俺の妹がこんなに可愛いわけがないSS in VIP@WIKI内検索 / 「無題:5スレ目572」で検索した結果

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  • 無題:5スレ目629
    無題:5スレ目572 http //www43.atwiki.jp/vip_oreimo/pages/145.html のつづき 629 名前:585[sage] 投稿日:2010/12/28(火) 22 38 09.47 ID 9wzCRoAO それからどんどこしょ 今年も残すところ僅か。もう大掃除もしないと。 などと勉強に身の入らない合間で考えていると、階下で呼び鈴が鳴る。 どうやら今日もアイツが…加奈子がやって来たらしい。 律儀に連日見舞いに通う必要はないと言い含めたつもりだが なかなかどうして、義理堅いやつなのだった。 「来てやった。調子はどうよ?」 「どうって言ってもな。昨日今日で完治したり、逆に急に悪化したりはないさ」 経過良好ではある。例えば食事時なんかも不自由しない。すこし違和感はあるが 「折角の見舞いだ、有難く思うけどな。そんな大事じゃないんだぞ」 実際親...
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    ...闇鍋大会】(後編) 無題:5スレ目572 京介×加奈子 【マネージャー】 無題:5スレ目607 京介×桐乃×黒猫×沙織 【冬コミ1日目】 無題:5スレ目639 京介×桐乃 【おんぶに抱っこ、桐乃捻挫】 無題:5スレ目692 京介+佳乃+大介 【京介婿養子化計画】 ※佳乃・大介キャラ崩壊注意 無題:5スレ目704 京介+桐乃+加奈子 【年末の買い物編】 上の続き 無題:5スレ目788 京介+桐乃+麻奈実+黒猫+沙織+あやせ 【桐乃の告白】(前編) (後編はこちら) 無題:5スレ目803 京介×桐乃×黒猫 【実質的二股】 無題:5スレ目811 京介+桐乃+黒猫+沙織+あやせ 【桐乃の告白】(後編) (上の続き) 無題:5スレ目825 京介+桐乃+あやせ+沙織 【マジック魔法刀、誤解】 無題:5スレ目863 京介+桐乃 【両親が遭難?】 無題:5スレ目907 京介×あやせ 【桐乃への誕生日...
  • 作者別
    作者別SS一覧  IDとスレの流れから判断して作者を分けております。  複数書かれている方のみのリストとなります。  誤りがありましたら訂正お願いいたします。 1スレ目2氏=◆5yGS6snSLSFg氏=◆qPOxbu9P76氏 無題:1スレ目2 京介×黒猫 【桐乃嫉妬】(桐乃「え?嘘でしょ?」) 無題:1スレ目34 京介×黒猫 【デート&看病】 無題:1スレ目62 京介×黒猫 【お兄さんの彼女、あやせ嫉妬】 無題:1スレ目89 ( 01 / 02 ) 【田村家へクリスマスのお泊り、尾行】 無題:1スレ目160 京介×あやせ 【俺の彼女は妹の友人】(七夕デート→エロ展開) 無題:1スレ目241 京介×加奈子 【マネージャー】 無題:1スレ目257 京介×あやせ 【仲直り、泣きデレ】 無題:1スレ目376 京介×黒猫 【コスプレ先輩】 無題:2スレ目5 京介×瀬菜 【プレゼント選...
  • カップリング別
    カップリング別SS一覧 京介×桐乃 無題:1スレ目306 【「いい兄さん」の日】 無題:2スレ目278 【事故、眠ったままの兄貴】 無題:2スレ目707 【ヤンデレ桐乃】 無題:3スレ目35 【7巻if】 無題:3スレ目162 【きりりんデレデレ集】 無題:4スレ目37 【7巻後】 無題:4スレ目101 【大学進学】 無題:4スレ目106 【泣きデレ】 無題:4スレ目299/小ネタ 【エレベータに閉じ込めてみた】 無題:4スレ目381 【嗅ぎ人】 無題:4スレ目418 【冷戦再び】 無題:4スレ目492 【彼氏と文化祭】 無題:4スレ目709 【闇の世界の住人】 ※鬱展開注意 無題:5スレ目299 【もし桐乃がサカ豚だったら】 無題:5スレ目518 【あやせが家宅侵入】 無題:5スレ目639 【おんぶにだっこ、桐乃捻挫】 無題:5スレ目803 【実...
  • 無題:5スレ目572
    572 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 投稿日:2010/12/28(火) 00 39 40.02 ID 9wzCRoAO こんな年の瀬に、夜の街路をダバダバ走るのは誰だろう。 それは俺と加奈子だ。俺は喚く加奈子を追い立てながら駆ける。 「お前な、悪態ついてる暇があるなら足動かせ!」 「ったくアイツらしつこすぎだっつーの、最悪最悪ー」 「酔っ払いに絡まれたくらいで挑発的に返すからだろ…」 その酔っ払い連中は執拗に後を追ってくる。 よぅよぅお嬢ちゃん俺たちと遊ばない?とか、こんなちんちくりん相手に絡むとは奇特な奴らだ。 俺の存在なんかガン無視だったしね 「チクショー調子こきやがって。なんで加奈子があんなのに逃げなきゃなんねーのよっ」 「そりゃお前、そんなカッコで迎え撃ちも何もないだろ」 イベントの打ち上げとやらで例によってコスプレ姿のままじゃあ ...
  • 無題:5スレ目503
    503 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 投稿日:2010/12/27(月) 11 50 18.40 ID G8mnpnso -侵入1日目- AM2 30 ガタガタ…ガララ… あやせ「よいっ…しょ…と」 (…お兄さんは…ちゃんと寝てるみたいですね…) 「桐乃とのツーショットプリ…そ、そりゃ私だって撮ったことあるけど…ハートフレームなんて…お兄さんズルいです」 「桐乃の話だとどこかにしまったらしいけど…どこだろ??」 「やっぱり机とかかな…?」 スー… カチャ…カチャ… 「うーん…文房具とかしかはいってないなぁ…桐乃にどこ探したのか聞いとけば良かったなぁ…」 コツッ…ガシャ!! (ーッ!?!?) 京介「うーん…」 あやせ「!!!!?」 京介「俺が何したってんだよ…きりのぉ…むにゃむにゃ…ぐぅ」 あやせ「(びっくりしたぁ…文具立て倒しちゃった…)...
