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Ver.4→5の変更点 - (2009/08/25 (火) 18:27:49) のソース

*MikuMikuDance(Multi-Model Edition) ver.5 について

このページはMMD Ver.5 (2009/07/02公開) で追加された主な機能に関する情報をまとめたものです。

-&b(){注意)}
--このページの記載内容はあくまでも参考としてご覧下さい。

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#contents()
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**サポート
***バグ報告
[[したらばのMMDバグ報告スレへ>http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/23040/1220058593/l100]]
※[[したらばのMikuMikuDance板>http://jbbs.livedoor.jp/music/23040/]]には初心者、アクセサリ関連のスレッドもあります
※バグ報告を行う場合は、利用されているMMDのバージョンを正確に伝えてください。
※本バージョンについては現在開発中の為、不具合が多数含まれている可能性があります。ご注意下さい。

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**概要
|&blankimg(ScreenShot01s.png,width=240,height=180)|
-物理エンジン搭載
-BMP出力機能追加 (表示フレームの静止画出力機能)
-AVI出力モード
--画質/速度優先指定、連番分割出力 - ver.5.01~
--DirectShow対応によるファイル出力 - ver.5.03~

***アドバイス
-基本的なモデル操作を覚えるには、機能が限定されている MMD Ver.2.02やRRD の使用をオススメ。
--ただし、同時に使用可能なモデルはそれぞれ1体(初音ミク、鏡音リン)
--詳しくは[[Ver.1.30→2.xの変更点>Ver.1.30→2.00の変更点]]を参照
--localモードとglobalモードが判ればVer.5の方が直感的操作が可能。
-Ver.2からVer.5へのデータ互換はモーションデータにより可能です。
-Ver.3からVer.5へのデータ互換は特に問題なし。
--ただし、MMD Ver.5用モデルデータ(およびそれを使用したモーション、ダンスデータ)については MMD Ver.4 での下位互換一部なし
-Ver.4からVer.5へのデータ互換は特に問題なし。&color(red){※ 変更の可能性があります ※}
-物理演算モードは初期値で「再生時のみ演算」が指定されています。
--過去のモーションを読み込んだ場合、モーションが変わりますのでご注意下さい。
--過去のモーションを再現する場合は、「演算しない」に設定してください
-物理演算モードの場合、同一のモーションでも同じ結果にならない場合があります。
--再生時とAVI出力時でも結果が異なる場合があります。
--(一部モデルのみ)物理演算を行いたくない場合、「物理演算編集」の画面で剛体の設定を変更した別モデルを作成して下さい。

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**使い方
基本的な使い方については、MMD Ver.4 と同様です。

&b(){※ 後日追加予定 ※}

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**物理エンジンについて

|&blankimg(ScreenShot02.png,width=240,height=180)|

MMD Ver.5 から「物理エンジン:Bullet Physics Engine」が搭載されました。
この物理エンジンを利用することで、髪の毛やネクタイなどに手動でつけていたモーションを、(モーション付けを不要として、代行する形で)より自然に動かすことが出来るようになります。ただし、物理エンジンの特性により、必ず同じ動きをする訳ではないため、髪やネクタイを意図的に動かしたい場合、意識させたい場合などには向きません。

なお、複数モデル間についても(剛体の)「グループ化」によって衝突判定が行われるため、他のモデルの位置、移動速度などにより干渉されますのでご注意下さい。

|''樋口M氏による実装テスト動画''|h
|&nicovideo(sm7255411)|
-本テスト動画では、左右髪、前髪およびネクタイに実装されています。(スカートは未実装です)

-その他の注意事項
--剛体同士の衝突判定はフレームごとに行われるため、速度が速すぎる場合(1フレームの移動距離が長い)は、貫通することがあります。
--剛体の設定は全ての動作において効果(めり込み解消など)を最適化するものではありません。
---動画内で指定するモーションの内容によっては、剛体の設定を変更してください。
---フレームごとに物理演算機能のON/OFFを行う機能はありません。
--標準モデルの物理演算を部分的に切りたい場合(ネクタイだけなど)は、「物理演算編集」画面で剛体設定を変更した別モデルを作成してください。
--物理演算モードは比較的軽く設計されていますが、グラフィックボードなどの相性により、物理演算モード時の表示速度が変化する場合があります(FPSが若干遅くなる場合もあります)

-物理エンジンのBulletの公式サイト http://www.continuousphysics.com/Bullet/


***物理演算の仕様、解説について

シャベルP氏(および、MMDIRCの皆様)により、&bold(){「MMD物理演算解説書」}がまとめられました。
以下の動画の投稿者コメで配布されています。ご利用下さい。

|''シャベルP氏による物理演算紹介動画''|h
|&nicovideo(sm7349235)|
|&color(red){※ 心臓の弱い方は動画後半に注意}|

08/16現在の配布同梱物 &new2(2009/08/16,time=144,show=New!,color=red)
>・MMD物理演算解説書.txt
>・右髪ジョイント無しのミク.pmd
>・鏡音リン物理モデル.pmd
>・鏡音レン物理モデル.pmd
>・物理演算な世界体験(シーソーダミー.pmd、ボールだけど四角22.pmd 他)

