ピカチュウ「昔はよかった・・・」@ ウィキ内検索 / 「外伝11」で検索した結果

検索 :
  • 外伝11
    「なんというか、やっぱりレッドくんは、こう、主人公気質みたいなモンをもっとるんやなあ。  君があの事件の下手人を始末したて聞いたときは、笑ってもうたわ」 「俺が関わったのは、偶然ではありませんでした」 「ワイは君の運に驚いてるわけやないで。  必然的に事件に巻き込まれて、きちっと解決する。  そういうところを評価しとるんや。  犯人は極書つきの元同僚、人質はカツラ博士の御息女。  絶体絶命のピンチから颯爽と巻き返す……くぅう~っ、ワイもそういうおいしい経験味わってみたいわあ」 六の島の一件から二日後。 君に尋ねたいことがあるんやけど、との連絡を受けた俺は、 中途に終わった休暇の残りを利用して、マサキ博士の私室に訪れていた。 博士はそれからも部屋をぐるぐると歩き回り、 羨ましいだの、引きこもりのワイにそんな機会は無いだの呻いていたが、 「なあ、レッドくん...
  • メニュー
    ... 外伝9 外伝10 外伝11 外伝12 外伝13 外伝14 外伝15 外伝16 外伝17 『外伝 大過去編』 fathers & mothers fathers & mothers 2 fathers & mothers 3 fathers & mothers 4 fathers & mothers5 fathers & mothers 6 fathers & mothers 7 fathers & mothers 8 fathers & mothers 9 fathers & mothers 10 fathers & mothers 11 fathers & mothers 12 fathers & mothers 13 fathers & mothers 14 fathers & mothers 15 fathers & mothers 16 fathers & mothers...
  • 意見・感想/コメント/51
    外伝10と11の間に穴あるよな? -- (名無しさん) 2010-09-15 00 50 37
  • 外伝17
    それからのことを、手短に話そう。 葬儀は身内だけで、しめやかに執り行われた。 サヤの死は残された者の人生に暗い影を落とした。 カレンは屋敷を訪れなくなり、カツラ博士は前にも増して研究所にこもるようになった。 ヘルガーはサヤの希望通り、本土にある組織の研究所で、 鎮静剤を投与されながら、辛うじて生を繋いでいる。 アヤは、死の概念を知らぬ幼いアヤは……、 今もまだ、いつか母親が戻ってくると信じている。 そして俺は、カツラ博士と同じように、仕事に没頭することで、 サヤを失った悲しみから、意識を逸らそうとしていた。 邪魔な野生ポケモンを排除し、敵対勢力を撃滅し、要人を護衛する。 場数を踏むごとに、任務は単純作業になっていく。 任務が終われば、その足で新しい任務に就いた。 アヤの世話は乳母に任せきりで、自然と、屋敷に戻る頻度は減っていった。 アヤの成長を見守るのは、喜びで...
  • 外伝15
    ホッと息をつくヒナタ。 後で母親――カスミ――にたっぷり叱られるであろうこの子に、 俺が今、ポケモンを持たずに森に入る危険性を諭す必要はないだろう。 それに俺はこの子にとって、偶然通りかかったトレーナーであり、他人なのだ。 父親のように振舞って、自分を慰めて、何になる……。 「おじさん?」 気がつけば、ヒナタは微かに怯えた目で俺を見上げていた。 「どうして怖いかおしてるの?もしかして、まだやせいのポケモンが近くにいるの?」 「なんでもないんだ。この近くには、野生のポケモンは一匹もいないよ」 「どうして分かるの?」 五歳といえば好奇心の塊だ。 「おじさんはね、近くにいるポケモンの気持ちが分かるんだ。  今のところ、気持ちが分かるポケモンはこのリザードンだけだ。  だから、心配しなくていいんだよ」 「すごぉい……じゃあね、じゃあね、リザ...
