【名前】宮城 斎(みやぎ いつき)
【年齢】27
【性別】男性
【種族】人間
【容姿】
自由に遊ばせたぼさぼさの黒髪に野性味溢れる凛々しい顔つきが印象的な色男。ただし目が死んでいる。
また、老成した顔つきをしているので実年齢よりも若干老けて見られる。(本人は割りと気にしている模様)
スリーピーススーツに黒のロングコートを好んで着用する。
【性格】
ニヒルでクールな皮肉屋。しかしその実世話焼きで他人事にもよく首を突っ込む。ツンデレ。
常識人かつリアリストであり、
カノッサ機関のことを「身体だけが成長した子供の集まり」と揶揄している。
リアリストとだけあって考え方は極めて合理的、必要に迫れれば非情な決断すらも取れる冷静さを持つ。
【能力】
いわゆる異能力と呼ばれる力は一切持っていない。
しかし、傭兵時代に鍛え上げた肉体と凡百とは一線を画す戦闘センスによって異能力者とサシで渡り合うことを可能としている。
【装備】
異能力を持たない彼にとっては近代兵器すなわち火器こそが唯一の戦力である。
従って、所有する銃は枚挙に暇がないので、主な武装を紹介する。
[Ruger Blackhawk]
SAAをベースに、破壊力を増すように改造された6連装の回転式拳銃。
なお、使用する.41マグナムは弾薬と弾殻に特殊加工が施されており、より強力な破壊力と対魔性能を持つ。
[M1996A2 CQB]
M1911系の自動拳銃。公安より配給された。
弾は.45ACP弾を使用し、こちらも弾薬と弾殻に特殊加工が施されている。
[Ithaca 37 Police]
イサカ37の後継機的ポジションの散弾銃。
こちらも公安から配給されたもの。例によって散弾に加工あり。
[M60]
傭兵時代に愛用していた汎用機関銃(のお下がり)。
破壊力が増すように各部品を調整しつつ重量も大幅カットしたスグレモノ。
[ONTARIO Machete]
中南米にて使われる鉈の一種で、通称「マチェーテ」。
陣営の作成や木材の伐採など、サバイバルナイフとしての性能も然ることながら、非常に高い殺傷力を持つ。
[Misery Proto]
小型のアタッシェケースを筐体とする、いわゆる「対異
能力者専用」の武器。
取っ手のトリガーを引くことでケースが展開し、中からスライム状の暗黒物質が飛び出す仕掛けとなっている。
この暗黒物質は実に特殊で、本人の意思により自由に形状・硬度・粘度を変えることができる。
例えば、槍のような形状にしたり、盾のような形状にしたりと、応用が利く。
その正体は偉大なる魔術師だった妻の内臓を兵器に改造したもので、この暗黒物質は妻の魔術によるもの。
即ち、トリガーを引くことで電気信号を与え、擬似的に魔術の発動を促しているのである。
【概要】
公安5課に所属する男で、傭兵時代に築き上げた膨大なコネクションを頼りに異能力事件の捜査・解決に当たる。
ヘビースモーカーでコートのポケットにはぐしゃぐしゃに潰れた煙草の箱が何箱か押し込まれている。
傭兵時代は紛争地帯を飛び回り、多くの戦果を残す。なお、その際に敵陣営からつけられたあだ名は「黒豹」。
ちなみに、妻と出会ったのもこの時で、当時妻は紛争地帯で暗黒物質の研究に明け暮れる魔術者だった。
その後、紛争は終結し、妻と帰国するも当時敵陣営であった者の報復に遭い、妻は死亡。
そうした経緯から傭兵引退後は廃人同然の生活を送っていたが、あるときを境に改心。就職活動に乗り出す。
一時期は騎士団にも所属していたが肌に合わず退職、その後も職を二転三転し現在の職業に落ち着く。