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Ver.4→5の変更点 - (2009/07/11 (土) 10:20:48) の編集履歴(バックアップ)
MikuMikuDance(Multi-Model Edition) ver.5 について
このページはMMD Ver.5 (2009/07/02公開) で追加される予定の主な機能に関する情報をまとめたものです。
- 注意)
- 記載内容はあくまでも参考としてご覧下さい。
サポート
バグ報告
したらばのMMDバグ報告スレへ※したらばのMikuMikuDance板には初心者、アクセサリ関連のスレッドもあります
※バグ報告を行う場合は、利用されているMMDのバージョンを正確に伝えてください。
※本バージョンについては現在開発中の為、不具合が多数含まれている可能性があります。ご注意下さい。
概要
- 物理エンジン搭載
- BMP出力機能追加 (表示フレームの静止画出力機能)
- AVI出力モード (画質/速度優先指定、連番分割出力) - ver.5.01~
アドバイス
- 基本的なモデル操作を覚えるには、機能が限定されている MMD Ver.2.02やRRD の使用をオススメ。
- ただし、同時に使用可能なモデルはそれぞれ1体(初音ミク、鏡音リン)
- 詳しくはVer.1.30→2.xの変更点を参照
- localモードとglobalモードが判ればVer.5の方が直感的操作が可能。
- Ver.2からVer.5へのデータ互換はモーションデータにより可能です。
- Ver.3からVer.5へのデータ互換は特に問題なし。
- ただし、MMD Ver.5用モデルデータ(およびそれを使用したモーション、ダンスデータ)については MMD Ver.4 での下位互換一部なし
- Ver.4からVer.5へのデータ互換は特に問題なし。※ 変更の可能性があります ※
- 物理演算モードは初期値で「再生時のみ演算」が指定されています。
- 過去のモーションを読み込んだ場合、モーションが変わりますのでご注意下さい。
- 過去のモーションを再現する場合は、「演算しない」に設定してください
- 物理演算モードの場合、同一のモーションでも同じ結果にならない場合があります。
- 再生時とAVI出力時でも結果が異なる場合があります。
- (一部モデルのみ)物理演算を行いたくない場合、「物理演算編集」の画面で剛体の設定を変更した別モデルを作成して下さい。
使い方
基本的な使い方については、MMD Ver.4 と同様です。※ 後日追加予定 ※
物理エンジンについて
MMD Ver.5 から「物理エンジン(Bullet Physics Engine)」が搭載されました。
この物理エンジンを利用することで、髪の毛やネクタイなどに手動でつけていたモーションを、(モーション付けを不要として、代行する形で)より自然に動かすことが出来るようになります。ただし、物理エンジンの特性により、必ず同じ動きをする訳ではないため、髪やネクタイを意図的に動かしたい場合、意識させたい場合などには向きません。
なお、複数モデル間についても(剛体の)「グループ化」によって衝突判定が行われるため、他のモデルの位置、移動速度などにより干渉されますのでご注意下さい。
樋口M氏による実装テスト動画 |
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- 本テスト動画では、左右髪、前髪およびネクタイに実装されています。(スカートは未実装です)
- その他の注意事項
- 剛体同士の衝突判定はフレームごとに行われるため、速度が速すぎる場合(1フレームの移動距離が長い)は、貫通することがあります。
- 剛体の設定は全ての動作において効果(めり込み解消など)を最適化するものではありません。
- 動画内で指定するモーションの内容によっては、剛体の設定を変更してください。
- フレームごとに物理演算機能のON/OFFを行う機能はありません。
- 標準モデルの物理演算を部分的に切りたい場合(ネクタイだけなど)は、「物理演算編集」画面で剛体設定を変更した別モデルを作成してください。
- 物理演算モードは比較的軽く設計されていますが、グラフィックボードなどの相性により、物理演算モード時の表示速度が変化する場合があります(FPSが若干遅くなる場合もあります)
物理演算の仕様について
シャベルP氏(および、MMDIRCの皆様)により、「MMD物理演算数値設定仕様」がまとめられました。
以下の動画の投稿者コメで配布されています。ご利用下さい。
シャベルP氏による物理演算紹介動画 |
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※ 心臓の弱い方は動画後半に注意 |
剛体とジョイントの移植方法について
MMD Ver.5beta 版についても、「物理演算編集」の画面が付属しており、ユーザーモデルに対して「物理演算情報」(剛体、ジョイント)を設定することが可能です。
- 移植する場合の方法について、参考となる手順を記載しました。 ⇒ 剛体とジョイントの移植方法
BMP出力機能追加 (表示フレームの静止画出力機能)について
MMD Ver.5 から「BMPファイルの出力機能」の搭載が予定されています。
この機能は、「現在表示中のフレーム」(再生中も利用可能)をBMPファイルとして1枚出力する機能です。
以下のような注意点があります。
- {注意点)
- 出力サイズは「出力設定」で行われているサイズとなります
- 画面のハードコピーではないため、座標などの情報は出力されません
- 半透明や剛体表示などについては、表示された状態で出力されます
- 「編集中」および「再生中」に出力が可能です。
- 「編集中」は編集時の表示内容となります(カメラや照明なども編集時の状態です)
- 「常時物理演算」設定中の場合、「編集中」の結果が「再生中」の結果と異なる場合があります
- 「再生中」の実施の場合、メニュー選択後の「ダイアログ表示時」の表示内容となります
- 連番出力などの機能は有しません
AVI出力のモード について
MMD ver.5.01 より、「AVI出力モード」が指定できるようになりました。
AVI出力時、出力ファイル名を指定した後に表示される出力パラメータ画面(上図参照)で指定できます。
各モードの特徴と注意事項は以下の通りです。
- 画質優先
- Ver.5β版の出力法 (βよりもさらに画質は良いが遅いです)
- 速度優先
- Ver.5.00版の出力法
- グラフィックアクセラレータの種類や設定によっては、見栄えが大きく変わる場合があります。
- 連番分割出力
- 2GBを超える場合は分割して出力して下さい。
- 下にフレーム数を入力するとそのフレーム数出力する毎に連番を付けた別ファイルに記録して行きます。
- ただし、WAVEは記録できなくなります。(WAVE出力のチェックボックスが指定できなくなります)
連番分割出力指定時、大き目のフレーム数を指定した場合でも、ファイルサイズが2Gを超える場合には、自動的にファイルを分割します。
マイナーアップバージョン
- Ver 5beta (2009/06/13)
- ベータ版
- Ver.5.00 (2009/07/02)
- 正式公開版
- 物理演算モード追加(カイトモデルのみ未対応)
- 描写深度を10倍まで拡大
- カメラ・モデルのアイコンによる移動時にShiftキーを押すと10倍の距離移動
- AVI出力法を、スピード優先方式に戻しました
- その他バグ色々修正
- Ver.5.01(2009/07/06)
- AVI出力にモード追加
- 画質優先 Ver.5β版の出力法(βよりもさらに画質は良いが遅いです)
- 速度優先 Ver.5.00版の出力法
- 連番分割出力 分割フレーム数を指定した連番出力(ただし、WAVEは記録できなくなります)
- AVI出力にモード追加
※ 詳細は付属ドキュメント (readme.txt) を参照してください。
参考動画
※ 以下は、MMD製作者以外のユーザによる「物理エンジン」の参考動画です。(一部のみ紹介)