  • 外伝
    時間軸はサトシがシステムに入ってから少し経った頃 本編と比べると十四年前、マサラタウンにいるヒナタはこのときまだ二歳 白銀山を下りると、世界が変わって見えた。 価値観の変化は逆行しない。 この二ヶ月で俺が『得る』ために『失った』ものは、もう二度と俺のもとに戻ってこない。 お前はまだまだ甘い、と博士は言った。 大義名分が無ければポケモンを殺めることができないのか、と俺に尋ねた。 あのとき、俺は首肯に一拍の間を置いた。 だが今なら即答できる。今の俺にとって、『逡巡』は無価値だった。 「なあ、リザードン」 傍らに佇む翼竜の首筋を撫でてやる。 リザードンは黒い血に塗れた牙を覗かせて、淡雪の舞う天に向かって吠えた。 こちらの様子を窺っていたギャロップが、気配を殺すのも忘れて逃げていった。 「…………」 胸ポケットから、一枚の写真を取り出し...
  • 外伝7
    食堂で少し早めの昼食を終えた後、俺たちはタマムシ大学を後にした。 食事の後は動きたくない、という俺の希望を、散歩で腹ごなしするの、と却下したサヤは、 どうやら間近に控えたジム戦に、ようやく緊張感を覚え始めたようだ。 「さっきから歩くスピードが遅くなっているが、どうかしたのか」 「どうもしないわよ。  ねえ、サトシがレインボーバッジを手に入れたのって、いつくらい?」 「ん……四、五年くらい前になる」 「てことは、そのときはまだ、サトシは十五歳くらいだったのよね」 「まあ、そうだ」 「緊張した?」 訪ねてから、その質問が自分の心理状態を告白していることに気づいたのか、 即席の余裕の笑みを浮かべるサヤ。俺はあえてそれには触れず、 「そりゃあ、緊張したさ。  特に当時は、リザードンが言うことを聞いてくれなくて、  相性のいいポケモンがいないまま、挑戦し...
  • 外伝6
    ――― ―― ― 「コーヒー、君も飲むやろ?」 「戴きます」 白衣の裾を翻し、蓬髪の研究者はコーヒーメーカーに取りかかった。 こんなに楽しそうに、そして美味しいコーヒーを煎れる人間を俺は一人しか知らない。 ブラインドを指でこじ開け、激しく仰け反ってから博士は言った。 「徹夜明けに朝日はキツいわ。ズバットになった気分や」 やがて完成したコーヒーがテーブルに運ばれてくる。 「任務の方は順調みたいやな。  君の活躍はこっちにまで響いてきてるで。  それはもう、とんでもない尾鰭ついてな」 マサキ博士はからからと笑う。 「あまり聞きたくないですね」 「知らぬが仏とはよく言ったもんやな。世の中には知らん方がええこともある。  しっかし、これまで鬱積してた不良案件が、君の手で次々に片付けられてることも確かや。  そのうち君とはこ...
  • 外伝2
    要人の護衛。敵対組織の無力化。危険因子の抹殺。 博士の命令の内容は多岐に渡った。 俺はそれを何の疑問も抱かず、ただ淡々とこなしていった。 上層部の懐刀として、同組織の人物から謂われのない嫉妬や恨みを買う事も少なくなかった。 俺は心のどこかで潤いを求めていたのかもしれない。 最後に別れた日から約一ヶ月後のある日、 カイリュー便が俺の元に手紙を届けにきたとき、俺は肩の荷が下りたような、妙に軽い気持ちになった。 リザードンはそれを察したかのように、速力を上げてグレンを目指した。 屋敷に着くと、メイドは複雑な微笑を浮かべて俺を出迎えてくれた。 その真意を測りかねつつ裏手に出ると、全てに納得がいった。 「……………」 バトルフィールドの脇、申し分け程度に設えられたベンチの上で、 膝にヘルガーを乗せたまま、サヤがこっくり、こっくりと船を漕いでいた。 肩口まで伸びた...
  • 外伝4
    「考え事かい?」 金髪――孤島の再調査の護衛をしていた時に知り合った同業者――が言った。 「別に」 「そうか。ならいいんだ。  いや、君はいつも物憂げな顔をしているが、どうも前よりも酷くなっているように見えてね」 気遣うような笑顔を向けてくる。俺は元から逸らし気味だった目をさらに逸らした。 初めてこの男と会って以来、ツーマンセルを組むことが多くなった。 俺一人で十二分にこなせる任務でも、何故かこの男が着いて来た。 実際に足手まといになることはなかったし、精密さや隠密さが重視される任務では、この男に任せる部分もあった。 だが――。 「ロケット団の再興を信じてやまない狂信者どもには困ったものだ。  僕たちが定期的に気勢を削いでやらなくちゃ、あっという間に第二、第三のロケット団ができあがりそうだよ。  小物なら潰すのも楽だが、百人近い大所帯が相手だ...
