VIPロックマンまとめ内検索 / 「新ジャンル「ティウンティウン」」で検索した結果

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  • 新ジャンル「ティウンティウン」
    242 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2006/10/05(木) 09 40 57.25 ID oANcom54O 男「家庭科とかマンドクセ…」 チクッ 女「痛っ!!」 男「針が刺さったのか?ちょっと見せてm…」 女「ティウンティウンティウン……」 男「ちょwwwwwwww」 252 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/05(木) 11 33 21.29 ID HqDfSX4K0 男「家庭科だりいよな、裁縫とか男がやるもんじゃねーよ」 ロック「あっ!」 ティウンティウンティウン 253 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/05(木) 11 37 20.30 ID V6Wl+zKN0 ロック「肩こったな。お...
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    ...ス注意 新ジャンル「ティウンティウン」
  • Short Stories -1-
    想い月 742 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2006/10/08(日) 03 59 50.28 ID 8aAlhmzz0 とりあえず俺はロック×ロールが好きなんです>< さあ引け。 伝えたいのはただ一言。 あなたがとても愛おしいということ。 けれど、あなたは決してそれを口にするのを許してはくれない。 穏やかな微笑みで、わたしの言葉を封じてしまう。 そして決まってわたしは、その笑顔を見ると泣きたくなる。 行き場を失った想いが、積もり積もって、今にも心からはみ出そうで。 必死で蓋をする。自分の、心に。 月がとても綺麗な夜、ベランダで1人空を見上げるあなたを見つけた。 わたしもその隣に立って、同じ月を見つめる。 743 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:20...
  • Short Stories -3-
    終わりと始まり 64  以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  2006/10/13(金) 01 41 14.92 ID /pdOS6GZO 2体の赤いロボットが、数メートルの間を空けて、森の中で向き合っていた。 片方のロボットは、大型の盾を背負っている。 サングラスをかけているため、表情は読み取れない。 片やもう一方のロボットは、美しく長い金髪を風になびかせている。 ただ、こちらのロボットの目は『殺意』に満ちていた。 65  以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします  2006/10/13(金) 01 43 29.86 ID /pdOS6GZO 場は一触即発の雰囲気。 ━━風が止んだ。 先に動いたのは盾を持つロボット。 右手で盾を構え、左手をバスターに変形させて、ダッシュで金髪のロボットに突っ込む。 金髪...
  • 湯けむり大作戦
    621 :投下の間隔が開く場合がありますが勘弁して下さい……:2006/11/17(金) 09 59 38.60 ID WXlXzf4o0 湯けむり大作戦④ 前回までのあらすじ     . . . . Λ_Λ . . . .  オチが閃かない……うまく区切れない……    . . . /彡ミ゛ヽ;)ヽ、.   投下の間隔あいたし、どないしよ?   . . . / / ヽ、ヽ、i . . .  ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ヽ、_ノ  ̄ 「不不不……グダグダになる前触れだよ」 622 :愛のVIP戦士:2006/11/17(金) 10 00 27.06 ID WXlXzf4o0 ※  秋原旅館の一室で、扉を開ける人影があった。  普段...
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    盛者必衰の理消えたのだ*大見出し 中見出し 大見出し このサイトはニュー速VIP板、新ジャンル「ロックマン」発端の 28号氏の小説、Irregular`s Elegy氏の小説及び 関連スレのまとめページです。 ~ぬにに!だれもいないのかな?かな?~ ロックマンX inVIP @ ウィキ http //www21.atwiki.jp/rockmanai/ 現行スレ (2007/02/15 19 40 現在) 【Zipで】ロックマンX・小説&チョコ【よこせぇぇぇ!!】 http //ex17.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1171449604/ 前スレ 【ロックマン】クワンガーのお菓子地獄【それはエレジーです】 http //ex17.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1171189848/ 関連スレッド お...
