幻想郷の女の子に死ぬ程愛されて眠れない(東方ヤンデレ)スレ まとめ内検索 / 「幽香」で検索した結果

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  • 幽香
    幽香  ロダ up0659 up0up0881・up0916 花に見初められた外来人 ハナノトリカゴ① /② /③ /④ 風見鶏 四月の丘  リンク切れ 四月の丘 按摩屋○○.txt サボテン.txt スレネタ ■1スレ目 幽香/1スレ/9 幽香/1スレ/173 ■4スレ目 幽香/4スレ/4 幽香/4スレ/646 ■5スレ目 幽香/5スレ/230 幽香/5スレ/376 幽香/5スレ/592 幽香/5スレ/672 幽香/5スレ/788 幽香/5スレ/908 ■6スレ目 幽香/6スレ/70 幽香/6スレ/244 幽香/6スレ/332 幽香/6スレ/621-622 幽香/6スレ/966 ■7スレ目 幽香/7スレ/718 ■8スレ目 先輩の真相 先輩と幽香のバレンタインディ ■9スレ目 幽香/9スレ/81 幽香/9スレ/190-191...
  • 幽香/麺類氏氏①
    実験してみた 弄られるパターン(相手がS) 幽香「…ねぇ、○○。」 ○○「グハ…!!」 男の体を殴り飛ばす幽香。鈍い音が向日葵畑に響く。手を縛られた男は、なすすべもなく地面に倒れこむ 幽香「人里に行ってきたのかしら。いけない子ね。」 ○○「だって…もう二カ月も里に下りてない、俺だって他の人と会いたい!!」 口から血を流しながら上体を起こし、必死で訴える○○。 幽香「あら、私はあなたを心配してるのよ?だって、ここなら私を恐れて誰も近づかない、誰も近づかないなら、○○は誰にも気を移さないし、誰にも傷つけられない。」 ○○「だからって…!!監禁紛いの事までして、俺を部屋に閉じ込めて!俺だって生きてる!俺は自由が欲しい!」 幽香「そう…だったら自由を上げるわ。」 そういうと、その手の縄を日傘で切り裂く幽香。 ○○「ゆ、幽香、わかってくれた…!?」 その瞬間、意...
  • 幽香/9スレ/81
    ...呼吸を整えながら風見幽香を目で探す。 幽香とは幻想郷で初めて会った妖怪だ、少し?暴力的だが心優しく相談にのってくれる。 幽香「あら、○○じゃない。何か用なの?」不意に後ろから声がかかった。 ○○「うわっ!!幽香、脅かさないでくれよ。」 幽香「ふふっ、ごめんなさい。」 友達とはいえ幽香は妖怪だ、人間とは違い、生きている時間も能力も桁違いだ。 友人である幽香に襲われて殺されることだけはされたくない。 ○○「はー、ビックリした。」 幽香「ビックリしすぎよ。それより要件はなにかしら?」 ○○「実は植木鉢を見てほしいんだ。」持ってきた植木鉢を取り出す。 幽香は一瞬神妙な顔つきになったがまた元の表情に戻った。 幽香「種が死んでるわね。種は薔薇の種よ。」 ○○「触ってもいないのに判るのか?」幽香の花に対する能力は何度見ても驚愕ものだ。 幽香「伊達に何年も花の世話なんかして...
  • 幽香/1スレ/9
    ...いいわ」 幽香が可愛い。 幽香が恋しい。 幽香が愛しい。 幽香が、欲しい。 幽香が、■い――――。 幽香のアプローチを無視し続けてたら、植物人間にされて幽香のことしか考えられなくなりました。
  • 幽香/5スレ/230
    幽香「じゃあいいじゃない。これからよろしく、だんな様」 幽香「どこ行くのよ」 〇〇「仕事。つるはし一本で大地と格闘だ」 幽香「お金なら私のがあるじゃない」 〇〇「ヒモにだけはなりたくない」 幽香「じゃあ、私の執事として雇ってあげる」 〇〇「夫と妻は常に対等に。俺はそう決めてる」 幽香「ダメよ。男は女の見ていないところで何をしてるかわかったものじゃないもの」 〇〇「超兄貴みたいな男ばっかりの仕事場だぞ」 幽香「それでもダメ。どうしてもこの家から出たかったら、私を倒してみなさい。無理でしょうけど」 〇〇「……どうりでここ最近、太陽を拝んでないと思ってたよ」 幽香「ええ。いつどこであなたを狙う女がしっぽを振りに現れるか分からないでしょ」 〇〇「……よし分かった。仕事行く」 幽香「あら、私に挑むの? 勇気と蛮勇は違うわよ」 〇〇「いや、一緒に行くんだ」 幽香「...
  • 幽香/22スレ/597
    ちょっとほのぼのなヤンデレ(予定) 幽香「あなたの全ては私のモノよ!」 ◯◯「うん知ってる」 幽香「そ、そう なら良いわ 死んでも開放してあげないから」 ◯◯「俺もそれが望みさ」 幽香「……/// もう一度言うわよ あなたの全ては私のモノよ 誰にも渡さないからね」 ◯◯「そういえばさ 俺達の子供はどうなるの?」 幽香「こ、子供…!?///// そ、そんな…いきなり子供だなんて…///」 ◯◯「幽香だけのモノ?」 幽香「……子供は私とあなたのモノよ…///」 ◯◯(可愛い………!)