  • 無題:5スレ目558
    558 名前: ◆qPOxbu9P76[sage saga] 投稿日:2010/12/27(月) 23 49 58.36 ID 8r2M5M2o 沙織「第二回!京介氏争奪大闇鍋大会ぃ~!」 京介「おい!なんで人数が増えてるんだ!」 加奈子「こんな面白そうなイベント見逃すわけね~べ?」 ブリジット「私は参加したら恋愛について何かわかるかなぁって」 フェイト「以前ご飯を奢ってもらったお礼よ」 瀬菜「私はひょっとしたらゲーム作成の資料になるかと思いまして」 おまえら完全に面白半分だよね? 京介「………ところで、そちらの鉄仮面さんはどちら様ですか?」 俺の知り合いに鉄仮面被った人なんていなかったはずなんだけど。 黒猫「ふ…あなたの妹よ」 京介「はぁ!?桐乃!?なんであんなもん付けてんだよ!」 黒猫「ふふふ…あの子は以前に抜け駆けしてしまったからその罰よ」 どんな罰だよ。 ん...
  • 無題:5スレ目518
    518 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 投稿日:2010/12/27(月) 19 21 26.13 ID AmX9xOEo  ガタッ!……ゴソゴソゴソ……  真夜中。熟睡中だった俺は、物音と人の気配を感じて目を覚ました。 (ん?……なんだ?……桐乃?)  枕元の携帯を掴んで開く。瞬間、眩しさに戸惑いながらも時間を見る。  そして、携帯の光を左側にかざした。  そこには……大きな二つの瞳があった。眩しさに顔を顰めたあと、照れ隠しか、困ったような表情をして、  ……………  ………  … 「うわああああああぁぁああああ!!!」  思わず大声で叫んじまった!  で、でもよ、しょうがないだろ?18にもなって「お化け怖い」とかはないけど、真っ暗闇で至近距離に あり得ないものがあったらさ? 「ちょ、ちょっと、お兄さん!声が大きいでs」  ドタタ...
  • 無題:5スレ目22
    22 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 投稿日:2010/12/19(日) 22 33 58.89 ID JDK8gcIo [2/11] 「衣装合わせだぁ?」 あのちんちくりんのアホの娘、加奈子からの電話を受けて、俺は思わず素っ頓狂な声を挙げた。 『ナニ?なんか文句あるわけぇ?』 「あるに決まってんだろ!なんで俺がそんなのに付き合わなきゃいけねーんだよ?!つーか俺受験生なんだ。  もう12月だしよ。遊んでる場合じゃないっつーの!」 『ナニ言っちゃってんのぉ?おめー加奈子のマネージャーじゃん。遊びじゃなくて仕事なんですけどぉー』 「ぐっ……で、でもよ、普通そういうのって服飾関係のスタッフとかとやるもんじゃねーのか?」 『それはもうやったっつーのぉ、おめーが来れねーってダダこねるからぁ。  でもぉ、その、いつも加奈子のメンドー見てんのおめーじゃね?ちゃんと...
  • 無題:5スレ目95
    95 名前: ◆qPOxbu9P76[sage] 投稿日:2010/12/20(月) 22 26 05.06 ID PfhQkCIo [5/11] 京介「人生相談があります」 あやせ「え?……お兄さんが私にですか?」 京介「おう。それがさ……」 あやせ「えええええええええええええええ!?こ、告白されたあああ!?お兄さんがですか!?」 あやせ…いくらなんでも驚きすぎじゃねえ? そんなにモテないように見えるかな俺。 いや、確かにモテるわけじゃないけどさ。 あやせ「だ、誰にですか!!」 京介「俺の学校の後輩だ」 あやせ「そ、そんな………お兄さんに限っては絶対そんなことはおきないと思って安心してたのに……」 異様に狼狽しふらつくあやせ。 いくらなんでもショック受けすぎだろ。そのリアクションが俺にはショックだよ。 京介「続けていいか?」 あやせ「だ、だって……お兄さんは私にプ...
  • 無題:5スレ目639
    639 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59がお送りします 2010/12/29(水) 00 42 29.82 ID FjFdm6o [2/18] その日、いつもより少し早めに帰宅し、自室で受験勉強をしていた俺は、 呼び鈴のチャイムの音で玄関へと向かう。 玄関のドアを開けると、そこには女性に肩を支えられ、右足を庇うようにして車から降りる桐乃の姿があった。 「あっ、お兄さんですか?私、高坂さんの担任をしている者ですけど――」 話を聞くと、桐乃のやつは部活で足を捻挫したそうで、先生の車で家まで送ってもらったようだ。 「じゃあ、お兄さん、すみませんがよろしくお願いします」 桐乃を俺に託しそう言い残すと、先生の車は去っていった。 俺は桐乃に肩を貸してやり、玄関まで桐乃を誘導する。 「お前大丈夫かよ?」 「うん、骨には異常ないらしいケド……ちょっと自分じゃ動けそうにないの」 いつも強気...
  • 無題:5スレ目158
    158 名前: ◆kuVWl/Rxus[sage] 投稿日:2010/12/21(火) 22 15 38.83 ID yMmu2Hko [3/24] その日も俺は、恒例となっている麻奈実との勉強会を終えてから家路へとついた。 俺にとって最も気の許せる、幼なじみと過ごす時間は、いつも癒しを与えてくれる。 だが、そんな安らいだ気分は、我が家の玄関のドアを開けた瞬間にかき消されてしまった。 「たっだいまァ~…………ひいっ!?」 そこには、俺の帰宅を待ち構えるように、桐乃とあやせの二人がそれぞれ腕組みをし、仁王立ちしていたのだ。 二人とも静かに怒りを秘めた雰囲気で、左右に構えたその光景は、まさに仁王門のごとき迫力である。 「お、お前らどうし――」 「ちょっとあんた、顔貸しなさいよ」 桐乃はこちらの問いかけを遮ると、俺のシャツの裾をぐいっと引っ張り、有無を言わさずそのまま自室へと連行してい...