  • Short Stories -2-
    ブルースの陰謀 478 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/09(月) 12 03 48.27 ID duSV8akeO 「ブルース!!ライト博士を返せ!」 僕の前には不適な笑みを浮かべたブルースがいる。 幾度となく助けられてきた。 彼がなぜそんなことをしたのかわからない。 だが今はライト博士を取り返さないといけない! 彼は笑みを浮かべたままバスターを僕に向けた。 「なぜだ!ブルース!!」 僕がバスターを彼に向けた瞬間に僕のからだに衝撃がはしる。 意識は朦朧としていたがふとブルースを見ると彼は爆発していた。 「・・・え?」 「おい、全然似てねぇじゃねぇか!」 僕は慌てて後ろを振り替える。 「ブルース!!」 「偽物ごときにやられてるんじゃねぇよ」 彼はやはり不適な笑みを浮かべていた。 「後はてめぇで後始末...
  • ロックマン -3-
    232 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/05(木) 08 48 41.53 ID iyWMtbgPO ……あの悪夢のような日から、さらに3日が経った。  パシュウウン… 「………!」 「……全員ここから出ろ。出番だ」 ……ついに……きたか…… 「ふっ」 全員が動けなくなっている中、32号だけがわずかに笑みをもらした。 233 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/05(木) 08 58 24.74 ID iyWMtbgPO 連れて行かれた先…例の巨大なモニターが、雪原の中にそびえ建つ宮廷のようなコサック研究所を映し出していた。 「…おまえらの他のロックマンは、全員死んだ」 「………!」 「残っているのは貴様ら8体だけだ」 ...
  • ドラゴンボールX
    ドラゴンボールX 278 名前: 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 10 24 00.78 ID Se9KglX70 ドラゴンボールX 21XX年 ルミネの企みも失敗に終わり地球に一応の平和が訪れたが、ある日消えたはずのイレギュラーが大量発生した。 シグマ軍やドップラー軍団、レプリフォースやナイトメア調査員、レッドアラートなどハンターたちの強敵であった 所変わってエイジ7XX年 ある平和な農村で突如空間の捻れが発生。近くにいた農夫はただちにそこに向かった。 農夫「わわっ!なっ!なにもんだっ!おめぇ!」 空間の捻れから現れたのは大柄のスキンヘッドの中年風レプリロイド、かつ最強のイレギュラー・シグマ。 農夫はひたすら怯え、そしてウインチェスターを向ける シグマ「...
  • 短編用キャラクター紹介(※ネタバレ注意
    キャラクター紹介 105 :キャラクター紹介 :佐賀暦2006年,2006/10/23(佐賀県民) 00 35 16.33 ID ZPXeHxv80 ■エックス 18禁、殺伐戦闘ゲーム〝ロックマンX〟シリーズの主人公。 成長性が高いという、少年誌でよくある特性を受け継いでる少年。 女顔が悩みで、誰かにそれを指摘されると軽く鬱になる。 武装のバスターはハッタリ。 どちらかと言うと、股間のバスターを女性キャラに弄ばれる――逆レイプの星に生まれている。 みんな仲良くがモットーらしいが、その想いが形となって実現した覚えは無い。 只今、訳ありでアイシー・ペンギーゴと同棲中。 アニメを見たりするなど、青少年らしいが、やはり嗜好はどこか女性的なアニメになる。 携帯を持っていない、今時珍しい子なのは蛇足。 男などで、長々と説明はしない。...
  • FFとBBのドップラーなナイトメアポリス -2-
    229 :投下します :佐賀暦2006年,2006/11/07(佐賀県警察) 12 09 49.53 ID OyGrqrs90  前の続き  FFとBBのドップラーなナイトメアポリス  引き続き、博士から与えられた指令に則って行動する二人は結局、入店を断念して専ら露店を梯子していた。  露店なら客層も容易に判断できるし、間違っても岩石を出すことは無い。  何より動き回りながら食べられるので、行動的なヴァジュリーラには打って付けだ。 「今度は何を買ったんだ?」  何時の間にかいなくなり、何時の間にか帰ってきた隣人にマンダレーラが問いかける。  隣人のヴァジュリーラは底の深いカップに入ったポップコーン状の菓子を口に入れては、頻りに顎を動かす。 「『エクスプローズ・コーン』という菓子だ。口に入れる度、添加物が爆ぜて面白いぞ?」 「美味し...
