エロパロ板 うみねこのなく頃に 保管庫内検索 / 「おかしい子」で検索した結果

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  • おかしい子
    「こ、こいつ、前から気持ち悪いやつだと思ってたけど……やっぱおかしいぜ! どっかおかしいぜ!!」 半狂乱になりながら、朱志香が廊下じゅうに響く声で叫んだ。 自分でも意識していなかった想い人を*され、その犯人がこの目の前の少女だと言わんばかりに声を荒げた。 「なぁ、おまえだろ! おまえなんだろ嘉音くんを殺したのはぁ!! 答えやがれぇッ!?」 朱志香はその少女に掴みかかり、溢れる怒りのたけをぶつけていく。 まだほとんど膨らんでいない少女の胸元をグンっと引っ張り、服のボタンを引き千切らんばかりにグイグイと力を入れていく。 「どうなんだよ、おい真里亞! 答えろ答えろ答えろぉぉぉぉッ!!!」 「………きひひひひ。 朱志香お姉ちゃん、なに本気になってんの?」 だが朱志香の訴えに、その少女……。 真里亞はただ薄気味悪く笑うだけだった。 まるで必死に声を荒げる朱志香を馬鹿にするよ...
  • おかしい子/コメントログ
    ちょ、続きいいいい! -- (名無しさん) 2012-02-10 02 06 14 続きはどこだよーーーー! -- (名無し) 2012-08-29 13 36 07 え、まってめっちゃかわいい!続き見たい! -- (名無しさん) 2017-07-20 16 52 28 ここからほのぼの百合になってほし、、かわいすぎる -- (名無しさん) 2023-02-09 13 46 22
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    ...ろ) 真里亞x戦人 おかしい子 ○天草・縁寿 ひまつぶしBコース(天草×縁寿) 所謂、三倍返し マシュマロ編(天草×縁寿) 手を繋いで ○縁寿系 next stage(戦人?×縁寿) 無題(縁マモ) 戦人×縁寿 幸せの魔女(縁寿×戦人) ○夏妃系 魔女の娘(金蔵×夏妃) EP1絵羽→夏妃 おかしい子(真里亞×夏妃) チョコレート・ロスト(蔵臼×夏妃) わたしの、わたしだけの(絵羽×夏妃) 歪んだ顔をして(絵羽×夏妃) 純潔の証明 Happy diary for(蔵臼×夏妃) カアサンとイモウト ○絵羽(エヴァ)系 姉さんといっしょ(楼座×エヴァ) 縁寿×エヴァ 愛があっても(楼座×絵羽) とどかない声(留弗夫×絵羽→蔵臼) ○霧江系 咲いて、散った恋の残滓(明日夢×霧江) ○楼座系 惨劇がくる予兆(マリア×ローザ) 花に酔...
  • SSリスト(総合)
    ...ィイイイイン!!! おかしい子 お師匠様といっしょ 乙女のひみつ 檻の戦人 カ行 家具ですから 奇跡の娘 きんぞー☆の頑張り物語 紅に滲む(絵羽×戦人) 幻肢 傲慢の果て 傲慢の末路 傲慢の未来 サ行 咲いて、散った恋の残滓 惨劇がくる予兆(マリア×ローザ) シアワセのカケラ 幸せの魔女(縁寿×戦人) シエスタの子宮 シエスタの子宮 2 シエスタの子宮 戦果報告 純潔の証明 タ行 チョコレート・ロスト 妻はサンタクロース 手を繋いで とどかない声 ドラ様が見てる(ドラエリ) ナ行 名前を呼んで(嘉音?×朱志香) 姉さんといっしょ ハ行 戦人専用家具 ~シャノカノ~ 戦人の逆襲(バトベア) 花に酔って 跪いて魔女様のお御足をお舐め ひまつぶしBコース 夫婦ですから 夫婦ですから 後編 ベアト弄り マ行 魔女だらけの戦闘空間 前...
  • ヴィィィィィイイイン!!ヴィィィィィイイイイン!!!
    ...なる。 真里亞はおかしい子だ。悲しくなんてないのに。寂しくなんてないのに……。 今日も先生に叱られた。男の子にからかわれた。休み時間はひとりぼっちだった。 ママも帰ってこない。夕食はひとり。お風呂もひとり。 それでも、真里亞は確かにしあわせ。 だって、お友達がいるから。 『……うりゅー。真里亞、寂しい?』 声がする。真里亞の大切なお友達。 普段はライオンの姿をしているけど、ベアトリーチェのおかげで人間の姿も持っている。 少しお馬鹿だけど、可愛いライオンの男の子。 「うー?寂しくなんてないよ、さくたろ。今日もとっても楽しかった。うー!」 『うりゅ……本当に?それ、本当なの?』 さくたろは真里亞を咎めるかのように言い寄ってくる。 まるで真里亞が嘘をついてるみたい。さくたろは悪くないけど、ちょっぴりムッとしてしまう。 「う...
  • 跪いて魔女様のお御足をお舐め/コメントログ
    この続きが見たい -- (名無しさん) 2009-10-01 21 51 43 続きマダー? -- (名無しさん) 2010-04-23 00 21 36 ドSだ・・・ 戦人www -- (XI) 2010-06-06 15 35 51 ベアトのときめくタイミングがおかしいw -- (名無しさん) 2010-08-14 00 53 53 戦人ハァハァ -- (名無しさん) 2012-09-30 06 29 52 戦人が途中から鬼畜に… 続きが見たい… -- (名無しさん) 2014-03-27 04 57 07
  • 咲いて、散った恋の残滓
    ――腕が痛い。 目を覚ますと、見知らぬ天井が目に入る。 「ここ、は……」 「あ、目が覚めました?」 にこやかに微笑む、若い女。 知っている。可愛らしい、あどけない立ち振る舞いのくせに強かでずるい女。 「明日夢……さん」 「はい。右代宮明日夢です」 殊更に姓の部分を強調した言い様に、霧江は苛立った。 そう、彼女は右代宮明日夢。霧江にとって嫉妬と憎悪しか感じさせない女性だった。 思い起こす。そう、霧江は彼女の家を訪れていた。 目的は、仕事。職場に忘れていた留弗夫のファイルを、仕事上がりのついでに届けた。 まだ昼下がりと言って差し支えない時間だったせいか、彼は不在で、出迎えたのは妻である、明日夢。 立ち話もなんですから、と客間に通されて。 義妹である楼座にもらったというお茶を勧められ、口にした。 そのあとの記憶がない。...
