今日読んだSF/FT/HRの感想@SF板まとめページ内検索 / 「キース・ロバーツ」で検索した結果

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  • キース・ロバーツ
    ... 「パヴァーヌ」キース・ロバーツ 設定は実に魅力的だー! 連作短編集なんであんまり人物的な深みまでいかないかも。 その分、歴史の大きなうねりが感じられるのは改変モノとしてよし! あまりに正統的なリアリズム調は正直今の日本人読者には耐えがたいかもしれんが、 ハヤカワ青背で鍛えたやつなら大丈夫だろ。 ただひたすらイングランドの荒れ地の風にさまよえ! 「腕木通信」(中野明)「蒸気機関車メカニズム図鑑」(細川武志) などをあわせて読むのもよし。 Grainne 642 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 04/06/18 01 09 キイス・ロバーツのGrainne。 ケルト神話の女神でグラーニアとか読むらしい。 女神の具現化したらしき娘がマスコミを使って世界を 手玉に取り、ケルト神話や仏教などをベースにした 思想で潮流を巻...
  • キース・ローマー
    タイムマシン大騒動 476 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 本日のレス 投稿日:2005/11/07(月) 13 32 43 キース・ローマー「タイムマシン大騒動」 この人はおおむねユーモア・ドタバタSFとシリアスな系統の作品と2種類に分け られるんだけど、これは題名からして前者に属する。前半はドタバタの連続で笑え るが、後半はややシリアスも入って失速している。伊藤典夫は解説でほとん ど読後感の軽い彼の作品の中で比較的コクのあるものにしている」と書いている が私は最後までドタバタで通した方が面白かったと思う。 7点。
  • アザー・エデン
    ...デン」の続き、 キース・ロバーツ「笛吹の呼び声」 同じ作者の「パヴァーヌ」を買ってきたので後であわせて感想をかこう。 リサ・タトル「きず」 これはうまいね。文句なしの傑作。こんなの一度書いてみたい。 文字通り”女になる”ことにおそれる男の姿を通じて男と女の間の 愛の権力性が浮き彫りにされている。 これはオッサンが”女にされる”話なんだけど、 こういう状況は現実の成長過程に見られるわけで、 ふつうの物語にも使えるのではないかな。
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  • 海外のSF作家
    ... ロバータ・ロゴウ キース・ロバーツ アルベール・ロビダ スパイダー・ロビンソン? キム・スタンリー・ロビンスン キース・ローマー J・K・ローリング ジョン・ロンスン ワ行 カール・エドワード・ワグナー イアン・ワトスン
  • ロバータ・ロゴウ
    マーベリー嬢失踪事件 414 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:2006/05/31(水) 14 40 23 ロバータ・ロゴウ「マーベリー嬢失踪事件」 5点 SFおたく(トレッキー)がルイス・キャロルとコナン・ドイルを主人公に ヴィクトリア朝の事件書いてるわけだから、スチームなんとか、とか ファンタスティックな登場人物とか期待しちゃうんだけど、 そうはならない。オチが女権拡張論だったりして、 著者(はアメリカ人女性)の視点が目立ち過ぎ。 チャーチルのママ(アメリカ人)持ち上げたりとか。 あと、ユーモアが足りなさすぎ。 で、ロリータSMにスカトロまで入ってますけど、 二人の娘を育て上げた著者―当時50代半ば―は母親として どんな気持ちで書いてたんだろ? 長女Miriam Ann Mooreもミステリ作家だそうですが 翻訳は...
  • ベータ2のバラッド
    ベータ2のバラッド 452 名前:でへ 投稿日:2006/06/22(木) 21 06 49 ベータ2のバラッド 国書刊行会 ベータ2のバラッド 9点 難しくないので私にはちょうど良い 4色問題 5点 ウィリアム・S・バロウズ+数学の論文 どちらも良く分からん 降誕祭前夜 8点 おおっ、キース・ロバーツ なので8点 プリティ・マギー・マネーアイズ 8点 既読らしいけど記憶に無い 本当に久しぶりのエリスンなので8点 ハートフォード手稿 7点 時の探検家たち 7点 どちらも手堅い感じの時間SF ベータ2のバラッドを読むためだけでも、 この本を買う価値あり 総合評価 8点 ただし、この本はニューウエーブと呼ばれた 昔のSF選集です。 買う人はそれを考慮に入れてくだ...
  • ロバート・J・ソウヤー
    イリガール・エイリアン 572 名前: ◆gacHaPIROo 02/12/22 03 09 イリーガルエイリアン ロバート・J・ソイヤー/内田昌之 ひさびさのファースト・コンタクトモノ。 法律関連の知識だけど、 やっぱ日本のモノとはかなり違う印象を得られた。 日本で同じ事件がおこれば、たぶん、 『超法規的処置』で終わってたと思う。 だから、スラップスティックで星新一みたくなるだろう、 また、イギリス人だと推理モノ、本格ミステリーっぽくなっただろうし、 ロシアあたりだと内面との葛藤がどーだこーだとなる予感。 だから、 これはアメリカでしか書けないSFとしては貴重なんだと思う。 ただ、なんかチープな感じがしたのはやっぱSFの読みすぎなのか、漫画の読みすぎなのか・・・・ 降伏の儀式と比べてみたので、7点。 ...
