幻想郷の女の子に死ぬ程愛されて眠れない(東方ヤンデレ)スレ まとめ内検索 / 「幽々子」で検索した結果

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  • 幽々子
    幽々子  ロダ up0124 up0358 up0384 up0646 yndr/src/up0050 yndr/src/up0057 妖しの桜、哀しの涙。 白い狐は月に哭くシリーズの前日談 yndr/src/up0517.txt 能力持ち○○ スレネタ ■1スレ目 幽々子/1スレ/483-485 496-497 ■2スレ目 幽々子/2スレ/336 ■4スレ目 幽々子/4スレ/555 ■5スレ目 幽々子/5スレ/789 ■6スレ目 幽々子/6スレ/537 ■7スレ目 幽々子/7スレ/174 幽々子/7スレ/911 ■9スレ目 幽々子/9スレ/464 ■12スレ目 幽々子/12スレ/211 ■13スレ目 幽々子/13スレ/218 死神の子守唄 幽々子/13スレ/253 幽々子/13スレ/267-269 ■14ス...
  • 幽々子/6スレ/537
    西行寺幽々子編 白玉楼 幽々子が落ち着こうともせず、夕食の準備が出来るのを待っていた 幽々子「ねえ妖夢、ゴハンまだ~~~」 妖夢「お待たせしました、準備が出来ました」 幽々子「もう、待ったわよ」 ○○「今日はいつもより早いと思うけど」 幽々子の食事の量は、ここは大食い大会の会場かと誤解してしまう程に多い それゆえに食事の準備にも時間が掛かってしまう これは毎日の事であった 幽々子「うん、おいしいわね○○」 ○○「そうだね」 妖夢「お二人共、有り難うございます」 食事をしながら三人で楽しく会話をする、これも毎日の事であった ちなみに○○と幽々子は恋人同士である 妖夢の部屋 食後に○○は妖夢と将棋をしていた、デートなら問題だが将棋程度なら幽々子も 「二人共頑張ってね~~~」としか言わない 妖夢「はい王手...
  • 幽々子/22スレ/725
    幽々子「あなたが望むなら、なんだってしてあげるわ…嫌いな子とかいる?」 幽々子「コロしてあげてもいいわよ…!」 ○○「じゃあそこのみかんとって」 幽々子「…」 幽々子「……!」グッ 幽々子「届かないから無理」 ○○「少しコタツからでるだけじゃないか」 幽々子「妖夢、みかんとって」 妖夢「今ポケモンしてるので忙しいです」ピコピコ ○○「頑張って!幽々子ならできるって!みかんとってくれたらもっと好きになるかも!」 幽々子「!!」 幽々子「おこたには勝てなかったよ…」ガクッ
  • 幽々子/2スレ/336
    「○○~」 「あ、幽々子様」  ○○が里の裏路地を歩いていると、空から幽々子がやってきた。  幽々子はあたりを警戒するように見回し、誰もいないのを確かめると○○の正面に降り立ち、挨拶をする。 「その手に持っているのはなあに?」  一頻り世間話をした後、、幽々子は初めから気になっていた○○が手に何か抱えているのは何かを尋ねた。 「これはさっき紫様に貰ったチョk「えい」」  だが説明しようとした○○の言葉は尋ねた本人によって遮られてしまう。 「ごめんなさい、手が滑ったわ」 「いや今、えいって言いましたよね」  しかし○○の抗議も、幽々子はいつものよく判らない笑顔で華麗にかわす。  仕方がないとでも言いたげに○○が溜息を吐くと、幽々子は頬を膨らませた。 「そんな風にしないで頂戴、私も貴方にこれをあげるわ」  言うと幽々子は懐からきれいにラッピングされた箱を丸々に手渡した...
  • 幽々子/4スレ/555
    今日は幽々子さんと妖夢さんの招待で白玉楼に着た。 お二人曰く、これからも僕と親しく過ごす為に親睦会を開いてくれたとの事。 前は冥界は怖い所だって先入観を持っていたけど、やっぱり先入観はいけないって思った。 料理は妖夢さんが集めて、幽々子さんが料理したそうだ。 あの幽々子さんが料理したって事だけでも驚天動地なのに、その料理は物凄く美味しかった。 「幽々子さん、物凄く美味しいですよ」 「そうなの、気に入ってくれて嬉しいわ。妖夢、お代わりをドンドン持ってきて頂戴」 「かしこまりました幽々子様。○○も沢山食べてくださいね。ウフフ」 「そうね妖夢。そんなに○○が喜んで食べてくれるから私も嬉しいわ。ウフフ」 2人ともニコニコと僕が出された料理を次々と平らげるのを嬉しそうに、本当に嬉しそうに眺めている。 「ところで、この料理は何ていう料理なんです。里では見た事...
  • 幽々子/13スレ/253
    ... 静かに襖が開き、幽々子さんが姿を現した。 ボクの部屋はこの屋敷の持ち主である西行寺家、その当主たる彼女の隣室だ。 美しい蝶の絵柄の襖を幽々子さんが潜ると、それはもう絵になる。 内側から蝕む、ボクの身体を先天的に蝕む病魔の痛みすら忘れる位に。 「すみません、あまり調子が良くない様で……あまり近付かない方が良いかも」 「あら、私は既に死んでいるから病は怖くないわよ」 「違いますよ、血が、結構飛ぶから、幽々子さんに掛かったら迷惑だと思って」 「そうね、血が出てるわね。肺から出た血かしら……死の色合いが強いのねぇ」 ボクの掌の血をすっと拭った幽々子さんは、指先に粘つく血を暫し見詰めていた。 彼女は死に通じている存在だ。冥界の逗留屋敷を支配する、亡霊姫。死を操る規格外の死霊。 「やっぱり、そうなんですね。いや、解っているんですよ。外の医者達からも匙を投...
