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「Ver.4→5の変更点/剛体とジョイントの移植方法」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
Ver.4→5の変更点/剛体とジョイントの移植方法」を以下のとおり復元します。
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#contents(fromhere)
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*剛体とジョイントの移植方法

&color(red){&b(){※ 現在編集中 ※}}

|&color(red){&b(){※ 本機能説明は MMD Ver.5 以降を想定したものです。}}}|

MMD Ver.5 で実装予定の「物理演算機能」を利用するためには、「剛体」と「ジョイント」と呼ばれるデータを、モデルデータ(PMD)の中に新たに設定しなければなりません。2009/06/13 現在、MMD ver.5beta 版が試用可能な状態となっております。この ver.5beta 版には「物理演算編集」機能がついており、「剛体」と「ジョイント」の追加、削除および各設定値の変更が行えるようになっています。

この機能を利用すれば、以下のような「剛体」と「ジョイント」を保有しないモデルデータに対しても、それぞれの情報を追加し、物理演算機能を利用することが出来ます。

このページでは、以下のような場合を想定し、未実装のモデルデータに対して設定を移植する(コピーする)方法を説明します。
-剛体とジョイントの移植の例
--同一のモデルに対し、PMDデータの作り直しを行い、物理演算情報を再設定する必要がある場合
--異なるモデル間で基本となるボーンをコピーして再利用したい場合

|&blankimg(BulletCopy00.png,width=240,height=180)|
|''今回のサンプル(初音ミクV1 ⇒ V2への移植)''|

-&b(){注意点)
--ここに記載されている情報は、MMD Ver.5beta 版を使用して作成しているため、将来的に変更になる可能性があります。
--モデルデータの変更を伴う作業となる為、作業は慎重に行ってください
--この方法は「結果的に出来る」というものであり、MMDの「物理演算編集」の本来の使い方ではありません。
--モデルデータの内容や、移植する物理演算情報の内容によっては正しく移植されない、MMDが落ちるなどの現象が起こることがあります。
--物理演算は特性上、正しく設定されていない場合にはモデルの形状の崩壊を伴います
---心臓に良くないショッキングな描写になる場合もあります。&color(red){十分にご注意下さい}。

|&color(red){・各種データ(ユーザー自作モデルなど)の取扱いについては、著作権等の権利にご注意願います。&br()・モデルデータ作者および閲覧者が不快と感じる様な改造はお控えください。|
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**剛体とジョイントの強制コピー

設定済みのモデルと、未設定のモデルを読み込み、設定済みの物理演算情報を強制的に未設定のモデルに登録します。

:(1) モデルデータの準備|
物理演算情報の設定済みモデルデータと、未設定のモデルデータを準備します。
現在試用可能な「MMD ver.5beta」には「初音ミク ver.1.2」が「物理演算情報設定済み」として付属しています。このモデルデータを利用します。
※ 今回の説明では、「MMD ver.4.05」に付属している「初音ミク ver.2.2」のモデルデータを利用します。
※ 基本的にモデルデータが異なっても作業内容は変わりません。
※ ただし、モデルデータが異なる場合は、この作業以降に「剛体」「ジョイント」の編集/調整作業が別途必要です。

:(2) モデルデータの読み込みと、物理演算設定済みモデルの表示|
それぞれのモデルデータを通常の方法で読み込みます。モーション付けなどは行う必要がありませんので、初期表示状態のまま2体続けて読み込んでください。
また、その後「物理演算情報設定済みモデル」を「モデル操作」のパネルから選択して下さい。

:(3) 物理演算編集画面の呼び出し|
物理演算情報を登録するため、「物理演算編集画面」を呼び出します。
|&blankimg(BulletEditor00.png,width=240,height=180)|&blankimg(Bullet04.png,width=268,height=180)|
|BGCOLOR(yellow):&b(){※ 画面はイメージです}|BGCOLOR(yellow):&b(){物理演算編集画面}|
-剛体情報が表示されていることを確認してください。