  • ロバート・リード
    地球間ハイウェイ 496 名前: でへ 04/03/19 01 13 地球間ハイウェイ ロバートリード ハヤカワSF 先ほど、読み終わりました。 前半はもたつく、後半になって展開が スピーディになり、面白くなった ちゃんとオチもついている。 悪の種族と、悪役がちょっと面白い パラレルワールド物としては ちょっと変わったアプローチの話でした。 6点
  • ロバート・シルヴァーバーグ
    いばらの旅路 414 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:2005/03/29(火) 12 28 09 シルヴァーバーグの「いばらの旅路」読んだ。5点。 未来社会の設定とか、脳を別の体に移植とか、SFで性描写とか、全てが古臭い。 「夜の翼」や「地上から消えた動物」とかは好きなんだけど… いまひとたびの生 248 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:05/03/13 21 56 02 「いまひとたびの生」ロバート・シルヴァーバーグ 人格記録技術が発達して、死んだ人間のパーソナ(人格)を移植できるようになった時代の話。 その技術が生むアイデンティティや社会的・倫理的問題やらは軽く流しているので食い足りなさは残るものの 駒が無駄なく配置された良質なエンターテイメントだった。テンポも良くて読みやすい。 ラストは、まあそうなるだろうな、というと...
  • ロバート・ストールマン
    野獣の書 31 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 03/06/22 05 06 ひさびさに押入れから引っ張り出して読んだ 「野獣3部作」ロバート・ストールマン 早川文庫 解説にはこれを書いてまもなく亡くなった、それまで小説を書いたことがなく またとない才能を失ったことが残念とあるが… 正直これ以上の物はたとえ存命でも書けなかったのでは。 いわゆる生涯にただ一度できる作品だったように思える SFともFTともHRとも普通小説ともつかぬ、不思議なムードにみちた傑作だ 10点 627 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 04/05/30 02 18 ロバート・ストールマン 「野獣」 〈野獣の書〉三部作の最終巻。今までの主人公がどーでもよくなっちゃった ぐらい、小娘とおっちゃんのドラマにひきこまれた。期待したような展開に ならなかったり...
  • ロバート・F・ヤング
    ピーナッツバター作戦 229 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:05/03/02 15 34 40 ロバート・F・ヤング「ピーナッツバター作戦」 表題作はあまり面白くはないが、他はいずれもヤングらしい作品でファンなら 読んで損はない。特に「我らが栄光の星」は泣けるよ。 解説でも触れてるけど、3作品でヒロインがストリッパーをやってるのは何か こだわりでもあるのかな。7点。
  • ヴァレリオ・マンフレディ
    カエサルの魔剣 476 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2007/07/11(水) 13 37 55 ヴァレリオ・マンフレディ 「カエサルの魔剣」 5点 訳題と文春の新刊案内(しかも広告でネタバレとか「イリアム」かってゆう…) だけ見て歴史改変ファンタスィ?かと思って読んだら原題は”L’Ultima Legione” (邦訳底本は英語版“The Last Legion”)で内容とも20世紀冒険小説のノリでした。 ミステリアス・プレス文庫から出てたジョン・マドックス・ロバ-ツのは古典の 先生が良く出来てるとかゆってたので(逸身喜一郎 「ラテン語のはなし」) 読んでみたけど、映画”Gladiator”とか一昨年ハヤカワ文庫NVから出た 「ポンペイの四日間」(「スロー・リバー」が水道レズサスペンスなら これは↑土木配管ディザスターロマンス)とか本書とか、...
  • ロバート・A・ハインライン
    宇宙の戦士 325 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 02/09/29 19 12 宇宙の戦士 R・A・ハインライン ガンダムの元となった強化服が出てくる、 愛国SF。 一人の青年が軍隊に入り、愛国心に目覚め、 成長していく様を書いている。 これはSFというより軍隊モノでしね。 軍隊モノだけあって(?)話のテンポが速く、 小気味良く読める。 内容はタカ派のそれゆえ、読み方次第で いろいろな意味で面白くなる。 9点(マイナス1点はSFかどうかという作品だから) 472 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 02/12/01 15 17  今さら、な作品で申し訳ありませんが・・・ ハインラインの「宇宙の戦士」早川  機動歩兵で異星人と戦争というよくあるSFかと思ったら、 軍隊の教練・実戦で鍛えられ...