  • Short StoriesX -12-
    エレベーターにて 「やーれやれ」 「全く、疲れたのですよー」 「お疲れ様ですー」 鉄の箱。 本部への直通エレベーターというものが存在する。 ハンター本部から、遠く離れた都市部への移動の際に使用される、交通機関の一つだ。 数人が寝そべる事が出来る程のスペースを持つ箱は、三人の男女を飲み込んでいた。 縦ではなく、横へと移動するエレベーター。 郊外に派遣されたハンター達は、仕事を終えて帰路につく。 「なーにが、心霊現象を解決しろですか。このご時世に、本部も馬鹿なのですよー」 軍用コートと学生用の水着の出で立ち。 蜂蜜色の長い髪を後ろに纏めた少女が、不満を露にした。 「あー、謎のジャングルジムには驚いたなぁ。食われるかと思ったぞ」 桃色の頭髪を生やし、革の黒いジェケットを着込んだ女は、今日の仕事に辟易しながら嘆息する。 女は深夜にも関わらず、薄...
  • ロックマン -1-
    21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/04(水) 14 12 38.70 ID TMhFFTZu0 200X年…… 天才科学者Dr. ワイリーの世界征服の野望は 同じ天才科学者、Dr. ライトが作り上げたレプリロイド、ロックマンによって打ち砕かれた。 彼は、元々平和を愛する家庭用ロボットだった…… 世界にはこう伝えられている。 だが真実は違う。 俺「たち」ロックマンは、もともと戦闘用にプログラミングされて作られたんだ。 そう、ワイリーを倒し、ロボット工学の権威になるというDr. ライトの野望のため…… 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/04(水) 14 20 32.60 ID TMhFFTZu0 きみたちは俺たちロックマンが死んでも、またすぐ新し...
  • ロックマンX -10-
    448 :Irregular s Elegy :佐賀暦2006年,2006/11/01(佐賀県職員) 23 10 26.48 ID EVsBXzyI0 「――同じ部屋で良い」 高級感を漂わせる装飾と、機能美を感じる設計をされた広い空間。 中央に女性の裸婦像が置かれたホール。 赤い絨毯を敷き詰めたロビー――森林を抜け、近隣に存在した街のホテルに二人は居た。 カウンターに笑顔で立つ従業員のレプリロイドに、マンドリラーが当然とばかりに言い放った。 時刻は深夜。 訪ねるには非常識な時間だが、宿泊場所は別である。 バレッタで髪を纏めた少女のレプリロイドが、かしこまりましたと答え、端末を操作する。 「同じ部屋って……」 腕を組むマンドリラーの後ろに立つエックスが、彼女の背中に困惑した顔と声を投げた。 「何か問題があるのか?...
  • ロックマン -5-
    419 名前:28号[] 投稿日:2006/10/07(土) 19 58 40.47 ID qFHrPI5u0 …32号が最初の転送ポットに入ると、 飛ばされた先のそこは、殺風景な部屋の中だった。 何もない、小さな部屋。 だが、その向かいの壁には…… 「………」 「………ドリルマン………」 421 名前:28号[] 投稿日:2006/10/07(土) 20 05 34.25 ID qFHrPI5u0 「…………」 無言でヤツを見つめる32号…… ……そういえば、アイツが…… ……アイツが自分が生き残るために倒した相手は、ドリルマンだった。 「…………」  ……バッッ!!! 「……!!!!」 ドリルマンは32号に向かって、ドリルボムを発射した。 425 名前:28号[] 投稿日...