  • 夫婦ですから
    「……ん。 ここ、水溜りあるぜ。 気をつけろよ」 雨上がりの薔薇庭園。 使用人達によって手入れされている薔薇達はさきほどの雨露をその身に纏い、陽の光を伴いながらキラキラと反射していた。 その光景はなんともいえず煌びやかで――まるで俺達の関係を祝福してくれているようだ。 「よっと! ……ほら、掴まれよ」 俺は自分がまずその地面にある大きな水溜りを飛び越えてやると、後ろからやってくるその子にスっと手を差し伸べてやる。 彼女と俺じゃあ歩幅が違いすぎるからな。 ゆっくり歩いてやらないとこいつはすぐに遅れてしまうのさ。 おまけにそんな畏まった白いブーツなんて履いてたら、きっとこんな大きな水溜りを飛び越えるのも一苦労だろう。 「す、すみません。 んっと……えいッ!」 そうして差し出された俺の手をギュっと握り返すと、彼女は可愛いかけ声をあげながら水溜りをピ...
  • 所謂、三倍返し マシュマロ編
    「おー嬢っ。はいどうぞー」  手渡されたのは、小さな包み。 「何、これ」 「ホワイトデーのお返しですよ。中身はマシュマロでーす」  開いてみれば、言葉通り白やピンクの柔らかい菓子がたっぷり詰まっていた。 「甘そうね……」 「ちなみに手作りっす」 「作れるの?」  少なくとも、私は知らない。 「お嬢のために、不肖天草、愛をたっぷり込めて作りましたよ」 「は……、ば、ばっかじゃないの」  その言葉に、頬を赤らめながら毒づく。 例によってスルーされた。しかもキラーパスがぶち込まれた。 「まあまあ。ほら、あーんして下さい」  手元から一つ、ピンクのマシュマロを摘むと、天草は鼻先でそれを振った。 「え、なんでよ!」 「折角ですからぁ。はい、あーん」  ふりふり、と揺れるマシュマロと、天草。交互に視線を投げ、私は屈服した。...
  • overlap 2
    overlap 1の続きです。 【7】 「っと、これでどうだ」 白い駒を二つ並べて、腕を組む戦人。満足そうに頷く。 「…何をしている」 背中に冷え切ったベアトの声が突き刺さる。 「うわっ…っと。よお、おかえり、ベアト」 「まったく、何てことを…。妾の物語を滅茶苦茶にしおって。しかも猫箱を無視してゲーム盤の時間を飛ばしたな! これではロジックエラーではないか。そなた、これではこの次のゲームが作れぬぞ」 拗ねたように口を尖らせるベアト。 「いいんだよ、それで。」 戦人の手がベアトの口元に伸びる。頬についた菓子のくずを取った。 「…幸せなゲーム盤なんていらないんだよ」 「あ…」 「あいつとお前は裏表なんだろ。だったらあいつが幸せでお前が幸せでない、なんてそもそもおかしいんだ」 「だから、これもいらない、よな?」 ベアト…爆弾を示す黒のクイーンを取り上げて、駒置...
  • 姉さんといっしょ
    前回? シアワセのカケラ 「ぅっぐ……が、あがぁ……」 「姉さん、何それ。あひるみたぁい」 にたにたと嗤う女。神経が逆立つ。 「……れ、だ、まんな……っがぁあ!!」 こちらの意思とは無関係に、下半身が揺さぶられた。 外と中から、耐え難い衝動が降りかかってくる。 「うふふ。ね、『みにくいあひるの子』って知ってる?」 この女と私は、状況だけなら同じなのに。 そのくせ、それを楽しんでいる。 それが、エヴァ・ベアトリーチェを袋小路に追い詰めていた。 「は……ッ。あ?何い……っぐ、くあっ」 「やぁね。童話よどーうーわぁー。あれって、嘘よねぇ。醜いアヒルが成長したら綺麗な白鳥なんて」 ふらりと、楼座がエヴァへ歩み寄る。 無意識に後ずさろうとして、できなくて。 睨みつけるのが精々だった。 「ねぇ?醜くてみ...
  • シアワセのカケラ
    「はあ……あ、ああんっ」 悩ましげな嬌声が、広間に響く。 日の射さないこの部屋で、啼き続ける一人の女。 それに群がるのは、数え切れない異形たち。 女――右代宮楼座は、この異形どもに犯され、嬲られていた。……ずぅっとね? 「ひあ!ぅあ、あっ……っくぅん!!」 今も絶頂を迎え、意識を手放しかけた。が、尻に穿たれた肉棒が、それを阻む。 んあ……ひぐっ、ぐひゃあぁ……」  平常では控えめな大きさの乳房も、吸われ、揉まれ続けたせいか、大きく張っていた。 じゅう、と異形の一体がそこに吸い付く。すると口一杯に母乳が溢れ、涎と共に滴り落ちた。 「ふふふ。楽しそうねぇ、楼座ァ」 虚空に現れたのは魔女。新しきベアトリーチェ。 「んんっ……あ、ね、ねぇ……さんっ?」 その言葉に、魔女エヴァ・ベアトリーチェは頬を膨らませた。 ...
  • 名前を呼んで
    嘉音×朱志香と見せかけた何かです。 「ふぁ……あ、ん……かのん、くん……」 桃色に潤った口唇から、泣いているような声が漏れる。 「かの、ん、くん……すき……」 否、彼女は泣いていた。 それは、恥ずかしさからくる涙なのか嬉しさからくる涙なのか。 彼女はひたすらこちらの顔を見つめて名前を呼ぶ。 その度に、胸が、締め付けられた。 あなたが、すきです。 そのたった一言が、ひどく重い。 いつものように奥様から叱咤され、一時間経ってようやく解放された。 叫べば頭痛が酷くなりますよ、と言ったことがあるのだが、 余計怒りを買ってしまったので二度と言わない。 奥様の部屋を出て、廊下を歩いていると声をかけられた。 「お、おはよう」 この館のお嬢様、朱志香様だ。 「嘉音くん、今日出勤だったんだね」 手を後ろに組み、もじもじ...