  • ロバート・チャールズ・ウィルソン
    Spin 228 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2008/05/23(金) 23 13 45 "Spin"  ロバート・チャールズ・ウィルソン 06年のヒューゴー賞受賞作。 突如地球はspinと呼ばれる膜に包まれてしまう。 ほどなくしてこの膜の外側と内側では流れる時間のはやさが違うことが分かる――というのがSF部分、 主人公と、主人公の母親がメイドとして働いている大富豪一家との関わり合いを描くのが普通小説の部分。 この小説は普通小説の割合がたいへん多い。 spinが招く宗教的側面とか、主人公と大富豪一家の娘とのなかなか成就しない恋愛とか。 はっきり言ってその肝心の普通小説のパートがつまらない。と言うか、何でこういうしんねりむっつりした 愛憎劇(というには淡々としているか)を長々と読まなあかんねん、と思ってしまう...
  • ロバート・アトキンソンウェストール
    ブラッカムの爆撃機 766 : ◆GacHaPR1Us :2007/03/11(日) 22 45 20 ブラッカムの爆撃機 ロバート・アトキンソン ウェストール (著) 宮崎 駿 (編集) 金原 瑞人 (翻訳) http //www.amazon.co.jp/gp/product/product-description/4000246321/  嫌われもののブラッカム小隊が撃墜したのはなんの変哲もないドイツ夜間戦闘機だった。そのはずだった…。 軽妙な語り口と兵士独特のユーモアを交えて物語るのは、ちょっと不思議でちょっと恐ろしい事件だった。 本当に恐ろしいのは、なんなんだろう?ブラッカムの爆撃機に宿ったものか?それに怯える人間たちか? はたまたこんなことを起こした戦争そのものなのか?…わからない。『敵』も『味方』もない。 最後に残ったのは友情だけ...
  • ブルース・スターリング
    スキズマトリックス 15 名前: ◆usodeOn2Q2 投稿日:2006/10/21(土) 01 02 01 『スキズマトリックス』 ブルース・スターリング この本は、たぶん5年・10年経っても再読したくなる本だと思う。 最初~第一部までを読んでいる間は、 「こりゃ痛い本に当たってしまったな……」と思ってました。 『火星年代記』みたいに編年体だから、チビチビ読めて助かりましたがw。 でも、第二部~第三部と読み勧めるうちに、尻上がりに面白くなってきたぁーーー。 読むスピード・量ともにどんどん増していき、最後は加速がついてゴールイン。 いやー、良い読書ができた。 この作品が1986年のヒューゴ賞にノミネートされたときは、 受賞作の『エンダーのゲーム』、その他に『ブラッドミュージック』もあったとのこと。 いずれ劣らぬ名作揃い...
  • ロバート・シェクリイ
    明日を越える旅 169 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:05/02/07 13 51 06 シェクリイ「明日を越える旅」 全く期待せずに読み始めたが、抜群に面白くて ゲラゲラ笑いながら(ちょっと誇張)一気に読み終えた。 「異星の客」+「浴槽で発見された手記」+「猫のゆりかご」 といった感じ? 人間の本質に対する辛辣な視線は、ヴォネガットに匹敵、 というか越えている。しかももっと分かりやすい。 こういう風刺系の作家って、今のSF界ではほとんどいませんね。 多分、ミステリか純文学作家の看板を掲げないと食えないのでは。 こういう人を冷遇するからSFは売れなくなったんだなと、 妙に納得した。 10点 人間の手がまだ触れない 220 :名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/09/09(金) 02 40 27 ローバート・シェク...
  • 90年代SF傑作選
    90年代SF傑作選 263 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 02/08/15 00 26 90年代SF傑作選・上巻 サモリオンとジェリービーンズ ニール・スティーヴンスン  「第一分散型民主国家」とか、いちいち格好いいです。 コロンビヤード スティーヴン・バクスター  バクスター小説上手くなったよな、としみじみ。オチも綺麗。 エウロパのスパイ アレステア・レナルズ  ニュー・スタンダードというべきか。この人の作品もっと読みたい! フラッシュバック ダン・シモンズ  日本がこんなブイブイいわせてるときもありましなぁ、って。 魂はみずからの社会を選ぶ コニー・ウィリス  SFもこんな遊びが出来るようになったか、と。筒井康隆は昔からやってたけど。 バーナス鉱山全景図 ショーン・ウィリアムズ  謎が謎を呼び謎で終わる。イーガンといいオー...
  • ダグラス・アダムズ
    宇宙クリケット大戦争 714 名前: ◆GacHAPiUUE 投稿日:2006/08/04(金) 22 09 05 宇宙クリケット大戦争 ダグラス・アダムス 著 安原 和見 訳 http //www.amazon.co.jp/gp/product/4309462650/ http //www.kawade.co.jp/np/isbn/4309462650 「遠い昔、遥か彼方の銀河で、ギャクサツ集団クリキット軍の侵略により銀河系は全滅の危機に陥った。  封印を破って甦った彼らを迎え撃つのは、よりによってアーサー・デントとその一行。  果たして宇宙は救えるのか!?大傑作SFコメディ第3弾!銀河大統領の若き日日を描いた本邦初訳「若きゼイフォードの安全第一」収録。」 「アーサーは幸福だった。有頂天だった。これほど計画どおりに進む一日もめずらしい。発狂しよ...