  • 外伝8
    俺は瞬きして、ゆっくりと身を起こした。 自分に纏わる昔話を盗み聞きするのは、好奇心をそそられこそすれ、誉められた行為ではない。 夕暮れ時。 暮れなずむ西日を左手に、リザードンは緩やかな迂回路をとりつつ、グレン島に飛んでいた。 タマムシ大学、タマムシジムを遊覧したところで、サヤは突然、疲労を訴えた。 馬鹿みたいにはしゃいでいたツケが回ってきたのだろう。 そう軽く考えていた俺は、今現在、背後に頭を押しつけてこんこんと眠るサヤに、謝りたい気持ちでいっぱいだ。 組織保護下――監視下ともいう――妙絶の先天性適格者にして、遺伝子工学最高権威カツラの才媛の一。 何も知らない少女が守らされた約束は、屋敷の外に出ないこと。常に誰かの目がとどくところにいること。 健気な少女に、反感は無かった。頑なに約束を守った少女は、やがて外の世界を怖がるようになった。 少女の世界は、グレン島を縁...
  • 外伝5
    息が詰まり、目眩がし、肌が粟立つような威圧感。 何十、何百もの視線がこちらを向いている。 「出て行け」「去ね」――混濁した複数の声が、風の唸りのように聞こえる。 鼓膜を通してではなく、直接、頭の中で。 「あいつに任せて大丈夫なのか?」 「国土交通局の人間だと言っていたが……」 背後には重機が数台、その操縦士と整備士が十数名。彼らに素性は知られていないし、あえて明かすようなこともしない。 彼らの望みは、延いてはここに道路を敷設したいと考える大手ゼネコン頭取の願望は、ここら一帯のポケモンを"完全に"駆逐すること。 事業者はシステムに面倒事を委任し、システムは俺を派遣した。それだけの話だった。 俺は言った。 「下がって。ここは任せてください」 彼らは蒼白な顔を並べてがなり立てた。 「てめえみたいな若造一人で何ができる」 ...
  • 外伝9
    六の島。 七島のひとつであり、比較的未開拓ながら、 自然が創造した遊歩道が人気を呼ぶ静養地。 亜熱帯に位置するが故に季節を問わず温かく、 ほどよい雨と肥沃な大地が育んだ大自然は、同時に草食ポケモンの楽園でもある。 「ヘルガー、草むらに火をつけちゃダメなんだから。分かってる?」 「まだ冬枯れするような季節じゃないから、火事になる心配はしなくていい」 「でも……」 納得いかなそうなサヤの視線の先で、ヘルガーは草むらをかきわけながら、炎混じりのブレスを撒き散らしている。 恐ろしい形相だけを見れば、獲物を探しているようにしか見えないが、実際はただ慣れない土地に、興奮しているだけだろう。 「お前は珍しく大人しいな」 サヤの頭に乗ったケーシィは、今日はテレポートで遊ぶこともなく、眠ったように目を細めていた。 先輩ポケモンに遠慮しているのかもしれない。 ...
  • 外伝3
    「サヤ」 「なに? まさか何も教えてくれないで帰っちゃうとか言いだすんじゃないでしょうね」 「俺のことを呼ぶときは……」 「ああ、そのことについては心配しなくていいわよ。  どうせ私はここに籠もりっきりだし、仮に他の誰かにあなたのことを聞かれても、ちゃんとレッドという名前で呼ぶわ」 そういう意味じゃない。 『サヤが俺を呼ぶとき』に、本名を使うのをやめて欲しいんだ――俺はそう言いたかったが、 その次に「どうして?」と尋ね返されたとき、サヤを納得させるだけの答えを持ち合わせていなかった。 「なあに。まだ不満なの?  あ、分かった。サトシは呼び捨てにされるのが嫌なんでしょう?  そうね、二つ選択肢を上げるわ。ポケモンバトルを教えてくれるってことで、『サトシ先生』がいいか、  私よりも二つも年下ってことで、『サトシくん』がいいか、どっちか選びなさい」 冗談...
