幻想郷の女の子に死ぬ程愛されて眠れない(東方ヤンデレ)スレ まとめ内検索 / 「Sandbox」で検索した結果

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    ...際に練習したい場合はSandboxをご利用ください ページを削除してほしい・或いはした時は削除要請あたりにでも足跡を残してもらえると助かります。 注意 項目作成→→作品を貼り付け、で編集した後、更にその項目(タイトルやスレ番)を編集してしまうと、中身が全部ぶっ飛びます なので、編集した後にタイトルを変更したいなら、あらかじめ中身をコピーしておきましょう面倒ならコピペでがんばれ 但し、各キャラの『ロダ』タイトル部分は、『yndr/src/upナントカ』のynd若しくはarcからコピペしてください 『upナントカ』だけでは、旧ロダ時代のタイトルと一緒くたになり、更新した際に中身が吹き飛ぶ恐れがあります アットウィキモード編集の際のキーは左から順に↓のようになります あ{あ}あ あ{あ}あ あ{あ}あ 大見出し 中見出し 小見出し リスト テーブルは 縦棒で くぎり...
  • 管理人のチル裏
    ...ログ,ignore=Sandbox,ignore=霊夢,ignore=魔理沙,ignore=主人公,ignore=ルーミア,ignore=大妖精,ignore=チルノ,ignore=美鈴,ignore=小悪魔,ignore=パチュリー,ignore=咲夜,ignore=レミリア,ignore=フランドール,ignore=紅魔郷 ,ignore=レティ,ignore=橙,ignore=アリス,ignore=上海人形,ignore=リリーホワイト,ignore=ルナサ,ignore=メルラン,ignore=リリカ,ignore=妖夢,ignore=幽々子,ignore=藍,ignore=紫,ignore=妖々夢,ignore=リグル,ignore=ミスティア,ignore=慧音,ignore=てゐ,ignore=鈴仙,ignore=永琳,ignore=輝夜,ignore=妹紅,ignor...
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    ...ンの分と5月14日のSandboxが更新されてるんですがどれも同じ内容+レスのヤツは本来、SSですらないので削除お願いします - 名無しさん 2014-05-15 17 05 21 殺意と執念の剣による粛清 - 名無しさん 2014-05-21 19 30 40 この神を超えた俺様が信念のないてめえらを粛清してやった 感謝しろ - 正義と殺意の牙 2014-05-21 19 43 03 どっかの神を超えたらしい方がまた、5月21日に更新された早苗のSSですらないエロやグロなどの違反作品を復活させたらしいので削除頼みます。 -  2014-05-22 02 56 07 8月7日に更新されている早苗は荒らしです。 削除をお願いします。 -  2014-08-08 02 17 44 10月18日に更新されたフランドールのSSは過剰な性的要素を含んでいるので削除...
  • TH_YandereSS/download/7
    TH_YandereSS/download/7 タグ一覧 メリーバッドエンド 外界帰還要望 束縛 標準的なヤンデレ 監禁 脅迫 霊夢 この文書は今までにこの幻想郷において 様々な女性に娶られていった外来人たちが行方不明になるまでの記録を残したものである。 なお、(意味は無いが)各外来人たちのプライバシーに配慮し、各犠牲者(?)の名前は全て○○で統一させて頂く。 赤き色は我が為 白き色は貴方の為 白き純粋な心にて 貴方をただ待ちわびている その男は博麗の巫女、博麗霊夢に惚れられた。 数多くの妖怪が住まう幻想郷において、 博麗神社に婿入りできるのはかなり幸運なことと言えるだろう。 更に言うならば、数多くの実力者と関係の深い博麗神社に嫁ぐ事が出来たなら、 この幻想郷において困る事など何一つも無いだろう。 …無論、普通にお...
  • TH_YandereSS/3
    幼いころ幻想郷に迷い込みしばらく面倒を見てもらった、しかし何らかの要因で帰ってしまったあなた。その3 でもまた何故か幻想郷に戻ってきてしまった! そんな時の彼らの反応とは… リグル 「はいはーい蟲の知らせサービスですよー!  あれ、そこの君どっかで見た事があるような…あれ?  えーと、○○だっけ?」 「君は以前姿を見なくなってしばらく経ったような気がするけど…どこにいたの?  ああ、外の世界に帰れたんだね。  でもつい最近戻ってきちゃったんだ」 「大変だね…ところで今はどうなの? 帰るの? しばらく残るの?」 「そっか、帰るんだ…でも帰る方法とか分かるの?  あ、知らない…じゃあ私がお供に付いていてあげるから一緒に探索しようか」 「懐かしいな…君が子供の時、  私は色んな虫を見せるために色んなところに連れて行ったんだよ...
  • TH_YandereSS/download/13
    TH_YandereSS/download/13 タグ一覧 ○○死亡 わかさぎ姫 バッドエンド 嫉妬 暴走 標準的なヤンデレ  |朝靄《あさもや》が色濃く立ち込める霧の湖。|一艘《いっそう》の小舟が浮かんでいた。  何の為に? この様な刻限に里を出るなど、危険を犯すのだろうか。  小舟には二人の男児が乗っていた。そして小舟の多くを占有しているのは大きな手網だった。  聡明なる読者諸兄は理解された事だろう。  漁だ。彼らは魚を獲る為に陽も昇る前から舟を出したのだ。  何もこんな時間に、と思うなかれ。魚も多くは昼行性である。日没から朝に掛けては彼らも眠って――というと語弊があるが、そう考えて貰って構わない――いるのだ。その活動は緩慢であり、手網漁と相性が良かった。  二人の男は手網を持ち、タイミングを合わせて湖に放り投げた。  流石に手慣れたもので、手網の先々に...