  • ロバート・ホールドストック
    アースウインド 607 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 04/05/17 00 36 ホールドストック「アースウインド」 「リードワールド」から一転して、かなりディテールを緻密に深く 突っ込んでいる。 その分深みは出ているが、筋立てがやや一本調子で、起伏に欠けるのが痛い。 テーマは「生態系の中に取り込まれてしまう種や個体」といった内容で、 後のミサゴシリーズなどにも通ずるものだが……。 そして何より、訳文が読みにくくて参った。 特に、最後の最後、肝心の真相が明らかになるいちばん肝心の場面 (「3つの渦巻き」の意味などを解き明かす部分)で、訳文が ぐちゃぐちゃで意味不明なのが、致命傷。 「時間センター」とか「指示センター」とか、訳語も意味不明だし。 多分「中枢」って意味なんだと思うけど。 ホールドストックの文章は、他の作品の訳書や...
  • ロバ-ト・L・フォワード
    竜の卵 131 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 03/08/20 12 38 ロバート・L・フォワード『竜の卵』 今さらな作品なので、訳の点で気になったところを一つ。 「卵」上にいるチーラたちの名前とか固有名詞が、 ピンク・アイとかラウド・トーカーとか英語直読みなんだけど、 <桃目>とか<どら声>とか日本語にしてくれた方が 土着っぽい感触が出てよかったんじゃないかと思う。 何となく英語でやられたんで、言語体系が地球と一緒やんという印象が拭えなかった。 まあ『ドラゴン・クリスタル』が『竜水晶』になったところで、 竜とか水晶とかいう観念の存在を前提とすることにはかわりないから 一緒といえば一緒なんだけれども、 我々は日本人なわけで、 惑星の名前が「竜の卵」っていうのと 「ドラゴンズ・エッグ」っていうのとでは、 やっぱり印象が大き...
  • 作品名リスト(海外編)
    ア行 アイアン・サンライズ アイスマーク 赤き王女の剣 あいどる 愛はさだめ、さだめは死 アイヴォリー -ある象牙の物語 アインシュタイン交点 アインシュタインの夢 青い虚空 青い世界の怪物 青ひげ 赤い惑星への航海 アークエンジェル・プロトコル 悪魔の機械 悪魔の発明 アグレッサー・シックス アジアの岸辺 アースウインド 明日プラスX 明日を越える旅 あなたの人生の物語 あなたをつくります アバラット アメリカの神々 嵐の惑星ガース 蟻 アルジャーノンに花束を ある日どこかで アレフの彼方 暗号解読 アンドロイドは電気羊の夢を見るか? イエスのビデオ 怒りの神 イグジステンズ いさましいちびのトースター 異星人情報局 イタルバーに死す 一角獣・多角獣 凍月 遺伝子の使命 移動都市 犬は勘定に入れません 祈りの海 いばらの旅路 イブのいないアダム い...
  • ロバート・R・ マキャモン
    スワン・ソング 134 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 03/08/22 23 14 マキャモン「スワン・ソング」 前半は面白かったんだが・・・中盤の中だるみが痛い。 無駄なディテールの積み重ねが多すぎる。 人物も類型化され過ぎて、魅力がなく、感情移入が難しい。 また、無意味な殺戮描写多すぎ。 その割に、後半はあまりにも単純に図式化され過ぎた 予定調和な展開で、ラストも予測のつく陳腐なもの。 大風呂敷広げた割には残念な内容。 意欲作なのは認めるが、失敗作だろう。 マキャモンの限界か? 各方面での高評価の理由が分からない。 3点
  • ロバート・ルイス・スティーヴンソン
    スティーヴンソン怪奇短篇集 471 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:2005/04/17(日) 14 56 09 スティーヴンソン怪奇短篇集(福武文庫) 最初の方のひとつふたつを読んで、「たわいの無い怪談ばかりかな~」と 思ったが、『ジキル博士とハイド氏』な怪奇短篇や『宝島』な 海洋怪奇幻想短篇なども収録されていて、なかなか面白かった。 特に気に入ったのが、「声の島」と「びんの子鬼」。19世紀末ころの ハワイを舞台にした寓話的なおはなしである。めずらしい。 7点
  • マーセデス・ラッキー
    宿命の囁き 94 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:05/01/18 13 05 04 「宿命の囁き」マーセデス・ラッキー フェミニーナというかなんてアメリカン!な感じ。 久しぶりにファンタジーのTRPGがやりたくなった。 9点
  • 不死鳥の剣 剣と魔法の物語傑作選
    不死鳥の剣 剣と魔法の物語傑作選 686 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 03/03/18 14 36 「不死鳥の剣 剣と魔法の物語傑作選」中村融 編・河出文庫 収録作品 「サクノスを除いては破るあたわざる堅砦」ロード・ダンセイニ 「不死鳥の剣」ロバート・E・ハワード 「サファイアの女神」ニッツィン・ダイアリス 「ヘルズガルド城」C・L・ムーア 「暗黒の砦」ヘンリー・カットナー 「凄涼の岸」フリッツ・ライバー 「天界の眼」ジャック・ヴァンス 「翡翠男の眼」マイクル・ムアコック 「20世紀SF」に続く、豪華ラインナップのヒロイックファンタジー年代順アンソロジー。 個々の作品はさすがに良く書けてるが、ジャンルの特性か並べるとやや単調な印象も。 次はホラーアンソロジーか? とりあえず、エルリックに呼び出されても全くやる気のないアリ...