  • 幽香/おやつ氏①
    「えいっ♪」  目の前で笑顔一杯に笑っている幽香。  は、○○の隣に居た人間を浚い、殺して崖から投げ捨てた。  彼女は全く気にした様子も無く、  透化した状態に戻ると、鼻歌を混じえながら彼の元へと戻ってゆく。 「当然の事が判らない愚か者ばかりね。  近付く害虫は瞬殺されるだけだって、何で分からないのかしら♪  大量虐殺も出来て、いい暇潰しにはなるけどね」  そう言いながら彼の腕を取り、組もうとして、やめた。 (流石にばれるか)  ちゅっ  と、頬にくちづけるだけに留めておく。  ――足元に小鳥の姿。  自分達を意味も無く見上げていたが、足元から蔓の様なものが延びると、  それに絡め取られ、力尽きる。 「……覗くなんて無粋じゃない。小鳥さん」  そうしてまた、距離を取って尾け始めた。  彼、○○の周りには……もう、...
  • 幽香/8スレ/220
    ...も解っていない。俺と幽香の関係を」 「? どういう関係? スーさんに聞いた感じだと殺したり殺されたりする関係みたいだけど」 「俺とアイツとはそんな感じじゃない。いや、最初はそんな感じだったかもしれない」 「俺は、幽香が憎かった。勝手に自分の因子を俺に埋め込み、この郷に括り付けたあの女が」 「俺は逆らった。何度も屈服させようと、あの笑顔で俺を押し潰そうとして来た幽香に刃向かった」 「術を磨き、身体を鍛えた。何年も掛けて打倒の策を考え、数え切れない程挑んでいった」 「その全てで惨敗したんだよねスーさん」 「ああ、そうだ。幽香は寧ろ喜んでいる。俺が自分にのみ関心を持っている事を。例えそれが負の感情でも、俺がアイツに執着する事は幸せなんだとさ」 「あいつは敢えて俺を放置して、俺が挑もうとすると直ぐに姿を現す。幽香にとっちゃ、俺との戦いは最高のスキンシップなんだよ」 「花妖怪...
  • 幽香/24スレ/401
    ...よね。 だからさ、幽香はきっとおかしくなっているんじゃなくってさ、 単に愛情がちょっと深すぎるだけなんじゃないかって思うんだよ。 だからさ、きっと、幽香はきっと恋人のことを思いやれる気持ちがあるはずだからさ、 だからさ、お願いだから、そろそろ離してくれないかな、それが駄目なら、この薬をどうにかして欲しいんだよね。 さっきから僕ひたすら口が止まらなくなってしまっているからさ、何かきっと幽香がしたと思うんだよね。 花を育てている幽香ならきっとマンドラゴラかな、上に乗っている幽香は重い訳じゃないけれど、 ちょっと頭がクラクラしてきて苦しくなってきたんだよね、きっと幽香は優しいからさ、だからだから、ねえ、お願い」 「だーめ」 感想 名前 ...
  • 幽香/8スレ/361
    ... そして今日も風見幽香は、思いの丈を男にぶつける。 奇しくも今日はバレンタインデー。女が男にチョコを介して気持ちを伝える日。 だからこそ、風見幽香は何時も以上に男を叩きのめす。 普段の様に、相手に手を出させる余地もなく、苛烈なまでに。 「お礼はホワイトデーでね。楽しみにしているわ」 幽香は男の頭を踏み付けながら、歓喜の笑みを浮かべた。 ああ、今日も男に自分の気持ちを伝えられたと。 そして、男は女に踏み付けられながら思った。 (幽香ぁぁぁぁっぁぁぁぁ、もっと、もっとグリグリしてくれぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!) 先輩と幽香のバレンタインディ 完 220の続き
  • 幽香/14スレ/734-735
    幽香さんが薔薇を渡してきた。 ここいらでは咲いてないので、人里の花屋××のものだろうか…… 幽香「ねぇ、それの花言葉……知ってる?」 なんだかもじもじしながら聞いてきた。 花言葉、ねぇ……なんだっけ? …質問できるような空気ではないな、勘で答えるか え、えーと?……そうだ! 百合がレズで、たしか薔薇が……ホモ…!? 急激に青ざめていくのが自分でも分かった。 ××はホモだったのか…!? ××のためにここまで足を運んでくれた幽香さんには悪いがここは断らせてもらおう。 ○○「すみません、幽香さん。私にはそっち(男)の気はないのです。 ですので、その花は受け取れません」 幽香「っ!!(○○はそっち(女)の気がないのっ!?)」 あれ、幽香さんが絶望したかのような表情をしてる? ……幽香さんって腐女子?……うわぁ ○○「××によ...
  • 幽香/17スレ/527
    ...れたように溜息を吐く幽香。 今の会話通り、僕は一度たりとも花なんて育てたことがない。 だがフラワーマスターの異名を持つ彼女なら美しいバラを咲かせられるのではないか。 一縷の望みをかけて頼み込んだところ、あっさりOKされた。 「しかしまぁ、貴方って意外とキザなのね。バラでプロポーズだなんて」 「ロマンチックで良いだろ」 「あら、貴方からロマンなんて言葉が出るとは思わなかったわ」 「そんな無骨じゃないやい」 わざと不機嫌そうにそっぽを向くと、幽香は楽しそうにクスクスと笑う。 「ま、特別に頼まれてあげるわ」 「助かるよ」 「そのかわり……」 「ん、何だ? 礼ならするぞ」 できる限りで、と密かに心の中に付け加えておく。 しかし幽香はしばらく黙ったまま何も喋らない。 しん、と沈黙が場を制す。 何か話しかけた方が良いだろうか。そう思い声をかけようとしたところで――...
  • 幽香/17スレ/159
    ...で花に水をやってると幽香が声をかけてきた。 気怠そうなガウン姿。冬の時期は何時もこんな感じらしい。 前は春が来ないかしらとブツクサ言ってたじゃないかと突っ込みながら、花の蔓を優しくなぞる。 こうして直接触れて状態を確認しながら世話をすると、草花というものは驚くほど元気に応えてくれる。 フラワーマスターたる我が妻には劣るけど、これでも経験はかなり積んだと自負はしている。 「だって、春になると貴方が丘の外に出る回数が増えるから」 幽香に喜んで欲しくて始めた事なんだけどな。 狭いようで多用多種の植物や草木が集まる幻想の郷。 彼女が気に入りそうなものを見つけ、この丘に連れてくるのが俺の趣味なのだ。 「貴方の気持ちは嬉しいけど……やっぱり一緒に居る方がいい」 嬉しい事言ってくれるじゃないの我が妻。 しおらしい態度が何とも俺の心を擽る。ちょっと蔓を強...