  • Short StoriesX -8-
    ゼロの意義 【むしゃくしゃして書いた。厨くさくなった。今は反省している】  気がつくと、ゼロは暗闇の中にいた。なぜか鎖つきの首輪で繋がれていて、その場から動けない。  ふいに暗闇の一箇所が開いた。光と共に誰かが入ってくる。 「気がついたか?」 「……エックス!?」  逆光の中から投じられた声は、彼女の良く知るハンターのものだった。  彼は後ろ手に扉を押した。光の範囲が狭まり、眩しさが軽減される。 「なあ、なんだよコレ? 早く外してくれ!」 「ふふふ……」  エックスは微笑み、いきなり薄い胸板にむしゃぶりついた。 「うゃあっ!? え、うそ? エックス!?」  纏っていたはずの緋色の装甲は、いつの間にか剥がされている。  彼女の悲鳴を無視し、少年は淡く色づいた突起に刺激を与えていった。 「つ、つまむな! ……あ...
  • Short Stories X -5-
    レプリロイドは電気羊の夢を見るか 349 名前:1/5[] 投稿日:2006/10/18(水) 12 13 05.69 ID YdgVosgy0 僕はひとり、牢獄の中にいる。 そこが牢獄であることを、なぜだか僕は知っている。 そこは暗く、狭い。可視分野や可聴領域を切り替えても、周りの状況は何一つ把握することができ ない。左右前後に迫る壁に、何らかのプロテクトがかけられているらしい。イレギュラーを収容する 鑑別所によく似ているが、そうではない。それも、どうしてか確信できる。 僕は、そこから逃げたい。何とかして逃げなくてはと感じる。僕の腕部がひとりでにバスターへと変 換され、出力を上昇させるためのチャージ音がただ部屋の中に響く。エマージェンシーコールによ く似たその聞き慣れたいななきが、今はやけに耳に障る。 僕は無造作に銃口を上げる。目の前の壁に向かい、留まらせたエネル...
  • Short Stories X -4-
    168 :公共電波障害:2006/10/17(火) 23 36 30.80 ID VyNGFb7Y0 公共電波障害 「目覚めなさい、マック」 声が聞こえる。 漆黒のレプリロイド――マックはその声に意識を覚醒させた。 突然の事象に驚く顔を回すと、自分は監獄のような薄暗い部屋に居るようだ 目前には宙に浮かぶロープ。 「お、お前はいったい!? ここは何処だ……!!」 マックはその光景に再度驚愕し、身をよじった。 空中でゆらゆらと揺れる茶色の縄に、戦闘の構えをする。 「私はロープの神。――マックよ、よくぞ最初の〝151匹のメカニロイド〟を捕らえました」 その言葉に、ほう、とマックは感嘆の呟きをあげる。 どこから発声させてるのか気にせず、漆黒の少女は礼儀よく、ロープに向かって礼をする。 「困難な事だったでしょう」 「ふふん。オレには造作も無い事だ...
  • Short Stories X -11-
    726 :ex17落とさないでね :2006/11/11(土) 21 16 47.81 ID ZKVl9elI0 VIP復活おめでとうございます。 ところで「空気」って、なんて読むんですか? からけ? ラジオのお時間  こんにちは! 天空の淑女あらため、全開少女イーグリードでっす!  みなさん御存知の通り、テレビ「竜巻!お悩み相談室」の放送時間なのですが……  テレビ局さんの都合で、お休みになってしまいました!  かわりにラジオによる声のみの出演です~。えーん、しくしく。  みんな、ごめんねー。ムカツク上司が居てさぁ……  あ、でもね、でもね、公開録画ですから。  HNKスタジオまで来て頂ければ、いつも通りの私が観られると思います。  それでは今日も、エネルギー全開で、いってみよー! ※ ――この番組は...
  • Short StoriesX -13-
    異端電子海 異端電子海 異端が現れるのは、現実だけでは無い―― ハンターのみんなでお話しましょう 1 名前:名無しのハンター 投稿日:2006/11/16(木)19 32 21.69 ID:X123456780  ハンターのみなさんで、雑談でもしませんか?  最近物騒ですが、みんなでお話でもして気分を盛り上げましょう! 2 名前:名無しのハンター 投稿日:2006/11/16(木)19 33 43.12 ID:iceAI720  (・ε・)<氷の女帝が2getだよ……         1その調子だよ……これからも良いスレたてようね……でも認知はしよう         3 2get出来なかったね……遅い……馬鹿ゾウよりも遅い……www         4XIPに来る前に……就職しろ……         5失せな……エックス以外の……...