  • ブレンダン・デュボイズ
    合衆国復活の日 728 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:2006/01/15(日) 12 37 10 ブレンダン・デュボイズ『合衆国復活の日』(扶桑社ミステリー文庫) いわゆる”もうひとつの歴史”での謀略もの。 キューバ危機が核戦争に発展し、大打撃を受けたアメリカは戒厳令下で海外の 援助に頼る二等国に落ちぶれていた。 そのキューバ危機の謎に新聞記者が迫るが、何者かの妨害が・・・という話。 漏れはドンパチ中心の架空戦記が苦手なので、こういうタイプの方が楽しめる。 話の流れはロバート・ハリスの「ファーザーランド」にそっくり。 ただ、戦時の描写がない「ファーザーランド」に対して、こちらは核戦争勃発時の パニックが描かれているので、スペクタクル的な要素をより楽しめる。 ワシントンやニューヨークのような大都市が突然滅びるという出来事は現実には な...
  • U・K・ル・グィン(ル=グウィン)
    帰還 ゲド戦記最後の書 6 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 02/04/09 20 50 「帰還 ゲド戦記最後の書」ルグィン ゲド戦記の続編として翻訳が出ているが、前作までの冒険活劇を 期待した読者は肩透かしを食らうだろう。本作は同じ舞台、 キャラクター設定を用いてはいるが、作品のカラーは全く違っている。 魔法使いの道を否定し平凡な主婦の道を選んだテナーと、 魔法を使い果たし抜け殻のようになったゲド。 この二人が平凡な老後に積極的な意味を見い出して行く リハビリの物語に絡めて、ルグインの人生論、ジェンダー論、 教育論等が語られて行く、「アンチ」ヒロイックファンタジー の形をとった普通小説である。(若干の活劇もなくはないが) ルグイン自身が年を経たことによる関心の変化や人間観の 深化を、最も馴染み深い自作の世界設定に反映させてみ...
  • U・K・ル・グィン
    帰還 ゲド戦記最後の書 6 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 02/04/09 20 50 「帰還 ゲド戦記最後の書」ルグィン ゲド戦記の続編として翻訳が出ているが、前作までの冒険活劇を 期待した読者は肩透かしを食らうだろう。本作は同じ舞台、 キャラクター設定を用いてはいるが、作品のカラーは全く違っている。 魔法使いの道を否定し平凡な主婦の道を選んだテナーと、 魔法を使い果たし抜け殻のようになったゲド。 この二人が平凡な老後に積極的な意味を見い出して行く リハビリの物語に絡めて、ルグインの人生論、ジェンダー論、 教育論等が語られて行く、「アンチ」ヒロイックファンタジー の形をとった普通小説である。(若干の活劇もなくはないが) ルグイン自身が年を経たことによる関心の変化や人間観の 深化を、最も馴染み深い自作の世界設定に反映させてみ...
  • バーナード・ウルフ
    Limbo 630 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:2005/05/13(金) 04 02 29 Bernard Wolfe "Limbo" 人間の攻撃性を抑えるため手足を切断することが 一般化した社会……というネタだけ取ると「んなアホな」 という感じだが、フロイトだのウィーナーだの ウェーバーだのトーマス・マンだのドストエフスキーだの ベネディクトだのといった、膨大な参考文献をもとに 積み上げる、ハッタリ十分な衒学的議論の中で読むと、 この極端化がかえって黒い笑いとグロテスクさを もたらしていて、もの凄い迫力がある。 手足を自分で切断し、プロペラをつけて飛んだり、 原子力で動く強力な義肢をつけたりして、オリンピックで 競い合う人間たちの描写だけでも、強烈なインパクト。 ストーリーも謎めいていて、アクション満...