  • 幽々子/13スレ/247
    「ねえ妖夢お願いがあるんだけど・・・」 「はい幽々子さ・・・ま?」 私がお仕えする幽々子様の手にあったのは寝息をたてている赤ん坊だった。 「幽々子様!いくら食道楽でも西大后の暗黒料理は作りませんよ!」 「妖夢私を何だと・・・・赤ん坊のミルクを作って欲しいのよ」 着ている産着からこの赤ん坊は外界から幻想入りした子供だとわかった。 生まれたばかりの子供すら忘れ去ってしまう外界の人間達に対し、私は憤慨するがこの子には罪はない。 「そうね。そんなわけでこの子育てるから」 「ええ!? ど、どうしてですか! 里に預けた方が……」 「いくら人里でも赤ん坊を育てられるほど裕福じゃないわ。それに外界へ戻しても忘れ去られた子供に明るい未来はないわ。」 「う……。そ、それは……」 「それに人里で生きるか否かは物心ついてから選れ...
  • 幽々子/20スレ/57
    ...の間に来ていたのか、幽々子さんが僕の隣に姿を現していた。 「まぁそれなりには。それで、どうしてここに?」 そう訊くと幽々子さんは扇子を広げ、優雅な仕草で口元を覆い隠した。 「そんなの決まってるじゃない」 クスクスと笑いながら(実に様になっている)彼女は答えた。 「迎えに来たわよ、○○」 ああ、やっぱりそうだったんだな。 男が――僕が死んだのは、彼女が、僕を。 「死んだら私と一緒になってくれるのよね? だったら迷うことなんて何もないわ」 そのまま身を寄せて来た幽々子さんに腕を絡まれ手を握られる。 冷たい手だ。しかし不快ではない。 「私はあなたが好き。あなたは死んだから私のものよ」 これからはずっと一緒よ。そう付け足すと彼女は安心したように目を閉じ微笑みを浮かべた。 あの時僕は確かに言った。死後の永遠を共に過ごすと。 約束は守らなければならない。もう僕は生者で...
  • 幽々子/15スレ/840
    ...玉楼の主である西行寺幽々子が〇〇の食いついてきた。 「へぇ~、〇〇が作ったのねコレ。」 「はい、自画自賛ですけど良いでしょ?この猪口と徳利。」 「それで、何処でやってるの?今度いつ作りに行くの?」 「里の少し外れにある窯がある商店でやってますよ?明日くらいにでも、また作りに行きますよ?」 「そう、わかったわ。」 そう言うと幽々子は従者である妖夢を呼び扇子で顔を隠し何かを話していたが、周りが騒いでいるため直ぐに忘れた。 翌日、〇〇はいつものように轆轤を回して陶芸をしていると、〇〇の手に不意に後ろから白い両手が伸びて来て掴んだ。 「ゆ…幽々子さん?何やっているんですか?」 「あら、直ぐに私って分かるのね嬉しいわ。ふふっ…ねぇ〇〇?こうやって一緒に陶芸をやっていると外界の有名な映画みたいじゃない?」 ...
  • 幽々子/13スレ/267-269
    幽々子をヤンデレにするべく行動を開始する。 まずは『デレ』を自分に向けてもらうべく、頼もしさをアピールするなどして好感度を上げることにする。 部屋から出て少し廊下を歩くとすぐに白玉楼の庭園が視界いっぱいに広がり、そこで二人が稽古している様子が見えた。 空はもう暗くなり始めている。二人は昼間ごろに竹刀を振るい始めているから、もうずいぶん時間が経っているはずだ。私は気を利かせて休みを取らせよう。 「おーい幽々子、妖夢。そろそろ疲れただろう? ぬるいお茶が入っているよ。あと幽々子、膝枕してあげるからこっちに来なさい」 ついでにスキンシップも図る。 「あら、○○は優しいのね。妖夢とは大違い」 「私の厳しさの中にある優しさがわからないなんて……よろしい、稽古のノルマを倍にして差し上げましょうフフフ」 「○○~、妖夢が怖いわぁ~」 そう言いながら幽々子はニコニコ顔でこっちに近づい...
  • 幽々子/22スレ/894
    愛恋の罪 ――幽々子様、もうおやめ下さい。これ以上は戻れなくなりますよ 妖夢?何を言ってるのかしら?どうしてやめなくちゃいけないの ――幽々子。それ以上したら、私は貴女を...。消さなければならなくなるわ 紫まで。二人して言ってる意味がわからないわ ――やっぱり亡霊なんて消しておくべきだったわね。もう情状酌量の余地はないから。消えなさい 博麗の巫女。貴女こそ消えなさい。目障りよ はぁ...。私は〇〇の為を思ってやってるだけなのに。何がいけないのかしら? だって〇〇だけが地獄に行って、虫以下の夾雑物共がのうのうと生きてるなんて。あってはならないことよ。 だから”差”を無くしてるのよ。 そう、私の力はその為にあるのだから。 そしたら〇〇は私を褒めてくれるの。頭を撫でてくれるの。幽々子、ありがとうって! なんて...なんて幸せなのかしら!はやく、はやくはや...
  • 幽々子/13スレ/218
    ...てるかしら~ぁ? 幽々子の知らない世界、始まるわよぉ~!」 ブラウン管の向こう側、最近よく茶店で茶飲み友達している亡霊姫が嬉しそうに手を振っていた。 「今日はぁ、これを見ている視聴者の中から抽選で冥界へと旅行券をプレゼントしちゃうの。 この番組の中では、私のしたい事、しちゃいたい事を実行するのがお仕事なのよぉ」 何を言っているのかさっぱり解らない。 加えて、ブラウン管越しに幽々子の手が出て来て、俺の手を掴んでるのはなんでだ。 「厳正なる抽選の結果、当選は○○ね。まぁ、これ視てるの○○だけだから当然なんだけど」 そんな理不尽な。 取り敢えず電源ボタンをピンポンダッシュの勢いで押しまくるが画面は消えない。 それどころか、俺の身体がどんどんテレビ側へと引き込まれていくではないか。 「ごめんねぇ○○、この番組はねぇ、企画しちゃうと私の...
