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総集編(午前) - (2018/04/15 (日) 15:27:41) の編集履歴(バックアップ)


総集編(午前)




 金田一少年の事件簿バトルロワイアルは、遂にまともに書く事を放棄し、とにかく単なる完結を目指して走り出していた。
 ルールに書いてある通り、飽きたら毒龍オチか夢オチになるのが金田一ロワだ。
 しかし、既に『Sick or Victory』という回で毒龍オチも夢オチも使ってしまっているのだ。
 よって、壊滅的なネタ切れにも関わらずオチがつけられない過酷な状況下に金田一ロワは瀕していた。
 どうあっても完結させたいが、なんと最終回のネタすべてが、『Sick or Victory』には使われている。
 すべてはVRだったというオチ、夢オチ、AVオチ、毒龍による世界戦争オチ、ループオチ、セカイ系オチなど、最終回に使えるネタを大概消費してしまい、既に行き詰っていた。
 そこで、最終回までの道筋を考えてからまともな最終回を書けばいいのだと気付く。
 だが、そうであるならば、最終回までの道筋がなければそもそも最終回は成立しない。

 そこで俺は考えたのさ。
 だったら、最終回までの道筋を箇条書きにしてしまえばいいんだってね!(神トリック)

 そう、すべての物語を総集編によって、さもあったかのように片づけ、ほとんどの話をプロットのみで描写すれば、簡単に最終回までの道筋を作り出し、面倒なプロセスを書くエネルギーを削減して完結を達成する事が出来るのである。
 最終回以外をプロット化する事で、完結までの体力を削らない。
 誰からも見捨てられたロワを完結させる為の「エデンのリンゴ」ともいうべき手法に、このロワは片足を突っ込んでいた。

 以下が、前話から考え得るプロットとネタである。
 プロットから想像を膨らませて楽しんでほしい。ろくに描写されていないからこそ想像は広がり、十人十色の金田一ロワがある。それでいいじゃないか。



もくじ







怪物、吠える(前編)(後編)




 この話は、井沢が黒魔術で生成した怪物・米村が人の血肉を求めてさまよいだした直後のシナリオである。

「…………ウゥ、アア……イタイ、クルシイ……コロシ……テ…………」

 怪物はそう言いながら、月江茉莉香、星くん、蓮沼綾花を襲撃する。
 しかし、怪物が凛だと誤解していた茉莉香は、高速で走りだして自らを襲ってきている事に気づかなかった!
 両手足をブリッジさせて首を回転させた異常体制で茉莉香たちに近づいてくる怪物。

「え!?」

 それが襲撃だと思った頃には遅し! 絶体絶命!

「あ、危ない!」

 しかし、その瞬間、星くんは咄嗟に茉莉香を庇ったのである。
 怪物に腹を引き裂かれる星くん。
 そこら中は血だまりになる。まさしく血溜之間。

「オイ、シイヨ…………ニンゲンノオニク…………オイシイ………………アァ…………カナシイ、クルシイヨ……デモ、オイシイ…………ウゥ…………」

 怪物は言いながら、星くんの内臓を食べ始める。
 意識があるままにして腹を食われる星くんは、地獄の苦しみを感じる。

「うわーーーー!!! 殺される!! ふざけんな!! マジふざけんな!! やばい、やばい!!」

 殺されかけて文句を言い続ける星くんと、絶句する茉莉香と綾花。
 そして、徐々に星くんの声は聞こえなくなっていった。体のほとんどの内臓を食い破られた星くんは、既に意識を完全に失っていたのだ。

「アァ……オニク…………アァ…………ハヤク…………コロシテ…………ソウデナイト…………ワタシ…………ァァァァァァァァ」

「アァ……ココニモ、オニク…………マリカ…………オイシソウ…………アァ…………コロシテ……」

「ァァァァァァァァァ…………コロシテ……マリカ…………ハヤク…………ウゥ…………クルシイ…………アツイ…………オヴェェェェェェェェ……」

 怪物は星くんだった吐瀉物を吐きながら、吠える。

「逃げようよ」

 逃げようと提案する綾花をよそに、茉莉香は告げる。

「インケーン! あんたインケンよ!」

 怒りの「インケーン」罵倒によって、遂に茉莉香の身体に変化が訪れていた。
 そう、彼女の正体は、ギリシャ神話の英雄インケーンの生まれ変わりだったのだ!