  • トーマス・M・ディッシュ
    アジアの岸辺 59 名前:でへ 投稿日:05/01/03 14 58 27 アジアの岸辺 トマス・M・ディッシュ 国書刊行会 「ちびのトースター」を除くと、久しぶりのディッシュ、 短遍集。 「アジアの岸辺」「リスの檻」「本を読んだ男」 「第1回パフォーマンス・・・」等、自分の経験や、自分が 作家であることを題材にした自虐的な要素の強い私小説が 印象に残った。 「犯ルの惑星」は反フェミニズム小説だろうか? こう書いたら「読みが浅い」とお叱りを受けそうだが。 お気に入りのディッシュだから、7点 ディッシュは「歌の翼に」と、「キャンプ・コンセントレーション」 がお気に入りです。 どちらもSFという分野からは、少し外れているけど。 560 名前: ◆GacHaPR1Us [sage] 投稿日:2005/0...
  • クリストファー・プリースト
    イグジステンズ 543 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:2005/04/24(日) 01 43 31 クリストファー・プリースト「イグジステンズ」 プリースト初体験の「奇術師」を非常に楽しく読んだので、 過去作漁りの手始めとして軽く読めそうなノベライゼーションから読んでみた。 ちなみに映画は未見。 いかにもノベライゼーションらしく、ページ数も少なくてあっという間に読めてしまうが かといって中身もスカスカというわけではない。 なによりも、クローネンバーグのいわゆる"内臓感覚"を文章で余すところなく 表現しているので、本当にクローネンバーグの映画を観ているような錯覚を 感じさせられた。 なにしろ、「奇術師」しか読んでなかったもので、どれだけこの小説に プリースト本人の個性が反映されているのかは正直よくわからないもの...
  • ジェフリー・ディーバー
    青い虚空 629 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 03/01/29 04 02 「青い虚空」 文春文庫 ジェフリー・ディーバー ああ、SFじゃないとか面倒な事言わないでくれ! 文中に「ニュー・ロマンサー」出てきたからさあ・・・ 主人公が2年ぶりにネットに出て行くとこ、萌え!! 千分の一秒の記述がいいね。 出来れば章題もただの2進数じゃなくて、x86とかのコードにして欲しかった。 読んでみそ。いけてます。
  • アルベール・ロビダ
    20世紀 77 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2007/09/27(木) 11 31 34 アルベール・ロビダ著/挿絵 「20世紀」 6点(出版史的には8点とか9点ぐらい?) 脳内異世界(って未来か)描写が続くとこは 岩波 「ユートピア旅行記叢書」を読んでたころを 思い出しました。特に筋とかも無いし。 けどところどころでギャグがヒットしたりもするので 読んでて楽しいと言えば楽しいし、横組みがこんな 読み易いものだとは。本が全部横書きになれば 読書スピード確実に上がるのでは?
  • ジョン・ロンスン
    実録・アメリカ超能力部隊 484 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2007/07/12(木) 10 18 58 ジョン・ロンスン 「実録・アメリカ超能力部隊」 文春て「人類はなぜUFOと遭遇するのか」みたいな真面目な本 ばかりじゃなくて、確か万葉集を現代朝鮮語で読んじゃうみたいな トンデモ本も出してたはずなのでリアル「治療者の戦争」か 「ドリーム・ベイビー」を期待してたわけでも無いけど、 実際は“メリーランド州フォート・ミード基地にある厳戒態勢下の 接収された羽目板張りの建物のなかに、五、六人の兵士が座って、 超能力者になろうと努力していた、というのがおおよそのところだ。” だそうです。 前半は「不死テクノロジー」ノリの楽しいドキュメンタリーだけど、 ページが進むに連れ超能力研究がいつのまにか超心理戦実験に変質して ダーク&ヴァイオレント...
  • エリザベス・ハンド
    去年の夏、マースヒルで 71 名前: 02/05/16 00 08 エリザベス・ハンド「去年の夏、マースヒルで」 (「ネビュラアウォード31」より) 不死を求めて、「光の子」が降臨するマースヒルに集う霊能力者たちの コミュニティ。「光の子」とは何なのか? マースヒルという神秘の地を創造し、巧みな人物描写力で魅力的な キャラクターたちの織り成す人間模様を紡ぎあげ、生と死、生きることの 意味を深く考察し、暗い色調の前半から未来への力強い躍動に満ちた エンディングへと読者を導くハンドの筆力に万歳!  読み終わるとき登場人物との別れをつらく感じるほどに、 人物描写が巧み。 続編を、それも長編で読んでみたいという思いが強い。 この作品の前には、もはやSF、ファンタジー、純文学の カテゴリー論など意味をなさないだろう。 ネビュラ賞、世界幻...
  • J・K・ローリング
    ハリー・ポッターと賢者の石 660 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 04/07/05 15 33 「ハリー・ポッターと賢者の石」J・K・ローリング とても魅力的な小道具や仕掛け、ちょっとした設定がたくさん出てくるね。 クライマックス近くのチェスなんかはうならされた。 ガジェットで読ませるお話だ。 もっと言ってしまえば、ガジェット以外はつまらん。 一読して思ったのは「しょぼい話だな」ということ。 ストーリーテリングがどうとかそういうのではなくて、とにかくスケールがしょぼい。 もっと大冒険とかやらかしてくれるのかと思った。 しょぼい冒険がひたすらご都合主義的展開で進めていくといった感じ。 ま、でも学校小説なんだから話のスケールはしょぼくて当然か。 破綻してないのは好印象。 キャラ立ちしてるのはハーマイオニーとネビルくらい。 ...