  • 東方
    荒らしに悪用されたからメンバーアカウントは管理人の承認制になったわ 別にアカウントを取得しなくてもそれほど編集機能は変わらないから気にしなくて良いわよ 気にせずにゆっくり編集していってね!編集のしかた 管理人さん生きてるかしら 先代管理人?幻想入りして皆に愛されて充実な日々を送っているわよ 雑談はこっちよ お知らせはこっちね ここはイチャスレ避難所にある『幻想郷の女の子に死ぬ程愛されて眠れないスレ』のまとめです。 初めての方やwikiを編集される方は留意事項をお読みください 現行スレ(26夜)(リンクの貼り方分からなかったので誰かやって) https //jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/22651/1644033529/ ヤンデレ――――それは純愛の一つの形。 ※注意書き 隔離されているとはいえ、此...
  • Sariel
    Sariel ロダ -[[(作品タイトル) up***]] スレネタ ■○スレ目 -[[Sariel/○スレ/□□]]
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                 ♪        ,.-r、.    r'7ー-..、     _,.,,_    / ヽ!、   // `ヽ、 ,. '´ `ヽ/ Yi   { ! ;>'''"´ ̄ `"''< ; !」   }.! ;ゝ'"´ ヽ; !_!   「/ ; ' ; ; ; ; '; ヽ. Y_/   `ヽ/ ;' ...
  • ルーミア
    るーみあ#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (content //com.android.chrome.FileProvider/images/screenshot/16831230150971354461430.jpg) ロダ up0639 yndr/src/up0046 yndr/src/up0051-52 陽の光を喰らい隠す月の闇-① 常闇のルーミア オリスぺカあり 病みデレ報告書(宵闇) バカにつける薬.txt スレネタ ■4スレ目 ルーミア/4スレ/778 ルーミア/4スレ/896 ルーミア/4スレ/898 ■10スレ目 ルーミア/10スレ/124 ■12スレ目 ルーミア/12スレ/829 ■13スレ目 ルーミア/13スレ/403-404 ■14スレ目 ルーミ...
  • 小ネタ・分類不可・未整理/6スレ/242
    面と向って迫ってくる相手より、ストーカーの如く姿を現さないタイプが拒絶される気がする 狂愛の世紀 第1集 惨劇の幕開け 第2集 大量神隠しの完成 第3集 それは白玉楼から始まった 第4集 ワーハクタクの野望 第5集 幻想郷は地獄を見た 第6集 愛の旗の下に 第7集 強者の○○争奪 第8集 狂気の中の純愛 第9集 大妖怪の衝撃 第10集 少女達の暴走果てしなく 第11集 YANDERE それは、ひどく不気味な光景だった。 あの女は、足元で傷つき苦悶する人妖達よりも、無傷で腰を抜かしているだけの自分の事の方をずっと心配していたのだ。 得体の知れない感情がこみ上げてきた。                        ――○○の手記 確かに私は彼の返事をもらうことが出来なかった。 しかし、私が彼を愛しているのと同じように、彼もまた、私...
  • パチュリー/5スレ/876
    相手を意のままに操る 言葉にするのは簡単だが、これがひどく難しい 薬物。基本的な手法だが、検査が入れば簡単に分かってしまう 魔法。これも同じだ。魔法が普及した幻想郷には、魔法検知の魔法などたやすい 脅迫。相手の意に反した手のため、いつ秘密が漏れるか知れたものじゃない 監禁。身柄は預かれるものの、意思を奪うのは容易ではない 魅了。言葉は違えど、魔法の一つに違いはない。検査は容易だ つまり、本当に相手を意のままに操りたいのならば [何も投与せず 何も関与せず 何も強要せず 相手に自分の意思のまま動いてもらう]しかない そんなことが、本当に可能なのだろうか ○○「本 本 本本本本本………」 パチュリー「探し物は、これかしら」 私が抱きかかえた本に、○○が飛びつく ○○「読みたい……お願いだから続きを!」 パチュリー「いいわよ。そのか...
  • パルスィ/ジョバンニ氏①
    玄関開けたら薄気味悪い女が立っているんだよ、びしょ濡れの 一瞬たじろいだら金髪の隙間から緑色の目が爛々と輝いてさ この時点でまず有り得ない、夢なんだろね だってお前何人だよ何そのカラコンって。 だから俺はね、ただいま!と声を掛けたんだ元気よく そしたらその女は、ふーっと消えてしまった 夢だし、そうだよね?有り得ないじゃん? その後まずシャワーを浴びに風呂場に行っただけど 水も冷たきゃ湯も熱い、やけにリアルな夢だなぁと、 急に照明がチカチカしたと思ったら湯舟が金色でさ なんだろなぁ、とよく見たらさっきの女が沈んでたんですよ、浴槽に これには俺もびっくりしたけど所詮夢なんだ 風呂の栓抜いたら排水溝に全部流れていった。女ごと。 夢とはいえ気持ち悪いしさ?んでサイダー飲んで寝ちまえば朝には目が覚めるかなーと、冷蔵庫をあけたらさ そしたらあの女が入ってるんだ...
