ヴァイスシュヴァルツでは、1カートン及び1BOXにおけるカードのレアリティの割合が調整されている。
※あくまで「目安」であり、近年では封入形式が通常のパックと異なる商品も多数存在している(後述)。
レアリティ種類
ノーマルカード
基本的にキャラとイベント用として「RR」、「R」、「U」、「C」、クライマックス用のレアリティとして「CC」、「CR」が存在している。
- 2013年以前エクストラブースター(パック)のレアリティは、「C」と「R」2種類のみだったが、 2014年以降新録カード種類数が50種類以上のエクストラブースターでは、通常のブースター同様「RR」、「U」も存在する。
- 2014年以降、新録カード種類数が101種類以上の大型ブースターパックでは、レベル3封入率の調整(上昇)目的として、レベル3の種類数によって「RR」より高いレアリティとして、レベル3キャラ用レアリティとして「RR+」も存在する。(無い場合もある)
- 2014年以降のブースターパックでは、R・RR・RR+のカード表面にトランスタバック加工が施されており、(キャラ部分以外の)カード全面が光るようになっている。
RR(ダブルレア)
ノーマルカードの最上級レアリティ。
レベル3キャラなど、このパック内の目玉カードキャラカードが属していることが多い。
また、イベントのRRは存在しない。
R(レア)
ノーマルカードで2番目に高いレアリティ。
エクストラブースターではRRが存在せず、Rが最上級レアリティになっている場合もある。
キャラカードが属していることが多いが、稀にレアなイベントとクライマックス(エクストラブースターのみ)が存在する。
U(アンコモン)
ノーマルカードで3番目に高いレアリティ。
C(コモン)
ノーマルカードで一番低いレアリティ。
CR(クライマックスレア)
ブースターにおけるクライマックスカード専用レアリティのひとつ。特殊トリガーを持ちカードが属していることが多い。
一部のブースターを除む、原則として1ボックス毎に各CRが必ず1種類ずつ入っている。なおクライマックス種類数が8種類以下のブースターでは、このレアリティが無い場合もある。
CRが入ったパックは、高確率でRRやSRなどパラレルカードなどと複合しない為、ハズレ告知として扱いプレイヤーが多い。また、TDで先行収録される一部クライマックスは、後にブースターではCRとして収録される場合がある。
CC(クライマックスコモン)
ブースターにおけるクライマックスカード専用レアリティのもうひとつ。
パラレルカード
ブースターパックでは1BOXに1パック(一部ブースターパックでは2パック、後述)、Rの代わりパラレルカードが封入されている。
パラレルカードはノーマルカードの絵柄・加工違いのカードである(テキストは同一)。
キャラ・クライマックスカードから約16-20種類が選ばれる。(
キルラキルのみパラレルのイベントも存在している。)
基本的に「SP」、「RRR」、「SR」3種類。これの他に特定ブースターパック専用のレアリティとして「XR」、「SSP」、「Sec」、「MR」が存在している。
レア以上のカードが選ばれることが多いが、稀にレア未満のパラレルも存在する。
- エクストラブースター(パック)では、全てのカードはホイル加工(またはホイル加工+絵柄違い)というパラレルが存在している。代わりに、パラレルレアリティは「SP」1種類のみ。
- 劇場版マクロスF以降のエクスパンションでは、場合によって絵柄のみ違いパラレルカードが多数存在している(レアリティが変化していない)。これらのカードは、カード番号に加え何らかの英字が付与されている。
SP(スペシャル)
ブースターにおける最高のレアリティ。「浮き彫り+ホイル加工+α」というパターンが多い。
最初期の3ブースターではRRRのクライマックス版として使用されたが、
ゼロの使い魔ブースター以降はほぼ箔押しサインカード専用レアリティとなっている。
(ただし、光るカードやロゴなどサインカード以外のSPカードも存在する)。
サインカードは、作中の出演声優のサインが大半を占めるが、声優以外の関係者、キャラ自身のサインの場合もある。
作中の主要キャラの人数により変動する場合が多いが、一般には4〜5種類が収録される。(サインカードの総数は公式サイトで事前に発表される場合が多い)。
RRR(トリプルレア)
ブースターで2番目に高いレアリティ。
「浮き彫り+ホイル加工」がされているカードで、絵柄自体もノーマル版と異なるイラストになっていることが多い。
SR(スペシャルレア)