  • 幽香/6スレ/621-622
    ...は○○ではなく、風見幽香の事だっただった 永琳は幽香の、これまでの行為について考えていたのだった 風見幽香のこれまでの行為 1○○の家を破壊して無理矢理に自分の家に住ませた 2○○を虐待して重傷を負わした、それも4回も 3本人に理由を尋ねても『愛しているから』としか言わない 「幽香の行為が全く理解出来ないわ」 幽香がいじめっ子気質で一部から究極加虐生物などと言われている事は知っていたが 幽香が○○を気に入っている事も知っていた、だから○○に対しては何もしないと思っていたのだ 幽香の行為は理解出来なかったが、一つだけ理解出来ている事があった 「このまま幽香の傍にいたら、○○さんが死んでしまうわ」 次の日 診療所 永琳は幽香を診療所に呼び、自分の考えを伝えた 「幽香、○○さんを永遠亭で引き取るわ」 「それはどうし...
  • 幽香/5スレ/592
    ... 「うし。さって、幽香が待ってるだろうし、帰らなきゃな」  今日も一仕事終えたという満足感と共に一つ頷くと、  俺は幽香の待つ我が家へと、踵を返し歩き始めた。 「たっだいまー」 「あら、お帰りなさい、あなた」  リビングの戸を開けると、キッチンの方からエプロン姿の幽香が顔を覗かせた。 「もうちょっとでご飯出来上がるから、少し待っていてね」 「あいよ」  鼻歌混じりで首を引っ込めた彼女を見届けてから、リビングのソファーに腰を沈める。  傍に置いてあった新聞を広げると、ぼんやりと記事を眺めることにした。  ここで誤解の無いように言っておくが、  俺と幽香は、別に夫婦だとかそんな関係ではない。  ならばこれはなんだと言われると困るのだが。  現状は少しばかり厄介なのだ。  ――俺は軟禁されている。  とは言っても、普段と変わらぬ生活を送...
  • 幽香/6スレ/244
    ...のだ つまり、風見幽香の監視である なぜかは分からんが、俺は彼女に惚れられている それが普通の恋仲 とかなら俺だって逃げるように帰ろうともしないさ まずは帰ってくるのが遅いと平手で打たれる メシが遅いとぶたれる 他の女と会っていたと殴られる 妻を大切にしていないと蹴られる しかも本人に悪気が無く、当たり前のことと思ってるのが余計に感に障る ちなみに幽香はうちに勝手に住み着いてるだけで、妻でもなければ恋人でもない と友人に愚痴ったら指折られた、ちくしょう そんな幽香に今日という輝かしい日がバレてみろ、間違いなく台無しだ ○○「にとり、幽香はまだそこにいるか?」 にとり「うん、よく見えるよ。守屋神社で○○が待ってるって言っただけなんだけど、すごく上機嫌みたいだね」 ○○「ずいぶんと調子よさそうだねぇ……だまされたとも知らずに」 にとり「……○○...
  • 幽香/9スレ/190-191
    ...私の娘の名は 風見 幽香 というらしい。 最初の1年は親になったばかりで何をすればわからず四苦八苦していたが、次第に慣れていった。 初めは余所余所しかった我が子とも、徐々に打ち解けていき今ではすっかり中の良い親子である。 幽香は中々の甘えん坊でやんちゃな子だ。 妖怪である幽香は身体能力が高く、村の番長的な存在にもなっていた。年下の女の子からはお姉さまといわれて慕われていたようだ。 一緒に風呂にも入ったし、寝るときも一緒だった。ご飯も一緒に作ったり、本を読んであげたり、お昼寝をしたり。 そんな幸せな毎日は本当にあっという間に過ぎていった。 幽香を娘にして10年が経とうとしていた。10年という歳月は少女をあっという間に女性に変えていった……。 幽香は最近村の花屋で仕事をやるようにまでなっていた。もう幽香は十分一人でやっていけるだろう。 子供の成...
  • 幽香/5スレ/672
    ...離して開口一番 俺は幽香の所有物じゃない。風見幽香の恋人、○○だ これがとどめでした 幽香さんの目に光が戻った、って言うんでしょうか そのまま、二人で手をつないで帰っていきました たぶん、私がそこにいるってことすら忘れてたんじゃないでしょうかね 二人をどう思うか、ですか? う~ん……やっぱり、すてきな恋人同士ですかね 割れ鍋に綴じ蓋、って言葉のほうが似合うかもしれな…… あっ! ここは記事にしないでくださいね、約束ですよ! このカップルには謎が多い 誰もが狂気の沙汰と言い 誰もが比翼の鳥だという そしてどちらが被害者で どちらが加害者か 一体『幸せ』とは何か 村の守護者 K・K氏の証言 実は、私もはじめは○○が無理やりつき合わされているんだと思っていたんだ 私だけじゃない。幻想郷のほとんどの者は○○は被害者だと思っている ほら、相手があの風見幽香だから...