  • TH_YandereSS/download/5
    幼いころ幻想郷に迷い込みしばらく面倒を見てもらった、しかし何らかの要因で帰ってしまったあなた。その4 でもまた何故か幻想郷に戻ってきてしまった! そんな時の彼らの反応とは… リリーホワイト 「春ですよ~春なんですよ~。  そこの人間さんも春ですよ~?  おや? もしかして君は○○くんではないですかー?」 「おかしーですねー?  確か以前会った時は私よりもちっちゃかった気がしますが…。  ああ! これが大人と言うやつですね!!」 「○○は大人になれたんですねー! おめでとー!!」 「ところで○○は今何をしてるです?  お仕事ー、ほほー。  私も何かお手伝いできるですか?」 「畑に種植えですか、簡単そうですね!  任せて下さいっ!!」 「いやー、結構大変でしたねー。  ところで○○はどうして働いているですか?」...
  • TH_YandereSS/download/6
    「○○くん、これで永遠に幸せですね」 ねえ、○○くん 「そ、そうだね…あはは…」 どうして…私のことを裏切ったの? 「本当に、いいんだね、早苗」 ねえ、神奈子様 「もちろんです、神奈子様。  私がその、幻想郷に連れて行くのは○○くんと決めていましたから」 どうして…私のことを裏切ったんですか? 「そうかい…それならすまない、ねっ!!」ズゴッ みんな、信じてたのに 「ごめんよ○○…ちと痛いかもしれないけど…まあ…」 みんな、大好きだったのに 「待って! ○○! 待って! 神奈子様!」 みんな…みんな… 「ごめんね早苗、彼は…連れて行かれるのを嫌がってたからさ…」 …酷い。  彼を失った状態で見る世界は何もかもが白と黒だった。 物と物の境界性が分かる程度。...
  • TH_YandereSS/download/8
    この文書は今までにこの幻想郷において 様々な女性に娶られていった外来人たちが行方不明になるまでの記録を残したものである。 なお、(意味は無いが)各外来人たちのプライバシーに配慮し、各犠牲者(?)の名前は全て○○で統一させて頂く。 人を喰らうは我が為 臓を喰らうは腹の為 けれど貴方は食べれない 心を大事にしたいから 心の臓は貴方の気持ち 私の為に捧げて欲しい その青年は宵闇の妖怪に惚れられた。 切っ掛けはごく単純なものだったという。 『家の前で行き倒れていたのを助けたんですよ』 仮にも妖怪が相手なのに随分と呑気なものである。 『いやだって、目が覚めて話されるまで分からなかったし。  パッと見だとただの女の子だったんですよ?』 …この幻想郷においては真の意味で『ただの女の子』の人数は本当に少ないが…。 『妖...
  • TH_YandereSS/download/9
     古明地さとりのカウンセリング6  こんにちは、今日はあまり良いお知らせではないですね。そうですか、せめてお空と別れる前に私に挨拶を、という訳ですか。分 かりました。そうですね、二人のためにちょっとお話をしましょうか。ええ、今後に幸があるように、と。  それではちょっとした心理テストをしてみましょうか。心のなかで階段を・・・・・・  ・・・・あなたの目の前に扉があります。光が漏れているその扉を開けましょう・・・・・・  あなたの目の前にケーキがあることを想像して下さい。白い、綺麗なショートケーキです。赤いイチゴが真ん中に一つ乗っていま す。黒い羽の生えた少女がそのケーキを持っています。あなたはスプーンを持っています。二つに先が割れた固い先の丸いスプーン を持っています。目の前のケーキは白い甘いショートケーキです。美味しそうなショートケーキで...
  • TH_YandereSS/download/14
     歳を取ると、月日の流れが早く感じると良く云うではないか。  私が思うにその理由は、分母が大きくなるからなのだと思う。  分母――つまり、今まで生きてきた人生、経験だ。  ならば不老不死たる私の分母は無限大であり、無限大を分母とした私の時間は正しく須臾といったところか。  勿論、事実はそのような事はない。  こんな下らない、非生産的な思考に割く時間があるのだから、相対的な価値は別として時間は遍く絶対的に等しく与えられているのだ。  さて長々と前置きしたが私が何を主張したいのかというとだ。  どうやら最近の私は、呆けている事が多いらしいのだ。  何と腹立たしい事だ。そんなものは事実無根であると切って捨てたいところだが、複数の人物に何度も指摘されてしまっては、流石に認める他あるまい。  問題の解決には時に苦痛を伴う。全くもって認め難い事だが、仮に私が呆けているとしよう。  ...
  • TH_YandereSS/download/11
     明かりの点いていない、夜の大学病院を歩く。  フローリングの床を蹴る度に、無人の廊下を硬質の音が響いた。  予め断っておくが、自分は不審者ではない。大学に雇われた、しがない夜間警備員だ。  手元の懐中電灯だけを頼りに、こうして半刻に一度の巡回に駆り出されてる只中なのだが――。 「さて。今日はどうだかねぇ……」  独りごちるも、当然ながら応える相手はいない。いたらいたで大問題なのだが。  一つ、二つと講義室を通り過ぎ、丁字になった部分へと差し掛かる。最終的にはそのどちらも見て回る羽目になるのだが、ある気掛かりがあった俺は一先ず横へと曲がることにした。  そうしてビーム状に伸びる光を床に壁、天井とくまなく――という程隅々まで観察している訳ではないが――見ていると。 「あぁ……。今日もありやがりましたか……」  光線が一点を照らし、止まる。  懐中電灯と視線の先には、一本の...