ゼロの使い魔以降でのサインカードの導入に伴い、新設されたパラレルカードの下位レアリティ。(が、
THE IDOLM@STERシリーズのブースターのように、サインカードのレアリティに設定されているケースも存在する。)
エクストラパック(ブースター)と同じく、「ホイル加工」が施されている、絵柄などはノーマルと同一であることが多い。
トライアルデッキ(構築済みデッキ)
トライアルデッキ(と一部の構築済みデッキ)は、独自のレアリティが振られており、ブースターパック(エクストラブースター)が入っていないカード(TD限定カード)が入っている。
- ブースターと重複して収録されているカードは、ほとんどの場合C・U・CC・CRのいずれかから選ばれている。
- あくまで「原則」であり、(新規・再録問わず)Rのキャラが入っているまれなケースも存在する。
限定カード封入形式の変遷
- 限定カードが入っていない。代わりに、それぞれのブースターパック内Rのキャラ2枚(収録色が別のRが各1枚ずつ)が入っている。
- 収録色が別の限定カードが各1枚ずつ、計2枚入っている。
- 通常のトライアルデッキ限定カードの配分は、以下のパターンに変更する。
(商品特典として配布されたもの、エクストラトライアルとして発売されたものはこのルールが適用されない。また、収録キャラの都合上TD限定カード数が調整されている例外なケースもある。)- 限定カードのうち、その2種類のキャラが各1枚、計2枚入っている。
- その2種類のカードが各2枚、計4枚入っている。(2012年夏以降、その1種類のカード1枚は、SRカードにする。)
- 最後の4枚は同一種類のカードである。
- トライアルデッキの商品名が「トライアルデッキ+」に変更され、全てのカードが2枚以上、レベル3は必ず2種類以上(内回復キャラ1種、他能力持ち1種)収録されているなど、内容にも大幅な変更が図られている。
- なおSTAR WARSのみ、トライアルデッキ+ではなく、通常トライアルデッキとして発売された。
封入確率
- 1パック内にレアリティを含め全て同じであるカードが2枚以上含まれる事はない。 (パラレルカードによって合計2枚となる事はある。)
- 同一ブースターでは、原則として同じ種類のRR+・RR・R・CRは2枚以上存在しない。(同一カードのパラレルカードによって合計2枚となる事がある。)
パック毎
- ブースターパック:RR+/RR/R/パラレル1枚・U2枚・C4枚・CR/CC1枚
- エクストラブースター(R/Cのみ):ノーマルR1枚・ノーマルC3枚・ホイルC1枚・ホイルまたはSP(サイン)1枚
- エクストラブースター(RR/R/U/C):ノーマルR/RR1枚・ノーマルU1枚・ノーマルC2枚・ホイルC1枚・ホイルU/R/RR/SP1枚
BOX毎(R以上のカードのみ)
- ブースターパック(RR+なし)20パック:パラレル1枚・RR4枚・R15枚・CR各種類1枚ずつ
- CR種類数が5種以上のセットでは、その中の4種類が各1枚、計4枚入っている。
- ブースターパック(RR+あり)20パック:パラレル2枚・RR+2枚・RR4枚・R12枚・CR8枚
- エクストラブースター(R/Cのみ)6パック:ノーマルR6枚・ホイルR2枚またはホイルR1枚+SP
- エクストラブースター(RR/R/U/C)6パック:ノーマルRR2枚・ノーマルR4枚・ホイルR2枚・ホイルRR1枚・SP0~1枚
カートン毎
- ブースターパック(16Box):
- SP2〜3枚(特定レアリティ1枚固定など一部除く、BOX毎パラレル数は32枚の場合SP4~6枚、SSPが収録されるブースターは、そのうち1~2枚はSSPカードになる)
- RRR4枚(特定レアリティ1枚固定など一部除く、BOX毎パラレル数は32枚の場合8枚)
- それ以外のパラレルはSRである。
- エクストラブースター(18Box):
独自の封入確率
プロモーションカード
通常トライアルデッキ/ブースターパックから手に入れる事ができないカード。入手難易度はそのカードによりけりである。レアリティ表記は全てPRである。
主に入手方法は以下。
- 参加作品と関連の商品または書籍などの特典
- 大会・イベントの参加賞として配布
- 初回版トライアルデッキ、ブースターパック1BOXに購入特典
- ブシロード金銀キャンペーンなどとして配布
金銀キャンペーンは、過去の大会・イベントの参加賞のカードを入手可能(ただしランダム)他、参加タイトルの1つである「
ビジュアルアーツ」の大半のカードを入手する事が可能(特にこのタイトルの2種類のクライマックスは、この経路しか入手できない)。