  • FFとBBのドップラーなナイトメアポリス
    944 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2006/10/14(土) 21 48 48.87 ID dsda8RI30 FFとBBのドップラーなナイトメアポリス」 昼間のハイウェイを一台の乗用車が規則を遥かに超えたスピードで駆け抜けていく。 その乗用車をポインターのように執拗に追跡する青い長髪の少女―ヴァジュリーラFFの姿があった。 ヴァジュリーラは凄まじい速度で逃走する違反車両を自前の俊足で追い立てる。 「おとなしく停車しろ! 逃げられると思っているのか」 一気に近づき、運転を預かる男性型のレプリロイドに問い詰めると、返答の代わりに銃口が差し出された。 ヴァジュリーラは無警告で乱射される弾丸をガードレールまで飛びのいて回避する。続けて助手席から大きく身を乗り出した同乗者が、大型の機関銃を後方に佇む少女に向けて...
  • Short StoriesX -14-
    More than subordinate ――隊長ぉー! こちらに走り寄る少年。満面の笑顔が、少年の白い肌で咲く。 ――隊長、大好きです! 頬が赤に染まり、少年は顔を近づけ―― けたたましい鈴の音が鳴る。 目覚ましが奏でる騒音に、金色の髪を枕に散らす女が目を開けた。 彼女の瞳が映すのは、駆け寄る少女のような顔をした少年ではなく、しみの無い天井だ。 「くそっ……」 目覚めよ、と喚く時計を叩き潰し、女はかかるシーツを跳ね除ける。 薄手の布から現れたのは、小さなクマがいくつも描かれた寝間着の女。 寝台から立ち上がり、長髪をかきあげる女の端正な顔に、ひどく不機嫌な表情が現れる。 女は手櫛で蜘蛛の巣のように散らばる髪を整え、狭くも広くもない自分の部屋の出入り口に向かった。 扉を開け、目前に出現する廊下の壁を右...
  • ロックマンX -4-
    26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/07(土) 15 22 04.00 ID aICqBPyB0 『エックス……』 北極の端。 戦闘終了から三時間後。エックスを迎えに来たヘリが着陸し、回転翼を回す。 ヘリの乗務員が救急キットやら、エネルギータンクをてきぱきと設置し、仮設のテント型待機所を作った。 エックスに声をかけるのは、その設備の一つである無線からだ。 「アイちゃん………」 『エックス。大体の話は、戦闘中の無線で把握している……その、なんだ……』 声の主、ライトは言葉を紡ぎづらい。 『彼女は……何者かの手によって、イレギュラーにされてしまったんだな………』 「その前に……人間が先にアイちゃんに酷い事をした……!! そうだろ!?」 エックスは自身の沈黙を、大声で破った。 『あ、あぁ……その事につい...
  • Short Stories X -3-
    技術的お願い 12 名前:技術的お願い[] 投稿日:2006/10/14(土) 21 38 18.17 ID KuQRxfiH0 技術的お願い 「調子に乗るなよ!! きさまぁ!!」 「お前は一体何を言っているんだ!?」 ハンター組織――本部に存在する施設の一つ食堂に、珍しいコンビがいた。 怒れる鷲型レプリロイド――ストーム・イーグリードと、掴みかかられるライト博士だ。 いつも閑散として、人の居ない食堂で、長い髪を振り乱すイーグリードの大声が拡散する。 「何故、尻尾のアタッチメントを開発しない!! 私のゼロを何だと思っている!?」 「あいつは誰が作ったかは知らないんだ! 製作者に聞け! 猫の耳をわざわざ作った、変態の製作者にな!」 自分より大柄の身体に迫られ、身長の関係で大きな胸で押し潰されそうになりながら、ライトは抗議する。 「その素晴らしい奴...