  • ミルク色に染まる月
    夜の帳が六軒島を包む頃、彷徨う幼子がひとり。 「うー……うぅー……」 唸る少女、右代宮真里亞。 ひとりぼっちで薔薇庭園をうろつく彼女を見咎める者は、いなかった。 ――先程までは。 「真里亞様……お身体を冷やしますよ」 「うー?おばーちゃん?」 「ほっほっほ。はい、熊沢にございます」 掛けられた優しい声に、真里亞は飛びついた。 頭をぐりぐりと押し付け、ひとりぼっちの訳をもらす。 「ママのおっぱい、取られちゃった……」 真里亞は今年、9歳になる。 当然母乳は必要ないし、母の身体からそれは分泌されない。 だが、本能が求めていた。 母乳ではなく、無条件に優しかった頃の母を、とは自覚していなかったけれど。 だから、時折母の寝室に潜り込んだ。 母、楼座は一度寝付くと、そう簡単には起きないから。 知ら...
  • 幻肢
    本スレには未投稿です。 うみねこ本スレのウィル×理御トークにぐぐっときて一念発起して書いてみました。 (…さないでください) 記憶が混濁している。何も思い出せない。 ここがどこなのか、自分が何者なのか。 何かに追われていたような焦燥感が鈍る記憶の後を追いかけようとするが、すぐにふっ、と霧散してしまう。 ただ、何がわからないかすらわからないのに、それが大事なことなのだというおかしな実感があった。 こんなにもすべてがあいまいなのに、なぜか不安を感じない。この、体を包むぬくもりのせいだろうか。 どろりとした重い眠気のような眩暈を振り払い目を開いたが、視界は光で白く塗りつぶされて何も見えなない。 その白い霧の中に、黒いシルエットが浮かんだ。 (…さないでください) また聞こえた。さっきと同じ声。 記憶がつながらないけど、それだけはわかった。 そして...
  • A Sweet Nightmare
    「……ば、戦人。起きて、おるかの?」  普段よりも幾分か遠慮がちなノックの後、ギィ――と重い音を響かせて観音開きの扉が開けられる。  夜も更け(果たしてこの空間に夜の概念があるのかは謎だが)この部屋を宛がわれている男は既に寝入っているらしく、室内はほぼ暗闇に近かった。壁際やベッドサイドにある小さな間接照明だけが、その周囲を頼りなく橙色に照らしている。  ベアトリーチェは扉越しに室内を伺おうとするが、暗くて様子があまりよく分からない。 「は、入るぞ……」  頼りない間接照明でも、部屋の何処に何があるかという事は何となく分かる。ベアトリーチェは柔らかなカーペットの上を、あまり優雅ではない仕草でとてとてと歩き、戦人の眠るベッドの脇まで辿り着いた。  間接照明の仄かな明りに照らされた、眠る戦人の顔を見下ろす。 「…………」  この男にこんなにも焦がれるよ...
  • 絵羽と縁寿で鬼畜な話
     私は、知っている。全てが闇に塗り固められ、体を動かせないあの恐怖を。そして、ぬくもりを。  倉庫の中は冷え切り、無防備な私に身体に絶えず隙間風がまとわりつく。私は動けなかった。両手両足を 縄で縛られ、視界はアイマスクで閉じられている。口には間違っても自決しないようによ猿ぐつわを嵌られていたため唾液が零れるままに任せるしかなかった。  最後に見た光景は絵羽伯母さんの歪んだ笑顔。耳に届いたのは哄笑。 「ここを出ようとした罰よ。お前だけを逃してやるものか。もう二度と出られないようにダルマにして飾りたいぐらい!」  そのまま三日が過ぎた。 私は倉庫の床に横たわり、食事と排泄を手伝う係りの者の足音でやっと流れる時を認識できた。 手足を拘束された私は床に這いつくばって犬のように食事をするしかなかった。その屈辱的な姿を見て絵羽伯母さんはまた笑った。  だけど、今はそ...
  • 新しいゲーム盤への招待
    「むぅ~」  ベアトリーチェは、テーブルに突っ伏しながらうなり声を上げる。豪華なドレスに身を包みながらするその行動は、異様なギャップ感を周囲に放っていた。こんな威厳も何もない姿は、間違っても戦人の前では見せないだろう。 「どうされましたか? お嬢様?」  そこに、悪魔の執事が音も気配もなく現れる。 「ん、ロノウェか……」  ベアトリーチェは頭も上げず、気だるそうにロノウェが現れた方向へ目をやった。 「お嬢様、そのようなはしたない行動はお控えした方が。万が一戦人様に見つかれば、何を言われるかわかりませんよ?」  ロノウェは、目を細めてやんわりとベアトリーチェを咎める。 「そんな事はわかっておる。しかしなぁ……」 「次の一手をどうするかをお悩みでございますか?」 「くっくっく……。よくわかったのう、ロノウェ」  ベアトリーチェはテーブルに突っ伏したま...
  • 腹上死考察
    「おいおい、コイツは一体どうなってんだ……!?」  俺は眼前の光景を理解できず、吐き出すように叫んだ。 「くっくっく。お前が身内を疑う覚悟を持ったようだからな。その身内にも殺人が不可能な遺体を出してみただけのことよ」  相変わらずのむかつく笑みを浮かべながら、ベアトは嬉しそうに言った。 「ちっ……。確かにこれは訳がわかんねぇっ!」  絵羽叔母さんと秀吉叔父さんが二階へ行った以降、他の生存者はずっとロビーにいたはずだ。だから、ロビーにいた生存者のアリバイは完璧……! これは鉄板だ。  だが、そうなるとあの二人を一体誰が殺したんだ!?   第一の晩の六人はありえない。ベアトが赤で六人とも死んでいると言ったからだ。そして、外部犯も勿論ありえない。ベアトが赤でこの島に十九人以上の人間はいないと言い切ったからだ。  じゃあ……、そうなると、この目の前にある二人の遺体は...