  • 幽々子/23スレ/644
    ...でしょう 「幽々子様…?」 「何かしら、妖夢」 「何故…このような…ことを…」 「何故? 簡単な事じゃない?」 「○○さんは…こんな事、望んでいない…はず…」 「彼は優しすぎるのよ。  誰にでも優しくするあまり、彼は重荷を背負ってしまう。  だから私は彼の荷物を軽くしてあげるの。  それが、彼のためになるなら、喜んでやるわよ?」 「…幽々子。 今、人里…いえ、あちこちで大騒ぎになっているみたいね?」 「あら紫…何か御用かしら?」 「貴女の蝶が幻想郷中を飛び回っているみたいなんだけど、何か知らないかしら?」 「いいえ~…単なる勘違いじゃないかしら?」 「幽々子。 ○○のために、幻想郷を壊すのは止めなさい」 「ダメよぉ……○○は優しいから、  悪い妖怪に食べられてしまうもの」 ...
  • 幽々子/12スレ/211
    ... 「んっ……、あぁ、幽々子様が家に茶を飲みに来るようになったが……」 「はぁ、お前、いつから幽々子様とそんな関係になったんだよ!?」 「おぉ……、○○よ、良くぞ聞いてくれました!実は一ヶ月前に道端で偶然幽々子様に会ってな、 『あなたはお饅頭のように甘くておいしそう。見てたらお茶が欲しくなったわ』って言われたんだ。 あんな美女のおねだりを無視する訳にもいかないから、家で茶をご馳走してやったんだよ。それからほぼ毎日」 異常だった。お茶を飲むためだけに××の守護霊を別なものにすり替えるなど、常軌を逸している。 注意しようと声を出そうとしたが、男の霊に睨まれた。この霊は監視のために××に取り憑いているのだ。 「幽々子様は美人で、教養があって、それでいて俺みたいなのにも飾らないで接してくれる最高にいい人なんだぜ。結婚するならあんな人がいいね、死んでるけど」 そんな事も知らない×...
  • 幽々子/19スレ/693-698
    ...p;妖々夢編 西行寺幽々子     障子越しに射し込む柔らかな冥界の明かり、畳の青臭い香り、そしてこの八畳間に自分と○○だけ……彼女はこの瞬間を愛していた。     手ずから茶を立てて振る舞う。     ○○は知るよしもないが、これは親友の紫にも滅多にしない。     見よう見まねの拙い作法で○○はそれを頂いた。     「結構なお手前で」     「あら、ありがとう。でも、ほんとうに分かっていらっしゃるの?」     これは自分が茶を立てることの意味を言っている。    &n...
  • 幽々子/16スレ/107-109
    ...気の漂う茶室の中で、幽々子は粛々と。茶筅(ちゃせん)を使って、椀の中身に投じられた抹茶とお湯をかき混ぜて、一杯の薄茶を点てて行く。     そこに無駄な動きは存在しておらず。聞こえてくる音は、抹茶とお湯が椀の中で茶筅によってかき混ざる音だけだった     そうやって、適度にかき混ぜて満足したのか。茶筅を脇に置いて、椀を○○の前に突き出そうとしたのだが。     突き出す前に、いつもは絶対に存在しない。一つ、余計な動作があった。     幽々子は、出来上がった薄茶の入った椀の上に、一枚の金扇子を乗せた。     いつもならあり得ない動きだが。幽々子から茶の手ほどきを受けている○○は、口...
  • 幽々子/14スレ/520-521
    ...とのこと。私ー西行寺幽々子は保護、という形でその男をかくまうことにした。 「紫~どうやら結界が緩んでるみたいよ」 私は何も居ない空間に古くからの友人を呼ぶ。 妖夢は今顕界に買い出しに出かけている。 本当は妖夢の役割ではないのだが、人間の好物を少しはわかっているのがあの子だけだったからだ。 「う…うぅ」 「あら、お目覚めかしら?」 私の膝の上で目が覚めた男は、寝ぼけているのか変な声を出し、暫く私を凝視した後 「!?」 驚きからか地面に落ちた。 縁側からだから余り怪我は無いと思うけど…せっかちねぇ。 私は扇子を2、3回閉じたり開いたりする。 すると隙間から紫が出てきた。 「はぁい幽々子?何かしら。」 「いえね、この人生きてるのよ。きっと迷いこんだんだわ。里の人間では無いみたいだしね。」 私は考察を述べる。 実際のところ人間をかくまうのは嫌だ。 ...
  • 幽々子/5スレ/789
    ...そんなにしがみつくな幽々子、俺はもう逃げないよ」 「信じないわ、郷の中、果てには外の世界に戻ってたじゃない」 「はぁ……そこまで追い掛けられて揚げ句に死に至らしめられたら諦めもつくさ」 パチパチと火花が弾ける。 2人の顔に火の明るさと熱が伝わるが、気にした様子はない。 2人は、既に死した状態にあるのだから。 「ったく、なんで俺みたいな凡庸な男にアンタほどの器量よしが惚れたんだか」 「色々美味しいモノを取ってきてくれたじゃない」 「実にアンタらしい理由だけど、そんな偏執的で度が越えた執着具合を産む理由にはならないぞ?」 実に、彼女は病んだ愛を○○に与えた。 どこまでも追い掛けた、どこまでも愛した。 そして、最後には永遠の逢瀬を望み、彼に死を与えた。 こうして、○○は此処に棲む羽目になった。 炉端で炙っている何かを引っ繰り返しながらも、○...
  • 幽々子/25スレ/948
    タグ一覧 妖夢 幽々子  「こちらが刀になります。」 男の側で控えていた妖夢が手に持ってた小さな刀を手渡した。鞘には覆われていれども、武器として使う には少々小さすぎるであろうその刀は、明らかに護身用であることが見て取れた。刀を受けて唾を飲む男。 男は緊張のためか、手の平が少し湿ってきたように感じていた。周囲を見渡す男。この後の目的を考えれば、 なるべく万全の状態で臨んでおきたかった。なにせ一世一代の大行事であるのだから。 男の視線と手の動きに気が付いたのだろう。妖夢が手ぬぐいを男に手渡した。本当に勿体ないぐらいの 従者であった。少なくとも男が生きている間には。  普段は風流な石が敷き詰められていた白玉楼の庭は、今日は白い布が敷かれていた。白く何物にも 侵されないその色は、本日は別の意味を如実に表していた。例えそれが、この屋敷にいる僅かな人にとって であった...