  • Short StoriesX -9-
    異端☆天使 「さぁて、みんな。アニメごっこでもするか」 「また、異常者がおかしな事を言い出したよ!!」 ハンター組織――本部に存在する施設の一つ会議室。 珍しい事で、いつも閑散とした部屋に、数人のレプリロイドと一人の人間が居た。 「いい加減にしてくれ、イーグリード。お願いだから」 広い額を押さえる老体――Dr.ケイン。 別の手には、白い錠剤が詰まった瓶が握られている。 「会議中に妙な発言はやめてくれ。非番時に暴れるのはやめてくれ」 「――断る」 老人の必死の懇願を一蹴するのは、鷲型のレプリロイド――イーグリードだ。 長い髪を一房垂らした女が、腕を組み、ケインの発言に鼻を鳴らす。 会議室の空気が凍る。 だが、健気な事に今日のケインは諦めなかった。 「幼いレプリロイドに手を出すのは、やめてくれ。ハンターの評価を下げるのは、やめてくれ」 ...
  • ロックマンX -11-
    49 :Irregular s Elegy:佐賀暦2006年,2006/11/03(佐賀県と汚職) 08 50 49.81 ID Uv2z/sXo0 「約束を果たしに来たぜ、エックス。ついでに、クズの処刑もな!!」 「くっ……!」 ヴァヴァのブーツが床を踏みしめる。 突き刺すように出された指先が、マンドリラーの死を求めた。 悔しさに、口元を歪めるエックス。 「隊長のお遣いか? ご苦労な事だ」 死の宣告の先にいる彼女は、両手に桃色に光る電流を溜める。 ――マンドリル型のボディを着込んでいない状態。 装着時よりかは脆弱な感じを覚えるが、それでも紫電は拳に集まった。 「裏切り以前に、お前のそのしたり顔が気に入らねぇ。死ぬには、充分過ぎる理由だよなぁ……!」 マンドリラーの戦闘の構えに、嬉しそうな顔をしてヴァヴァは両手を広げる。 ジャラジャラと弾丸の...
  • 新妻アイちゃん
    新妻アイちゃん 277 名前:新妻アイちゃん[] 投稿日:2006/10/08(日) 05 20 45.37 ID Hh3oKoTN0 新妻アイちゃん 新妻アイこと、わたしアイシー・ペンギーゴは優しいレプリロイドのエックスの妻である。 ………というのは、嘘で。予定、予定である……。 「……………おはよう………ございます」 朝の五時。 新妻………予定のわたしの朝は早い。 年中クーラーの効いた部屋で目覚める、わたし。電気代………? おいしいの……? 「このアマ………私をこき使いおって!! ぶち殺すぞ!!」 ピンクの雷を撒き散らす変なのが居るが、わたしは気にしない。ピンクとは……なかなかパンチが効いてるね? 「…………ごくろう……さま。手、抜いたら……おまえが……シグマの追っかけだって……ばらすからね?」 「ぶち殺す!!」 マンドリル型のレズビアンは放って...
  • Short Stories X -2-
    会議室のイレギュラー 758 名前:会議室のイレギュラー[] 投稿日:2006/10/12(木) 22 17 37.25 ID 25X215nE0 会議室のイレギュラー ――下部のハンター達は疑問を持つ ――不可思議な性格を持つ少女達 ――彼女達は仕事をしているのだろうか? ――それを纏める人間の心労とは如何程なのか? ――爆発はしないのか? 「急増するイレギュラーを排除するため――」 ハンター組織――本部に存在する施設の一つ会議室に、様々な人物が集まる。 その中心に老体の男が、巨大な画面の前で指揮棒を片手に仕事の説明をしていた。 「――――私達、ハンター組織は随時……諸君、聞いているのか」 喪服のようなスーツを着込む老人――Dr.ケインが7人の少女に問うた。 「ふあーあ」 猫のように欠伸をする赤き少女――ゼロ。 会議室の端...