  • TH_YandereSS/download/23
    あーあ暇だなー。なんかないかなー。 ○○どこ行ったんだろ。 「永遠亭に行ってくる」なんて言ってたけど、遅いなー。 ○○がいないとつまんないし、早く帰ってこないかなぁ。 迎えに行こうかな? でも今日は良い天気でめんどくさーい。太陽きらーい。 お腹空いた―。お土産欲しいー。 まぁ別に妖怪だから食べなくても死なないんだけど。 あー暇だー。そんな風にゴロゴロして――多分一時間くらい?――たらやっと○○が帰ってきた。 「ただいま」 「おかえりー。お腹空いたー」 帰ってきた○○にご飯をねだる。ちょうど腕に袋抱えてるし、きっとお土産だ。 それについて尋ねると「とりあえず飲んでみて」と取りだしたものは細長いガラスの瓶。 中には緑色の液体が半分くらい入ってる。美味しそうには見えない。 「何これ?」 とりあえずご飯ではなさそうだ。 「薬ー?」 「頭がよくなる薬なんだって。永琳が...
  • TH_YandereSS/download/22
    「ねえ○○さん。今夜…。」 彼女が僕にそっと話しかけてくる。 敢えてメールやらSNSが発達した世の中で、コッソリと恥ずかしそうに。 だけれども周囲には分かるように。そう彼女に言われてしまっては、僕は彼女を断れなくなってしまう。 第一、またアレを繰り返す訳にはいかない。 前回は風邪と見せかけて誤魔化すことができたが、今の季節、春先の花粉症で今週はミスを連発してしまいますと、 予言めいた言い訳するのは苦しすぎる。 「大丈夫。今日は早く仕事が終わるから。」 返事を聞いたとたん、瞳の中に写る不安げな色が消え、喜びの表情が顔に浮かんでくる。 スーツの奥に隠した第三の眼で僕の気持ちを見ていても、やはりそれだけでは満足ができなかったようだ。 そそくさと席に戻る彼女を見送りつつ、仕事の算段をつける。恐らく今日は仕事の方から勝手に消えていくのだろう。 例によって例の如く、そう予想が付く...
  • TH_YandereSS/download/29
    切り裂くモノは タグ一覧 バッドエンド 妖夢 少女死亡 藍 過激なヤンデレ 「え…、なんと仰いましたか、旦那様。」 ○○に仕えていた妖夢が問いかける。間違っていて欲しいという僅かな期待を込めて。 「実は、マヨイガの世話になろうかと思うんだ。」 「ど、どうしてですか、旦那様は奥様の名代として、西行寺家を守って頂かないといけません。」 「もういいだろう。幽々子が成仏して居なくなってから、もう何年も経った。」 「ですが西行桜はまだ残っています。桜の下に奥様が眠っておられる限り、  いつかまたここに戻ってこられる筈です。」 思いもよらぬ事を聞き、懸命に○○を翻意させようとする妖夢。 純真に迫る妖夢に堪えきれないのか、○○は顔を背けた。 「…元に戻れる。」 「え?」 「マヨイガに行けば、紫が俺を元に戻してくれるんだ。」 「元に…?」 「ああそうだ。幽霊から...
  • TH_YandereSS/download/19
     どうも。按摩屋だ。  早速だが今日は朝から胃が重い。  昨晩呑み過ぎただとか、体調不良だとかではない。そもそも自分は下戸だ。  理由は明白。今日来る予定な客が、苦手な相手だからだ。  勿論、曲りなりにも金を頂戴しているのだから提供するサービスに差をつけたりはしない。  しかし人間、苦手なものは苦手なのだ。  ややもすると気が重くなり、溜息を吐いてしまう。  動きもどこか精細を欠き、緩慢な動作でシーツを取り替える。 「つれないなぁ。私はこんなにも心待ちにしていたというのに」  全く予想外に声を掛けられ、○○は全力で声のした方を向いた。 「少し早かったかな?」  その声の主は誰あろうか、今日の予約客である豊聡耳神子その人だった。 「……いつの間に入ってきたんだ? 全く気づかなかったぞ」 「あぁ。私の知人にね、そういうのが得意な人物がいてね」  彼女の声音は常に余裕...
  • TH_YandereSS/download/28
    緋の色 タグ一覧 ○○死亡 ナズーリン バッドエンド 少女死亡 星 星蓮船 束縛 標準的なヤンデレ 白蓮 響子  床についた聖白蓮を囲むようにして、命連の門徒として共に寺を盛り立てていた主だったメンバーが、 沈痛な面持ちで布団の周りに座っていた。 寅丸に差し出された手は細く、この手の持ち主に余命があまり残されていないことを皆に伝えていた。 「寅丸…」 か細い声で聖が寅丸を呼ぶ。 聖は毘沙門天の代理である彼女に寺の今後の委細を伝えると共に、自分の持ち物を全て処分するように言った。 「全て、ですか。」 「ええ…そう。」 言葉を交わすのも辛そうな聖。 少しの会話であってもすっかり彼女の息は上がっていた。 聖の言葉を聞いて考えこむ星。 清廉な人柄を表すように、聖の持ち物は殆ど無かった。 幻想郷に流れ着いていたバイクは既に香霖堂に引き取られていたし、 他に...