  • 幽々子/19スレ/970-972
    ...bsp;その女性……幽々子さんに冥界について質問した事がきっかけで団子屋で色々話した     山のように積み上がっていく団子の皿に驚愕した事以外は、楽しい昼下がりだった     この世に非ざる郷の、更に現世に非ざる冥府の存在     民俗学や異界伝承を研究していた私にとって、恐怖や畏怖よりも好奇心が大いに掻き立てられた     是非とも行ってみたいと思い、博麗神社へと向かい巫女に連れて行くよう依頼する     面倒だの手続きがあるだのごねる巫女に巾着を手渡すと、私は直ぐ様冥界へと赴く事が出来た     そこは長大な階段の先にあるとても大きな日本...
  • 幽々子/17スレ/570
    ... 白玉楼の縁側で俺と幽々子さんは語り合う。 「お盆になるとね、冥土から外へと里帰りする霊魂がぱぁ~って空を覆うのよ。  生者にとっては恐怖の対象かもしれないけど、一度見ると忘れられない風物詩になるわ」 「そうですか……でも、俺が帰るのはダメなんでしょ」 「ダメよ」 そう言うと、彼女は膝枕していた俺の顔をスィと撫でる。 「外へ戻った霊魂は生きていた頃を懐かしむ場合が多いの。だから盆過ぎには妖夢が苦労する。  未だ生者である貴方が帰ったらどうなるかしら? ましてや、郷の人間ですらない貴方が外界まで戻ったら」 「……不安ですか?」 「不安というより怖いわぁ」 彼女の視線から甘みが消え、どこか無機質で冷たい感じになる。 いや、物理的に寒気すら感じる。これが生と相反する死を操る能力か。 「怖くて…悲しくて…辛くて…あなたを殺して此処に縛っち...
  • 幽々子/1スレ/483-485 496-497
    ...。 「こんばんは~幽々子」 「紫……」 紫は親友である幽々子の頼みを聞くためにわざわざ冬眠を中断して白玉楼を訪れていた。 「人払いは済んでいるわ、妖夢も寝るように言いつけたし」 「それは重畳……さて、何かしら?」 そう言った紫にいつものような胡散臭い笑みを浮かべた。 「ええ……彼の帰ろうという決意は変わらなかった」 答える幽々子は普段のとは違い、危うい雰囲気を漂わせていた。 紫は何か異質なものを感じたのか、黙したまま続きを促した。 「だからね、私は考えて、考えて、思いついたのよ」 そこで言葉を切った幽々子の口元が弧を描く。 「彼も亡霊になればいいのよ、そうすれば外の世界には帰れない。  嫌でもこの地に留まらざるを得ないわ、亡霊だから」 「……そうね、でもどうやるの?」 「彼が帰るその日に誘うわ、事故に見せかけてね。  それから屋敷の使用人達に暇を出すわ...
  • 幽々子/22スレ/702-703 903-907
    ...。  私が恋人の幽々子から別れを告げられたのは一年程のことであった。秋になり木々の葉が色づきそして散っていく頃であったが、私はその日彼女の住んでいる白玉楼にいて彼女と食事 を摂っていた。幽霊が作る物といえど豪勢な食事は屋敷の豪華さとひけをとらないものであり、私は旨い食事に舌鼓を打っていた。メインデッシュたる懐石料理を終え、幽々子が楽しみにする デザートを待つばかりとなっていた束の間に、幽々子はふと思いついたかのように私に言った。 「私達、別れないと駄目ね。」  あまりにもあっさりした彼女の物言いに私はすっかり動転してしまい、何と言葉を返したかは記憶に霞がかかっており今でも思い出す事ができない。気の利いた言葉でも言っていれば 幽々子に心変わりさせることもひょっとすれば、万が一程度の確率であれば、可能であったのかもしれない。しかし私は、紅葉の葉がハラハラと風に吹かれて舞...
  • 幽々子/25スレ/94-95
    タグ一覧 切り札はいつだって悪手シリーズ 幽々子 紫  昼の時間が長くなっているこの頃、珍しく○○がフラリと白玉楼より外出した。私に見つからないようにわざわざ遠回りをして、 そして偶然見かけた従者の妖夢にすら、はっきりと行き先を告げずに屋敷を出るのは、滅多に-いや殆どといって良い程に、今までなかったことだった。  悪い予感が走る。女の勘とでも言うべき第六感が○○の身に何かが起こると告げていた。このまま○○の帰りを待っているなどできそうにもない。 堪らなくなり○○の後ろをそっと憑けようと草履を履いた。 「幽々子様、晩ご飯は如何されますか?」 扇子を差し出しながら私に尋ねる妖夢。 「うーん…。軽くつまめる程度にしておいて頂戴。」 勘に従って妖夢に注文を出しておいた。私にはそもそも必要が無い物であったし、恐らく○○はそんなに食べないだろう。 だって○○はずっと私と「...
  • 幽々子/24スレ/619,622-623
    ... 後ろの襖が突然開き幽々子さんが声を掛けてくる。 「ねえ、どうしてそんな本を読むのかしら?」 いつになく悲しそうな顔をする彼女。 「幽々子さん、逆にどうして僕が外の本を読むと駄目なのですか?」 どうやら母親のことを普通の家ではお母さんやらママと呼んでいるらしいのだが、我が家ではずっと幽々子さんと読んでいた。我が家に紫さん一家が来た時に、橙ちゃんが僕が幽々子さんをそう言ってと呼ぶのに驚いていたので、後で幽々子さんに聞くと家訓だと教えられたが、どうやらそれも嘘のようだ。 「○○には汚い外の世界は見せられないからよ。」 「ねえ、幽々子さん。」 「なにかしら、○○。」 「この家は何かおかしくないですか?普通の家では子供は外に遊びに行くと聞きました。」 「あら、○○にそんな嘘を教える人なんて、この家には居ませんよ。」 「そういうことではなくて、はぐからさないで下さい!」 ...
