仮題 例え世界を敵にしても - レッドさん式 四季シナリオ

背景

黒幕は、シナリオの依頼人である。
依頼人は、桜空に恨みは無い、あるのは便利屋協会そのものであり
敵の目的は、便利屋協会自体に、鏡の中の世界を解放させ、ゴグフールの分身体をハイガーデンに放ち
大量虐殺を引き起こす事。

黒幕は、小型化してるとはいえ、【レンのガラス】と呼ばれる、別世界を覗ける鏡を所有しており
そこに、死亡した、ドクターの技術を合わせる事で、別世界の怪物をハイガーデンの鏡面とつなぎ合わせる事で
怪物をハイガーデンに入り放題にしてやろう、と目論む

動機は、フセザキの乱にて、黒幕の家族が犠牲になっており
しかし、その仇は討たれた、だが、黒幕は調べれば、その乱を起こした1人である
桜武さんが、便利屋協会で、人格が歪んだ事を突き止めた結果
便利屋協会に恨みを募らせるに至った。

そこで、ドクターの技術を使い、その辺のホームレスをWWTの人間に偽造
そして、WWTの幹部だった人物がやってる和菓子屋を守らせ
彼らを生贄に、儀式を完遂させようと目論む

WWT絡みの誘拐と偽装すれば探索者を騙して目的を達成するにはうってつけだからだ。

そんなWWTの幹部について

10年前にフェアリー主導で日本でテロを起こした際に、自身は重症を負って放置される
死んだ者と思われていたのだろう
だが、彼は生きていて、記憶喪失となり彷徨っていたところを朝夷市で老舗の和菓子屋親子に拾われる。

彼らと共同生活を送りながら、和菓子屋に弟子入りし、和菓子の技術を受け継ぐも…
薔薇十字事変、および学園襲撃事件が発生
WWTのかつての仲間と再会してしまった上、親子が犠牲になる、その拍子に記憶が戻るも
彼は、WWTに戻らなかった

かつては、女子供を拷問し甚振るのが好きだったが、親子とのふれあいで心を学んだその人は、逆に、戻るように勧誘したかつての仲間を殺害する。
よって粛清対象と化した幹部だが、朝夷から離れず、親子が作って自分が愛した味を、守る為に、自らが店を引き継いだ。

それから1年数か月後、中国から入国拒否されて強制送還され、行き場を完全になくした、ある少女を拾う。
かつての自分の姿と重ねたのか、少女…水城桜空に自身が学んだ和菓子作りの技術を伝える事にした。
いつ、WWT残党の粛清が来るか分からない、なら死するその日までに、親子の残した味を、未来へ残す為に…

…つまりWWTでありながら改心した者と、学園生徒でありながら人の心を亡くした者
という、善悪が逆転したシチュエーションの話となる

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