  • TH_YandereSS/download/15
     幻想郷で宴が開かれる事はさして珍しくもない。  しかし、今晩博麗神社で開かれている宴会の、その中央を陣取るのは珍しい人物であった。 「いいぞ~○○~!」  赤ら顔した少女が|徳利《とっくり》片手に囃し立てている。  ○○と呼ばれた男は腹を出し、クネクネとタコの様に奇妙な動きをしている。腹に描かれた墨の顔が、○○の動きに合わせて面妖に表情を変えていた。 「うわはははは!」  ある者は大口を開けて笑い、ある者は呆れていた。またある者は恥ずかしげに顔を逸らしつつも、ちらりと横目で伺っているようだった。  兎も角、宴会で今尤も注目を浴びているのは○○で間違いないだろう。  さて、そんなお調子者の○○だが、ある性癖の持ち主であった。  それは最早皆が知る所であり、酒の進んだ○○は気持ちよさげに朗々語り始めた。 「ヤンデレはいいぞぉ~? ひっく」  ――また始まった。  誰も...
  • TH_YandereSS/download/26
    反魂丹2  それから幾つかの昼が過ぎ、それよりも一つ多い夜が過ぎた頃になっても、僕はずっと彼女の家に居た。 あの時、人ならぬ美しさを見せた彼女によって、魂ごと溶かされてしまうような経験をしたために 僕は彼女の虜になっていた。 既に今まで過ごしてきた記憶は薄れてしまっていたが、次第にそれすら感じなくなり、 遂にはそれを問題とも思わなくなってしまう。 ただただ彼女と一緒に過ごすだけの退廃的な(或いは文学的な、ややもすればロマンチカな表現をすれば) 爛れた生活に溺れ、家族の顔すらも思い出せなくなった時分に、彼女は僕に言った。 「私、子供を産みたいの。」 「人間じゃなくても出来るものなのかい?」 その頃には既に彼女の正体に気が付いていた僕が尋ねると、彼女は小さく首を振った。 「いいえ、普通は駄目。私は死んだ幽霊だから。でも…」 「でも…?」 言葉尻を濁す彼女に続きを...
  • TH_YandereSS/download/16
     誰に見咎められる事なく、今日もまた、古明地こいしは地霊殿を抜け出した。  薄暗い地底を進み、気味悪い森を抜け、活気溢れる天下の往来を我が物顔で歩く。 「あら――?」  そして気付けば、見知らぬ小屋の中にいた。  どこかしら、と呟こうとして思い出す。そうだ、ここは○○の家だ。  こいしは意識を取り戻すとキョロキョロと部屋の中を見回った。大して広くもない部屋である。彼女の目当てはすぐに見つかった。  瞬間、いつもフワフワと、何を考えているか良く解らない笑顔を浮かべているこいしの頬に紅が差した。 「こんにちは○○。今日も元気そうね~」  近寄り挨拶を交わそうとするも○○からの返事は無い。  彼は無視をする様な底意地の悪い人間なのだろうか? いいや、まさか! とこいしは否定するだろう。  人間から忌み嫌われている妖怪が、怪我をしているのを見てみぬ振りを出来ぬ程度にはお人好しで...
  • TH_YandereSS/download/10
     突然だが、俺は按摩屋を営んでいる。本意不本意に関わらずだ。  つまりは――そういう事である。察して欲しい。  幻想郷とかいう訳の分からん世界に飛ばされた時はどうなるかと思ったが……。まぁ、俺のような障碍者が手に職を持っていられるだけ幸せなのだと思っておこう。  勿論、外の世界では按摩以外の仕事をしていた。俄仕込みの素人芸に客なぞ着くのか、と当初は不安を抱いていたものだが、幸いにして客は多かった。常連になぞなってくれる輩まで出る始末だ。繁盛大いに結構。  何? その割には随分と不満げじゃないか、だって?  いやいやいや! これでも感謝してるんだ。最初に言ったろう? 手に職を持ち糊口を凌げるだけでも幸運だって。  そりゃぁ不満が無いと言ったら嘘になる。  ……金を貰ってる立場でこういうのも何だが、俺の持つ不満ってのは客に由来するんだよ。  別に口うるさい爺様だとか、お喋りな婆...
  • フランドール
    imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (content //com.android.chrome.FileProvider/images/screenshot/16831230150971354461430.jpg) ロダ src2/up0090 スレネタ ■4スレ目 フランドール/4スレ/893 ■5スレ目 フランドール/5スレ/87 フランドール/5スレ/836 ■6スレ目 フランドール/6スレ/104 フランドール/6スレ/921-922 ■7スレ目 フラン/7スレ/782 ■8スレ目 フラン/8スレ/297 ■10スレ目 フランドール/10スレ/412 ■12スレ目 フランドール/12スレ/483 フランドール/12スレ/650 ■13スレ目...