  • 無題:5スレ目803
    803 :地巫女 ◆LX/rG1c81Q :2010/12/31(金) 05 53 11.30 ID tEufFtQ0 俺は妹とデートの待ち合わせをしていた。 え?また芝居をしてるのかって?いやいやそうじゃないんだ。 今度はこの日だけは正真正銘、桐乃を彼女のつもりで待ち合わせしてる。 九時半に前に待ち合わせした場所に到着した時にはもう彼女は そこに立っていた。 「悪いな待たせたか?」と俺 「ううん、全然!」 ライトブラウンの髪の毛、しなやかに伸びた足、均整の取れた身体。 いつも見慣れたモノなのだが今日ばかり少しばかり違う感じがした。 「今日のおまえが今まで見た中で一番綺麗だ」 普段なら絶対言わない様な台詞を言う俺。 でも愛しい彼女が俺の為にお洒落してるなら褒めるのは当然だろ? 「お兄ち…京介もカッコイイよ」 照れくさそうに頬を赤らめて言う桐乃。 俺も恥ずかしいが今日だけは頼りになる兄貴じ...
  • 無題:5スレ目863
    863 名前:以下、2011年まであと405秒。。。[sage] 投稿日:2010/12/31(金) 23 53 16.89 ID VPXneIQ0  三月初旬のある日、昨日の昼過ぎから天候が悪化し、関東地方から東北太平洋側にかけて、 今朝まで春の嵐が吹き荒れていた。  俺と桐乃は昨夜から一睡もせず、リビングのソファーに二人並んで、身じろぎもせず、 肩を寄せ合って座っていた。リビングテーブルの上には、飲みかけのコーヒーカップが二つと、 無造作に折り畳まれた朝刊、電話の子機が置いてある。  テレビはボリュームを落としてはいるものの、付けっぱなし……  カーテンは閉じられたままだったが、昨夜までの暴風雨が過ぎ去ったせいか、 その隙間からは穏やかな春の日差しが僅かばかり差し込んでいた。  俺も桐乃も未明から、一言も言葉を交わしていなかった。  お互い無言のま...
  • 無題:5スレ目607
    607 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 投稿日:2010/12/28(火) 13 30 00.24 ID XyMK2D.o [2/9] きりりん@3日目東I**aヾ(*´∀`*)ノヨロチクー:つーわけで、あたしら西から回るからね †千葉の堕天聖黒猫†           :はいはい、好きにしたら? 沙織(管理人)              :それはよろしいのですけど、最後にお食事くらいはご一緒出来ますわよね? き:そこはちゃんとするって。つーかそっちのクソ猫の方がさぁwwアンタ東で買い捲って動けないーとかマジやめてよね 黒:な、な、なにを言うのかしらこのビッチは!そ、そんなわけないじゃないの き:どうだかぁ? 沙:まあまあ(^^;それでは明日を楽しみにしておりますわ♪ ****  冬コミ1日目。  今回も3日目に黒猫がサークル出店するので、そっちの...
  • 無題:5スレ目252
    252 名前: ◆qPOxbu9P76[sage] 投稿日:2010/12/22(水) 20 35 33.33 ID K/Nzm0co [6/16] 「ふぅ…なんとかバレずにすんだな」 「うん。あやせにばれたら取り返しのつかないことになるとこだった…」 コミケからの帰り道、俺達はあやせに遭遇してしまった。 しかし、運よくこちらが先にあやせの姿を発見できたこともあり、黒猫達に荷物を預けることで桐乃のオタバレを回避できたってわけだ。 もし、あやせに先に見つけられてたらと思うとぞっとするよ。 「後で、あいつらにもお礼言っとかないとな」 「いちいち言われなくてもわかってるっての。後で電話しとくから」 「さいですか」 ―――――――――――――――――― 夏休みも終わろうかとしている頃、唐突に俺の携帯が鳴った。 画面を見てみるとそこには『あやせ』の文字。 届いたメールを開き内容を確認すると...
  • 無題:5スレ目692
    692 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 投稿日:2010/12/29(水) 22 13 26.32 ID 1V7k/qA0 [2/6] つい最近まで茹だるような残暑が続いていたと思っていたら、もう朝夕はめっきり涼しく なってきたな。 受験勉強の方もまぁまぁ順調だしな、たまの休みの日ぐらいは、 昼近くまで寝てたって……と、枕元の目覚まし時計に目をやると。  「うわっ、とっくに昼過ぎてんじゃん!……」  階下からは微かにテレビの音が聞こえてくる。 この時間に家にいるとすっと…  桐乃かお袋だろう。 親父は、今日は仕事だと昨日の夕飯のとき言ってたっけ。  『とりあえず、なんか食わなくっちゃな』 と思いながら、階段を降りていった。 リビングのドアを開けると、お袋がソファに座ってテレビを見ているところだった。  「あら、京介…今頃起きてきたの~、もうオカズな...
  • 無題:5スレ目907
    907. あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! 2011/01/01(正月) 23 33 51.88 ID fMACecwo 桐乃の誕生日が迫って来たある日、俺はあやせに呼び出されていつもの公園にやって来ていた。 あやせ『相談があります。公園に来てください』 と、電話がかかってきた。 あいつは俺のことを重度のオタクで近親相姦上等の変態鬼畜野郎だと思われている。そんなあやせが相談なんておかしいと思いながらも 京介『分かった。何時くらいだよ?』 あやせ『20分後に公園に。待ってますんで』 とまぁ、このように呼び出されたわけだが、また桐乃にどうのこうのな話なんだろうな……はぁ… 大きく溜息をつくものの何も変わりはしないだろうな 京介「しっかし、あやせのやつおせーな。何が『待ってますんで』だよ。俺のほうが待ってんじゃん」 そう、ひとりゴチて...