  • 意見・感想/コメント/36
    外伝も素晴らしいです。いつも楽しみにしてます -- (名無しさん) 2009-11-04 16 39 32
  • 外伝13
    ――――――――二年後―――――――― 「ミッション・オブジェクティブは国交省議員の護衛。  氏は先日の建設業等の開発事業支援フォーラムにて、  公的資金投入対象の規定緩和法案提出を明言したばかりです」  自然保護、ポケモン愛護団体の反感は必至。  過激派の行動は予測不可能です」 「交渉は望むべくもないな」 「氏の安全を最優先、襲撃者はただちに撃破してください」 「ミッションの概要は以上か」 「はい。ですが……いえ……無事の完遂を祈っています、レッド様。  あなたはシステムにとって掛け替えのない存在なのですから」 「………」 オペレーターとの通信を切る。 ヤマブキシティの一等地、宿舎の一室の前に到着した俺は、 前任者との交代を無言で果たし、護衛対象との簡単な顔合わせを済ませた。 第一印象は、品のある紳士。 新人議員の頃から組織の目に留まり、 ...
  • 外伝12
    ※――――以下R18描写――――※ 顔を寄せる。 熱に浮かされたような瞳は、自惚れでなく、俺を求めていた。 左手で、顎をかすかに持ち上げる。 サヤは無抵抗の証を示すかのように、瞼を閉じた。 心の箍が、弾ける音がした。 「サヤ………」 後ずさるサヤを、じりじりと追い詰めていく。 離れては触れ、離れては触れ……単純に互いの唇を重ね合わせるだけのキス。 ひんやりと冷たい布団の上で、サヤの体を確かめるように、肩、背中、腰へと愛撫していく。 帯の結び目を解くと、サヤはぴくりと身を震わせた。 啄むようなキスをやめて、舌先をわずかに伸ばす。 サヤの熱く湿った吐息がかかり、すぐに唇の輪郭をなぞるだけでは我慢できなくなる。 「んっ……む……」 舌を絡ませ、唾液を吸う。 無味であるはずのそれを、興奮した脳が仄甘く錯覚する。 サヤの反抗は、実に...
  • 外伝16
    「16歳の誕生日を境に、わたしは色々な男の人と会わされたわ。  約束の日が来るたびに、屋敷のどこかに隠れた。  使用人に見つかって、席に引きずりだされても、わざと無愛想にしてた。  わたしのところに来る男は、こぞって自分のトレーナーとしての優秀さを自慢してきたわ。  わたしにとってはそんなことは、どうでもよかったのに」 タマムシシティで、行き交う同世代の男女を、 物憂げな眼差しで見つめていたサヤ。 その普遍的な人生への憧憬は、推して量れるものではない。 「逃げ続けるわたしを、お父様は咎めたりしなかったわ。  組織がわたしに対して、強硬手段に出なかったのは、ひとえにお父様の後ろ盾があったからよ」 強硬手段――排卵誘発による採卵か。 組織ならやりかねない。 「お父様はわたしに、選択する自由をくれた。  けれど、いくらお父様が組織にとっての要人で...
  • 外伝14
    「おとーたま!」 舌足らずな声が響く。 覚束ない足取りで、とてとてと歩いてくるアヤを、 掬い上げるように抱きしめる。 「また重くなったんじゃないか?」 頬を擦りつけると、アヤはきゃっきゃっと無邪気に笑った。 『髭が痛いからやめて』と嫌な顔をされるのは、まだまだ当分先のようだ。 くりくりした大きな瞳と、ふっくらした唇、和毛のような赤い髪は、 アヤを天使と形容するに十分な条件を満たしていて……。 「お帰りなさい。サトシ」 「ただいま」 アヤを渡しながら、サヤに口付ける。 ゆったりとした服に身を包んだサヤは、言葉少なく、しかし顔を綻ばせて、俺を迎え入れてくれる。 俺がサヤと結ばれて以来、屋敷に帰るとき、最初に見る顔はサヤと決まっていた。 奥で休んでいればいいと言っても、サヤは頑として聞かなかった。 「おとーたま、は直らなかったか」...