  • TH_YandereSS/download/25
     黒幕のさとり  夏休みを利用した部活メンバーでの合宿は、避暑地で有名な高原のコテージを利用した、 泊付きの本格的なものでした。そこに参加したメンバーは大半が女性で、しかも間の悪い事に 私一人を除いては、今回の合宿で○○との距離を近づけようと邪な考えを持つ者ばかりだったので、 二日目の朝に○○が突然姿を消した今現在コテージに気まずい沈黙が走っています。 「で、○○は結局、どこにいるの?」 折角に泊まりがけの朝から○○が居なくなってしまい、霊夢の機嫌は非常に悪いですね。 まあ、それも当然でしょう。今まではお得意の勘で○○に近づく女性を度々牽制していたのに、 今は○○の居場所が全然掴めないのですから。女性が多く居る中での泊まりがけの朝という日程も重なって、 霊夢の心の中では悪い妄想が広がっています。そして一方の魔理沙も、○○の居場所に心当たりが無いようです。 必...
  • TH_YandereSS/download/18
     俺は按摩屋を営んでいる。  素人芸に毛が生えた程度の腕前だが、予約は三ヶ月先まで一杯だ。お客様々である。  そんなに繁盛しているのか、と聞かれれば、いまいち素直に首を縦には触れない。  それもこれも、実は客を一日一人しか取っていないからだ。  何故そんな事を? と思われるだろう。これには深い訳があるのだ。  以前、そう――あれはまだ店を始めたばかりの頃だったか。  客入りはぽつりぽつりと寂しいもので、常に閑古鳥が鳴いている有様だった。  それでも食ってこれたのは、外の世界と比べ圧倒的に出費が少ないおかげであった。  家賃は掛かるが光熱費は掛からないし、趣味に金を掛けなければ入用になるのは精々食費ぐらいだ。  そしてお生憎様、盲人たる自分が楽しめるようなものは幻想郷には無かった。  あぁ、せめてカラオケでもあれば大分違うのだろうが。勿論、そんな施設は勿論ありはしなかった...
  • TH_YandereSS/download/12
     ドレミースイートの夢占い  R.Sさん  最近館の周りの氷精が何故か日焼けをしていて、しかも私がそいつに倒される夢をよくみます。 とっても不愉快なのですが、どうしてなのでしょうか?  ドレミー  こんばんわR.Sさん。よく自分が殺される夢は、吉夢だと言われています。 それは自分が生まれかわったりすることを暗示しているためなので、R.Sさんの人生が一変する、 良い何かが起こるのかもしれません。  ところで、一つ気になる点があります。妖精が日焼けをしているとのことですが、 普通の(?)妖精ならばいざ知らず、それが氷の妖精だということが気になります。 少し脱線しますが、「君子は豹変する」という言葉があります。 本来は、立派な人物は、態度を直ぐに改めるという言葉なのですが、 現在では都合良く態度をコロコロ変えるという、悪い意味で使われております。 さて、君子...
  • TH_YandereSS/download/17
     友人なんていらない。  恋人なんていらない。  私は一人でいい。一人がいい。  ――なんていうのは、酸っぱい葡萄。ただの強がりだなんて、自分自身気付いていた。  だからこそ一層認めることが出来ず、より強く他者を遠ざけ、拒絶し、それで得たのは平穏な孤独。  虚飾と虚勢で象られた鎧は一層堅牢さになり、その内側の渇きを誤魔化す為、更に強固さを増す。  吐き続けた嘘は何時しか自分すら本物と思い込む様になった。  だが虚飾の鎧の内側は、既に限界に達していた。  ああ――楽しみを語らう友だちが欲しい! 同じ時を過ごす恋人が欲しい!  誰でもいい! ぬくもりを頂戴! 優しさを頂戴!  誰か、誰か! 私の嘆きに気付いて――!  声ならぬ悲鳴は鎧の中で木霊し、私の飢えは日に日に膨れ上がる。  しかし声ならぬ声に、一体誰が気付くというのか?  何時しか、私の周囲に残されたのは物言わ...
  • 蓮子/24スレ/598
    居酒屋『旧地獄』 △△「○○氏さぁTwitterとかやってないん?」 ○○「アカウント作っただけ、なんにも呟いてない。これ」 △△「うわっ2年前に作ってるのに一回も呟いてない」 ○○「みんなワイワイTwitterやってるのに俺一人だけ誰も見てないとこで呟くのを想像すると悲しくて…」 △△「ほら拙者フォローするから」 ○○「フォロワーにリア友がいるとなるとそれはそれで呟きづらいな」 △△「んもぉ」 ○○「知らない人にフォローとかリツイートもいいねも気を使うしなんも呟いてない俺のアカウントをフォローする人も怖い」 △△「いやいやTwitterってそういうもんでござるよ」 ○○「なに呟こうかな」 △△「今きたメニュー、だし巻き玉子」 ○○「だーしーまーきーたーまーごー」パシャッ 丸之助@yandere んぅ~!!だしまきたまごおいしすぎるぅ~!!ハ...
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    阿求のヤンデレ求聞史紀(仮)       |ヽ|l . . . /| l . . . . .| | . . . . . . . . | . . . . . .| . . . |'ーァ' |`ヽ ),      |/ l\/ l/| . . . l| ! . . . . . . . l . . . . . . | . . . l!、__,ハ、_ノ、_,       |_/|/ ヽ、| . . .!l | .| . . . . /l . . . . . . .| . . . .l . . .| . |      |`ヽミ   l . ./|! _l /|__ ./_/li . . . . . l . . . . | . . .| . |      |ィト,/`  lノ  ´/ レ  l /|` . . ./ . . . . | . . .| . |      |ソ,/   ...