  • ウィリアム・C・ディーツ
    天空の秘宝 625 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:2005/05/12(木) 00 21 57 ウィリアム・C・ディーツ『天空の秘宝』 凡庸なB級娯楽アクションSF。 ストレートに楽しむには陳腐に過ぎ、斜めに楽しむにはぬるくて薄口過ぎ。 イラストから考えて若年層をターゲットにしていると思われるが、 その訳者に御年70の斉藤伯好氏というのはミスマッチ。 〈ギャラクティック・バウンティ〉というシリーズ名が添えられているので 続刊が予定されているのかもしれないが、もう読むことはないと思う。 カバーがとてもカッコよく(この本の唯一の価値)、サクサク読める分 『アグレッサー・シックス』よりはマシという程度。 3点。
  • ロレンス・ダレル
    ジュスティーヌ 304 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:2005/10/04(火) 10 14 05 ロレンス・ダレル「ジュスティーヌ」ほか ジョン・コートネイ・グリムウッドのアラベスク三部作*が訳される気配が微塵もないので、 その元ネタと言われるダレルのアレキサンドリア四部作読むことにした。 ていうか筑摩全集のダレル、第一部と第三部しか載せてないつーのはどういうことですか。 感想: ロマン主義コテコテの昔風の筆致。ジュリアン・グラック「シルトの岸辺」とかと同じ感じ。 第一部だけ読んだら「東洋のファムファタルにつかまったモヤシ西洋人の嘆き」という感じで フーン大変だねー、オリエンタリズム全開だねーとしか思わなかったのだが、 第三部で同じエピソードがいきなりエスピオナージュとして語りなおされてるのに舌巻いた。 もうこの頃にはコテコテな美...
  • ジェイムズ・バイロン・ハギンズ
    凶獣リヴァイアサン 808 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 03/05/05 22 56 凶獣リヴァイアサン ハギンズ 創元SF文庫 一本気な電気工(ブルース・ウィリス)と 社会から疎外された大男(シュワルツネッガー)が ゴジラ退治をする話。 凶獣はニーヴン他の「アヴァロン」に出てくるグレンデルを彷彿させる。 期待していなかったけど、けっこうな拾いもの。 直訳的な文章が目立つのと、 95年刊行なので、DXⅡとかペンティアムとかが出てくるのが笑える。 アメリカ人が好きそうな信仰心と家族愛が主題になっているので、 映像化したらヒットしそう。キャストもわかり易すぎ。 そのときにはCGではなく、ぜひ着ぐるみで。原型はコモドドラゴンなので、違和感少ないはず。 8点 6 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:04/12/13 01 54 ...
  • タニス・リー
    バイティング・ザ・サン 461 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 04/02/29 00 28 タニス・リー「バイティング・ザ・サン」9点 面白くて一気読みしてしまった。 ラストは予想通りだったりするわけだが、 永遠の生命を与えられた未来の若者たちの サイケデリックな生態が抜群に面白い。 シリーズ化しないのがもったいないぐらい 素敵な世界だ。 訳はもうちょっとこなれた方がよいとも思うけど、 マイナー出版社から出たにしては健闘している。 644 名前: でへ 04/06/20 22 35 BITING THE SUN タニス・リー 産業編集センター 伏線などはなく、素直な流れの話でした。 (ちょっと物足りない) 話しの舞台となる世界はなかなか面白い、 ただし、なぜそのような世界になったのか? 説明がないのが物...
  • ジェイムズ・P・ホーガン
    インフィニティ・リミテッド 205 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:2007/05/21(月) 03 31 15 インフィニティ・リミテッド ホーガン SFではありません。 しかし(ミラーメイズのときも同じこと書いたけど)まさしくホーガンの小説です。 政治的だからと言って読んでない人は実に勿体無い!と思います。面白いし。 冒険小説なのに妙に牧歌的なのもいいし(緊張感はミラーメイズの方がある)。 さて、物語の舞台ですがアフリカです。この大陸はご存知の通り、様々な問題を 抱えており、実際に調べてみると物凄く気が滅入ります。涙が出てくるほどです。 あの大陸の現実をそのまま書くとただの欝小説になってしまいますので 娯楽小説としていくらか手は加えられております。 独裁者の大統領はぬるい。秘密警察長官もぬるい。なにより娯楽を象徴するのが、 ...