  • 跪いて魔女様のお御足をお舐め
    part22 304 まっとうな性交ではなく脚コキネタありますので苦手な方注意。 ※エロに移行する前、グロ描写があります。  駄目な人は最初のほうはすっとばして下さい。  ――果たして、魔女は幾度にわたって無慈悲な賽を転がし、 幾人が豪雨の孤島の中、むごたらしい最期を遂げたのか…… 「ぎゃああああああああッ!  いや、嫌ッ、殺さないで黄金の魔女、殺さないで……!  お願い、ベアトリーチェ、黄金郷へ連れて行って、黄金郷へ、  おうごん――ぴぎゃっ。」 「――やっと最後の一人がくたばったか。  『うみねこのなく頃に生き残れた者はなし』……  ……ふぅ、幾度目かのう、これをつぶやいたのも」  黄金郷へ辿りつきかけていた最後の一人の鮮血がべっとりと滴る手で、 ベアトリーチェは愛用している長煙管を口元へ運んだ。  ...
  • カアサンとイモウト
    注:夏妃脅迫、耳レイプものです。 朱志香も少し陵辱されます。 大広間の柱時計は夜の11時を指していました。 ガランとした広間にチクチクと鳴り響く時計の針は、自然と私を足早にさせていきます。 あたりに照明は付いていませんが、それが今の私には好都合でした。 夫には頭痛がするので部屋で休むと伝えてあります。 誤魔化せたとは思いますが、あまり長い時間は席を外してはいられないでしょう。 せいぜい三十分かそこらか……。 なにしろあの人達は悪魔です。 夫から金を貪ろうと野心する欲の塊のような俗物達なのです。 夫の傍には私がついていなければならない。 親族会議は一応は小休止ということになりましたが、一時間もすればふたたび再開されるでしょう。 足音を立たせないよう廊下を駆けていきます。 待っていろと命ぜられた部屋は、この廊下の一番奥にありました。 そう...
  • 惨劇がくる予兆(マリア×ローザ)
    「はぁ…」 窓から外を見上げれば、暖かな日差しと共に曇りのない青空が見える。 こんなに良いお天気なのに、外へ散歩することも叶わない。 なぜなら、まぁ、当然のことだけど仕事中だからだ。 すこしくらい休憩を挟んだほうが気分転換にはいいかもしれない。 だけど今の会社の状態は油断ならない状態で、いつ如何なる時も私が適切な対応ができる状態でなければと思っていた。 束の間の一時を、紅茶が淹れられたティーカップに唇を寄せながら空を見つめる。 幸い私がいる部屋は自分以外誰もいず、気分的には楽だった。 だが、だんだんと“余計なこと”に思考が捕われそうになり頭を軽く振る。 その時だった。 コンコンー… ドアから小さな音だったけど、確かにノックする音が聞こえた。 「どうぞ。」 声をかけてみるが反応がない。 「…?」 私は首をかしげ、ドアノブ...
  • メイド・プレイ
    「なあなあ!!なー!なぁ戦人ぁアアーっ!」 …五月蝿い。 「ばーとらー!うぉーいいいっ!ばーとーらー!!」 人が真剣に考えにふけっているというのに。 「こっち向けッつってんだらぁあああアあ!?無視してんじゃねぇえエエよオオお!うわあああん!」 うっせぇ… あんまりにも五月蝿いので、振り向いてみた。 …そこに居たベアトは、 「……何お前…その格好…」 「ふふん!どーぉだ戦人ァ!メイド服だぞォっ!コロリと来たか?なあなあ?」 何故かメイド服だった。 しかも黒地に白なんて大人しいモンではない。 全体の至るところがフリルフリフリに装飾され、大きく谷間の見えるカットの胸元、スカートも、パンツが見えるかどうかスレスレの短さである。 おまけに足はニーソックス、ヘッドドレスはねこみみで、ご丁寧に尻尾まで付いている。 電波ゆんゆんの魔改造メイド服だった。 「お前、頭大丈夫...
  • わたしをあいして
    右代宮理御。 右代宮家の当主である金蔵より直々に次期当主として定められ、成人と同時に当主の座を継承することが決まっているその人物は、どこからどう見てもおおよそ欠点というものが見当たらない人物であった。 頭脳明晰、学業優秀、スポーツ万能、人望にも厚く、生徒会と部活動ではそのリーダーシップ性を遺憾なく発揮し、幼い頃から祖父である金蔵と父である蔵臼に経営学や帝王学を学び、実家は裕福な名家であるが決してそのことを鼻にかけるでもなく、容姿も端麗である。 ――が、そんな理御に今、人並みながらも深刻な悩みが存在していた。 その日も理御は浴室へと向かう傍ら、ため息を漏らして視線を床に落としていた。 (……どうして私、胸が成長しないのだろう) そう、右代宮理御の悩みはずばり、貧乳なことであった。 成長期はとうに過ぎ、自分と同年代の女性たちはそれぞれに女性らしい体つきになっているとい...
  • 砂のお城
     真里亞を連れた2人はベルンカステル卿にワインと引き換えに用意してもらった、小さな家でささやかな暮らしを営んでいた。  誰も自分たちのことを知らぬ世界。戦人は楼座の再婚した夫を名乗った。 さすがに真里亞を実の娘とするには無理があったからだ。  晴れて夫婦になった二人。 なので、することは一つ。 「楼座さぁんっ。たっだいまー」  アルバイトが終わり、家へ帰ってきた戦人。 緩みきっただらしない顔で、出迎えた楼座に抱きつく。 「ふふ、お帰りなさい、戦人君」  優しい笑顔に、つい欲を出しちまう。 「楼座さーん。もう君付けやめましょうよー」  顎を頭に擦りつけながら、ねだる。 「ええ、でも……。うーん、そうね。なら、戦人君が『楼座さん』をやめたら、ね」 「じゃあどう呼んだらいっすか」 「呼び捨てでいいのよ」 ...