  • 幽々子/24スレ/973-975
    ...だって悪手シリーズ 幽々子 標準的なヤンデレ 紫  初夏となったために辺りがまだほの明るい中、竹林の案内役である蓬莱人が営む居酒屋に二人の男が座っていた。夜の本番というには随分と早い時間帯のためか、 小さな屋台の中で座っているのは二人だけだった。 「店主さん、ビール二つとお勧めをぼちぼち頼むよ。いやあ、ここの焼き鳥は中々のもんだからねえ。」 一人の男の方が注文を告げる。幻想郷では未だ珍しいビールを頼んだのは、季節外れの暑さがやってきた日には外来人の男にとって日本酒よりも、 こっちの方が好きだろうと考えたためだった。そつなく店主との馴染みを先手を取る形でアピールした男は、そのまま相手を値踏みするかのように横目でちらりと見た。  外来人に多い、日焼けしていない顔。袖から伸びたこちらも白い腕から見えたのはやや古びているが、時を正確に刻む腕時計。時間を気にしないと言...
  • 妖々夢/25スレ/651
    タグ一覧 妖夢 幽々子 過激なヤンデレ 幽々子「なんというか、○○は本当にトロいわねえ」  ○○「いっつもポヤポヤしてるお嬢様には言われたくないな」 幽々子「あら、主人に口答えするの?そんな男に育てた覚えはないわよ?」  ○○「育てられた覚えもないんだよなあ。育てるっていうのは妖夢姉くらい愛情を持った接し方を指すんだよ」 幽々子「妖夢は甘やかし過ぎなのよ。おかげで剣の腕も全然上がらないへっぽこじゃない」  ○○「うっ……」 幽々子「頭も良くないし料理の腕も微妙だし和歌にも興味は示さない……あなた何なら出来るの?」  ○○「す、好き放題言いやがって……ま、こんな粗暴なお嬢様の相手くらいなら出来るかな」 幽々子「はあ、口の減らない……あーあ、もっと優秀な従者が欲しかったわ」  ○○「悪かったな出来が悪くて……あ、お嬢様、あっちに屋台あるぞ」 幽々子「何してるの...
  • 妖々夢/1スレ/106
    幽々子「あらあら妖夢、○○と一緒に夜のお散歩かしら」 妖夢「……幽々子様」 幽々子「ダメじゃない。主の夫に手を出すなんて」 妖夢「……○○さんは私の恋人です」 幽々子「……かわいそうな妖夢。妄想癖を患ったのね」 妖夢「それは幽々子様の方でしょう? だから過食はやめなさいと言っておりますのに」 幽々子「……○○、席を外してもらえるかしら。少しばかり飼い犬に躾をしなければならないの」 妖夢「○○さん、少し離れていてください。道を誤った主を正すのも従者の仕事ですので」
  • up0225
    ...彼を見て、屋敷の主・幽々子様は彼をお茶に誘った。特に何も考えてない様子で誘いに乗る○○。 私は危険は無いと判断し、掃除に戻った。掃除に手をつけない事の方が危険だと思った。色々と。 私が掃除を終えて主の下に戻ると、○○が白玉楼に住むことが決定していたというのだから驚きである。 私の意見はことごとく無視され、新たな同居人が誕生した瞬間である。 幽々子様は、新しい遊び相手が出来ただとかなんだと言っていた気がする。 当の○○は落ち着かない様子でしきりに幽々子様の方を気にしていた。 私は先が思いやられた。 これが、初対面。馴れ初め・・・というのだろうか? 今、○○は立派な白玉楼の住人となっている。「生きたままで」というのだから驚きである。 ここは幻想郷と言う世界で、貴方の世界とは違うということや、 私や幽々子様は霊の類であることを説明したが、意外と驚かずに信じてくれた...
  • 妖夢/6スレ/188・189
    ○○「よ~しよしよしよしよしよしよしよしよし」 幽々子「あらあら○○、そんなに撫でたら摩擦で火がつくわよ」 妖夢「……なにやってるんですか」 心地よい昼下がり 二人が囲むのは私と○○さんの息子 私の「妖」と○○さんの「○」を合わせて妖○と名づけた 今年で二歳になるが、どうも気が弱くて困ってしまう 剣士としての素質は親の欲目で見てもあるとは思えないが、それでも強い子に育ってほしくて、厳しく育てている ……のだが、逆に○○さんはものすごい子ぼんのうなのだ しかもそこに幽々子様もそろって妖○を甘やかすので、正直言って今から心配である ○○「ほら、妖夢も見てみろって」 そういうと、妖○に小さなゴムボールを投げる。が、それは軽く頭に向かって落ちた 何がしたかったのか分からないが、たったそれだけで目に涙をためている妖○にも情けなさがこみ上げてくる 妖夢...
  • 永遠
    ...楼に迷い込みそのまま幽々子様に拾ってもらった人間だ。 家事をするかわりに住まわせてもらっている。最初のころは妖夢さんの手助けがないと全くダメだったのが今は1人でこなせるほどにまで成長した。 「〇〇疲れたー肩揉んでー」 「はいはい」 第一印象は不思議なお姉さんといった感じだったのだが全然違った。ダメダメだ。 「〇〇ー羊羹持ってきて羊羹ー」 本当にダメダメだ。 私の可愛い〇〇。 とっても可愛い。 いつも私のために頑張ってくれる。尽くしてくれる。ああいいわ。興味本意で拾ったけど大正解。彼は最高よ。 でも所詮人間。時の流れには逆らえない。 んー、このまま彼が老いていくのを見るのもいいけど今の可愛い可愛い姿のまま殺しちゃうのもアリかも♡ 〇〇と最初に出会ったのは幽々子様が「この子、家で育てるわ」と言いながら連れてきたときだった。...
  • 紫/23スレ/240
    紫「はぁ…」 幽々子「あらあらどうしたの紫?」 紫「○○ちゃんがね…?構ってくれないのよぉ…」 幽々子「反抗期かしら?」 紫「そ、そんなぁ…!」 幽々子「冗談よ、でもあの子もお年頃だし、好きな子とかできちゃったのかしらね?」 紫「…! そんなの認めないわよ…!○○ちゃんと結ばれるのは私なのだから…!!」 幽々子「でも母親でもいたいんでしょ?」 紫「それは…で、でもあの子は私が拾って育てた子供なわけで、血が繋がってないんだから結婚だってできるわよ!」 幽々子「そうねぇ…私も恋愛の経験があるわけでもないし、こういう事はわからないけれど…やっぱり告白しないとダメなんじゃない?」 紫「告白…」 幽々子「あの子も忙しいみたいだし、タイミングよく捕まえて…」 紫「…わかったわ!ありがとう幽々子!流石は私の親友ね!」 紫「…というわけなの」 ○○「だからって結界使って拘...