  • YuugenMagan
    YuugenMagan  ロダ スレネタ YuugenMagan/24スレ/662-663
  • YuugenMagan/24スレ/662-663
    YuugenMagan/24スレ/662-663 タグ一覧 YuugenMagan 旧作 標準的なヤンデレ 彼女は見ている。 ○○のことを見ている。 朝、○○が目を覚ます姿を見ている。 昼、○○が弁当を食べる姿を見ている。 夜、○○が床につく姿を見ている。 その瞳は○○の姿を見続けている。 yuugenmaganは○○を見守り続けている。 彼女は見ている。 ○○が幻想郷へ迷い込む姿を見ている。 ○○が野良妖怪に襲われたところを見ている。 ○○が楽園の素敵な巫女に助けられたところを見ている。 ○○が人里に住むことになった経緯を見ている。 ○○が楽園の素敵な巫女の元へお礼をしにいくところを見ている。 ○○が普通の魔法使いと友人になるところを見ている。 彼女は見ていた。 ○○が隣人の女性に恋慕し、告白する所を見ていた。 ○○に彼女がで...
  • yndr/src/up0304
    「ふふふ…でーきた!」 「おお、出来たのか。さっきから何を作ってたんだ?」 「んー…○○、ちょっと立ってみて。」 「ああ、別にいいが…。」 「これをこうして…よしっ!」 「…スカーフか?よく出来てるな。」 「そう。腰にこれをぶら下げてたら、どこでも○○だって解るでしょ?取っちゃヤだからね!」 「ふふ…ありがとな。」 「えへへ…。」 嬉しいなぁ、頭を撫でてもらっちゃった。 私がお裁縫をした、緑色のスカーフ。これを身に付けてれば、○○は私のモノだって目印になるの。 でもね、これはまだまだ練習。 だって、一番お裁縫をしなきゃいけないのは…… Spiegel von Hartman-6.鏡の向こう、その先にある世界。- ふと、初めて幻想郷に来た日の事を思い出していた。...
  • 小ネタ・分類不可・未整理/12スレ/911 918
    909 名前: ◆UOJEIq.Rys [sage] 投稿日: 2011/11/08(火) 06 12 12 YYwA3pqg さぁ……聞くも涙、語るも涙、笑うも涙な泣かずには読めないルーミアの苦悩のヤンデレを誰かっ! ある日、彼女は道端で幼き○○を拾って育てた、そして○○とルーミアは小さな約束をした。 しかし所詮は妖怪と人間、○○は人里に引き取られルーミアと離れ離れに。 10数年後、再び出逢ったルーミアと○○。しかしルーミアは○○の事を覚えておらず、逆に○○はルーミアの事を覚えていて…。 幾日も経ち○○がルーミアを探しに森へ入り、妖怪に襲われ重傷を負ってしまった! やがてルーミアはある決断をすることとなる……っ! こんな話を誰かッ!誰か書いてぇッ! 910 名前: ○○ [sage] 投稿日: 2011/11/08(火) 07 39 55 E74pvA.I ...
  • yndr/src/up0008
    yndr/src/up0008 タグ一覧 ○○死亡 こいし 派生作品 過激なヤンデレ 霊夢 ◆東方地霊殿/鬼巫女・阿修羅霊夢爆誕編 その1  ステンドグラスより反射して差し込む明りがエントランスホールを幻想的に彩る。  高い天井から吊り下がったシャンデリアと豪奢な調度品は見る者を飽きさせない。 「……はぁ」  そのホールの中心で、古明地こいしはうっとりとした……まるで恋する乙女の表情で“それ”を眺めていた。 「素敵だわ……本当に素敵…」  こいしの視線の先にあったのは、地霊殿の大広間に調度品として飾られた……○○の死体だった。  棺のような形で全体を覆う結界が施されたそれは、腐敗することもなく生前の姿のままを留めている。……その姿はまるで、磔の刑に処された聖者のようにも、正義によって裁かれた罪人のようにも解釈できた。 ...
  • yndr/src/up0555.txt
    注意書き これは付喪神(多々良小傘を除く)+豊聡耳神子のヤンデレssです。 自己設定、自己解釈された部分が少しあります。ご注意ください。 ○○の日記 ○月○日 今日、家の前でお面をつけた少女が倒れていた。 ひどい熱だったので人里の医者に見せてみたが、医者が言うには今までこんな病気は見たことが無く、処置のしようが無いとの事だ。 永遠亭に行く事も考えたが、妹紅さんはどこかに出かけていたらしく、家にはいなかった。 病人を連れて迷いの竹林に入るのは自殺行為に他ならない。 仕方なく家で一晩中介抱したが、熱がいっこうに下がらない。どうすればいいんだろうか? 彼女がこんなに苦しんでいるのに私は何もしてあげられない。 ○○の日記 ○月×日 朝、いつのまにか彼女の熱が下がっていた。 少し元気がないが、熱が下がってよかった。 あまり無理をさせてはいけないが、本人が話した...