  • 幽香/12スレ/234-237
    ...は日傘を差した風見 幽香がいた面白そうに微笑みながら立っていた。 「幽香さん、こんにちは。脅かさないで下さよ……」 「ふふふ、ごめんなさい」 半ば、心臓を大きくならせながらも平静を装って挨拶する。 幽香とは一か月ほど前に知り合った。 永遠亭に入院した幻想郷での友人の見舞いのために花を選んでいた時に、店員と間違えて声を掛けたのが切掛け。 それ以来は人里で逢えば軽く会話をしたり、気が付けば食事をしたりする中にまでなっていた。 ○○にとっては幻想郷で、いや人生で初めての女の友人であり、本音で話せる友人の一人 「○○、此処で何をしているのかしら?」 「あぁ、それは……」 ○○は此処に来た理由を何時もの様に正直に話した。 「そう、でも残念ね。今は、此処には居ないわよ」 「今は……?」 そう○○が返さした時、怪しく笑む幽香。何故だか知らないが、○○は背中がゾクゾ...
  • 幽香/14スレ/421・424
    ... それから風見幽香は新聞で一面を飾る事になった。 「あの人間交流度最低の花妖怪、人里に訪れるようになる!」 その下に、男が出来たのか!?とある。幽香は笑う。 今日は焼き鴉ね。不味そう。 それから幽香は○○への愛が爆発するようになった。それは○○に伝えられることはなかったが。 また、会いたい。会って、話がしたい。○○。すきすきすき。 ○○は私のもの。誰のものでもないわ。私のもの。 そんなことを考えながら、○○の花屋へ向かった。 「あら?いないのかしら。」 ○○は不在だった。つまらない、と口をとがらせ、椅子に座った。 そのまま、その彩られた花々と戯れる。 その幸せそうな花を見て幽香は微笑む。 それは、見るものすべてを魅了するものだった。 暫くすると、○○が帰ってきた。私はお帰りなさい、というつもりだった。 「ほら、こっちに花がたく...
  • 幽香/16スレ/398
    ...ないから」 それは、幽香の好戦的な性格が原因ではないのかと。そのせいで人妖問わず敵が多くて。 そのせいで、外に出ると色々と荒っぽい厄介ごとに巻き込まれる物だから。相手をするのが億劫になって、それで半ば引きこもりなのでは。 そんな言葉が、喉の奥にまでこみ上げたが、黙っておく事にした。 「まったく、向こうがこっちに来ればいいのに」 「それをやっちゃったら、希望する者には全員やらなくちゃならないからだよ。僕等以外にも、人は大勢いるから」 幽香は○○を着替えさせる手を休めずに。そうね、と言っただけだった。 顔付きから察するに、多分納得はしていないのだろう。 それでも、例え納得していなくても。こうやって、ある時が来ると毎回毎回。 こうやって、渋々ながらでも外に出ようとする幽香を見ると本当に安心する。 何だかんだで、彼女はまだまだ正気だ。本当に狂気に犯されていたら、外の事など気にかけない...
  • 幽香/22スレ/508 511
    幽香がなかなか降りてこないのでだいぶアレですが あの日見えなかった花 「幽香、四季映姫が来るわ」 背中からそう声をかけてきたのは、懐かしい相手だった。 「そう」 まあ、来るでしょうね。 そう思っていたから、息急ききって伝えに来てくれた彼女には悪いのだけど、私は特に危機感を覚えることは無かった。 でも 「わざわざそんな事を言いに来たの? 静葉」 彼女が忠告にきたのは意外だった。 もしも、某かの行動をおこすとしたらあの泣き虫か、白黒、霊夢……はそんな玉じゃないわね。 そうやって考えてみると、魔法使いというのは存外世話焼きの生き物なのかしらね。 「幽香、悪いことは言わない」 「お断りよ」 秋静葉。 寂しさと終焉を司る紅葉の神。 紅葉はあくまでも葉だけれど、愛でられるべき葉菜(はな)でもある。 そのせいもあって、花を操る能...
  • 幽香/23スレ/16
    ... 「・・・幽香、もうちょっと普通に起こせない?」 凄い勢いで目が覚めた。 声の調子がマジだった。アレは本気だった。 「よかった。寝坊するところだったのよ?」 その反応にわざとらしいところはなく、大真面目に俺が起きるのが嫌な理由が外にあると思っていたのだろう。 膝の上には俺が見やすいように「○○&ゆうかランド見取り図」が開かれてある。メルヘンな絵柄とは裏腹に よく見ると細かい段取りが裏にびっしり書かれていてその用意周到さが恐怖に拍車をかけている。 「おはよう」 「ああ・・・おはよう」 文字通りに輝くような笑顔が、寝ぼけ眼には少し眩しいぐらいで さっきまでの台詞は些細なものよ と彼女は笑っている。 「さあ起きて、今日は大事な日なんでしょう?」 「はーい」 俺の為にならなんでもすると言った。俺の為だけに尽くすとそうも言ってくれた。 異...
  • 幽香/14スレ/650
    イエモンの「太陽が燃えている」を聞いて始めて幽香のを書きました。いつも通り、ショートでお通し程度の駄文を投下します。 ほら、〇〇。今年もまた燃える太陽みたいな向日葵が沢山、咲いたわよ? ぎらぎらと燃えている太陽のような向日葵が。 貴方と私、二人が愛しあうのに他に何もいらないでしょ? 〇〇のその唇、私のために。私の愛を貴方のために。 私の唇、〇〇のために。〇〇の愛は私のために。 あぁ早く大きくなって耳元で囁きあいたいわ。〇〇の体の中、私の体の中、愛と謂う太陽が燃えている。 〇〇「………。(いやぁ、生まれ変わっても同じ場所でまた逢おうなんて言ったけど…まさか産み直すとはねぇ……。)」 風見幽香、本日も母性を持って子育て中。 …アレ?病み成分が少ない。って言うか慧音、ごめんよ。でも、愛しているのは君だけだから。
  • 幽香/19スレ/128
    ...現するのだ。 風見幽香と、その連れ合いである◯◯が住まう場所に応じてである。 移動は◯◯が寝ている間に行われる為、◯◯は此処数年、この環の中でしか生活した事がない。 ◯◯は彼女から全てを与えられていた。 大妖怪たる彼女の加護を。彼女の領地と住まいで生きる権利を。 彼女の領地に引きこまれた獲物で猟をする楽しみを。 自由と外界に戻る権利以外の全てを、風見幽香に保証され生きていた。 満たされた鳥籠の中で、彼は不満だったのか? 「◯◯、ご飯、出来たわよ」 「ああ、解った。直ぐ行くよ」 頷いた後、先程の作業で近くに生えていた草が傷ついていた事に◯◯は気づいた。 いけない、こんな無思慮なことでは彼女に怒られるなと、◯◯は軽く草木を撫でる。 撫でられた後の草が「元通り」になっている事に満足すると◯◯は食堂へと歩いて行った。 不満などあるはずもない。...