  • 死して尚愛おしく/不明
    幽々子 13スレ 253 の続き ボクは、最後の時を迎えようとしている。 このお屋敷に来てから2年。外の世界で受けた告知は一年足らず。 よくも持ったと感心できた程だ。 幽々子さんや妖夢ちゃんにもよく死なずに生きれたものだと感心された。 だが、限度はあった。 ただでさえ病魔のおかげでボロボロだったボクの体は、終に決壊の時を迎えた。 「今夜、貴方は死ぬわ」 笑顔で幽々子さんはボクに死を告げた。 今夜が待ちに待った満願成就の日、と言わんばかりに嬉しそうな笑みを浮かべて。 「そう、ですか」 僅かな腐臭を隠す為香を焚き込めたボクの部屋。 ボクはここ暫くずっと寝たきりだった。 もはや起き上がる事も叶わず、身の回りの事は全て妖夢ちゃんが行っている。 寝たきりになると気力が萎えると聞いてたけど、身をもって知った。 「幽々子さん、今のボクは、あ...
  • up0358
    ...所を偶々通りかかった幽々子様に助けてもらって以来、妖夢の仕事を手伝いながら白玉楼で世話になっている。 なんでも外界で交通事故にあった時の衝撃でこっちに来たらしく、むこうで俺は死んでしまったらしい。 事故にあった衝撃のせいかその時の事は記憶に無いが、既に死んでいると聞いた時はおもわず自暴自棄になってしまった。 それを幽々子様が文字通り身体を張って落ち着かせてくれた。 最初は幽々子様にさえ辛く当たってしまい、時には暴力をふるった事もあった。 そんな俺でさえも幽々子様は優しく抱き締めてくださり、その優しさに触れた時俺は思わず涙していた。 それから数日たって精神的に落ち着いた頃、俺は幽々子様の事が好きになっていた。 だが俺なんか普通の人間(亡霊?)が気持ちを告げてもよいのだろうか。 そう思った俺はある程度強くなったら、妖夢に剣術...
  • yndr/src/up0057
    ...てない。 となれば、幽々子さんが僕を殺して同じ亡者にし、添い遂げようと考えたのは自然な事かも知れない。 元より、彼女はそう言う人だったから。友達にしたいって考えた場合、死に誘っちゃった人なんだから。 そうして得た友人も居れば、絶交どころか敵対してしまった人も居たらしい。 何とも無茶をする、と思ったけどそれも「幽々子さんだからなぁ」と納得してしまう僕は病気だろうか。 事実、死んでしまい、遺体を幽々子さんが埋められてるらしい巨大な桜の下に埋められた時も意外な程精神は平静だった。 「これで遺体の寝床は同じよね、あ、妖夢、今日から○○は私の部屋で寝るからお布団移動させておいて。  遺体も幽体も一緒だなんてなかなか無いわよねぇ」何て言う彼女に呆れてた位だ。 繰り返し言うが、殺されても僕は幽々子さんが好きだった。正直、一目惚れだった。 彼女の美貌もその有り様も好きだった。死を操るという生者に...
  • 妖夢/15スレ/616
    ...味でしょうか…」 幽々子「愛する彼が来ると信じて月が沈むまで待っていました、それなのに…」 妖夢「その男は来なかったというわけですか」 幽々子「そういうことよ、私もこんな恋をまたできるかしら~」 妖夢「辞めたほうがいいと思います」 幽々子「あら、何でかしら?」 妖夢「幽々子のおっしゃるその短歌の男は会う約束を破った悪人ですよ?約束しててそれを破る男にまともな人はいません」 幽々子「もう妖夢ったら夢がないんだから。私はそれ位溺愛する男が欲しいってだけよ?」 妖夢「はあ・・・」 最初はたわいもない会話だと思っていました、彼、〇〇さんに会うまでは。 〇〇さんと会ったのはその歌を教わった後数日くらいだったと思います。彼は突然空から降ってきました、 紫様の戯れに巻き込まれた憐れな人、私はそう思いすぐ彼を人里に帰そうとしましたが幽々子様は彼を引き取ると 言い出しまし...
  • yndr/src/up0517.txt
    ... 幽々子、その話を聞くのはもう23回目になりますわ。そう喉元まで出かけた言葉を八雲紫は必死に抑え込んだ。 眼前で上品に正座をし、机の上に置いてある桜団子を幾つもほお張りながらも、しっかりとした発音で惚気を自慢する親友の顔は、死者だというのに生き生きとしている。 一応、彼女は亡霊とはいえ、かなり高位の存在であり、その体そのものも触れば、少し人肌程度よりは冷たい程度で、生身の人間と同じ弾力や伸縮性がある。 故に彼女はモノを食べることが出来るし、掴むことも、そして……殺すことも出来る。 はぁ、と紫は内心ため息を吐いた。昔にも、同じようなことがあったような気がする。 以前起こした西行妖にまつわる異変──俗に春雪異変と呼ばれる変異によって現世と冥界の境界線は揺らぎ、こういってはなんだが、生と死の距離は縮まったのだ。 そんな状況の中、幽々...
  • 妖夢/5スレ/154-155
    ...レになります!」 幽々子「そう? よくわからないけど、がんばってね」 妖夢「はい」 幽々子「……でも、今までどおりご飯は作ってね」 妖夢「はい!」 ヤンデレパターン1 監禁 〇〇「あれ、障子が開かない? 歪んだのかな」 妖夢「ええ。この屋敷の出かたを知ってるのは私だけ。あなたはもうここから出る事はできません」 〇〇「ふーん(バンッ!)」 妖夢「ええっ、畳返し!?」 〇〇「それじゃ床下通って外出てはずすから、障子の歪んだ部分を削ってくれるかな」 妖夢「え?」 〇〇「あ、鉋(かんな)なんてここには無いか。なら一緒に村へ買いに行く?」 妖夢「そ、それって」 〇〇「あはは、これってデートかな。でも買いに行くのが鉋じゃムードでないよね」 妖夢「そんなことないですっ!」 〇〇「じゃ、行こうか」 妖夢「……手、繋いでもいいですか?」 〇〇「いいよ...