  • yndr/src/up0030
    yndr/src/up0030 タグ一覧 ○○死亡 アリス ビターエンド ヤンデレ少女主観 レイマリ 妊娠 少女入院 希望 暴走 過激なヤンデレ 霊夢 魔理沙 最近霊夢の顔を見ていない。 いや、最近どころではない気がする。 2ヶ月?3ヶ月?もしかしたらもう半年近い? 私は部屋の片隅で爪を噛みながら虚空を眺める。 この間またアリスが霊夢の事を話していた。 全く顔を見せなくなった私のことを心底心配しているのだそうだ。 ……おいおい、笑わせないでくれ。 どうせ上辺だけなんだろ? こうなったのも霊夢のせいだ。 私が掴むべき物を掴みそこねてこうやって、 惨めで、苦しくて、切なくて、藻掻きたくて、辛くて、悲しくて、喚きたくて、 痛くて、虚しくて、張り裂けそうな思いに押し潰されそうになっているのは。 憎い。憎いよ。ああ、憎い!憎い!憎い! でも、それも今日で終...
  • yndr/src/up0289
    見えないモノが見えた所で、良い事なんか一つも無い。 少なくとも、私はそうだった。 ねえ、あなたにとってはどう? こんなにも、私は側にいるのに。 Spiegel von Hartmann-5.針と糸- いない。 いない。 いない。 こいしが何処にもいない。 …いや、胸騒ぎで解る。 ここにいるのに、いないのだ。 胸にある眼はまだ開ききっておらず、視覚も持ってはいない。 …じゃあ、この眼は何が見えるのか。 何故、こいしが見えなくなるのか。 だって俺の能力は、『見えないモノを自分に意識させる』力だったはずだ。 だからこいしが見えるのだし、この眼だってきっと、ただ妖怪化が進んだだけだ。 …なんて現実逃避したって、冷静にはなりきれな...
  • yndr/src/up0254
    『あの日』以来、よく夢を見る。 それは様々な罵倒や苦悶を見せて来るが、結末はいつも同じだった。 俺の手とは似ても似つかない、小さな手に握られた針と糸。 その先が縫って行くのは、いつだって。 Spiegel von Hartmann-3.少女Kとの異常な日常- いつもより早く目が覚めたようで、太陽の向きが若干遠い。 眠い。目をこすろうと無意識に伸びた手は、左頬が濡れているのを感じて止まった。 また片目だけ泣いていたのか…こいしに『とりかえっこ』をされて以来、寝起きはいつもこうだ。 細胞の記憶って奴なのだろうか、恐らくはこいしの記憶と思われる夢を毎晩見る。 それは結末の見えている映画を、過程だけ変えて何回も見させられる様な夢。 夢だと解っているからこそ、泣くような心情には至らない筈なのに、起きてみればいつもこうなっている。...
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    遭難同然で幻想郷に迷い込んだ時、飢えから死んでいた獣の肉を食べた。 それが自分にとっての『詰み』だったのを知ったのは、数日して人里に流れ着いた後の、里人の奇異の声から。 「半妖だ。」 数週間振りに覗いた鏡に映っていたのは、すっかり色の変わってしまった自分の髪と目。 人里での奇異の視線に耐えられず、隠れる様に林に構えた掘っ立て小屋で、根無し草な生活を始めて数か月が経っていた。 灰色がかった緑色の髪と、暗い深緑の瞳。 それと、妙な力。 それを持て余しながら、今日も死んだように生きている。 Spiegel von Hartmann -1.雨の日の邂逅- その日は激しい雨が降っていた。 日雇いや何でも屋紛いの仕事をしての、その日暮らしの日々。 雨が降ると、ここでは大抵の仕事は中止になる。 やる事も無いが、食...
  • こいし
    こいし  ロダ src2/up0110 up0026 yndr/src/up0312 路傍の意思.txt Spiegel von Hartmann 1.雨の日の邂逅- 2.アシンメトリのシンメトリ- 3.少女Kとの異常な日常- 4.ゆびきりげんまん- 5.針と糸- 6.鏡の向こう、その先にある世界。- スレネタ ■5スレ目 こいし/5スレ/669 こいし/5スレ/775 ■6スレ目 こいし/6スレ/914-915 こいし/6スレ/938-940 ■10スレ目 こいし/10スレ/399 ■12スレ目 こいし/12スレ/624 見えない恋心 こいし/12スレ/706 勇儀12スレ655の続き ■13スレ目 こいし/13スレ/329と350 こいし/13スレ/495 こいし/13スレ/550 ■14スレ目 こいし/14スレ/352 或る男の一...
  • yndr/src/up0258
    大好きなひとがいる。 わたしと同じ、緑色の髪とお目々のひと。 わたしと同じ、ひとりぼっちのひと。 不思議な力で、絶対にわたしを見付けてくれるの。 _______だから、そのひとだけは手放せない。 Spiegel von Hartmann-4.ゆびきりげんまん- そろそろストックも切れかけなので、こいしを連れて薪を拾いに来た。 今は丘の方で、少々一休みとしけこんでいる所だ。 呆然と麓を見下ろせば、遠くの畦道に5人ぐらいの影が見える。 里の農夫達が、丁度帰る所らしい。 あいつは赤、あいつは藍色。 それぞれが放つ靄で、大体の人間関係は読めるが、つくづく人の腹の底は恐ろしいモノに見える。 そう。最近は、段々と見える靄が増えて来ているのだ。 前よりも様々な感情が、色付きの靄として漂う様を見て取れる。 ...
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