  • 幽香/1スレ/173
    ...ね) 何故か幽香のヤンデレでこれが思いついた
  • 幽香/24スレ/119
    ...出られない 「なあ幽香」  作業の手を止めて、私は彼の声に応える。 「どうしたの」 「俺の病はいつになったら治るんだろうな」  何度も繰り返されてきた問いだ。私はおざなりに答える。 「私には分からないわ」 「まあ、そうだろうな」  彼のその声には諦念、達観といったものが見え隠れしていた。 「幽香、俺みたいな先の短い奴なんて見捨ててくれたって良いんだぞ?」 「嫌よ、私はあなたのことが好きなのだから」 「お前はそればっかりだな」  あの人は笑いをこぼす。その太陽のような笑顔が私は好きだった。 「病気に関すること以外ならなんでも言ってくれてかまわないから」 「それじゃあさ、あれ」  彼の指す方には植木鉢が置かれている。  布団から出られない彼が辟易しないように、と、私が持ってきたものだ。  日に日に数が増え、今では両手では収まらないほど。 「あの花、赤く...
  • 幽香/4スレ/4
    やっとここまで逃げてこられた。   ようやく見つけた。 幽香さんが人間を惨殺する。     最近私の顔を見てソワソワしてたけど。   あの本によればそうらしい。     私に秘密で新居を作ってくれるなんて。 自分をどうするつもりだったのか。  表札に名前も書かないほどの徹底振り。 考えただけでも恐ろしいぐらいだ。  褒めてあげないと。 勘付かれない様に準備もした。    サプライズにここまでしてくれたんだから。 夜逃げ屋以外ここは知らない筈だ。  引越し業者は確かにここと言っていた。      新しい生活はここから始まる。    ○○との新しい生活はここから始まり。 …夜逃げ屋が来たみたいだ。     戸を叩いて○○を呼ぶ。 大方、報酬を貰いに来たんだろう。  ○○はびっくりするかしら。 報酬を持って玄関の戸を開けた。   少し経って自分の前の戸が開いた。
  • 幽香/19スレ/445-470
    ...えば、太陽の畑の風見幽香だろうな」     幻想郷に来て2週間程、○○は先輩の外来人達との雑談の中でその言葉を聞いた。     どんな会話の流れだったかすら覚えていないのに、その情報だけははっきりと耳に残った。     その言葉を聞いて、○○は幻想郷で最初の獲物を風見幽香と定めた。     ―     幼いころ、○○は最愛の両親を失った。     彼の両親達は、夜中に都内の大通りのど真ん中で原型を留めない無残な姿で発見された。     あまりの惨状に、現場に到着した警官は例外なく顔色を変え異臭に口元を押さ...
  • 幽香/15スレ/177
    ...、おひさしぶりですね幽香さん。この間は本当にありがとうございました。ティーカップ、気に入られましたか?」 「え、あの、その、ひ、こ、こちらこそお礼なんかしひゃくてっ」 「え?」 「わ、わらひ、私のい、家で……ランチなんかどうかしらっ!?」 簡単なお礼の粗品で済ませればいいのに、テンパって自分の家に彼を招く約束をしてしまった女妖怪。 でも、花を咲かせたり外敵を吹き飛ばす事には百戦錬磨でも、男と接するなんて今まで無かった彼女。 勿論、男性経験もなく処女である。 「ど、どどうしましょう……」 幻想郷に来てからこれ以上ない程に混乱した彼女だが、元々一匹狼気質な彼女の事なので友達は非常に少ない。 行き詰まった彼女は、よりにもよって某神社の宴会時にその場に居た面子に相談してしまったのだ。 今度、男を自宅に招く事になった。助言、どうか、頼む。 「押し倒...
  • 幽香/ジョバンニ氏①
    ...を潰すように。 「幽香は、寂しくなかったの?」 「貴方が来てから、ね」 これだけ、嘘か真かわからなかった。 自分の口から出た言葉なのに、 もはや私の日常は彼に依存しきっていて、 失うのが余計に怖くなるだけだった。 噂を妖精から聞き付けたか、 向日葵がブン屋を見つけた。 危険じゃない事はわかってるし、 好戦的とはいえあの天狗がわざわざ挑発をしてくるとは思わなかったが。 ○○に逢わせたくなかった。 植物、私が造った物だから何という訳では無いが、 蔦を伸ばし片足を引き地面に引き落とす。 落下の衝撃で顔面を打ち俯せになったところでさらに蔦を伸ばし、全身を地面に貼り付ける。 命乞いや言い訳をする暇など無い、 そのまま羽根を蔦で締め上げ、 骨を破壊した。 激痛とショックで泣き声すら上がらない天狗を蔦で引きずり、畑のへりに投げ捨てた。 何、家...