  • 外伝10
    「行ってくれ、リザードン、ラプラス」 「ストライクに有利な炎タイプと、サーナイトに対抗するエスパー技持ちか。  ……合理主義者の君らしい、無難な選択だね」 一体のエスパータイプは、二体の物理タイプに勝る。 サイコキネシスは多様性に富む技で、 精神汚染するタイプと、動きを封じる等の物体に影響を及ぼすタイプがある。 防ぐには同種の"サイコキネシス"で、相手のPKに干渉するしかない。 「飛べ、リザ―ドン。ラプラスはリザ―ドンを援護しろ」 金髪は唇の端をつり上げて笑う。 「そんな甘い指示でいいのかい、サトシ?  僕のサーナイトは援護と攻撃を同時にこなす」 サーナイトの瞳が妖しい光を放つ。 リザードンの離陸を妨害するためではなく、ラプラスを直接攻撃するために。 "テレポート"で死角に回り込み、"...
  • 伝言板/コメント/36
    外伝以外全部読みますた。この文章力見習いたいくらいです -- (ププ) 2012-03-24 14 37 01
  • 意見・感想/コメント/35
    外伝まってました! -- (名無しさん) 2009-10-25 00 20 19
  • 意見・感想/コメント/40
    素晴らしい作品 外伝待ってます。 -- (名無しさん) 2009-12-14 09 49 30
  • 意見・感想/コメント/63
    外伝もおわたか…お疲れ様でした! -- (名無しさん) 2010-12-02 16 08 42
  • あとがき
    2chのスレで書き始めてから約7年。 本編で大風呂敷を広げてしまい、畳みきれないから畳まない、と決めていたのに、 結局畳まずにはいられなくなり、外伝の過去編、大過去編を書きはじめ、 何度も完結させることを諦めつつも、なんとかゴールまで漕ぎつけることができました。 愛読してくださった皆さま、本当にありがとうございました。 2015/05/03
  • 伝言板/コメント/11
    ピカチュウ「昔はよかった・・・」避難所4http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1240481081/ -- (名無しさん) 2009-04-23 19 24 53
  • 意見・感想/コメント/11
    更新してる者ですが、勝手に背景が変わってしまった(自動的に?) しかも私は管理者とは別人なので背景を変えられませんです…… -- (名無しさん) 2009-05-25 23 43 05
  • fathers & mothers 11
    サカキの一件から、数日後。 青年の部屋を、彼の親友が尋ねてきた。 「お、いたいた」 鍵をかけていなかった青年も悪いが、いきなりドアを開ける親友も大概である。 ノックくらいしろ、と言うと、 「俺とお前の仲じゃねーか。  つーか、今日はハナコちゃんと一緒に出かけてなかったのな」 ここのところ毎日のように、ハナコの父親の知り合いに彼の行方を聞いて回り、 さすがに休息が必要ということで、今日は家でのんびりしていたのだ。 ちなみに役に立つ情報は、今のところ得られていない。 「まあいいや。  親父が家で、一緒に夕食食わないか、って言ってるんだけど、来るよな?」 「大木戸博士が?」 「お前が大学来なくなっちまって、寂しいんじゃねえの」 あの人に限ってそんなことはないと思うが。 卒業要件を満たし、進路を決めた青年は、これといって大学に出向く...
  • 伝言板/コメント/28
    復活なのか?スレは落ちてるよな -- (名無しさん) 2011-03-23 11 11 14
  • 伝言板/コメント/41
    ゲーム化とか胸熱! -- (名無しさん) 2013-11-05 11 29 01
  • 伝言板/コメント/27
    タイチの修行日記追加 追加?もしや、復活!? -- (名無しさん) 2011-03-22 16 11 58
  • 伝言板/コメント/35
    fathers mothersの続きはもう書かないのかな… -- (り) 2011-11-01 17 00 07
  • 意見・感想/コメント/38
    話作りが上手すぎて完全に感情移入しちまった・・・スゲェ! -- (名無しさん) 2009-11-11 16 41 33
  • 意見・感想/コメント/47
    SSで初めて泣いた。好きなマイナーキャラ(サカキ・マサキ)が活躍しててすごく楽しかったwサカキのその後が気になる -- (名無しさん) 2010-08-11 11 21 36
  • 伝言板
    伝言板 作者見てるかな? この作品の二次創作に関して相談があるんですけど、覗いてたら捨てアドでいいので連絡くれませんか? pokemonsepia★gmail.com -- (bluegate) 2013-03-04 00 16 24 ゲーム用wikiを作ってますので、もうしばらくお待ち下さい。ヒナタの髪は薄い色だと顔との境界がわかりづらいと思ったので、R多めで色付けしています。また、人間キャラはドット絵以外のイメージ(立ち絵等)は他に使わないつもりです。ご連絡等ありましたら↑のメルアドまで。 -- (bluegate) 2013-07-12 16 32 57 何度読んでも泣く。けっこう辛い気持ちになりながら読むのに、定期的に読みたくなる。なんか、ありがとう -- (AKARI) 2013-10-31 00 41 19 ゲーム化とか胸熱! -- (名無しさん)...
