GIMPでベース塗り6
GIMPでベース塗り5からの続き
★GIMPによるベース塗り(ベース塗り)
ドールごとにレイヤーセットを生成するスクリプトを用意してありますので、ベース塗り作業では手作業でのレイヤー作成はほぼしないと思われますが、レイヤー操作に関する部分も参考として残しておきます。
★作業に入る前に確認すべきページ
塗り分け見本がベース塗り用パレットページにあります。群集のベース塗りの場合は「色の塗り分け見本(群集)」を、ドール別のベース塗りの場合は「色の塗り分け見本(キャラ別)」を参考にしてください。
※色の塗り分け見本を保存する際に、ブラウザからのコピー&ペーストを行うと変色することがあります。必ず「名前をつけて保存」でファイルに保存してください。
※色の塗り分け見本を保存する際に、ブラウザからのコピー&ペーストを行うと変色することがあります。必ず「名前をつけて保存」でファイルに保存してください。
塗りレイヤーの構成は塗りレイヤー順ページにあります。塗りレイヤーの作成・並びは「塗りレイヤーの順番」に従ってください。
GIMPのスクリプトには、ドールごとにレイヤーセットを生成するスクリプトを用意してあります。
GIMPのパレットには、各種色見本から作ったGIMP用パレットを用意してあります。
★ベース塗り作業
- ベース塗りレイヤーの作成
ベース塗りの準備が終わりましたので、ベース塗りを開始します。レイヤーウィンドウのレイヤー表示部下の左端のボタン(紙)をクリックし、レイヤーを作ります。「レイヤー塗りつぶし方法」は「透明部分」としてください。
新しく作ったレイヤーを、2値化した線画レイヤーの下へ移動します。また、最初に塗るのは、翠星石の「白」なので、わかりやすいようにレイヤー名をつけます。塗りを進めるレイヤーの順番・重なりについては塗りレイヤー順を参照して、レイヤー構成を合わせるようにしてください。
- 塗りつぶし範囲選択
では、塗りつぶしに入ります。まず翠星石のヘッドドレスの白い部分から始めましょう。ツールから「隣接(色)領域の選択」(ショートカットは「Z」)を選択します。
2値化した線画のレイヤーに移り、ヘッドドレスの白の部分で左クリックします。予想しない範囲まで選択されてしまう場合は線画のどこかに切れがありますので、「選択」メニューの「なし」またはショートカット(Shift + Ctrl + A)で選択範囲を取り消し、鉛筆ツールで線画の修正を行ってからやり直してください。
また、2値化したレイヤーに戻り忘れた場合、今いるレイヤー全体が
選択されてしまいます。選択を解除しないまま2値化レイヤーに移動しても
隣接選択することができません。「うまく選択できないな」と思ったら、
とにかくShift + Ctrl + Aで選択を解除し、2値化レイヤーに移動すれば
大丈夫です。
隣接選択することができません。「うまく選択できないな」と思ったら、
とにかくShift + Ctrl + Aで選択を解除し、2値化レイヤーに移動すれば
大丈夫です。
- 選択範囲の塗りつぶし
翠星石の白を塗るレイヤーに移り、キャンバスウィンドウの「編集」メニューから「描画色で塗りつぶし」または、ショートカット(Ctrl + ,)で、塗りつぶしが行われます。予想しない範囲まで塗りつぶされてしまったら、あわてずに「編集」メニューの「取り消し」またはショートカット(Ctrl + Z)で元に戻して、「選択」メニューの「なし」またはショートカット(Shift + Ctrl + A)で選択範囲を取り消し、鉛筆ツールで線画の修正を行ってからやり直してください。
塗る色を間違えたときは、パレット(作ってなければスポイト(ショートカット「O」))から色を選択して「描画色で塗りつぶし」を実行すれば大丈夫です。選択からやり直す必要はありません。
- 塗り残しのチェック
背景色を白から紫に変えてみます。とりあえず、塗り残しは無さそうです。
塗り残しのチェックには背景の色をいろいろ試してみることをお勧めします。自分の場合、白、青、黄、紫などをベース塗りの色によって切り替えています。
塗り残しのチェックには背景の色をいろいろ試してみることをお勧めします。自分の場合、白、青、黄、紫などをベース塗りの色によって切り替えています。
他の部分に塗り残しが無いか見てみます。
どうやら、袖の部分に1箇所塗り残しがあるようです。
- 塗り残しの修正
鉛筆ツールで塗り残しを塗りつぶします。
塗り残しはリボンや前髪、フリルなど、鋭角が細かいところに
発生しやすいです。Shift+マウスホイールで拡大してチェック、という
作業は地道ですが、徐々に塗り残されやすい部分はどういう所かが
自分でも分かってくるはずです。
作業は地道ですが、徐々に塗り残されやすい部分はどういう所かが
自分でも分かってくるはずです。
- ベース塗り終了
あとは、塗りレイヤーごとに必要なだけ繰り返します。ベース塗りレイヤーには、順番があるので注意してください。ベース塗りがすべて終了すると、こんな感じになります(隣の雛苺や(画面では見えていない蒼星石も)含め、ベース塗り済み)。
塗りレイヤーの構成は塗りレイヤー順を参照して、それに従ってください。このベース塗りのレイヤー構成(翠星石の部分)は、こんな感じです(画像はレイヤー順変更前のもので、スクリプトV3ではEye、Mouthが上にあります)。
- ベース塗りが終わったら
ベース塗りが終わったら忘れずに保存しておきましょう。「ファイル」メニューから「保存」またはショートカット「Ctrl + S」で保存します。
ここまでの手順のどこかで保存していればGIMPは何も聞いてきませんが、まだ保存したことがない場合にはファイル名を聞いてきますので、適切なファイル名をつけてPSD形式やXCF形式などのレイヤーを保持できるファイルタイプで保存してください(SAIやPhotoshopとファイル互換を確保したい場合はPSDとしてください)。
ここまでの手順のどこかで保存していればGIMPは何も聞いてきませんが、まだ保存したことがない場合にはファイル名を聞いてきますので、適切なファイル名をつけてPSD形式やXCF形式などのレイヤーを保持できるファイルタイプで保存してください(SAIやPhotoshopとファイル互換を確保したい場合はPSDとしてください)。
初心者の方は、自分で「これでカンペキ!」だと思ったらスレで
チェックしてもらってください。塗り残しや塗り色違いなど、
割とカンペキじゃないことが多いですw
チェックしてもらう際には、背景が透明なPNG-24形式がいいでしょう。
http://www24.atwiki.jp/tikita/pages/108.htmlを見ればすぐにできます。
この形式だとチェックが早いため、チェックしてくれる職人さんの作業の
負担になることはまず無いでしょう。
割とカンペキじゃないことが多いですw
チェックしてもらう際には、背景が透明なPNG-24形式がいいでしょう。
http://www24.atwiki.jp/tikita/pages/108.htmlを見ればすぐにできます。
この形式だとチェックが早いため、チェックしてくれる職人さんの作業の
負担になることはまず無いでしょう。
また、何もかも不安で、塗り残し以外にも細かく教えて欲しいという
初心者の方は、psd形式で保存→ZIP圧縮でうpすると良いでしょう。
初心者の方は、psd形式で保存→ZIP圧縮でうpすると良いでしょう。
ベース塗りの手順を把握できやがりましたですか?おまいらがんがりやがれですぅ。