  • 幽香/24スレ/443,451,455,458,467-468
    ...を見せる。 昔から幽香が煎れてくれたものが一番好きだった。 本人は甘党なのに自分の好みに合わせて、恋人とお揃いのものを飲む彼女。 そんなに嫌ならば砂糖を入れれば良いと何度か言ったのだが、いやに頑固なところをみせて、 毎回苦みを堪えて顔を歪めて飲んでいた。 少し飲んだところでカップを置く彼女。こちらのカップに視線が目敏く動いた。 「飲まないの、珍しいのね。」 不思議そうな表情をする彼女。その言葉を切っ掛けに、今まで詰まっていた言葉が出た。 「いや、いい。」 「体調悪いの?それだっ「そういう訳じゃない。」」 彼女の話しに無理矢理に割り込む。 普段はしないことをしたせいか、彼女の目に疑惑の色がすっと差しこまれた。 「一体どうしたの。なんか、今日、変よ。」 そう言いながら、所在なさげに指を組み合わせる幽香。 買ってあげた指輪が不安げに爪で擦られた。 僕は拳を握り...
  • 幽香/9スレ/607
    ...―――。 「おーい幽香、御飯出来たぞ……日記書いてるの?」 「きゃっ、もう、声掛けてから部屋に入って来てよ」 「いや、何度も何度も声かけたけど返事ないから……まぁ、早く来てよ。24時間かけて作ったフレンチトーストが萎んでしまう」 「ええ、解ったわ直ぐ行くから……」 ……ちょっとやってみたいかな、と思ったからって厨二ポエムなんて書くンじゃなかった……と後悔する花妖怪だった。
  • 幽香/9スレ/382
    ... ことに風見幽香の場合は、その『残酷』なことを実際にやったりする。 僕の目を彼女はまっすぐに見つめていた。 表情は微笑をたたえていたが、その目は笑っていなかった。 どうしたの?・・・ 僕は聞く。 『自分で分からないかしら?』 彼女は優しく、しかし重苦しく僕に語り掛ける。 分からないから、聞いてるんだけど・・・ 『いいわ。なら教えてあげる・・・』 そう言うと、彼女はぽつりぽつり言った。 『あなた、今日誰と話してた?』 えっ・・・ 『誰と話してたのかしら?』 そりゃ、村の人とか・・・いろいろじゃないかな? 『へぇ・・・その中に、女の子はいなかった?』 そりゃ・・・多分いたんじゃないかな? 『居たわよね・・・私貴方の後尾けて見てたもん。貴方は里の娘と12分30...
  • 幽香/23スレ/753
    「おはよう○○、よく眠れたみたいね」 幽香姉さん……?あのここは… 「この部屋?そうね…私とあなただけの部屋、かしら?」 …なんで僕はベッドに縛り付けられてるの? 「ふふっ…意外に冷静なのね…?これなら案外上手く行くかも…♪」 …? 「あなたを縛り付けてる理由は簡単、私があなたを愛してるから」 えっ 「狂おしいほどに愛おしくて、好きで好きでたまらないからよ…」 えっ…ちょっと… 「まだわからないの?もうっ…ホントに鈍感なんだから… いい?私はあなたに恋をしているの 結婚したくてたまらないの」 恋って…その… 「そう、恋よ?私の初恋…私は弟であるあなたに恋をしているの 悪いことかしら?そんなはずないわ、だって私がこんなに愛してるんだから」 姉弟じゃまずいよ… 「そう言うと思ってた…だからこうし...
  • 幽香/14スレ/20
    アルティメット・サディスティック・クリ―チャ―こと、風見幽香の朝は早い。 「まぁ好きではじめた仕事ですから」 まず、水と肥料の吟味から始まる。 「やっぱり一番うれしいのはお客さんからの感謝の手紙ね。この仕事やっててよかったなと」 今日は納品日 彼女は収穫されたハーブをワゴンに詰め、注文主の所へと向かった 基本的な形は決まっているが、最近の送り主の嗜好に合わせ多種多様なものを作らなければいけないのが辛いところ、と彼女は語る。 「やっぱりこの仕事はキツイわね、愚痴ってもしかたないんだけどさ(笑)」 「自分が気持ちよいのももちろんだけど、使ってくれる人はもっと気持ちよくないといけないね」 「もちろん出来上がった物は一つ一つ私自身で効能を試しています」 ここ数年は、安価な永遠亭製の媚薬に押されていると言う。 「いや...
  • 幽香/11スレ/89
    ...「ただいま、帰ったよ幽香」 僕の、腰からぶら下げていた鞄から、蔦や枝をしならせて朝顔やら瓢箪やら夏の草木が降りていく。 それらはスルスルと玄関脇の鉢植えへと戻っていった。 「……心配性なのは解るけど、もうちょっと信用してくれてもいいかなって思ったり」 博麗神社への出入りも、巫女に思い人が居るから許可しているようなもんなんだろうな。 取り敢えずお帰りの挨拶の前に俺にギュッと抱き付いているカミさんの頭を撫でてあげながら、俺は小さく嘆息した。
  • 幽香/6スレ/966
    騙して悪いが幽香ネタだ 「ごめんなさい。僕とあなたでは、到底つり合いが取れません」 そう一言残して、僕は家路に着いた 年齢=彼女いない歴の僕からすれば、あんな美人に告白されるなんて一生に一度あるかないかだろう でも、どう考えても無理だ ここ幻想郷の中でも最強の一角に数えられるフラワーマスターの恋人なんて、僕には荷が克ちすぎる それに……本音を言ってしまえば、怖い やろうと思えば気まぐれに僕を粉みじんにすることが容易な恋人 しかも数ある妖怪の中で、それをやりかねない妖怪 そんな彼女と仲睦まじくやっていくなんて、僕には到底できそうも無い ふと、肩越しに小さく振り返る 彼女は同じ場所で、とても悲しそうな顔で僕の背中を見ていた それから三日後 彼女の姿は僕の村で見ることができた 世間の評判からでは考えられないような笑顔で村人にパンを配っている 彼...