  • 無題:5スレ目825
    825 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/31(金) 16 32 16.10 ID WKBVjwI0 あやせ「最近、桐乃とお兄さん仲いいな…」 学校で桐乃と話をしていると、2回に1回は必ずお兄さんの話題が出てくる。そういう時の桐乃の表情はなんというかとても嬉しそうだ。 あやせ「まさかとは思うけど兄妹で―いやでもお兄さんは変態だし、ここらで釘をさしとこうかな。お兄さんをとられないた…ううん、桐乃を守るために!」 翌日――― 京介「お、あやせからメールだ。何々?」 『お話があります。いつもの公園に午後5時に来てください』 京介「何だろうな、また人生相談とかか?とりあえず、行ってみるか」 ―――― ―― ― 京介「あやせは…お、もういるのか」 あやせはいつものベンチで携帯を見ながら待っていた。しかし、遠目に見ても美少女だとはっきり分かる...
  • 無題:5スレ目389
    389 名前: 387[sage] 投稿日:2010/12/24(クリスマスイブ) 22 26 50.67 ID T4Vnsxco [4/4] 黒猫と付き合い始めて最初のクリスマスイブ。 どうしたものかと途方にくれたものだが結局、 黒猫には『先輩と一緒にいられるなら家だって高級レストランだって同じなのよ』 と言い切られてしまった。まぁ、俺、一介の学生だしね? 受験生だしね? 大変申し訳ないと心の中で後ろ暗く思いながら、せめてこれくらいはって事で 美味しいと評判のケーキ屋で2人分のケーキを買い求め、慣れないながらも料理を準備させて頂いた。 ちなみに桐乃はあやせたちと、沙織は槇島家のパーティーがあるらしい。 両親はそれこそレストランからホテルに一泊の定番コンボと来たもんだ。 つまり、言われるまでもなく、おあつらえ向き。 そう、言われるまでもない。 だから、黒猫は、こんな顔で、俺のベッド...
  • 無題:5スレ目358
    358 名前:X ◆EODlYtIP4E 投稿日:2010/12/24(金) 01 18 04.94 ID i/KcYSEo [2/4] きりりん@X masメルル特番は19 30から(*^ー゚)b ネッ!!:えっ!アイツまだ誘ってないの?何やってんのよあのバカ! †千葉の堕天聖黒猫†:……私に聞かないで頂戴 き:でもクリスマスだよクリスマス!彼女誘わないでどうしろっつーの!! 黒:大方、私達でパーティーをやると思い込んでいるのではないかしら 沙織(管理人):申し訳ありません。本当はそのつもりだったのですけど、予定がどうしても……。・゚・(ノД`)・゚・。 黒:貴女のせいじゃないのだから、気にしないで? き:そうそう!甲斐性なしのあのバカのせいなんだから!だいたいそんなの確認しろっての!ヽ(`Д´)ノ 沙:ま、まあどちらにせよ、冬コミの後に忘年会を兼ねて計画はしていますから…… 黒:そう...
  • 無題:5スレ目777
     そういえば、加奈子が俺を名前呼びしてるのは、桐乃には初耳だったか。  ほんのちょっと前まで糞マネ糞マネ言ってたんだから、急な違いに面食らうのも無理ない。  俺自身ですら初めはそうだったもの。 「こないだの件から妙に仲良いみたいとは思ってたけど……加奈子、どんな心境の変化?」  桐乃のやつが珍しい戸惑いの面持ちで問う。 「ん~、そもそもコイツが加奈子のマネージャー外れるって言い出すからさぁ」  本来ならあの日…俺は加奈子にそう伝えて、我侭娘と雑用係の関係は円満終了。  ひいては二人の繋がりも希薄になり……という流れが当然だったんだろうが。  今となっちゃそんなアッサリとした幕切れは全然現実味が無い。不思議なもんだ。  その辺りの経緯に軽く触れてから、 「マネージャーはもう止めになっちゃったんだし、じゃあ京介でいいっしょって」 「じゃ...
  • 無題:5スレ目392
    392 名前: ◆qPOxbu9P76[sage saga] 投稿日:2010/12/24(クリスマスイブ) 22 53 46.16 ID Ns1UbIoo [4/13] ピンポーン 京介「お、きたか」 ガチャ 京介「いらっしゃい、上がれよ」 沙織「はい!お邪魔するでござる」 黒猫「…お邪魔するわ」 今日は12月24日。 世間じゃクリスマスイブとか言われていて、街がにわかに騒がしくなる日である。 沙織の提案で、今日はいつもの4人でクリスマスパーティーをやろうってことになった。 で、こいつらがわざわざ俺の家までやってきたってわけだ。 沙織「本当に申し訳ござらん。適当な場所の確保に失敗してしまいまして…」 京介「気にすんなよ。ちょうど親父もお袋も出掛ける用事があったみたいだからさ」 沙織「そう言っていただけると助かります。それと、急にお誘いして申し訳ない。他に予定とか...
  • 無題:7スレ目571
    571 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/08(火) 05 02 48.77 ID /oZ4q22AO [2/6] その日、俺は一本の電話で呼び出された。 今日はこれといって予定もなく、また電話の主が意外な人物だったので何の用かと興味もあった。 指定の店に入り客席を見渡すと、待ち合わせ相手は難なく見つかる。 あざやかなブロンドの彼女は窓際の席で俺の来たのとは逆側を見やり、いかにも待ちかねた様子だ。 「よう、ブリジット。お待たせ」 「あ、お兄さんこんにちは。ちょっと遅刻ですよ~」 「悪いな。お詫びにここの払いはもつよ」 「ええっ、いいです。そういうつもりで言ったわけじゃ…」 「こんなときは年上が会計するもんだ。お兄さんの顔を立てときなさい」 「そういうものですか? なら、甘えちゃおうかな。ご馳走になります」 前にも思ったがブリジ...