  • 魔女だらけの戦闘空間 前編
    夫婦ですから 後編 の続きです。 かなり長いです。 ほぼ全編中二病戦闘描写。 多少のグロもあります。 「はぁ…………」 ヱリカはため息をつきながら乱れた服装を整えていた。 髪の毛もボサボサになってしまったようで、手で何度も形を整えながら――隣にいる俺をジロリと睨みつけていた。 「そ、そんな目で見んなって。 悪かったって言ってんだろ?」 俺は情事が終わってから、もう何度口にしたかわからない言葉を繰り返していた。 している最中も後でこうなるだろうな…なんて思っちゃいたが、やっぱりだ。 ヱリカはさきほどのレイプ(そのわりには喜んでいるように見えたが)が大層気に入らなかったようで、俺への不機嫌モードを身体中で表していた。 さっきから一切目線を合わせてくれない。 それどころかソファーの端っこに移動し、俺と身体すら触れさせたくないといったふうだ。 ...
  • 夫婦ですから 後編
    注意:ヱリカへのレイプ描写があります。 「………とら………ば………さん……」 ……頭がいてぇ。 ズキズキする。 俺、どうしてたんだっけか。 たしかヱリカに何か聞こうとしてたような……。 「痛ぅっ! く……」 そこまでを思い出したところで、俺の頭の中を蛇がのたうつような感覚が襲う。 まるで昔、親父にむりやり酒を飲まされた時みてぇな頭痛。 二日酔いにしてはひどすぎるが……。 「……とらさん……ばとら……さん……」 聞き覚えのある声が俺のすぐ耳元で聞こえている。 とても綺麗な女の子の声だ。 ああ、そうだ思い出した。 たしか俺は、この声の主を愛さないといけないんだっけか? 一生を通して……。 ――なんでだよ。 愛さないといけないって何だ。 愛する相手くらい俺に決めさせろってんだ。 「戦人さん……戦人さん……!」 ...
  • チョコレート・ロスト
    その日、我が妻夏妃は、どこか落ち着きがなかった。 「あなた、あの……チョコレート、なのですが」 もじもじと言い難そうな顔の妻。 チョコレート、それは今日と言う日においてはただの菓子ではない。 そう、二月十四日。 この日送られるチョコレートには、女性の純粋な想いが込められている。 特に妻、夏妃は私のために手ずから用意をしてくれる。 この三十年、ずっとだ。 それは、まさしく愛。 夏妃、私の小鳥。 何故こうもいじらしく、私の心を掻き乱すのか。 私に、どれほど狂えと言うのか。 君と言う愛の牢獄に囚われ、私は……。 「あなた?あの、よろしいですか?」 「ん……ああ、かまわんよ。何か用かね」 脳内ポエムをしっかりと内に秘め、蔵臼は妻に視線を合わせる。 「その……チョコレートが、ですね……うぅ……」 次第に小さく...
  • 乙女のひみつ
    「うー……うぅ、うーっ……ッ!!」 「お嬢様、落ち着いて下さい」  そこには二人のうら若い乙女がいた。 うーうーと喚く少女と、それを宥めるメイド服の娘。 「うううぅ……」 「もう。真里亞様みたいですよ?」  茶化すようにそう口にすると、少女は口を尖らせた。 「う……う、うぜーぜっ」 「はい、それでこそ朱志香様」  いつもの口癖に、メイド――紗音は微笑んだ。 「なんだよう、それ」 「ふふ、ごめんなさい。それで、嘉音君と何かあったんですか?」  彼女が塞ぎこむ原因は、彼女の弟である嘉音にあることは凡そ察しがついていた。 ただ、どうにも話にならなくて詳しくは聞けていなかったのである。 「……ないよ、なんにも。……ないからへこんでるのにぃ」 「あぁ……それはそれは、失礼しました」  傍から見れば、くだらないとも取れる嘆き。...
  • next stage
    「リザインかぁ?ほら認めちまえよ小娘ぇぇ!!今みっともなくゴメンナサイ許してぇぇえって妾に泣いて縋ったら天国にイかせてやるぜぇぇぇ?!」 「ですからお嬢様、言葉遣いはもう少し品よくお願いいたします」 「くっくっく、すまぬすまぬ。こやつのほぞを噛んだような顔が愉快でたまらなくてな?ひゃーっひゃっひゃ、その顔をもっと苦悶の色に染めてみたいものよ。くっくっくっく!」 あと少しというところで畳みかけたチェックをすべて赤で否定され、戦人と縁寿は悔しげに顔を背けた。 「妾は魔女だが鬼ではないぞ?そなたがこう、目を潤ませて魔女ベアトリーチェの名を讃えれば、望む夢も存分に見せてやろうというもの。どうだ?」 ベアトリーチェは膝をついた縁寿の顎を煙管の柄でクイとあげさせた。 魔女の赤に反論を失ったものの、縁寿の瞳はまだ屈服には至らない。 「ふん」 揺るがぬ縁寿の眼光にむしろベア...
  • お師匠様といっしょ
    part22 489 ワルギリア×ベアトリーチェです ベアトがお人形さん状態なので、ほとんどお師匠様の一人遊び 百合でふたなりでスーパーみさくらタイム  光を灯さぬ瞳が、ぼんやりと黄金の薔薇園を見つめていた。  透き通るような白磁の肌。波打つ稲穂の如き金色の髪。均整の取れた美術品のような肢体をデッキチェアに 深く預けているベアトリーチェは、その類稀な美貌と相まって、まるで大きなビスクドールに見える。  戦人はその向かいに座り、行儀悪くテーブルに肘をつきながら、騎士を象った黒いチェス駒を指先で弄んで いた。  両者の間に、会話はない。  ただ時折戦人が何事かをベアトに語りかけることはあるが、彼女がその声に応えることはない。  だから黄金の薔薇園には、耳が痛むほどの静寂が長く漂っている……。 「さぁベアト! お風呂にしましょ...