「in 剣」

 英雄インケーンの有した能力によって、デイパックの中に剣を生成した茉莉香は、その剣を構えると怪物を討つべく戦うのだ。

「あなたは逃げなさい!」

 そう言われて逃げた綾花の前に、なんと星くんが現れた。

「星くん! なんで生きてるの!?」

「この碁石をポケットに入れていたお陰でかすり傷で済んだんです。……でも、俺助かっちゃいけない人間なんだ。裏切り者だから……。殺されても文句言えないよ」

 彼は胸元に碁石を入れていた為、怪物に喰われてもギリギリかすり傷で助かったのだ。
 そんな中、インケーンと怪物との戦いが本格始動しようとしていた。

「凛、今すぐあなたを地獄に送って楽にしてあげるわ」

 英雄と怪物が激突する。


【感想】
 前話で描かれた星くんの碁石の伏線や、インケーンの台詞の意味が回収された回。
 徐々に人食いの怪物となっていく米村の恐ろしさや、凛を解放しようとする茉莉香の温かい言葉が胸に刺さる。







チャネラー桜庭の憂鬱



「龍之介……!」

 放送で龍之介の名前を聞いた巽紫乃は、龍之介を生き返らせる為、黒魔術を得る道を探る。
 彼女の目の前にいたのは、近宮、蓮花、そしてチャネラー桜庭の三人であった。

「死になさいッ!!」

「危ないッ!!」

 彼らを襲撃する紫乃。しかし、チャネラー桜庭が咄嗟に斧から攻撃を庇った事で事なきを得たのであった。
 チャネラー桜庭の脂肪は、あらゆる攻撃を跳ね返す能力を持ち、高い霊力はそのダメージを自然に返す事が出来る。

「近宮先生、逃げて!」

 彼の霊力バリアによって紫乃の攻撃は通用しない。
 そもそもチャネラー桜庭は檜山ボムを持っていた。

「ぁああああああああッッ!!」

 そして遂に、チャネラー桜庭の檜山ボムによって紫乃は殲滅されるのだった。
 しかし、その誘爆によってチャネラー桜庭は1500メートル彼方に吹き飛ばされ、近宮たちとはぐれてしまう。


【巽紫乃@飛騨からくり屋敷殺人事件 死亡】
【残り34人】


【感想】
 投下乙。







インフルエンサー(前編)(後編)



 インフルエンザで休んだ不動高校囲碁部の部員の持病、インフルエンザは殺し合いに来て悪化していた。
 インフルエンザは危険な病気だ。この状態で殺し合いなど不可能に決まっていたのだ。
 徐々にインフルエンザによって衰弱していくインフルエンザ。

「もう駄目かな……」

「諦めちゃダメよ! きっと助かるわ!!」

 色々経て既に彼女との間にほのかな友情が芽生えていた螢子は、彼女を休ませて薬を買いに行こうとする。
 しかし、帰って来た頃には病状は更に悪化。
 事は、三日というタイムリミットを待てない状況になってきていた。

「ありがとう、ね…………美雪ちゃん……」

 そう言って泣いているインフルエンザに、泣きながら、自分が美雪ではない事を伝える螢子。
 インフルエンザにもう一度声をかけてみせたが、既にインフルエンザは息絶えていた。
 彼女が小泉螢子であった事を知っているかもわからないままに……。
 螢子は、この殺し合いの主催者を殺し、彼女をこんな目に遭わせた海峰を殺害する事を決意したのだった。


【インフルエンザで休んだ不動高校囲碁部の部員@血溜之間殺人事件 死亡】
【残り33人】


【感想】
 マーダーの螢子とインフルエンザの間に芽生えた友情と崩壊。
 それは、微かな希望であったとともに、螢子の覚悟に繋がる物語であった。
 切ない友情に涙を禁じえないエピソード。