  • 無題:5スレ目788
    「あたし、やっぱりあんたのことが好き」  深夜、俺の上に馬乗りになった桐乃がそう囁く。  シャンプーの匂いだろうか。辺りには女の子特有の甘い匂いが漂っていた。 「お、おま……い、一体何を」 「やっとわかったの、自分の気持ちが」  カーテンの隙間から漏れる月明かりに照らされた桐乃の顔は優しい微笑みを湛えていて、どこか浮世離れした美しさすら感じさせる。 「だからもうあの黒いのにも遠慮しない。変に気を遣うのもやめるし、意地を張るのも今日まで」  こ、こいつは一体何を言っているんだ? ……俺には桐乃の言っていることがよくわからない。  ただ一つ確かなのは、こいつが俺に明確な好意を抱いているらしいということだけだった。 「お、おまえ、俺達は兄妹だぞ!? い、いくらなんでもそれはまずい!!」 「え……あ! な、何勘違いしてんの!? 好きってのはそ...
  • 無題:5スレ目365
    365 名前:Are you enjoying the time of eve?[sage] 投稿日:2010/12/24(クリスマスイブ) 09 28 48.60 ID T4Vnsxco [1/4] ピコーンピコーン 京介「なんだ? 沙織からメッセージ……?」 沙織『おや? 今日はクリスマスイブでござるのに、京介氏は自宅でござったか』 京介「……余計なお世話、と言いたいところだが、そういうお前もな、と」カチャカチャ ッターン! 沙織『これは手厳しい。おお、そうでござる。宜しければこれからささやかながらクリパなどいかがです?』 京介「そうだなあ。家にいると気が塞いじまいそうだし、お前が良ければ付き合うぜ」 沙織『了解でござる。それでは、1時間後に○○駅の北口改札前に、という事でどうでござろう』 京介「オッケー。楽しみにしてるぜ、と」 京介「……沙織とクリパか……なんかプ...
  • 無題:5スレ目956
    「ふあぁ~……ぁふ」  ついつい大欠伸を洩らしてしまうのも仕方ないやな。  ほんの数時間前、親父に付き合って二年参りに行ったばかりだ。  あの外見に違わず家長として家内安全無病息災の験担ぎを大事にする人であり、今年はおそらく俺や桐乃が無事に受験に臨めるようにという祈願もあったのだろう。  特に誘いがあった訳ではないんだが、同行することにした。  結果、元日で普段より大分朝が遅いってのに、やたらと欠伸が出てしまう。なんだかな……  家族全員の失笑を買いつつ、餅と雑煮を食べ、こうして二度めの初詣?に出掛ける俺だった。  というのは、正月早々赤城からメールが届き新年の挨拶がてら初顔合わせという趣きらしい。  麻奈実も誘ってくれと頼まれ電話してみたはいいものの、今年は和菓子屋のがいつになく好調で今日は時間を取れないと言う。  後で改めて俺の方から挨拶に行くべきか...
  • 無題:5スレ目917
    917. ◆qPOxbu9P76 2011/01/02(日) 01 12 00.60 ID sXuewvQo 「あ、そう言えば京介氏、拙者と付き合って欲しいでござる」 俺達がいつもの4人で集まって遊んでいると、何の脈絡もなく唐突に沙織がそう切り出した。 「は?」 いきなり何言ってんだおまえは!? なんでそんな“明日ちょっと買い物付き合って”みたいな軽いノリなんだよ! 「ちょ、ちょっとあんた何言ってんの!?ふざけんじゃないっての!」 「わ、わわわわ、私の妖気にあてられて気でも狂ったのかしら?」 そしておまえらは怒りすぎ 慌てすぎだ。ちょっと落ち着け。 なんでおまえらが俺以上に反応してんだよ。 「あの…駄目ですか?」 いつのまにか眼鏡を外し、真っすぐに俺を見つめてくる沙織。 両手は胸の前で組まれており、祈るようなポーズで俺の返事...
  • 無題:5スレ目846
     すっかり後延ばしになっちまった、当初の頼まれごとである買い出しをこなしていく。  加奈子と桐乃は普段の調子で雑談に興じていて、やれ某が可愛いだの面白いだのといったやり取りに花を咲かせる。  年も性別も違う俺は正直ついていけず、若干茅の外感をおぼえたりしつつ……  休みに入ってからこっち、やっと心置きなく友達と盛り上がれている二人を微笑ましく見守った。  一通りの買い物を済ませた頃には昼を回っていて、いい時間なんで飯を食っていく事にする。 「それにしてもお前ら、店冷やかすのもいいけどさ。  いちおう一緒に買い出しするって建前なんだから、ちっとは手伝わんかね?」  オーダーを伝えて席に腰を落ち着けたところで、少しばかり釘を刺しておく。  別に話に加われなくて寂しかったとかじゃあない、勘違いしないでくれ。 「えー。だって兄貴だけでもテキパキこなしてたで...
  • 無題:5スレ目704
     年の瀬も押し迫り……なんて常套句が毎日のように浮かぶ12月末。  沙織が「京介氏の慰問会を開きませう」とか言って、控えめながらクリパの場を設けてくれたり、 (アイツの心遣いには頭が下がるぜ本当)  黒猫が「邪魔にならないといいけれど」と腕の通しやすい上着を拵えてくれたり、ゲー研の連中は、冬コミは申し訳程度しか参加できないと伝えたんだが、暖かい励ましで迎えてくれた。 (代わりとばかりに武勇伝をせがまれもした。ないから、そんなん)  麻奈実やあやせたんも「手伝える事があれば気兼ねなく言って(ください)」と宣う。  俺ってば思ったより愛されてんのかしら…と感慨も大きい。  そんなこんなで早30日。  親父もようやく休みに入ったかと思えば、年末年始の警ら体制がどうこうと助力を請われたようで、完全にリラックスする訳に行かない様子だ。  そんなこんなを配慮してか、お袋は...