  • Short Stories X -6-
    パンドラスイッチ 「ったく、エックスの奴どこに行ったんだ」 「真面目なあの彼が家に帰らないとはな……嫌な報告だ」 肌寒い早朝。 ガラス越しに見える木々に止まった小鳥が、優しい歌を紡ぐ。 ハンター本部の廊下を二人の人物が揃って歩く。 猫の耳を不機嫌そうに動かすゼロと、その上司であるDr.ケインだ。 「ライト博士の研究所に行ったまでは、足取りを掴めてるんだ」 少女が両腕を背中で組みながら、報告する。 「他のハンターには聞いたか?」 ケインが顔は向けず、横目だけでゼロの顔を見た。 猫耳の少女が頷く。 「あぁ、全員知らないそうだ。ペンギーゴの奴なんか、家で泣いてるぜ」 痛ましげな顔をするの少女に対して、老人はそうかと呟いて、思案する。 少年は何処に行ったのだろうか。 「あ、イーグリードには聞いてないな。あいつか...
  • ロックマン -4-
    718 名前:28号[] 投稿日:2006/10/06(金) 03 13 27.65 ID NciOTPwb0 「……この二人は俺が保護する。おまえたちは……」 「………」 「……おまえたちは、ワイリーを倒してくれ……」 「………」 「……ああ……」 ブルースの頼みに頷くと、71号の身体は研究所のカプセルに転送された…… 721 名前:28号[] 投稿日:2006/10/06(金) 03 21 47.08 ID NciOTPwb0 「71号!!!!」 「……おう……」 「よくやった……!おまえ、勝ったんだよ!!!」 「ああ……ふふ……勝った…」 「凄かった……!よくあそこから逆転したもんだ!!!」 「へへへへ……」 「………」 「……だけど」 「まだ、終わってない。どうやら結局は…ワイリーを倒さなきゃ...
  • ロックマンX12
    103 :Irregular`s Elegy:2006/11/18(土) 00 18 44.23 ID pomc27Au0 頭を撫でられる感触。 自分を見下ろし、笑顔を送ってくれたのは誰だったか。 ――誰かの意見など、気にするな。君には、君の意思があるだろう。 エックスに戦闘を教授し、それ以上の物も教えた女性。 ――君はその甘さによってB級だが……私はそんな君の甘さは嫌いでは無いよ。 ハンターからの命令。 少年の心は、人間とレプリロイドとの間で揺れる。 「嫌だよぉ……痛い事しないでぇ。……やだぁ……痛いの、やだぁ……」 目の前で泣く少女。 自分は何故、戦うのか――エックスは思い出す。 このような少女達を救うのでは無かったのか、このような戦乱から世界を解き放つのでは無かったのか。 「本部の意思も、他の誰かの意思も関係...
  • ロックマンX -8-
    233 名前:Irregular s Elegy[] 投稿日:2006/10/14(土) 01 21 27.13 ID KuQRxfiH0 「ゼ………ロ………?」 身体中に痛みが走る。 高密度の爆撃から、どのぐらい経ったのか。あんなにも青かった空は赤みを帯びてきていた。 青いボディの周りには、イレギュラーやハンターであった物が所狭しと転がる。 エックスにもウツボロスであったと云う残骸が乗り掛かっていた。 「起きましたのDEATHか? 愚かな、弱小レプリロイド」 ゆっくりと痛む体を起こすエックスに、痛烈な言葉がかけられる。 「ボスには悪い事しましたのですよ? でも、しょうがないのですよね」 偽りの優しい声色。 声の発生場所に振り向くエックスが見たのは、 「――私の前で、人間を守るなんて言うのだからなぁ!」 耳まで裂けるかと思う程の笑みを浮かべたオクト...
  • ロックマンX -1-
    11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/06(金) 00 37 51.15 ID QKVImtFz0 ロックマンX 大都市に良くある高架の高速道路。 大多数の市民が移動するために使われるこの道路が、火花と爆音に彩られる。 赤い乗用車が大量の銃弾によって蜂の巣にされ、半瞬遅れて爆散。 貨物を運送するトラックの運転手が、何者かによって引きずりだされ、傍らのスクールバスが突然飛来したミサイルによって吹き飛ばされる。 丸い月が、空に浮かぶ夜。 よくある場所に、特異な光景。 地獄の縮図が、高速道路を闊歩する人影達によって描かれる。 人影達の名は――レプリロイド。 人間ではない。 死神でもない。 悪魔でもない。 人間によって、作業用、戦闘用、愛玩用、様々な願望と思惑によって作られた、人間を超えた基本性能を...