  • 幽香/5スレ/908
    ○○「行ってきます」 幽香「行ってらっしゃい……早く帰ってくるのよ」 八時ちょっと過ぎ、○○が仕事に出かけた 事前に断りもいれず仕事を決めてくるなんて許せないけれど、私に負担をかけたくないからなんて言われちゃ何も言い返せないじゃないの 本当は、いつも私のそばにいてほしい。でもそんなこと、恥ずかしくて面と向かっては絶対に言えない [10:00] いつも隣にいたあの人がいない まだほんの少ししか経っていないのに、どんどん不安が押し寄せてくる 私に冷汗をかかせるなんて、帰ってきたらどんなお仕置きをしてあげようかしら [12:00] ○○は大丈夫かしら。妖怪に襲われていないかしら。他の女に色目を使われていないかしら いえ、きっと大丈夫。天狗の新聞を使って、○○は私の恋人だと大々的に公表したんだもの よほどの命知らずでもない限り、○○を襲った...
  • up0138
    “うわぁ!! 風見幽香だ…こ、殺される…” “お前が風見幽香か? お前を倒せば、俺達も大妖怪の仲間入りが出来ると聞いてな。死ね!!” “風見様、この下賤な下級妖怪たる我々を、従者として下さい。 あなたのお力とご威光の下、人間どもを恐怖に突き落としてやりましょう。” “すまない。 僕らが妖怪同士でも、それでも君とはこれ以上付き合って行けない。 別れよう。 …どうしても恐いんだ、君の事が。” 風見幽香は、独りだった。 その強さ故に人にも妖怪にも恐れられ、絶えず孤独に生きてきた。 “妖怪は恐れられてこそ意義があり、強さとは孤独と引き換え。 私は孤高の存在、それでいい。” いつしか幽香は自らにそう言い聞かせ、愛して止まぬ花達にだけ、心を開くようになっていた。 そうして数百年。 ...
  • yndr/src/up0264
    ...を指す ここ最近の幽香にとって午後三時からは一日の中で最も貴重で重要な時間である。 普段通り黙々と着替え、歩きなれた道を辿る そして見慣れた風見鶏が留まる、淡いセピアカラーの喫茶店へと入って行く。 「いらっしゃい」 するといつも通りの声が、幽香を迎えてくれるのだ。 本日は、お寝坊ですかな? あら、どうしてそう思うのかしらね? ……髪、梳かしましょうか? ……あら この、少々老けこみ、物腰穏やかで、かと言って謙りすぎてもいない物言いの、喫茶店の主。 彼と過ごす際に感じる流れは幽香には心地いい物なのだ 正確に言えば、この喫茶店で味わう雰囲気が、幽香を毎日ここに通わせる、彼女にしてみればもう一つの自宅感覚だ。 櫛を掛ける前に、何か注文は? 意地悪ね、私がここで頼むものは一つよ お客様、ご注文...
  • TH_YandereSS/download/10
    ...薫りを纏った――風見幽香だ。 「こんにちは。今日もよろしくね」  今の幽香を、彼女を知る者が見たら「あの幽香が!」と驚く事だろう。  人妖問わずに畏れられている彼女が、裏表の全く無い、花綻ぶ笑みを浮かべているのだから。  満面の笑みというヤツだろう。まぁ普段からして風見幽香は笑顔な事が多いが。それはもっぱら威嚇だったら威圧だったりする訳で、決して今のように好意を表すものではなかった。  そんな笑顔であっても彼にとってはさしたる意味は持たない。何せ盲人であるからして。  兎にも角にも。風見幽香は常連の一人であった。  彼女は男の指示も待たず、手慣れた様子で靴を脱ぎ、部屋の中央の敷き布団に俯せる。  彼もそれが分かっているので咎める様な野暮はせず、幽香の横に膝立ちとなった。 「今日も腰の方を?」 「えぇ。土いじりをしているとどうしてもね、中腰の姿勢が多くなっちゃって」...
  • TH_YandereSS/download/17
    ...  突然だが、風見幽香という妖怪は、如何なる要素でこれ程までに恐れられているのだろうか。  奇っ怪な術を使うでもない、醜悪な姿形をしている訳ではない。  では彼女は、単純な暴力を以って恐れられているのだ。  つまり、見目麗しい見た目に反して風見幽香という女は、脳筋の権化にも等しい存在であったのだ。 「こンのぉ――!!」  重力加速度に引かれ徐々に速度を増す男に対し、幽香の速度は早くも頭打ちを迎えた。  しかし、気合一閃。幽香がらしからぬ様子で吠えた瞬間、彼女は限界をも容易く超えた。  その代償は、目に見えて現れた。白磁の如き肌には幾つもの裂傷が奔り、体の内側からは骨の軋む音と肉の断裂する音が絶え間なく響く。それでも、幽香は速度を緩めたりはしない。どころかもっと早くと更に魔力を練るのだった。  今の幽香は正に弾丸そのものであった。  その甲斐もあってか、彼女は間に合...
  • up0101
    ...、気に入ったわ。私は幽香、風見幽香よ。」 「は、はぁ、どうも、風見さん。」 「幽香でいいわ、それとその植木鉢と球根をお願いね。」 これが俺と風見幽香との出逢いだった。 あれからちょくちょく来るようになり、花言葉を教えて貰ったり、外の世界に居た頃の話をしたりと親しくなっていった。 ある日、何時ものように幽香と話した後、休憩時間に茶屋で一服していた時に霊夢に会った。 「あら、○○じゃない。元気にやってる?」 「霊夢さん、まぁぼちぼちやってます。って勝手に他人の団子を食べないでくださいよ…。」 「いいじゃない、減るもんじゃあるまいし。」 「減ってるようにしか見えないんですけど…。」 「まぁ、あんたに話しかけたのはただの世間話では無いわ。あんた何時外の世界に戻るつもりなの?  腰を据えるならまだしも長引くと帰り難くなるわよ?」 「それはまぁ、その内に。」 ...