  • 妖夢/5スレ/466
    幽々子様、私は従者失格です あなたの思い人を、私は好きになってしまいました 何度この気持ちを間違いだと自分に言い聞かせてきたでしょう それでも、この苦しみは耐えがたく、幾日も幾日も私を苛みます 浅ましい女だとお笑いになるかもしれません けれど、自分でも久しく忘れていましたが、やはり自分も女なのです ○○さんに、もっと自分を見てほしかったのです 正直に言ってしまえば、私は今もってこの人の心中を察することができません 幽々子様もご存知のように、○○さんは飄々とした軽い性格をしています 実は、今まで何度も彼に誰が好きなのかと、それとなく聞いてみました しかし、彼の生来の性格のせいか、私の惚れた弱みのためか、全てはぐらかされてしまいました これは勝手な推察ですが、おそらく幽々子様にも同じような経験があるかと思います この未練を断ち切りたく、幽々子様と○○さん...
  • up0384
    幽々子の膝枕は最高だな」 「あらあら、それはどうも」 幻想郷の白玉楼。 俺はとある事情で、亡霊達の住むそこに生きていながら住んでいる。 そんな事はともかく今日は満月の出る秋の夜。 月見団子が食べたい、という幽々子の意見によって白玉楼で月見をすることになった。 団子や芋料理は妖夢が作り、酒は俺が倉に眠っていたものを出した。 夕食を早めにすませて9時ごろに3人で月見を始め、11時を過ぎたあたりで妖夢は部屋に帰り眠ってしまった。 もう12時を過ぎたしそろそろ寝ようか、と言ったら酔っているのか幽々子が膝枕をしてくれると言い出した。 そんなこんなで俺は幽々子に膝枕をしてもらっているわけだが…………酒が回ってきたな、そろそろ寝てしまうかも。 もう視界もぐちゃぐちゃだし、なんだかぼーっとしてしまう。 「ねえ○○」 ...
  • yndr/src/up0121
    ...」 「あら、幽々子じゃない。」 まだ幻想郷が外に繋がっていて。 何処にでも魑魅魍魎や、今は幻想と呼ばれるモノが存在していた時代。 そこに彼女達はいた。 「新しいお茶菓子が手に入ったから、ちょっとお茶でもしようかとね。」 「あら、良いわね。 丁度今ならあいつも来ないだろうし、二人で食べちゃいましょうか?。」 「それは聞き捨てならないな。」 「○○!?いつの間に。」 ○○。 幽々子の父・歌聖の弟子の一人である。 歌聖の死語、彼を慕う者達が次々と桜の下で死を遂げたが。 ○○はその中で、唯一存命している存在であった。 いや、何故か生き残っている、という表現の方が正確なのかもしれないが。 「甘味と茶を楽しむ心に、男女は関係無いはずだよ? 僕だけ仲間外れとは、いただけない...
  • TH_YandereSS/download/29
    ... 「もういいだろう。幽々子が成仏して居なくなってから、もう何年も経った。」 「ですが西行桜はまだ残っています。桜の下に奥様が眠っておられる限り、  いつかまたここに戻ってこられる筈です。」 思いもよらぬ事を聞き、懸命に○○を翻意させようとする妖夢。 純真に迫る妖夢に堪えきれないのか、○○は顔を背けた。 「…元に戻れる。」 「え?」 「マヨイガに行けば、紫が俺を元に戻してくれるんだ。」 「元に…?」 「ああそうだ。幽霊から元の人間に戻れるんだよ。」 「そ、そんなこと…。いくら紫様でも無理です。たとえ肉体を得ることが出来ても、  人間に戻れる筈なんてありません!人間の形をした妖怪になってしまうだけです!」 「それでもだ!それでも俺は人間に戻りたいんだ!幽霊なんて曖昧な感覚じゃなくって、 自分の体が欲しいんだよ!紫ならそれが出来るんだ、境界を操る紫なら!」 激し...
  • 複数/9スレ/897-898
    ...は。 〇〇「あれ?幽々子さん。それに妖夢さん。」 幽々子「偶然ねぇ〇〇?どうかしら、二階で私達と一緒に食べる?食べるわよね?」 そう言って〇〇に腕を組む幽々子。 妖夢「幽々子様、先に私は二階で準備をしてきます。」 そう言って店員に案内され階段を登って行く妖夢。 目が…いや、顔が何か身震いする笑顔だったのは気のせいだろうと〇〇を思い現状にツッコんだ。 〇〇「あの…幽々子さん?誘いは有り難いんでs 慧音「はしたないぞ、西行寺!!」 昼間だが、今にもワーハクタクになりそうな慧音が〇〇を幽々子から引っ張り返した。 慧音「〇〇は私と『食べる』んだ!!大体、大食漢の貴様とは落ち着いて食事はできんからな。」 幽々子「あらあら、食後の運動は〇〇に任せて食前の運動はワーハクタクにお願いしようかしら?」 一触即発な雰囲気に店内もどよめく。 一番近くに居る〇〇も不安を隠せないが、会話に...
  • 紫/11スレ/261-262
    ...だろ?」 「霊夢と幽々子って知ってる?」 「……誰だ? 紫の友人か?」 「ええ、そうだったわ」 「紫、一体これは……」 「一週間前って何があった?」 「一週間前?紫と一緒に出かけたんだろ、覚えてないのか?」 「そんな訳ないじゃない、私があなたとの事を忘れるなんてあるわけないわ」 「なら、いいんだ」 思えば、一週間前も二週間前もずっと紫と居た気がする。 「じゃあ次、私の事愛してる?」 「もちろんだ、愛してる」 「霊夢や幽々子の事は愛してる?」 「誰だかわからないのにそんな訳がないだろ。俺は紫だけを愛して……」 「ふふっ。ありがとう、どうやら問題はないみたいね」 「……何だったんだ今のは?」 「なんでもないわ、ちょっとした検査よ」 「検査?一体何の事だ?」「あなたが私だけを見てくれるか」 俺には何のことかわからないままだ 隙間の外に出し...