  • ロックマンX -9-
    3 :Irregular’s Elegy:2006/10/21(土) 17 34 36 「エックス………」 廊下に出ると、待ち受けたのは、白衣を着た小柄な少女だった。 腕を組み、思案顔で壁にもたれかかっていた。 少年の良き理解者――Dr.ライトだ。 「ライト博士……こうやって、顔を合わせるのは、結構久しぶりですね」 どこか無理をする微笑をし、エックスは少女に近づく。 ライトのは疲労と、他の感情か何かで、幼い顔立ちはやつれていた。 自分の顔も同じなんだろうな、と思いながら、少女の隣に立つ。 「あぁ、久しぶりだ。4日……いや、5日ぶりぐらいか」 顎を引きながら、ライトが頷く。 高速道路の事件。そして、イレギュラー事件発覚から、今までの期間はそう長くは無い。 「長く感じるもんだな、一週間も経っていないのか」 年不相応な言葉...
  • the day
    624 :the day:2006/11/11(土) 18 07 44.56 ID 8n1TFFiG0 The day  始まり。 赤い。 半壊された硬質の扉から、真紅の長い尻尾が飛び出す。 べちゃり、と床に叩きつけられた――機械が垣間見える腕。 四方を、鋼鉄で囲まれた広い空間。 中央に巨大な柱が屹立し、その周りを青白いカプセルが設置されていた。 その空間のビスを埋めた鉄の床は、真っ赤に染まっている。 「お前は……いったい……」 荒い息をつく生存者。 金色の長髪を持った女が、オイルまみれの血に膝を突き、緑に輝く剣を持っていた。 「お前は、いったい何なんだ……!」 剣と同じ色をした、女のボディが未曾有の恐怖に大きく揺れる。 彼女の周りを埋め尽くす死体。 暴風に巻き込まれたかのような傷口を、...
  • Short Stories X -1-
    独り身マンドリラー 70 名前:独り身マンドリラー[] 投稿日:2006/10/10(火) 19 19 07.09 ID oJ2DFEdA0 独り身マンドリラー 「朝か……。ふわーあ……。ふにゅう……眠い…ぞ、畜生」 朝の六時。マンドリル型のレプリロイド、スパーク・マンドリラーの朝はそこそこ早い。 『おはようございます』 「おはよう。馬鹿AI」 マンドリラーは一糸纏わぬ姿で、通常より大きいベッドから起床した。 窓にかかるブラインドの隙間から零れる朝日が、マンドリラーの裸体にかかる。 「今日の予定を言え」 シーツを跳ね除けながら、ベッドの横にたたずむボディに問いかけた。 『報告。午前8時に、アイシー・ペンギーゴ宅への充電が入っております。遅刻厳守です』 「ぐ……………他には?」 シミ一つ無い綺麗な顔を歪めながら、マンドリラーはリビングに向かう。 小...
  • ロックマンX -3-
    81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/06(金) 02 47 00.39 ID QKVImtFz0 ――北極。 流氷がところ狭しと並ぶ、北極の海。 エックスを含むイレギュラーハンターの精鋭が、機種の違うハチ型のヘリに揺られ海上を突き進む。 「表体感覚は無いが、見てるだけで寒そうな光景だ……」 ヘリ内のハンターの一人がボディを震わせ、ぽつりと言った。 「第13極地部隊か……この悪条件で戦い続ける奴等だ。相当な腕なんだろうな」 右隣のハンターが、感慨深げに呟く。 ヘリに搭乗しているハンターはパイロットを除き7名。 エックスは無感情にハンター等を眺める、弧を描く視線が最後の一人とぶつかった。 報告してきた少女だ。 視線が合った瞬間少女は、すぐさま逸らす。少女の表情には、疲れと居たたまれなさが浮かび、冷...
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