:(4) 未設定モデルへ切り替え|
「物理演算編集画面」が表示された後、その画面を表示させたままMMDの画面上のモデルを「モデル操作」パネルで未設定モデルに切り替えます。
|&blankimg(Bullet05.png,width=268,height=180)|
|BGCOLOR(yellow):&b(){物理演算編集画面}|
-剛体情報が表示されていることを確認してください。
-ボーンの順番が異なる場合、剛体の表示位置がズレて表示されます。
--後段の作業でこれを編集しますので、表示されていることのみを確認してください。

:(5) 物理演算情報の登録 (一時)|
画面を切り替えた状態では、「物理演算情報」については未登録の状態です。上記(4)を確認した後、「OK」ボタンを押下してください。以下のダイアログが警告として表示されます。
|&blankimg(Bullet06.png,width=270,height=81)|
|BGCOLOR(yellow):&b(){保存確認ダイアログ}|

:(6) 拡張PMDデータの登録(一時)|
上記(5)までの作業は、MMDのメモリ上で行われたものであり、実際のモデルデータが変更された訳ではありません。変更した情報(物理演算情報)を「拡張PMDデータ」として保存します。必ず別名で保存してください。
|&blankimg(Bullet07.png,width=240,height=180)|
|BGCOLOR(yellow):&b(){拡張モデル保存}|
-拡張PMDデータは、MMD Ver.4 以前では利用できません。ご注意下さい。
-また、同様にPMDエディタ(PMDEditor) では編集できませんのでご注意下さい (2009/06/14現在)
-本作業工程は「一時的」な作業です。以降の作業についても必ず確認を行ってください。
-モデルデータの構造が異なっている場合、このままの状態での利用は出来ません。

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**剛体とジョイントの再定義

コピーしたモデルの剛体とジョイントの情報について、必要なもの、不必要なもの、設定が正しくなっていないものを修正します。

:(7) 剛体情報の再設定|
移植済みのモデルデータを「モデル操作」パネルより呼び出し、上記(3)と同様に「物理演算設定画面」を呼び出します。以下の作業内容にしたがって、「剛体名」と「関連Born」を修正してください。
-&b(){主な作業内容}
--設定は、「剛体名」と「関連Born」をプルダウンで選択して合わせていく
--全ての「剛体名」について確認してください
---ただし、基本的に違っているものだけ直す形となります
---正しいものは何か?は、事前に登録済みモデルを調べておいて下さい
|初音ミクVer.1とVer.2の各モデルについては、主に「スカート2」と「ひざ」に関する剛体は設定内容が他の剛体/ボーンとの設定内容と違っていますので要注意です|
|&blankimg(Bullet08.png,width=240,height=180)|&blankimg(Bullet09.png,width=240,height=180)|
|>|BGCOLOR(yellow):&b(){剛体情報の再設定}|
-必要な場合は、ボーンのサイズ、形状あるいは位置等についても調整を行ってください
-

|(8) 物理演算情報の登録|
上記(7)の変更作業完了後、「OK」ボタンを押下し、「物理演算情報」の登録を行います。
再度、「保存」を案内する警告ダイアログが表示されます。
|&blankimg(Bullet10.png,width=240,height=180)|
|BGCOLOR(yellow):&b(){物理演算情報の登録}|

:(9) 拡張PMDデータの登録|
上記(6)と同様の方法で「拡張PMDデータ」として保存します。必ず別名で保存してください。

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**MMD上での動作確認

:(10) 物理演算による形状変化の確認|
MMDの設定を「常に演算」に変更したり、モーションを読み込ませた後で「再生」などを行い、設定が正しく行われているか確認してください。
|&blankimg(Bullet11.png,width=240,height=180)|
|BGCOLOR(yellow):&b(){物理演算設定の確認}|

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*コメント
#comment(below,size=30,vsize=3,num=20)

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