  • 本作のストーリー設定等
    作者による、ストーリーの設定・表現の解説等です。 (説明を分かりやすくするよう、適宜レス改変あり) 若干のネタバレが含まれている可能性アリ。 初見では、☆印の項をひと通り読んでおくといいかもしれない 世界観の概要、他の作品からの引用等 ☆ ピカチュウと周りの人間との意思疎通 ☆ ピカチュウの年齢について トキワの森の所在 「ポケモントレーナー」という職業について ☆ ヒナタとカエデの容姿 野生のポケモンは少ないの? ポケモンの成長と、その体長について ゲンガーの体質と体長 エリカ様の年齢 アヤのキュウコンとゲンガーの戦闘能力差について 十八章時点での各キャラクターと所持ポケモン対応表 シゲルはリーグチャンピオン経験者? 御三家 -世界観の概要、他の作品からの引用等 886 : ◆ihjpPTk9ic [sage] : 投稿...
  • 過去ログ
    VIP投稿時のログ 最初は糞スレの乗っ取りから始まった  1:http //mimizun.com/log/2ch/news4vip/1222954756/  2:http //mimizun.com/log/2ch/news4vip/1223116960/  3:http //mimizun.com/log/2ch/news4vip/1223201236/  4:http //mimizun.com/log/2ch/news4vip/1223398132/  5:http //mimizun.com/log/2ch/news4vip/1223710086/  6:http //mimizun.com/log/2ch/news4vip/1223974797/  7:http //mimizun.com/log/2ch/news4vip/1224239315/  8...
  • 伝言板/コメント/13
    お疲れ様でした -- (名無しさん) 2009-08-18 11 47 47
  • 意見・感想/コメント/27
    乙! -- (名無しさん) 2009-08-18 11 48 26
  • 伝言板/コメント/29
    落ちてるな -- (名無しさん) 2011-03-25 14 31 53
  • 伝言板/コメント/6
    更新まだー? -- (名無しさん) 2008-11-20 17 05 51
  • 意見・感想/コメント/62
    お疲れ様 -- (名無しさん) 2010-11-24 14 46 14
  • 伝言板/コメント/26
    完全完結?? -- (名無しさん) 2011-01-02 00 02 14
  • 伝言板/コメント/21
    明らかに荒らされたな -- (名無しさん) 2010-11-01 08 47 46
  • 意見・感想/コメント/60
    二十二章上が二十一章下と -- (名無しさん) 2010-11-19 23 33 48
  • 意見・感想/コメント/59
    展開は知ってても重いなぁ… -- (名無しさん) 2010-11-07 07 55 58
  • 伝言板/コメント/30
    どこで書いてるんだろう VIPか? -- (名無しさん) 2011-04-03 23 50 27
  • 意見・感想/コメント/69
    ふと思い立って見てみたらちょっと更新されてる! -- (名無しさん) 2011-06-21 22 39 56
  • 意見・感想/コメント/19
    泣いた。作者さん凄すぎる・・・ -- (名無しさん) 2009-08-16 08 11 17
  • 伝言板/コメント/23
    ついに完結…作者お疲れ様でした -- (名無しさん) 2010-11-21 21 47 54
  • @wiki全体から「外伝11」で調べる

更新順にページ一覧表示 | 作成順にページ一覧表示 | ページ名順にページ一覧表示 | wiki内検索