#region(MMDしたらば初心者板より、しゃぺるPの書き込み)
788 名前: シャベルP 投稿日: 2009/08/16(日) 07:24:48 lzBYXlAA0
呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃーん♪
ということで、折角ですのでここまでの経験を反映して、物理演算解説書
を更新してみました。

以下のURLからDLして下さいませ。
http://www1.axfc.net/uploader/File/so/29050&key=mmd

一応、更新した場合はこちらの動画でURLを更新してます。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7349235

ただ、同封の演算対応モデルはver5正式版が出て標準モデルも公式が出たので、自分のは指に剛体が入ってる
リンレンだけが入ってます。

もし宜しかったら使って下さい。  
#endregion


***剛体とジョイントの移植方法について

MMD Ver.5beta 版についても、「物理演算編集」の画面が付属しており、ユーザーモデルに対して「物理演算情報」(剛体、ジョイント)を設定することが可能です。

-移植する場合の方法について、参考となる手順を記載しました。 ⇒ [[剛体とジョイントの移植方法>Ver.4→5の変更点/剛体とジョイントの移植方法]]

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**BMP出力機能追加 (表示フレームの静止画出力機能)について

|&blankimg(ScreenShot03.png,width=240,height=180)|

MMD Ver.5 から「BMPファイルの出力機能」の搭載が予定されています。
この機能は、「現在表示中のフレーム」(再生中も利用可能)をBMPファイルとして1枚出力する機能です。

以下のような注意点があります。

-&b(){注意点)
--出力サイズは「出力設定」で行われているサイズとなります
--画面のハードコピーではないため、座標などの情報は出力されません
--半透明や剛体表示などについては、表示された状態で出力されます
--「編集中」および「再生中」に出力が可能です。
--「編集中」は編集時の表示内容となります(カメラや照明なども編集時の状態です)
--「常時物理演算」設定中の場合、「編集中」の結果が「再生中」の結果と異なる場合があります
--「再生中」の実施の場合、メニュー選択後の「ダイアログ表示時」の表示内容となります
--連番出力などの機能は有しません

----
**AVI出力のモード について

|&blankimg(ScreenShot04.png,width=167,height=268)|&blankimg(ScreenShot05.png,width=328,height=242)|
|BGCOLOR(yellow):''ver.5.01~ver.5.02''|BGCOLOR(yellow):''ver.5.03~''|

MMD ver.5.01 より、「AVI出力モード」が指定できるようになりました。
AVI出力時、出力ファイル名を指定した後に表示される出力パラメータ画面(上図参照)で指定できます。

各モードの特徴と注意事項は以下の通りです。

:画質優先|Ver.5β版の出力法 (βよりもさらに画質は良いが遅いです)
:速度優先|Ver.5.00版の出力法
グラフィックアクセラレータの種類や設定によっては、見栄えが大きく変わる場合があります。
:&s(){連番分割出力} ※ ver.5.03より機能削除 ※|
2GBを超える場合は分割して出力して下さい。
下にフレーム数を入力するとそのフレーム数出力する毎に連番を付けた別ファイルに記録して行きます。
ただし、WAVEは記録できなくなります。(WAVE出力のチェックボックスが指定できなくなります)
:ビデオ圧縮コーデック (ver.5.03~)|
AVI出力時のビデオ圧縮コーデックの種類を変更できます。PC内にインストールされているコーデックにより指定可能な種類も変わります(環境により異なります)。
※ DirectShow対応(ver.5.03~)に伴い、対応する出力用コーデックの種類が変更になりました。
:αチャンネルも出力する (ver.5.03~)|
グラフィックボードの種類によらず、出力ファイル内にαチャンネルデータを追加します。
出力する際は背景となるアクセサリなどを非表示とし、背景のみの状態で利用してください。

-注意)
--出力するファイル名が別のソフト(動画再生ソフトや編集ソフトなど)により開かれたまま状態の場合、MMDが異常終了する場合があります。
--FPSや出力画面サイズによっては連番分割出力したファイルが2Gを超える場合もありますので、指定オプションには注意してください。