  • 複数/麺類氏①
    幽香「クリスマスねぇ・・・」 ○○「そーだな・・・」 幽香「外は寒いわ・・・外に出たら風邪ひいちゃうから外出ちゃダメよ?」 ○○「はーい、おとなしく家の中で幽香とくっついてるよ。」 幽香「ふふ、いうじゃない・・・」 20×○年クリスマス 幽香「寒いわねぇ・・・」 ○○「・・・そう・・・だな・・・」 幽香「外は寒いわ・・・外に出たら風邪ひいちゃうから外出ちゃダメよ。」 ○○「どう・・・やて・・・でる・・・」 幽香「フフ、そろそろ限界かしら。」 ○○「な・・・で・・・こなこと・・・」 幽香「不安だからよ、私が不安にあるなんておかしいわ。原因はあなた。」 ○○「・・・いみ・・・が・・・」 幽香「その原因を殺せば済む話、でもできないからこうやって、一年に一度めでたいものにしてるの。」 ○○「・・・」 幽香「あら、結構粘ったけど、とうとうなっちゃった。」 ...
  • up0137
    季節は夏、ここは太陽の畑。 この畑の主である風見幽香は、いつものように向日葵達の世話をしていた。 「…ふぅ。 さすがの私でも、今日は暑いわね。 ちょっと休憩にしましょ。」 向日葵畑にある自宅のテラスのテーブルに、彼女の定番の組み合わせの紅茶と菓子を用意する。 そうしてこれまたいつものように、優雅なティータイムを楽しんでいた矢先。 「ぎゃああああああああああああああああああ!!!???」 彼女の愛してやまぬ向日葵畑に、一匹の鳥妖怪が落ちて来た。 「いてて…一体何なんだよ…。 …って、何だここ!?」 「いきなりこの子達の上に落ちて来て、何だこことは良い度胸ねぇ。」 落ちて来たのは黄色い羽根を持つ、十代半ば程度の見た目の、鳥妖怪の少年。 この辺りでは見ない顔だ。 「知らねえよ。 な...
  • 小ネタ・分類不可・未整理/13スレ/729-731
    ...ある僕の妻である風見幽香も当然、このコンテストに参加している。 彼女曰く『私の貴方に対する愛情が唯一無二である事をみんなに知らしめてみせるわ』との事。 有り余りすぎて飽和しそうな程の愛情を注ぎ込まれている僕としても、彼女の突き抜けすぎた愛情がどこまで逝くか知りたくもあった。 「それにしても寒いなぁ……すみません、お燗ください」 「あいよー」 ちゃっかり売り子をしている巫女からお燗を受け取り、徳利のまま煽る。 幾ら稼ぎ時だからって、巫女が飲食店運営しておまけにぼったくり価格取るってどうよと思ったが、まぁ、博麗神社だからこんなものだろう。 彼女手製らしい清酒の熱燗をクイッと呷る。胃の奧から熱が上昇してくるような錯覚がした。 「いや、寒いですねぇ」 「はぁ、本当に……」 境内に並べてある隣の座布団で同じように徳利で清酒を呷っている男性に声を...
  • up0142
    自慢の日傘を片手に、幽香は通りを歩く。 何人かの人とすれ違い、それを特には気に留めず。 彼女は微笑を浮かべ、通りを歩く。 そしてある女性とすれ違い、そのまま通り過ぎようとした時。 「どれだけ囲っても、鳥は羽ばたきを求めるものよ。 あなたは巣ではあっても、篭になってはいけない。 まだ、間に合うわ。」 “こいつ…!” しかし幽香が振り返った後には、誰もいなかった。 まるで、その一瞬だけが。 違う時間であったかのように。 ハナノトリカゴ・終章 朱鷺子の身を襲った“事故”から翌日。 暫く休むよう幽香に言われた○○は、部屋で呆然としていた。 “朱鷺子…。” 目を覚ますのだろうか。 今、彼女は寂しくないのだろうか。 ...
  • up0141
    ...飛行能力。 幽香のストレス解消に手合わせする事も、何か能力を使って幽香を喜ばせる事も、まだまだ出来ない。 先程慌てて家を飛び出した後。 近頃様子のおかしい幽香の為に何かをしたいと考えてはいたが、やはりこれでは厳しい。 “幻想郷に来て思ったけど、やっぱり俺って半人前だよなぁ。 はぁ…。” そうして未熟な自分の不甲斐無さに、半ば落ち込み掛けていた時。 丁度、上空から紅魔湖が目に入った。 “そうだ。 それでも力と、速く飛べる羽根はあるじゃないか。 後は今日、あいつがいれば…。” 「あ、いた。 チルノー。」 「あ、○○。なあに?」 ○○が探していたのは、氷の妖精・チルノだ。 「ちょっと頼みがあるんだけど…」 少年少女会議中... ...
  • up0420
    ...座る女性・・・風見 幽香。 その髪は緑、そして全身に嗜虐的な雰囲気を纏い・・・でも静かに微笑む。 「今年も来たわよ。いい咲きっぷりね。」 薄く優しく、とても優しく微笑み、彼女は桜の幹に背中を預ける。 「誰ももう貴方の事を探していない。貴方のことは、もう私以外覚えていないわ。でも安心して。  貴方が枯れてしまっても、その灰を元にまた新しく貴方を再生させるわ。次は白い山桜がいいかしらね?」 安らぎに満ちた、病んだ顔。妄執と言う愛の行く末に、彼・・・○○はこの桜に封じ込められた。 「こんなことでしか私の想いを伝えられなくてごめんなさいね。でもね、私は、貴方の視線が、言葉が、意識が、その思い出さえも  一瞬たりとも他の女に向くのが心からイヤだったのよ。貴方のその感情も微笑みも、思考の一かけらまで私は貴方で満たしたかった。」 だから、枯れかけて洞...
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