刀丸んじゃねぇぞ……



「!?」

 刀丸猛人は、1500メートル先から飛んできたチャネラー桜庭が激突して死んだ。


【刀丸猛人@悲恋湖伝説殺人事件 死亡】
【残り32人】


【感想】
 昼の話で生きている刀丸猛人が、後に投下されたそれより前の話で死んでいるというパラドックスを描いた回。
 彼もまた現代社会が生んだ一人の被害者なのかもしれない。







あした



 色々情報好感などをした末に、遂に班目るりの前に現れた、海堂瞳、多間木匠、古谷直樹の三名。
 彼らの手には檜山ボムが握られていた。
 さあどうするるりちゃんたち。


【感想】
 次回が楽しみな回。







Seven(前編)(後編)



 六星と警官が遂に雌雄を決する時が来た。

「六星竜一、警視庁の威信にかけてお前を逮捕する!」

 警官に訪れたのはリベンジのチャンス。六星に必死の攻撃を仕掛けるが、六星の格闘術によってすべての攻撃は回避されてしまう。
 そして、今度は両手両足を折られてしまう警官。

 このままなすすべもなくやられてしまうのか。
 そう思った折、天国に逝った警官Aの言葉が彼の脳裏に浮かんだ。

「お前は誰にも負けるなよ、お前は俺にただ一人勝った男なんだから」

 その言葉を思い出して奮い立ち、折れた両手足でなおも駆け出し六星へと攻撃を仕掛ける警官。

「これが俺たち警視庁の、最強の一撃だッッッッ!!!!!!!」

 しかし、そのパンチが六星に届く直前に、警官の肉体と精神は限界を迎えて、立ったまま果てていた。
 そう、もはや警官には立ち上がる力も残っていなかったのだ。そもそもあの状態で生きていたのは、奇跡的な事だった。
 多くの護れなかった命に対して後悔しながら、警官は殉職した仲間たちのもとへと旅立った。

「本当に、バカな警官だぜ……妙なTVドラマの見すぎじゃねえか?」

 そう言いながら警官の躯を見守る六星の目には、同じ漢としてその警官の死を称える涙が浮かんでいた。
 彼も人の心を持っていたのだ。
 一方、その涙を見た佐伯航一郎は、彼を見限る方針を考え始める。そうやって彼はすべてから見はなされていくのだ。かなしいね。


【六星に瞬殺された警官B@異人館村殺人事件 死亡】
【残り31人】


【感想】
 六星に瞬殺された警官Bという名前だった筈の男が、意地によって六星に瞬殺されずに戦い抜く回。
 警視庁の意地をかけた激戦や、六星の戦法を逆手に取った先読みの攻撃など、手に汗握るバトル回だった。
 六星の逆転によって両手足を折られながらも、最後まで戦い抜いた六星に瞬殺された警官Bはまさに漢だっただろう。







それが罪でしょう



「さあ、今度は誰を殺そうか」

 罪滅ぼしの為に皆殺しを決行するCodaさんは、檜山ボムの無差別投てきする。
 そして、更なる死者を出す。
 その相手は、なんと楊蘭だった。

「ああぁ……」

 そううめき声を出すとともに、爆風によって吹き飛ばされ、木に激突して死亡する楊蘭。
 彼女はわけもわからずに死んだのだった。

「なんという事だ、まさか彼女がこんなところで……誰がやったんだ!」

 そして、甲田さんは誰が七瀬美雪を殺したのかわからずに怒り狂っていた。
 その一部始終を見ていた遠野英治は、共に行動した楊蘭の死によって、完全に怒りに震えている。
 甲田は殺さなければならない。そんな強い認識とともに、ジェイソンマスクをかぶった遠野。

「貴様が彼女を殺したのかッ! 甲田征作!!」

「君があの悲恋湖の事件の犯人で、彼女を殺したのか……!! くだまりたまえ!! 遠野くん!!」

 両者譲らぬ正義によって爆発する死闘。
 戦いの火ぶたは切って落とされた。


【楊蘭@香港九龍財宝殺人事件】
【残り30人】


【感想】
 因縁のバトルへの布石が目立つ第二回放送前。
 ここから話が終盤に向けて纏まっている予感が強い。
 事実上の打ち切り最終回まで、この調子でスピーディな展開が期待できるだろう。



043:裁き、戒と 時系列 043:裁き、戒と
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