  • 無題:5スレ目811
    「いや~、まさかそんな事態に発展するなんて夢にも想いませんでしたぞ」 「……俺だって想像もできなかったよ」  この状況を一体誰が想像できようか。  あれ以来桐乃は俺にべったりで、もはや何をするのも一緒と言って差し支えない。  桐乃が学校から帰ってくるやいなや俺の部屋に直行し、 「お兄ちゃん! 一緒にゲームしよ!」 「あ~、この問題終わったらな」  というやりとりももはや日常と化している。 「……ほんとに兄として好きなだけなのかしら? とてもそうは見えないのだけれど」  黒猫が盛大に引いているのがよくわかる。だって口元がひくついているからな。  あぁ…人が本気で引くときのリアクションって本当にこんなんなんだな。  俺、アニメでしか見たことなかったわ。 「はぁ!? あんた何キモいこと言ってんの!? あたしがお兄ちゃんとそんな関係になる...
  • 無題:5スレ目299
    299 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[] 投稿日:2010/12/23(木) 16 18 56.48 ID I1P762Io [2/9] サカ豚の俺が勝手にサッカーに置き換えて書いてみた ↓ ------ ドン! 階段を降りたところで、俺は桐乃とぶつかった。 ぶつかった衝撃自体はたいしたことなかったが、はずみで桐乃のバッグの中身が散乱する。 京介「あ、悪い」 俺は散らばった小物を拾おうと手を伸ばしたが―― ぱしっ!それを察した桐乃が手を払う。 桐乃「……いいから、触んないで」 桐乃はバッグの中身を拾い集めると、さっさと家を出て行った。 相変わらず態度の悪い妹だぜ。 とそこで、俺は靴箱の陰に、薄いケースのようなものが落ちているのに気付いた。 京介「なんだこりゃ…?」 それはDVDのケースで、パッケージにはこう書かれていた。 『ジェフユナイテッド市原...
  • 無題:4スレ目575
    575 名前: ◆qPOxbu9P76[sage] 投稿日:2010/12/13(月) 20 22 05.83 ID TnOD28.o [6/14] 加奈子「……でもさー………なーんかぁ……恋人って感じじゃなくね?」 加奈子「…………あ!そうか、恋人っぽくなくて当然じゃん………イヒヒ、こりゃぁ面白くなりそうじゃね?」 ブリジット「かなかなちゃんどうしたの?」 加奈子「あん?………そうだ………実はな、さっきの奴ら……実の兄妹なんだよ」 ブリジット「えっ?…兄妹?」 加奈子「おう。でさ…桐乃はあたしの親友なんだけど、やっぱり兄妹で付き合うとかってよくねぇって思うわけ」 ブリジット「ほ、ほんとに兄妹なの?」 加奈子「あぁん!?おめー加奈子のことが信じられねえの?」 ブリジット「そ、そうじゃないけど…」 加奈子「だからさ、桐乃の目を覚まさせるのを手伝ってくんねぇ?」 ブリジット...
  • 無題:8スレ目577
    「春眠暁を覚えず」とはよく言ったもので、春の訪れと共にやってきた暖かな陽気は、俺の中から眠気だけを効率良く引き出してくれる。  暇潰しのために持ってきた文庫本も、今は睡眠促進剤としてしか機能を発揮していない。  これで隣に可愛い女の子でもいれば、少しは違ったのだが、生憎今そこにいるのは無駄に爽やかなムカつくイケメン野郎だった。 「俺の隣にいるのが、なんでお前なんだろうな」 「おい、高坂。口を開くたびに俺に当たるのはやめろ。俺の繊細な心はもうボロボロだ」 「なら、粉々に砕いてやるよ」  無駄に爽やかなムカつくイケメン野郎――赤城浩平は、そんな心にも無いような反論をして、俺のイライラを加速させた。  この余裕な態度も鼻につく。まったく、妹の頼みとなると途端に元気になりやがって。 「お疲れさま~。きょうちゃん。赤城くん」 「おう、麻奈実」 「こんにちは、田村...
  • カプ別
    カップル別SS一覧 京介×桐乃 無題:1スレ目306 京介×桐乃 ※いい兄さんの日 無題:2スレ目707 京介×桐乃 ※ヤンデレ 無題:3スレ目35 京介×桐乃 無題:3スレ目162 京介×桐乃 京介×黒猫 無題:1スレ目2 京介×黒猫 ※桐乃嫉妬 無題:1スレ目34 京介×黒猫 ※デート&看病 無題:1スレ目62 京介×黒猫 ※あやせ嫉妬 無題:1スレ目130 京介×黒猫 ※瀬菜の反応 無題:1スレ目376 京介×黒猫 ※コスプレ
  • 無題:11スレ目575
    575 :◆Neko./AmS6 [sage saga]:2011/09/06(火) 23 17 25.34 ID 3JnrCuIfo 「どうも遅くなりまして。……夏コミ以来ですか、お会いするのは」 「そうね。……京介くんも相変わらずで何よりだわ」 俺は席に着いてからアイスコーヒーを注文すると、さりげなく店内を見回した。 洒落た雑居ビルの三階、壁際を飾る見るからに高価そうなアンティークの数々……。 どこにでもあるファミレスや近所の喫茶店に慣れた俺には居心地が悪かった。 窓から外を見下ろすと、スクランブル交差点を足早に渡る人々の群れが見える。 「ごめんなさいね、こんな所まで呼び出したりして。  でも、どうしても京介くんと話がしたくて……ついメールを入れちゃったのよ」 「いえ、俺もフェイトさんのことは気になっていたんでちょうどよか...
  • 無題:5スレ目244/小ネタ
    244 名前:エロ注意[sage] 投稿日:2010/12/22(水) 18 45 03.16 ID j9W4tGEo [2/5] 「そう熱くなるな、たかがアニメじゃないか」 「じゃあなんでここがこんなにおっきくなってるんですかっ!」 「そ、それはだな……」 「お兄さんのばかっ! こんなだから、お兄さんにそういうの見てほしくないんです」 ゴソゴソ。 「そう言われても……俺のリヴァイアサンはリヴァイアサンなんだからしょうがないだろ」 「リヴァイアサン?」 「……とにかく、不可抗力ってこった」 「じゃあ……」 ジーッ。 「お、おい、あやせ!?」 「ひゃうっ! うぅ…………これ、どうしたら小さくなるんですか?」 「えーと……まず、触って」 「こ、これを触る? あ、うぅ…………くっ…………熱い、です」 「あやせの手……冷たいな」 「こんなに、ぴくぴくして……この変態、なんでこんなになってるんですか...