  • エリザベス・ヘイドン
    プロフィシィ 248 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 02/08/07 05 35 「プロフィシィ」エリザベス・ヘイドン  早川文庫 三部作からなる二部作。良質のファンタジー小説。 一部の「ラプソディ」も面白かったが、二部作もそれに増して面白い 主人公もそうだが、脇役の個性も良く、話も良く練りこまれている。 多くの謎もあり、敵なのか味方なのかの判断がつかない時があり、 話に緊張感を与えている。 まだ読んでいる最中だが、どんな展開になるのか予想できないので読んでいて楽しい。 ラプソディ 411 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 02/11/11 23 11 エリザベス・ヘイドン ハヤカワ文庫『ラプソディ』 最近読んだファンタジーの中では一番おもしろかった。 上下刊で、けっこう長かったけれど一気に読めた。 人を選ぶかもしれないが、フ...
  • ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア
    愛はさだめ、さだめは死 54 名前: でへ 02/04/30 23 33 ティプトリーは、「愛はさだめ、さだめは死」も良いよ。 異星生物の、人知を越えた、目くるめく愛の世界(生殖活動) (藁 てなかんじで、初めて読んだときには、ブッ飛んだ 9点 818 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:2005/06/14(火) 22 13 43 ティプトリー 「愛はさだめ、さだめは死」 凄ぇ!!!まさに饗宴だ!SFの饗宴・・・ 「たったひとつの・・・」(4点)が駄作だったので放置していたオレのバカ! ってゆーか「たったひとつの・・・」を代表作とか言ってる評論家は今すぐ死ね! 正に夢のような傑作だ!読んでない奴は今すぐ買って読め! 1000点 老いたる霊長類の星への賛歌 146 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 03/09...
  • ローレンス・ゲイネム
    プルトニウム・ブロンド 983 名前:でへ 投稿日:2006/04/09(日) 09 15 55 プルトニウム・ブロンド ジョン・ザコーアー&ローレンス・ゲイネム ハヤカワSF お気楽な娯楽物、ハードボイルドとかスペオペとかを 楽しんで読める人にオススメ 7点 1000まで感想で埋めるスレが、ひとつぐらい あってもいいじゃないか
  • トーマス・オーウェン
    黒い玉 563 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:2006/07/21(金) 15 28 00 トーマス・オーウェン「黒い玉」 6点 2時間で読んじゃったけど、 奇想よりは雰囲気で勝負な感じなので、ヒマがあったら 再読してみたいような感触はあった気がする。 これも分冊の半分みたいらしいけど、 「パニックの手」の二ヵ月後に「黒いカクテル」が出た キャロルと違って9月の刊行予定に見当たらないんですけど。
  • エリザベス・ムーン
    くらやみの速さはどれくらい 742 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 04/09/08 05 55 Elizabeth MoonのThe Speed of the Dark。最新のネビュラ賞受賞作。       。 。              。。      ・゜    ゜・。         。・   ゜・。    。゜       ・。      。・゜      ゜。   。゜         ・。   。 ゜        ゜。   。           ゜。 。゜           ・。  ゜           (ノД`) 10点 未来社会における自閉症者の姿を通じて、普通・異常とは何か、 幸福とは何か、脳の外科的治療の是非などなど様々な 哲学的・倫理的問題を問いかけてくる作品だった。 主人公の自閉症天才...
  • アルジス・バドリス
    Rogue Moon 583 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:2005/04/28(木) 02 00 37 アルジス・バドリス "Rogue Moon" く  だ  ら  ん 予想通りの陳腐なオチだ。 だいたい設定からしてありえず、信じられない。 入ったやつがみんな死ぬような構造物に、 何でわざわざ人間が入る必要があるんだよ? 遠隔操作のプローブとか、いろいろ手はあるじゃないか。 同じ記憶を持つ人間が複数いる場合にどれが自分か? とかいう古臭いテーマのために、無理やりこじつけたような設定。 いくら人間ドラマを積み重ねて、もっともらしく見せかけても メインアイデアがこれじゃあダメだ。 オチだって、M人格が死ななければこの結末になるのは 容易に予測がつくから、社会的に共存できるような 手当てをあらかじめ施して...
  • ゼナ・ヘンダースン
    果てしなき旅路 176 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:2005/08/23(火) 01 27 06 「果てしなき旅路」ゼナ・ヘンダースン、ハヤカワ文庫SF ホントーに素朴なSF。 微妙な選民意識とかキリスト教的な説教部分は気にせず、優しい気分で読むと 楽しめると思います。 小説は上手いんで。 あと、なんか微妙にレズ系SFの香りが……。 アメリカの田舎な雰囲気が気に入ったんで、 7点。 ページをめくれば 972 名前:でへ 投稿日:2006/03/26(日) 21 55 20 ページをめくれば ゼナ・ヘンダースン 奇想コレクション ゼナ・ヘンダースンと言えば、ピープルシリーズ なんですが、この本はそれ以外の短遍を集めた本、 ほとんどの短遍が、主人公はアメリカの田舎の 小学校に勤める女性教師で、ちょ...
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