同じく、もう当たり前に起こりうる問題になってきてると自分は思う。
ニュルッと滑ることがグラップラーに取ってどれだけマイナスな事か、、自分は5割半減すると思ってる。
だからこれをやられると話にならない。でも、意外とやってる張本人はそんな大きな問題になるとは思ってもなくやってるのかもしれないけど。

汗か油!?
今回は人の試合の事ではなく、自分の試合の事を書いた。こういう話で人の話は難しい。正月早々勘弁してください(笑)

でもまた何かあれば喋りますよ。グラップラーの為にね。続く。 菊田
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