  • とある一日
    小ネタ 「はい、朱志香お弁当ですよ」 「ゲッ、また一見だとのり弁に見えるキャビア丼ッ…!普通のお弁当が喰いたいぜ…」 「譲治、お弁当よぉ」 「ああ、ありがとう母さん(また夕飯の残り物なんだろうな…)」 「ごめんなさい、忙しくてお弁当作れなかったから。はいこれ」 「いいですよ、金なんて(実家に戻って食生活が貧しくなってないか?)」 「真里亜、はいお弁当」 「うー、またコンビニのおにぎり…」 夏妃の一日 AM07 00 起床 朝食の準備をさせ、気紛れでお父様に部屋から出るように声をかけたが怒鳴られちょっと泣く。 AM08 30 朱志香を送り出す。お弁当のおかずは残り物のフォアグラ。こういった節約の心がけが主婦の知恵というのだろう。 AM10 30 主人の客人が来た。私も話を聞こうとしたが邪魔だと追い出され自分の部屋...
  • シエスタの子宮
    「はぁ、はぁ、はぁ……!」 ガランとした人気のない廊下を、ライオンの着ぐるみを着た少年が駆けている。 ――いや、正確には彼は元々本当にライオンのぬいぐるみそのものであったのだが、とある原初の魔女の力によりニンゲンの少年の姿にされた過去を持っていた。 「うりゅー!だ、誰か助けて! 真里亞助けてぇぇぇぇぇぇうりゅぅぅぅぅぅ!!!」 いまだハァハァと荒い息遣いをさせながら、さくたろうは短い息継ぎの合間にようやくその言葉だけを振り絞る。 彼が口にしたその名こそ、さきほど彼に命を吹き込んだという原初の魔女の名だった。 ぬいぐるみ時代からの友人でもあり、それでいて彼にとっては恋人よりも深い心で結ばれている少女――真里亞だ。 「ど、どうして……なんであの人たち、ぼ、僕のこと……?」 しかし――その深い絆で結ばれている真里亞はいま彼のそばには居なかった。 そ...
  • error game2
    「茶番か、くだらねェな」 ベルンカステルが姿を消し、静まり返る劇場。忌々しげにウィルはつぶやいて、剣をしまいこんだ。 終わったんだ 先ほどから、ウィルの脳裏にはベルンに与えられた観測者権限の名残か、ノイズのように、理御の意識がとぎれとぎれで流れ込んできていた。 最初はぼんやりと聞こえる程度だったが、時折こちらに語りかけるようなベルンの意識も混ざっていたので、この場で起こった出来事を大まかには把握していた。それが幸いだったかと言うと話は別として。 ベルンカステルは、どこに行ったのだろう 震えてるの、気づかれないようにしないと、余計心配させる 恥ずかしい なんて答えたらいいのだろう 本当に、ごめんなさい、クレル さまざまな思考が浮かんでは消える。 ウィルは固い顔のままの理御の肩をそっと掴む。ぴく...
  • 戦人の逆襲(バトベア)
    本スレには未投稿です。 戦人×ベアトリーチェのSSです ある日のこと。 「ロノウェっ!!」 俺は、ベアトの性悪執事を呼び止めた。 「何でございましょう。」 丁重に振り返るロノウェ。果たしてこいつに頼んで良いものか、 決心を揺らがせつつも、俺は続きを口にする。 「ベアトをぎゃふんと言わせるような、何かねぇの?」 「…は?」 意外な質問だったようだ。 「戦人様の方からそのような質問を受けるとは…ぷっくっく」 「うるせぇ、俺だってアンタに相談したくは無かったさ!!でもよ、もう我慢ならねぇんだよ!」 ~回想~ 「なァんだァ?戦人ぁァ??これ位でへこたれてるようなら勝利なんて夢のまた夢だぜぇ?? んん?推理不能??不能なのはお前のチンケなおいなりさんだろー?? ほら、家具に服なんて要らねぇんだよ、脱げ脱げェー!!」 「らめぇぇぇぇっ!!」...
  • Before breakfast(戦人×ベアト)
    「おっはよーうぅ戦人ぁぁああ!」 扉が勢いよく開かれる轟音のような音で目が覚めたものの、続けざまに腹の上に飛びかかられて、避けそこねた。 「新しい一日の始まりであるぞ! 起きろ!」 見上げると、ベアトが腹の上に跨ってにこにこと上機嫌で笑っていた。 重い。内臓が潰れそうだ。 ベッドの脇のチェストに置かれた時計を見ると、まだ五時前だった。 いくらなんでも早すぎるだろう。対戦前に朝食と身支度を済ませるとしても、起きるには早すぎる。 俺は右手でベアトの左腕を掴んで、勢いよく引いた。 「うわぁっ」 バランスをくずしたベアトが情けない声を上げる。 素早く体を起こして、ベアトと体勢を入れ替えた。ベッドに寝転がったベアトを組み敷く体勢になる。 驚いてぽかんとしているベアトに短くキスをした。 「おはよう、ベアト」 「う、うむ。おはよう。……さて、起きようではないか」 「まだ早いだ...
  • シエスタの子宮 2
    ほとんど裸のままベッドに腰をかけているさくたろう。 その彼の身体をサンドイッチするように、シエスタ45、410の二人が両脇に腰をかけていたのだ。 それは後から部屋に入り込んできたという風ではなく――まるで初めから彼女達がこの部屋の主として存在していて、そこにさくたろうが招待されたとでもいうような光景だった。 「!? き、君達なんでここ、にぃ……んんむぅっ!」 さくたろうがそれを言い終えるよりも早く、左隣に座っていた方の女の子――シエスタ410がさくたろうの唇を塞いだ。 自分のクチビルで、だ。 『ん……あんまり動かないでにぇ? 抵抗しなければ痛くはしないから。 にひ……♪』 「ふわ……や、やめてぇぇぇ」 ……柔らかい。 それでいてほどよく弾力のある410のクチビルがさくたろうに襲い掛かる。 肉厚のそれは言葉で言い表せないほどに心地よく、さくたろう...