  • 無題:2スレ目5
    5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/25(木) 19 48 56.29 ID e4+awgo/0 瀬菜「高坂先輩。私、先輩に人生相談があるんです」 こう切り出されたのが3日前。そして、今日俺は瀬菜と一緒に秋葉原に来ている。 なんでも兄貴との仲直りの印にプレゼントを渡したいそうだ。うちのと違って実によくできた妹である。いや、いつぞやの桐乃もかわいかったけどね? 京介「で?どこから行くんだ?」 瀬菜「やだなー、それを決めるために高坂先輩に人生相談を頼んだんですよ?」 京介「あー、そうだったな。でも何度も言うけど、あいつの趣味なんてよく知らねえよ?」 瀬菜「またまたぁ、以前もよくからんでるって、おっしゃってたじゃないですか」ウヘヘ 京介「つるんでるな!気持ち悪い言い回しをするんじゃねえ!!そして今すぐ妄想をやめろ!!」 だめだ…腐女...
  • 無題:9スレ目51
    51 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福井県)[sage saga] 投稿日:2011/03/27(日) 22 01 59.41 ID VzcOF4WKo [3/14] 春と訪れと共に始まった俺のマネージャー生活も、早いもので五ヶ月が経った。 俺の担当である来栖加奈子は順調に知名度を上げ、タレントとして着実に成果を上げている。 そう、何もかも順風満帆。誰もがそう思っていた。……俺を除いては。 「……またか」 俺はたった今まで読んでいた紙束をデスクの上に投げ捨て、天井を仰いで目頭を揉んだ。 ここ最近、同じような内容の文書ばかり読んでいたため、正直辟易している。 デスクの上にブチ撒けられたものもそうだ。その内容は――――。 「ブリジットとセットでオファー……これで何件目だ?」 二ヶ月前に出演したバラエティ番組をきっかけに、加奈子たちへの取材や出演オファーが激増した...
  • 無題:8スレ目54
    54 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/03/03(木) 23 22 26.71 ID RA85mHvdo [10/11] あの夏の日、私は先輩に告白した。 そのこと自体は後悔はしていないわ。だって、私が選んだ道だもの。 もちろん、先輩のことだから、色々とやきもきさせられることも覚悟をしていたわ。 ただ、その覚悟はまだまだ足りなかったみたい。こうして、あの人から離れた今だからわかることだけれど……。 告白してから数日後、先輩は了承の意を示してくれた。 今だから言えるけれど、その時の私はすごく舞い上がっていた。 それを悟られないよう必死で誤魔化そうとしたけれど、無理だったわ。だって、あの人の顔が赤かったもの。私の反応を見た結果ね。 それからしばらくは、幸せだったと思う。 恋仲になったことをあの子や沙織に伝えた時、沙織...
  • 無題:2スレ目593
    http //www43.atwiki.jp/vip_oreimo/pages/20.html のつづき 593 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/30(火) 21 00 35.99 ID JRhAmYhD0 年末、冬休みでとくにやることもない俺は、自身が一番落ち着ける場所、つまり田村家に連日のようにお邪魔していた。 クリスマスにあんなイベントが発生した今でもそれは変わらない。 翌日こそ爺ちゃん達の尋問をかわすのが大変だったが、それも無事に乗り越え、今は麻奈実の部屋でごろごろしているわけだ。 麻奈実「ねぇ、きょうちゃん。明日って暇かなぁ?」 ふいに、麻奈実がそう切り出した。 俺は半分眠ってしまっていた脳を起こすべく、麻奈実が入れてくれた茶をすする。 京介「ん~?唐突にどうした?」 麻奈実「あ、あのね。お買いものに付き合って欲しいん...
  • 無題:9スレ目552
    552 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2011/04/18(月) 21 03 56.70 ID xdevEnjL0 「ハア…」 さっきから耳に響いている『ザーザー』って音を聞いていたら、自然と溜息が出てしまう。 夕立にしては長い雨が降り注ぐ中、俺はひたすら家路に向かって歩いていた。右手には傘をさし、左手には某ゲーム専門店の名前が入った袋をぶら下げて。 そう。俺はいつもの通り、桐乃のヤツに妹ゲーを買いに行かされていたのだ。 なんでもこのゲーム、シスカリの最新作且つ、ゲストキャラクターにメルル等の様々な他作品妹キャラが参戦しているらしい。 どこのスマ○ラだ!と突っ込みたくもなるのだが……つまり、桐乃にとっては夢のような代物なのである。 おそらく内容的にもかなり賛否両論の作品になると思うのだが、とりあえず桐乃...
  • 無題:8スレ目560
    560 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/03/14(月) 21 20 46.55 ID hyJBUhYDo [11/14] とあるひ! 京介「ウエッホグォッホ!あー、風邪かねえ」 あやせ「お兄さん、こんにちは」 京介「ん?あー、あやせ。こんちゃ」 あやせ「(……あれ?)お兄さん、マスクしてますけど風邪ですか?」 京介「そうかもしんねー。咳が治まらなくてな。あとだりー」 あやせ「お兄さんがだるそうなのはいつもじゃないですか」 京介「んー。ま、そうかな」 あやせ「(……あれれ?)お兄さん、やっぱりおかしいですね」 京介「そうだな。風邪だな、こりゃ」 あやせ「早く帰って休んだ方が良いですよ。うつされても困りますし」 京介「そうだな。じゃあな、あや...
