心か身体が完全に死んだもののこと。心のない鬼を【魂なし】、身体のない鬼を【魄なし】とよぶ。 一般的には【魂なし】の鬼を【鬼】と呼ぶ。二つに分けて呼ぶのは鬼狩りに携わっている一部の人間のみ。 鬼が生まれるのは誰かの強い未練。本人だったり、残されたものの未練だったり、未練が強ければ強いほど鬼が生まれやすい。 &bold(){▼【魄なし】} 【魄なし】は【鬼火】と呼ばれる精神が火の玉になり浮遊している。 鬼火は確認されているもので、赤、青、黄、緑、白、茶、黒、紫がある。 鬼火は色で能力がきまる。基本はただそこに「有る」だけの存在だが稀に記憶があったり、しゃべったりするものもいる。 &bold(){▼【鬼火】} 【鬼火】赤>火、青>水、黄>雷、緑>木、茶>土、黒>影、白>氷、紫>毒 が使える。 &bold(){▼【魂なし】}【魂なし】はよくイメージされる角の生えた鬼。基本的に人や動植物に分類できない異形のモノのこと。初期段階は死んだままの姿。第二段階にいくと身体の一部が変化する。最終的には身体すべてが変化する。魂がないため記憶も感情もなにもない。ただ「存在」しているだけ。しかし稀に記憶の一部がもどったりすることがある。 &bold(){▼【鬼が鬼狩りから奪うものの基準】} 理由は様々だけど基本は鬼が生前「ほしかった」ものが多い。 あとは逆に鬼狩り自身が「大事にしてるもの」。これは死者(鬼)から生者への嫉妬。ただ、権利が鬼にあるため理由はあまり鬼狩りにはつたわらない。 &bold(){▼【鬼が鬼狩りと契約するメリット】} 鬼の体は能力にもよるが基本はもろい。鬼火も魂剥き出しなのでちょっとの攻撃でしぬ。 なので、鬼狩りと契約するときに奪うものが、鬼狩りと鬼を結びつけ、寿命を共有できる。 しかし鬼が死んでも鬼狩りは死なない。鬼狩りが死ねば契約中なら鬼も死ぬ。 また、メリットとよべるほどのことではないが、やっぱり鬼も元人や動物だし、なんなら未練の塊だからだれかと一緒にいたいだけ。