  • 黄金の儀式
     しばらく抱き合ったまま時が過ぎ、ふとベアトが口を開く。 「ここでは場所が悪いな。邪魔な執事がおるし、何より死体がそばにあっては興が削がれるのもいいところだ」  ベアトに言われ、俺はようやくこの部屋にロノウェがいた事を思い出す。視線を向けると、奴はいつも通り口に手を当て苦笑していた。照れくさくて仕方がないので、俺はすぐ視線を明後日の方向へ投げやった。 「他の部屋へ移動するが、良いか戦人?」 「あ、あぁ」  俺が頷くと同時に、周囲のあらゆる物が黄金蝶の群れへと砕け散った。辺りは一面真っ白な景色になる。そして、しばらくして無数の黄金蝶が壁や床や家具になり、気付くと周囲の光景は先ほどとは全く違うものになっていた。その中に、俺とベアトが抱き合ったまま二人だけでいる。 「ここは……何処だ?」  辺りを見回すが、ほとんど見覚えのない場所だ。思い辺りがあるとすれば……前回のゲ...
  • 幸せの魔女
    黒縁寿×白痴戦人です。 私はあなたと一緒にいられればそれでよかった。 どんな形でもいい、あなたがそばにいてくれればそれでいい。 だから今、私はとても幸せ。 無限の魔女、ベアトリーチェ。 一人を無限に殺し続ける、残酷な魔女。 「いつまでぼんやりしているの。立ちなさい、家具」 首輪につけた鎖を強く引っ張ると、彼は苦しそうに顔を歪めた。 私よりもずっと体格のいいその身体を引きずるのは相当な体力がいる。 意地を張って動こうとしないその背中を大きく蹴り上げる。 「ひぐっ!」 「さっさと動きなさい。私の腕が疲れるじゃないの」 襟首を掴んで持ち上げれば、彼は首を横に振っていやいやをした。 「馬鹿じゃないの。家具に拒否権なんてあるわけないじゃない。 自分が屈伏したことくらい、忘れてないわよね?」 返事の代わりに、ぎりぎりと歯ぎしりの音。 精一杯の抵抗の...
  • 愛しの我が主
    注意:前半百合 後半ギャグです。 「ヱリカ。 …………そこに跪きなさい」 我が主の妖艶なお声が聞こえてきます。 私は言われた通り真っ赤な絨毯が敷いてあるそこに両膝をつけていきました。 胸元ではまるでマリアに祈りを捧げるかの様に両手を組みます。 キリシタンではないですが、今この場ではそうするのが礼儀だと思えたからです。 ここは魔女の継承を行うべく作られた空間。 様々な装飾が成されたそこはどことなく礼拝堂を思わせました。 神の信託を受けるという意味でなら、それは私にとっては間違いなくその通りだと思います。 いつもならば我が主の『跪け』という御言葉はお叱りの合図。 私はこの言葉を囁かれたただけできっと、背筋も凍る程の恐怖を味わっていた事でしょう……。 けれども今日は違います。 今回は違うのですよ、皆様方。 私は遂に神となるのです。 あの忌々しい戦人と...
  • 檻の戦人
    0 魔女庭園。 そう呼ばれる場所に、彼女たちはいた。 2人はテーブルを挟み向かい合う様に優雅に座っている。 「ククク……」 1人は魔女、ベアトリーチェ。 「ふふふ……」 1人は大悪魔、ガァプ。 「あ、ぐ……うぁ」 そしてその彼女たちの足元、即ちテーブルの下には、右代宮戦人。 戦人は無様にも全裸の状態で両手を後ろに回されテーブルの足の部分に縛られており、正座をさせられている。 目には目隠しが施されており、口はだらしなく半開きの状態で、端からは僅かに涎が垂れている。 そしてその存在を強調するかのように そそり立つペニスには、ベアトリーチェ、ガァプ両者の足が擦り付けてあった。 右側からは、ベアトリーチェの純白のソックス。 左側からは、ガァプの漆黒のソックス。 色は相反しているが、どちらのソックスにも大量の精液が付着しているというのは...
  • 奇跡の娘
    part22 650  圧倒的な勝利を土壇場でひっくり返され、辛うじて勝敗は次回に持ち越すことが出来た。 だが、そのシナリオはもはや想定外。ああ腹が立つ。憎たらしい。 こんな気持ちは、誰のせい?  ま、そんなの決まってるんだけれど。 「立ちなさい。片足でね」  無表情が売りの魔女が、同じ髪を持つ少女に命令する。 「え、主……?今、何と」 「前にあんたがやってたでしょ?片足で立つヤツ。早く」  感情の薄い顔が、僅かに歪む。本当にささやかな変化だが、対照的に彼女の機嫌は極端だ。 0か100しかない。今浮かべている笑みが、一瞬で羅刹と化するのをヱリカは知っている。 だから、逆らってはいけない。口答えなんてもっての他。 「は……っはい!」  片足を上げ、上目使いに主人の方を伺った。 「あら、震えちゃって。心配しなく...
  • ベアト弄り
    この作品にはギャグ成分、其の他崩壊成分が多分に含まれております。 ご拝読の際にはよく頭を振り回し、本編とこの作品は無関係である事を重々承知した上、ゆっくりと閲覧してください。 品名 ベアトざまぁ! 原材料名、ブリティッシュ的ジョーク、孤独なグルメ 濃くまろミルク、ベアトに対する嫌がらせ、戦人は基本受け、但し縁寿に限る! (精神)安定剤、魔女はふたなりとか言ってるけど偶には生えて無くても良いよね! キャラが(若干)多いため名前が振り分けてあるよ! 以上理解できる範疇で理解した後、ベアトはいじめましょう。 「戦人様、(ワインの)味がお分かりにならないのですよね、折角とても良いヴィンテージをお開けになってらっしゃったのに」 「ああ、前世(EP2)でよっぽど痛い目にあってね」 「そうですか…ではお菓...
  • Another EP4
      [ ]が赤字、{ }が青字。山羊さん×戦人♀。                ここは魔女の喫煙室。普段は物静かな部屋だが、今日は随分と騒がしい。どうやらこの世界の主、ベアトリーチェが、ゲーム盤を降りると言い出したようだ。 「ゲームを放棄するですって!? …ふ、ふざけないでッ! 貴女が始めたゲームでしょ!? だったら最後まで、勝負が着くまで続けなさいよッ!!」  縁寿、…いや、この場ではグレーテルと言った方が正しいだろうか。彼女の怒声が、狭い部屋に響き渡る。…激昂するのも無理はない。 ベアトリーチェがゲームを放棄するということは、『縁寿』の元に戦人が帰らないことを意味するのだから。 怒っているのはグレーテルだけではない。対戦者である戦人、そしてベアトリーチェ以外の魔女達もだ。 勝手に始めたゲームを勝手に放棄される。そんなことをされて憤らない者などいない。 涼しい顔をしているベルンカステル...
