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Ver.4→5の変更点 - (2009/07/11 (土) 10:30:27) の編集履歴(バックアップ)


MikuMikuDance(Multi-Model Edition) ver.5 について


このページはMMD Ver.5 (2009/07/02公開) で追加される予定の主な機能に関する情報をまとめたものです。

  • 注意)
      • 記載内容はあくまでも参考としてご覧下さい。



サポート

バグ報告

したらばのMMDバグ報告スレへ
したらばのMikuMikuDance板には初心者、アクセサリ関連のスレッドもあります
※バグ報告を行う場合は、利用されているMMDのバージョンを正確に伝えてください。
※本バージョンについては現在開発中の為、不具合が多数含まれている可能性があります。ご注意下さい。


概要

  • 物理エンジン搭載
  • BMP出力機能追加 (表示フレームの静止画出力機能)
  • AVI出力モード (画質/速度優先指定、連番分割出力) - ver.5.01~

アドバイス

  • 基本的なモデル操作を覚えるには、機能が限定されている MMD Ver.2.02やRRD の使用をオススメ。
    • ただし、同時に使用可能なモデルはそれぞれ1体(初音ミク、鏡音リン)
    • 詳しくはVer.1.30→2.xの変更点を参照
    • localモードとglobalモードが判ればVer.5の方が直感的操作が可能。
  • Ver.2からVer.5へのデータ互換はモーションデータにより可能です。
  • Ver.3からVer.5へのデータ互換は特に問題なし。
    • ただし、MMD Ver.5用モデルデータ(およびそれを使用したモーション、ダンスデータ)については MMD Ver.4 での下位互換一部なし
  • Ver.4からVer.5へのデータ互換は特に問題なし。※ 変更の可能性があります ※
  • 物理演算モードは初期値で「再生時のみ演算」が指定されています。
    • 過去のモーションを読み込んだ場合、モーションが変わりますのでご注意下さい。
    • 過去のモーションを再現する場合は、「演算しない」に設定してください
  • 物理演算モードの場合、同一のモーションでも同じ結果にならない場合があります。
    • 再生時とAVI出力時でも結果が異なる場合があります。
    • (一部モデルのみ)物理演算を行いたくない場合、「物理演算編集」の画面で剛体の設定を変更した別モデルを作成して下さい。


使い方

基本的な使い方については、MMD Ver.4 と同様です。

※ 後日追加予定 ※


物理エンジンについて



MMD Ver.5 から「物理エンジン(Bullet Physics Engine)」が搭載されました。
この物理エンジンを利用することで、髪の毛やネクタイなどに手動でつけていたモーションを、(モーション付けを不要として、代行する形で)より自然に動かすことが出来るようになります。ただし、物理エンジンの特性により、必ず同じ動きをする訳ではないため、髪やネクタイを意図的に動かしたい場合、意識させたい場合などには向きません。

なお、複数モデル間についても(剛体の)「グループ化」によって衝突判定が行われるため、他のモデルの位置、移動速度などにより干渉されますのでご注意下さい。

樋口M氏による実装テスト動画
  • 本テスト動画では、左右髪、前髪およびネクタイに実装されています。(スカートは未実装です)

  • その他の注意事項
    • 剛体同士の衝突判定はフレームごとに行われるため、速度が速すぎる場合(1フレームの移動距離が長い)は、貫通することがあります。
    • 剛体の設定は全ての動作において効果(めり込み解消など)を最適化するものではありません。
      • 動画内で指定するモーションの内容によっては、剛体の設定を変更してください。
      • フレームごとに物理演算機能のON/OFFを行う機能はありません。
    • 標準モデルの物理演算を部分的に切りたい場合(ネクタイだけなど)は、「物理演算編集」画面で剛体設定を変更した別モデルを作成してください。
    • 物理演算モードは比較的軽く設計されていますが、グラフィックボードなどの相性により、物理演算モード時の表示速度が変化する場合があります(FPSが若干遅くなる場合もあります)

物理演算の仕様について


シャベルP氏(および、MMDIRCの皆様)により、「MMD物理演算数値設定仕様」がまとめられました。

以下の動画の投稿者コメで配布されています。ご利用下さい。

シャベルP氏による物理演算紹介動画
※ 心臓の弱い方は動画後半に注意

剛体とジョイントの移植方法について


MMD Ver.5beta 版についても、「物理演算編集」の画面が付属しており、ユーザーモデルに対して「物理演算情報」(剛体、ジョイント)を設定することが可能です。



BMP出力機能追加 (表示フレームの静止画出力機能)について



MMD Ver.5 から「BMPファイルの出力機能」の搭載が予定されています。
この機能は、「現在表示中のフレーム」(再生中も利用可能)をBMPファイルとして1枚出力する機能です。

以下のような注意点があります。

  • {注意点)
    • 出力サイズは「出力設定」で行われているサイズとなります
    • 画面のハードコピーではないため、座標などの情報は出力されません
    • 半透明や剛体表示などについては、表示された状態で出力されます
    • 「編集中」および「再生中」に出力が可能です。
    • 「編集中」は編集時の表示内容となります(カメラや照明なども編集時の状態です)
    • 「常時物理演算」設定中の場合、「編集中」の結果が「再生中」の結果と異なる場合があります
    • 「再生中」の実施の場合、メニュー選択後の「ダイアログ表示時」の表示内容となります
    • 連番出力などの機能は有しません


AVI出力のモード について



MMD ver.5.01 より、「AVI出力モード」が指定できるようになりました。
AVI出力時、出力ファイル名を指定した後に表示される出力パラメータ画面(上図参照)で指定できます。

各モードの特徴と注意事項は以下の通りです。

画質優先
Ver.5β版の出力法 (βよりもさらに画質は良いが遅いです)
速度優先
Ver.5.00版の出力法
グラフィックアクセラレータの種類や設定によっては、見栄えが大きく変わる場合があります。
連番分割出力
2GBを超える場合は分割して出力して下さい。
下にフレーム数を入力するとそのフレーム数出力する毎に連番を付けた別ファイルに記録して行きます。
ただし、WAVEは記録できなくなります。(WAVE出力のチェックボックスが指定できなくなります)

連番分割出力指定時、大き目のフレーム数を指定した場合でも、ファイルサイズが2Gを超える場合には、自動的にファイルを分割します。

  • 注意)
    • 出力するファイル名が別のソフト(動画再生ソフトや編集ソフトなど)により開かれたまま状態の場合、MMDが異常終了する場合があります。


マイナーアップバージョン


Ver 5beta (2009/06/13)
ベータ版
Ver.5.00 (2009/07/02)
正式公開版
  • 物理演算モード追加(カイトモデルのみ未対応)
  • 描写深度を10倍まで拡大
  • カメラ・モデルのアイコンによる移動時にShiftキーを押すと10倍の距離移動
  • AVI出力法を、スピード優先方式に戻しました
  • その他バグ色々修正
Ver.5.01(2009/07/06)
  • AVI出力にモード追加
    • 画質優先   Ver.5β版の出力法(βよりもさらに画質は良いが遅いです)
    • 速度優先   Ver.5.00版の出力法
    • 連番分割出力 分割フレーム数を指定した連番出力(ただし、WAVEは記録できなくなります)

※ 詳細は付属ドキュメント (readme.txt) を参照してください。


参考動画


※ 以下は、MMD製作者以外のユーザによる「物理エンジン」の参考動画です。(一部のみ紹介)



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