*閉鎖空間からの脱出 ---- **【囚人更正プログラム】 病院の死体安置所(モルグ)で目覚めた男女2人。 2人はともに記憶をなくしていた。 廃墟と化した病院は、出口・窓が封鎖されたり、 鉄格子がかかっていたりと、脱出することができない。 そして壁には「24時間以内に相手を殺せ。できなければ2人とも処刑する」と 赤いペンキで殴り書きがされていた。 「ここはどこなのか?自分は誰なのか?」 「どうしてこんな所に閉じ込められているのか?」 「ヤツを殺すべきか?協力して脱出すべきか?」 様々な疑問・葛藤が2人の頭を駆け巡る。 2人の運命は・・・。 実はこの2人、凶悪犯人の死刑確定囚。 社会復帰のラストチャンスとして、記憶を消され 「もし極限状態の中、最後まで人間らしくできれば、許される」 というプログラム。 ----- **【デスゲーム①】 廃屋に囚われた2人の男女。 男には、一人息子がいたが、小学校でのいじめを苦に自殺している。 その息子の死をいつまでも引きずっていて、妻とは離婚した。 女は、息子が通っていた小学校の元教諭。 テレビの取材で「いじめには全く気付かなかった」とコメント。 男から恨まれていると。 そして犯人は、狂った心理学者で、 「人間は罪を許すことができるか」をテーマに研究をしている。 憎み合う2人の人間を閉鎖空間に閉じ込め、 それを隠されたカメラで不気味な笑顔を見せながら その行動を観察している・・・。 ----- **【デスゲーム②】 廃屋に囚われた6人の男女。 ①主人公(男)、一人息子がいたが、小学校でのいじめを苦に自殺している。 その息子の死をいつまでも引きずっていて、妻とは離婚した。 ②息子が通っていた小学校の元教諭(女)。 テレビの取材で「いじめには全く気付かなかった」とコメント。 男から恨まれている。 ③ワイドショーのレポーター(女)、いじめ事件をおもしろおかしく報道。 あまりにも苦情が多いため、降板させられた。 ④子供(男)、男の息子をいじめていた。今は別の標的をみつけ、またいじめているらしい。 ⑤精神障害者(男)、身長190cmを超える大男だが、極端に怖がり。 ⑥犯罪心理学者(男)、凶悪犯罪のコメンテーターとして、 よくテレビに出演する大学の助教授。カメラが回ってないと態度がでかい。 そして犯人は、狂った心理学者で、 「人間は罪を許すことができるか」をテーマに研究をしている。 人間を閉鎖空間に閉じ込め、行動を観察している。 だが、真相は、実は犯人は子供。 こいつ、実は幼い時に成長ホルモンの分泌が止まり、 子供の姿のまま成長した。年齢は35歳。 アメリカで心理学の博士号を取得している。 共犯者である、精神障害者の男に命じて、クロロホルムで眠らせた後、 廃屋に閉じ込め、自らも同じ境遇に陥った被害者を演じる。 人間が恐れ、狂っていく様を目の前で見ることが、何よりの楽しみ。 ----- **【妄想冒険活劇】 起きたら知らないビルの中。 なんとか脱出を試みる。 これは巨大組織の陰謀だ。 政府のヤバいネタをつかんでいる 俺を捕らえて白状させようとしてるんだ! 数々の罠、見回りの組織の人をかわし脱出する… オチはデパートで寝てしまい閉店してしまったデパートで そこを冒険っぽく頭の中でストーリーを妄想していた主人公。 ときどきあるメッセージはタンス、19800円と 書いてある札を勝手に変えて 読んでみただけ。 脱出方法もしっている。 寝てしまった というか 閉店まで隠れて待っていた妄想冒険劇。