  • 無題:8スレ目546
     寒い……。  それが今の、俺の率直な感想だ。だが、俺はまだマシな方だと思う。  周囲には、冬だというのに過度に露出している女性陣がわんさかいるしな。まったく、レイヤーというのは恐れ入る。  俺は高坂京介。地元の国立大学に通う19歳だ。  冒頭の説明でわかるヤツもいるだろうが、一応説明しておこう。俺が今いる場所は、冬の東京ビックサイト。その屋外にあるコスプレ広場だ。  何でそんなところにいるのかって? そう慌てなさんな。それも今から説明するからよ。  そう……あれは一月半ほど前、一本の電話から始まった――。 「コスプレだぁ?」 「そう。一度はしているのだから、手馴れたものでしょう?」  俺が自室で妹様からの宿題(無論、エロゲーだ)をしている最中、俺達高坂兄妹の共通の友人である黒猫から電話がかかってきた。  電話を取るや否や、「今年の年末、あなたには...
  • 無題:8スレ目513
    513 名前: ◆5yGS6snSLSFg[sage saga] 投稿日:2011/03/13(日) 21 33 19.99 ID Ea2rmdZ3o [3/9] 「はあ!? またリアが来るの!?」 「そっ。今度、東京で陸上の世界ユースがあんの」 リアが我が家にホームステイしたのが4年前。俺はもう大学生で、桐乃は高校生だ。 桐乃が言うには、リアはその世界大会とやらに出場するため来日するらしい。 そして、その大会の前日に現地入り。大会までの間を我が家でホームステイして過ごす予定だと言う。 「そういうのって、近場のホテルとかとったりするんじゃないの? しかも前日って……普通もっと早く来日するもんじゃねえの?」 時差ボケとかどうする気だ。 確かに4年前はそんなの気にもとめてずに元気に走り回ってたけどさ。今度は遊びに来たわけじゃないんだろ? 「そうなんだけ...
  • 無題:10スレ目583
    583 ◆y8MRojr2/6[sage saga] 2011/05/27(金) 22 42 06.56 ID 2Jys0UNn0 「あやせ!結婚してくれ!!!」 「この…変態ッ!!死ねぇぇぇぇぇ!!!!!ドゴォ!」 「うげぇっ!」 ハイ、また蹴り飛ばされた~。 いや、俺だって、いっつもこうなる度に『そろそろ学習するべきだ』とは自分でも思ってるんだぜ? でもよ、あやせに会うとどうしても止められないんだな、これが。 「どうしてだあやせ!!どうして俺に毎度毎度こんな酷い仕打ちをするんだ!?俺はこんなにもお前を愛しているというのに!!!」 「またそんなこと言って………わ、私は、お兄さんの告白なんて信じられません!」 「お、俺の告白が信じられない!?何でだよ?」 「だって…お兄さんの告白はテキトー過ぎるじゃないですか!全ッ然気持ちが伝わってきません!  ...
  • 無題:11スレ目545
    546 :◆lI.F30NTlM [sage saga]:2011/09/03(土) 12 42 04.21 ID bTCkfcefo 「く、黒猫……。いったい何を……」 「ふふっ。さぁ、なにかしらね?」 俺の問いに妖しげな笑みを浮かべながら返答する黒猫。これだけなら、俺だって多少はドギマギしただろうが、別段取り乱すことはなかった。 ここ最近の習慣となりつつある、俺の部屋でのゲーム製作。黒猫はベッドで、俺は机で作業。ここまではいつも通りだった お袋が「買い物に行ってくる」と階下から告げ、玄関のドアが閉まる音がした後、異変が起きた。 「先輩、ちょっといいかしら?」 「ん? ああ」 さっきまで寝転がっていたベッドに人一人が座れるスペースを空けて、黒猫が俺を呼んだ。 黒猫が俺をベッドに呼ぶこの光景も、今ではそれほど珍しくはなかっ...
  • 作業領域
    ウィキへの要望、修正してほしいことを書き込んでおくと、誰かが編集してくれるかもしれません。 名前 コメント 桐乃ブチギレ→京介ブチギレ がみたい -- 名無しさん (2014-05-06 17 14 1...
  • 無題:8スレ目525/小ネタ
    525 名前:なんとなくSS[sage sage] 投稿日:2011/03/13(日) 23 14 26.43 ID K2PaNEaA0 [2/2] 俺はいたって普通の高校生だと思う いや、どちらかと言えば目立たない奴だな スポーツも勉強も誇れるほどではない おっと数学だけは別だぜ、上の下程度だけどな 帰宅部なのは仕方ない、実家が自営業だからな 店に手伝いに出ることもあれば、母親の代わりに家事をすることもあるさ おかげで近所の商店街のおっちゃんおばちゃんからの評価はおおむね良好だ だから田村屋のばあちゃん達ともソコソコ仲がいい したがって同じクラスの田村さんのことも良く知ってる 学校以外で初めて会ったのは、お使いの時だった 急な来客に出す為のお茶請けを田村屋に買いに行った時 店にいたのが田村さんだった 明るい接客、丁寧な包装、優しい言葉 ...
  • 無題:8スレ目530/小ネタ
    530 名前: ◆kuVWl/Rxus[sage saga] 投稿日:2011/03/14(月) 01 54 08.66 ID k5hkM09AO [1/2] 京介「明日から停電かぁ……」 桐乃「なによアンタ、文句あんの?日本中が非常事態だってのに」 京介「いや、別に文句は言ってないだろ」 桐乃「うちも今から早速節電モードだからね。不要なコンセントは抜いて、照明やエアコンの節約のために、なるべくひと部屋で生活すること」 京介「お前、省エネに詳しかったんだな……」 桐乃「そして夜更かしせずに早く寝ること!起きてたらそれだけ電気使うんだから。ホラ、さっさと二階へあがるのよ」 京介「わかったって……じゃあ、おやすみな」 桐乃「ちょっと、なに自室に入ろうとしてんのよ。……あ、あんたはしばらくあたしの部屋で寝起きするの」 京介「……は...
  • @wiki全体から「無題:5スレ目572」で調べる

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