  • 妖々夢/19スレ/489
    「具合はどうかしら、◯◯」 「ああ、問題ないよ幽々子。移植の手術を受けたことが無いから実感しづらいけど」 隣に座って庭園を眺めている自分の妻にそう返答する。 魂を一部融合させる。 正確に言えば、◯◯の魂に幽々子の魂のほんの一部を移植させる。 ◯◯自身の人ならざる者への適性が無ければ、この仰天な試みは実行されなかっただろう。 常人にこんな真似をすれば、亡霊姫と呼ばれる幽々子の魂に◯◯の魂があっという間に侵食されてオシマイ。 ◯◯の妖魔に対する適性があればこそ、出来た話しである。 もっとも、そのような体質だからこそ霊界に迷い出たり、幽々子に魅入られたりしたのだが。 彼女の執着と愛情は人間の身には過分であり、◯◯でなければそう遠からず壊れていただろうから。 その晩、幽々子は友人に誘われて神社の宴会に出向いた。 ◯◯は一度連れて行かれた後、反省会の結論として宴会には出席禁止となった。 故に、世...
  • TH_YandereSS/download/26
    ... 後ろの襖が突然開き幽々子さんが声を掛けてくる。 「ねえ、どうしてそんな本を読むのかしら?」 いつになく悲しそうな顔をする彼女。 「幽々子さん、逆にどうして僕が外の本を読むと駄目なのですか?」 どうやら母親のことを普通の家ではお母さんやらママと呼んでいるらしいのだが、 我が家ではずっと幽々子さんと読んでいた。 我が家に紫さん一家が来た時に、橙ちゃんが僕が幽々子さんをそう言ってと呼ぶのに驚いていたので、 後で幽々子さんに聞くと家訓だと教えられたが、どうやらそれも嘘のようだ。 「○○には汚い外の世界は見せられないからよ。」 「ねえ、幽々子さん。」 「なにかしら、○○。」 「この家は何かおかしくないですか?普通の家では子供は外に遊びに行くと聞きました。」 「あら、○○にそんな嘘を教える人なんて、この家には居ませんよ。」 「そういうことではなくて、はぐからさないで下...
  • 妖々夢/22スレ/749
    ...んだと…!?」 幽々子「ごきげんよう… 死神さん達?」 妖夢「紫様!助太刀に参りました!貴方達に○○くんは渡しません!」 死神1「貴様らは…!裏切ったのか!?」 幽々子「あらあら?私達は最初から敵よ?○○ちゃんの復活を妨げる者は許さないわ…」 死神4「仲間を殺したのもオマエラが…!?」 幽々子「ええ…私の能力と妖夢の剣の前には無力だったわ そんなんで紫達の邪魔をしようなんて巫山戯てるわね」 死神2「ちっ…!」 紫「うふふ…そういう事よ… 残念だったわね?幽々子達も○○を愛する同志なのよ…」 藍「どうする?尻尾を巻いて逃げるか?それとも消されたいか?」 橙「答えは聞かないけどね…!」 妖夢「私も○○くんを愛する女の子として…貴方達を許してはおけません!」 幽々子「安心しなさい…私達は優しいから…一瞬で消してあげるわ…!」  紫「片付いたわね…」 藍「ええ...
  • 妖夢/不明
    ...からなくなるなんて、幽々子様らしくないですね」 ああ、やっぱり 朝から何が起こったのかわからなかったが、やはり今の僕は のっぺらぼうと言うわけか 「……どうやったの」 僕の疑問を幽々子様が代弁してくれる 「簡単ですよ。人魂を食べれば、その者の顔を奪う事ができる 紅魔館の図書館で、そう書かれた文献を見つけたんです」 その本なら、僕もこの世界に来る前から知っている 隻腕の妖怪学権威の書いた本にそんな話があった ってことは、昨日妖夢が夜食に作ってくれた天ぷらが… いや、材料が何なのか教えてくれない上に 夜食に天ぷらってところで何か変だなとは思ったけどさ 「それで、どうしてこんなことをしたのかしら」 いつものおっとりした口調ながら、幽々子様の声に怒りが混じっているのが分かる 「だって、〇〇さんがのっぺらぼうになってしまえば、他の女が寄ってきたりは...
  • 妖夢/4スレ/560
    ...からなくなるなんて、幽々子様らしくないですね」 ああ、やっぱり 朝から何が起こったのかわからなかったが、やはり今の僕は のっぺらぼうと言うわけか 「……どうやったの」 僕の疑問を幽々子様が代弁してくれる 「簡単ですよ。人魂を食べれば、その者の顔を奪う事ができる 紅魔館の図書館で、そう書かれた文献を見つけたんです」 その本なら、僕もこの世界に来る前から知っている 隻腕の妖怪学権威の書いた本にそんな話があった ってことは、昨日妖夢が夜食に作ってくれた天ぷらが… いや、材料が何なのか教えてくれない上に 夜食に天ぷらってところで何か変だなとは思ったけどさ 「それで、どうしてこんなことをしたのかしら」 いつものおっとりした口調ながら、幽々子様の声に怒りが混じっているのが分かる 「だって、〇〇さんがのっぺらぼうになってしまえば、他の女が寄ってきたりは...
  • up0646
    ...れこそずっと。  幽々子さんが一緒にいることを除けば。 「はあ、ありがとうございます」 「それで、今日は休日だったわね? どこに行くのかしら?」 「買わなきゃならないものがあるので、里に行こうと思ってますが……」  いつからだったか。思い出せないな。  いや、構わない。  思い出せないって言うなら、それは些細なことだ。 「それで、その……」 「いいですよ。どうせ、駄目って言っても憑いてくるんでしょう?」  ……誤字じゃないぜ? 「○○……! 大好きっ!」  そう言って、飛びついてくる幽々子さん。  抱きとめると、ふわり、と桜の匂いが香る。  ……夏桜ってのも風情がありそうだ。いや、ないか? 「じゃあ、もう、行きますから」 「は~い」  戸締りを確認して、真夏の太陽の下へ出た。  肩に、文字通...
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