----
**マイナーアップバージョン

:Ver 5beta (2009/06/13)|ベータ版
:Ver.5.00 (2009/07/02)|正式公開版 &new2(2009/07/02,time=144,show=New!,color=red)
-物理演算モード追加(カイトモデルのみ未対応)
-描写深度を10倍まで拡大
-カメラ・モデルのアイコンによる移動時にShiftキーを押すと10倍の距離移動
-AVI出力法を、スピード優先方式に戻しました
-その他バグ色々修正
:Ver.5.01(2009/07/06)|
-AVI出力にモード追加&new2(2009/07/06,time=144,show=New!,color=red)
--画質優先   Ver.5β版の出力法(βよりもさらに画質は良いが遅いです)
--速度優先   Ver.5.00版の出力法
--連番分割出力 分割フレーム数を指定した連番出力(ただし、WAVEは記録できなくなります)
:Ver.5.02(2009/07/14)|
-PCによって再生時に音ズレが生じるバグを修正&new2(2009/07/15,time=144,show=New!,color=red)
:Ver.5.03(2009/08/02) &new2(2009/08/02,time=144,show=New!,color=red)|
-AVI出力
--DirectShowにて出力する仕様に変更(2GBの壁がなくなりました)
---Dataフォルダ内に新たに'MMDxShow.dll'が追加されています。以前のVerのフォルダにMikuMikuDance.exeをコピーして使う場合には、上記ファイルもコピーして下さい &color(red){※ 重要 ※}
--アルファチャンネルをグラボ・出力画質によらず出力できるよう変更
--WAVEを含む場合にインターリーブ出力するよう変更
---ただしEscキーによる録画中断時にはWaveが映像よりも長くなってしまうので注意してください
-地面影描画法変更
--半透明でも綺麗に描写されます。地面影はモデル描写の時に描かれますので、アクセサリ編集より、モデルとアクセサリの描写順をうまく設定してください。
-アクセサリ数が128個を超えると、アクセサリ編集が落ちるバグ修正
-その他色々バグ修正
:Ver.5.03a(2009/08/02)&new2(2009/08/02,time=144,show=New!,color=red)|
-Ver.5.03のMMDxShow.dll実行に伴い、MSVCR71.DLL関連のエラーが出る場合があったため、MMDxShow.dll修正(※※MMDxShow.dllを変更しただけです※※)。
:Ver.5.04(2009/08/02)&new2(2009/08/02,time=144,show=New!,color=red)|
-Ver.5.03のMMDxShow.dll実行に伴い、MSVCR71.DLL関連のエラーが出る場合があったため、MMDxShow.dll修正(※※旧VerのMMDフォルダを利用する場合にはMMDxShow.dllも書き換えること※※)。
-地面影描写が、背景BMP読込時に表示されないバグ修正
:Ver.5.05(2009/08/05)&new2(2009/08/05,time=144,show=New!,color=red)|
-色々とバグ修正 MMDxShow.dllも修正しています。
--(※※旧VerのMMDフォルダを利用する場合にはMMDxShow.dllも書き換えること※※)
--Windows2000以前のOS(XPよりも前)で使用する場合には、MMDxShow.dllをレジストリに登録しなければ使用できません。
--Dataフォルダ内にあるWin2000.batを一度実行して下さい(一度実行すればおk)
:Ver.5.06(2009/08/05)&new2(2009/08/05,time=144,show=New!,color=red)|
-Ver.5.05のCPU負荷が高すぎたため修正
-背景AVI表示時にも地面影を表示するように変更
-アイコンによる移動時にCtrlキーを押すことにより移動距離を1/10に減らす機能を追加(5.06+)
:Ver.5.07(2009/08/08)&new2(2009/08/08,time=144,show=New!,color=red)|
-アクセサリ拡大・縮小時にアクセサリの明るさが変化するバグ修正
-アイコンによる移動時にCtrlキーを押すことにより移動距離を1/10に減らす機能を追加
:Ver.5.08(2009/08/09)&new2(2009/08/09,time=144,show=New!,color=red)|
-pmm読込時ファイルが見つからなかった場合、ファイルの場所をあらためて聞く仕様を追加
:Ver.5.09(2009/08/25)&new2(2009/08/25,time=144,show=New!,color=red)|
-スフィアマップ機能追加
--スフィアマップ用BMPを拡張子sphとしてモデル・アクセサリのテクスチャに指定することにより、スフィアマップが展開されて表示されます
--スフィアマップ機能は Ver.5.07より隠し機能として実装(アクセサリのみ対応)

&b(){※ 詳細は付属ドキュメント (readme.txt) を参照してください。}

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**参考動画

※ 以下は、MMD製作者以外のユーザによる「物理エンジン」の参考動画です。(一部のみ紹介)

|&nicovideo(sm7325371){340,110}|&nicovideo(sm7326081){340,110}|
|&nicovideo(sm7327754){340,110}|&nicovideo(sm7329967){340,110}|
|&nicovideo(sm7328354){340,110}|&nicovideo(sm7332205){340,110}|
|&nicovideo(sm7333758){340,110}|&nicovideo(sm7336379){340,110}|

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*コメント
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