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スフィアマップ機能について - (2010/02/21 (日) 19:09:40) の編集履歴(バックアップ)
スフィアマップ機能について
MMD Ver.5.07 から「スフィアマップ機能」が追加されました。
この機能は、指定したテクスチャ画像をアクセサリ表面に展開することでテカリを表現できます(映りこみはしません)。
- 注意事項
- スフィアマップ用テクスチャの実体は拡張子を "sph" に変更したBMP画像です
- なお、この機能はモデルデータには対応していません。(アクセサリのみ)
- (ver.5.09~) モデルデータ対応
■ 目次 ■
スフィアマップとは
スフィアマップ(球状環境マップ)は、周囲の画像やライティングをオブジェクトに適用する為の特殊なテクスチャです。
オブジェクトの周囲360度の視野を平面状に表現したものを利用します。
MMDではテクスチャとして指定されているBMP画像の拡張子が「sph」となっている場合、この機能を使います。
アクセサリの作成例
以下、簡単なモデルを利用してMMD用のスフィアマップ対応アクセサリの作成例を示します。
スフィアマップ画像の準備
スフィアマップ画像例 |
スフィアマップ画像を準備します。上記例の通り、球形に周囲の環境が写り込まれた画像です。
画像はBMP形式で準備してください。
スフィアマップ画像のリネーム
MMDのスフィアマップ機能で利用できる拡張子は "sph" となります。
上記1.で用意した画像のファイル名を変更してください。
- 利用可能なファイル形式はBMPのみです
アクセサリのモデリング
今回のサンプル:お玉 |
アクセサリ用のデータをモデリングします。
- 上記はMetasequoiaを利用している例です。
材質設定
材質設定 |
材質の設定を変更します。
「模様」の入力欄に準備したスフィアマップ画像のファイル名を直接入力します。
- 拡張子が "sph" の為、「参照」による画像の呼び出しは出来ません
- また、Metasequoia が対応していない拡張子の為、設定後の画面で反映を確認できません
アクセサリファイルの書き出し
ファイルメニュー | xファイル書き出し |
設定したモデルデータをアクセサリとして書き出します。
- 通常のアクセサリ出力の方法と特に違いはありません。
MMD上での動作確認
成功例 | 失敗例 |
通常のアクセサリと同様、MMDに取り込んで表示を確認します。
カメラの視点を変更すると、アクセサリ表面のテクスチャが左図の様に変化するのが確認できます。
もし、右図の用にテクスチャが表示されない場合は、スフィアマップの指定が間違っている可能性があります。
上記設定まで戻り、内容を確認してください。
また、MMDのバージョンが古い (ver.5.06以前) 場合にも同じ現象となります。
利用されているバージョンを確認の上、最新バージョンをご使用ください。
サンプル版の配布について
上記説明に用いたアクセサリおよびMetasequoia用モデルデータを配布しています。
ご自分でアクセサリを作成する際の参考としてください。
- スフィアマップサンプルアクセサリ (Download / Pass: mmd315) ← MMDサイコー
関連動画
再配布自由な数十種類のサンプルが配布されている。配布サンプル
プロ用フリー素材のクリエイティブマーケット: 3D・HDRI: MMD用スフィアマッププロ用フリー素材のクリエイティブマーケット: 3D・HDRI: MMD用手描き風スフィアマップ
コメント
- サンプル版は削除?されています…
クリエイティブマーケット配布サンプルは先方が仕様変更したようですので
Homeに誘導するほうがよいと思われます。 -- 名無しさん (2010-02-21 19:09:40)