  • under the rose
    part22 456  その日、楼座様と真里亞様がお二人で六軒島においでになった。  真里亞様が朱志香お嬢様と楽しく遊んでいらっしゃる最中、楼座様が旦那様方とどのような話をなさってい たのか。僕は知らないし、知る必要もない。僕は家具だ。家具は家人が必要とするとき、そこに居さえすれば いい。  風の強い、あまりパッとしない天気の、憂鬱な夜だった。 ………………  島が黄昏に沈む夕暮れ時。  広大な玄関ホールに、独り佇む楼座様を見かけた。  ……いや、独りではなかった。彼女は豪奢なホールの真ん中で、あの女と対話していた。  魔女だ。  ホールには、お館様が画家に描かせたという、黄金の魔女ベアトリーチェの肖像画が飾られている。楼座様 は、時折姉さんがそうしているように、じっと肖像画の魔女と向き合って、何事かを訴えかけているように...
  • 魔女だらけの戦闘空間 後編
    「あなたのようにお美しいお嬢様の御顔、苦悶に歪ませるのは本位ではありません。 せめて眠るように、お逝き下さいませ……」 ロノウェはドサリと倒れたヱリカの身体を、慈しみを込めた瞳で見つめていた。 そこには敵意など微塵も無く、一人の女性の不意を付いてしまったことへの後悔の念すら感じられるものだ。 そして哀悼を捧げるように執事として完璧な、それでいて美しい動作でお辞儀をしていくと――それがこの場の勝敗を完全に決したかに思えた……。 「どうだ……?」 ベアトリーチェが問う。 地面に崩れたヱリカはピクリとも動かないが、念のためその状態を確認しないと安心ができないようだ。 それにロノウェはお辞儀の姿勢は崩さぬまま、主の問いに答えていく。 「魔界特製の睡眠剤です。 完全に不意も突きましたので、おそらく申し分ないかと……」 「そこまでよ、あんたたち」 ...
  • 魔女のお茶会
    part23 856 魔女のお茶会 雛ベアト陵辱です。 「あなた今、暇かしら。」 唐突に、ベルンカステルがベアトリーチェに尋ねた。 「えっと、はい。今は用事は特にありませんが…」 それにおどおどと答える。 「そう、それは良かった。」 ベルンカステルは微笑むと、言葉を繋げる。 「あなたを魔女のお茶会に招待しようと思うのだけれども、どうかしら?」 「魔女の…お茶会ですか?でも、私はまだ生まれたばかりで、魔法は…。それに…」 今は敵同士なのではないだろうか。 もじもじと詰まるベアトの背後で、蝶が集まり形作ると、ラムダデルタが姿を現した。 「はぁーい!!私も参加するわよ!!いいわよねぇベルン?」 ベルンカステルは特に気に留めた様子もなく、軽く返事を返した。 「…いいわよ。あんたも誘うつもりだったし。」 「ああんもーう、...
  • 世界の終わりに
    戦人は、すべての考えうる可能性を閉ざされてしまった。 どう考えても不可能。 どう考えても魔法を使ったとしか思えない。 そんな非現実的な事柄を認めなければならなくなってしまった。 戦人は恐怖した。 今度は自分だ。 自分もベアトリーチェの魔法によって、惨たらしく殺されてしまうのだ。 心の底から恐怖した。 さっきまでの虚勢を張っていた自分が、どれだけ身の程知らずだったか思い知った。 完全に戦人は、屈してしまった。 「うわあああああああああ!!嫌だぁ!!殺されるなんて!!そんなの嫌だあああ!!」 戦人は発狂し、頭を掻きむしった。 「戦人君!!落ち着きなさい」「おちつけよ、戦人!!」 周りの人間達は戦人を落ち着かせようとする。 だが、戦人の耳には届かない。 戦人は叫び続ける。 だが、叫んでも叫んでも心の底から恐怖はどんどんと溢れ出して止まらない。 怖くて震えが...
  • 戦人×縁寿
    取り合えず縁寿と戦人がストレートにヤルお話です 最初のノリはギャグ調子ですのでご注意を あらすじ EP1192 終に六軒島の謎を踏破し、犯人を牛蒡で滅多打ちにした後。 愛に目覚めた戦人と縁寿、だが戦人は気が付いている。 結婚は出来なくても、子作りはGOUHOUだと…! 「兄さん…」 「縁寿…」 そう、其れは突然襲い来るファンタジーチックなラブストーリー… だけどコレは現実…そう! 甘美で毒々しい奇怪な兄妹愛…!! そして現れると言うか元々居たベアトリーチェ、目の前のラブラブ具合につい声を掛けてしまう。 「妾は…?」 「「黙ってろヴァヴァア」」 「グッ…ガッ…何よりじゃい! 何じゃい! 好きにしろよ畜生!! この馬鹿兄妹が!!!」 半分涙目で掻き消えるベアトリーチェに一瞥も遣らず、唯兄妹で抱きしめ合い相...
  • 真里亞x戦人
    part22 505 戦人は、すべての考えうる可能性を閉ざされてしまった。 どう考えても不可能。 どう考えても魔法を使ったとしか思えない。 そんな非現実的な事柄を認めなければならなくなってしまった。 戦人は恐怖した。 今度は自分だ。 自分もベアトリーチェの魔法によって、惨たらしく殺されてしまうのだ。 心の底から恐怖した。 さっきまでの虚勢を張っていた自分が、どれだけ身の程知らずだったか思い知った。 完全に戦人は、屈してしまった。 「うわあああああああああ!!嫌だぁ!!殺されるなんて!!そんなの嫌だあああ!!」 戦人は発狂し、頭を掻きむしった。 「戦人君!!落ち着きなさい」「おちつけよ、戦人!!」 周りの人間達は戦人を落ち着かせようとする。 だが、戦人の耳には届かない。 戦人は叫び続ける。 だが、叫んでも叫ん...
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