新聞テレビ欄等ではよく「お母さんといっしょ」「お母さんと一緒」等と表記されるが、「おかあさんといっしょ」とすべてひらがなで表記するのが正しい。
1959年10月5日に開始し、現在に至る長寿テレビ番組で、日本放送協会の看板番組である。当初は婦人向けの実用番組で、毎週月曜日、20分の生放送だった。1966年3月より同局の幼児番組『うたのえほん』が同番組の歌および体操のコーナーとして併合され、1974年3月に同コーナーが終了したのに伴い、1974年4月1日より放送内容を改編。その後、朝の本放送はNHK総合テレビで月 - 土曜日の朝9:30 - 9:55枠で放送され、夕方の再放送は教育テレビで(総合テレビのころもあった)放送されていたが、1997年4月からは土曜日のみ本放送も教育テレビに移動され、1998年4月より平日の本放送も教育テレビに移動された。1996年よりハイビジョン制作開始。2002年4月1日から2010年3月18日まで衛星第2テレビにて『BSおかあさんといっしょ』が放送されていた。2010年度より土曜日の放送は『おかあさんといっしょ あつまれ!土曜日』のタイトルで放送(出演者は通常放送と同じ。年に数回の地方収録は体操のお兄さん、ダンスのお姉さんのみ。)。また、海外向けのNHKワールド・プレミアムでもETV版が放送されている。
着ぐるみ人形劇・歌のコーナー・短編アニメーション・簡単な躾指導(パジャマ・歯磨き)、子供たちと一緒に行うダンスのコーナー・体操のコーナーなどがある。 歌のコーナーからは、「だんご3兄弟」「かっぱなにさま?かっぱさま!」「たこやきなんぼマンボ」といったヒット曲も生まれている。
歌のお兄さん、お姉さんは、元歌手や音楽大学などで声楽を学んだ経験のある人が大半を占めるが、近年は舞台経験者も多く抜擢されている。最近ではコンサートなどの公開イベントがかつての歌中心からミュージカル、劇仕立ての内容に変わってきたこともあり、歌だけでなく演技やダンスといった技能も必要とされる傾向にある。
体操のお兄さん、ダンスのお姉さん(以前は体操のお姉さん)が出演。
赤地に白抜き文字の雲の形をした番組ロゴは、1970年代から使用されている。「おかあさん(改行)と(改行)いっしょ」のものと「おかあさんと(改行)いっしょ」のものが存在し、前者はオープニングでは1992年10月3日まで使用され、エンディング(文字のみ)では2009年3月28日まで使用された。後者はオープニングでは1992年10月5日より使用されており(白地にカラフルな文字のロゴを使用)、エンディングでは2009年3月30日より使用されている。BS版のロゴは後者のロゴの左上に「BS」のロゴが付けられたものである。
スタジオ収録には、公募抽選によって選ばれた一般の子供が参加している。それゆえに撮り直しが難しく、多少のハプニングが発生しても撮影はそのまま続行される。例えば収録中に子供が泣き出してもストップせず、体操の終盤やエンディング時に歌のお兄さん、お姉さん、体操のお兄さんが泣いている子供をあやす姿がよく見られる。ETV版の収録は1999年3月末までは地方のNHKのスタジオで行うこともあった(その場合は出演者などのテロップもその時の担当局から送出していた)が、現在は東京・渋谷の放送センター103スタジオで行われる。地方発のときは土曜日にスタジオ以外のホール等からの公開収録が放映されたこともあった。 NHKが2006年に公開した「ジャンル別番組制作費」によると、同番組の制作費は1本320万円掛かるとのことである。
NHKではスタジオ収録への参加者を募集している[1]。ただし、往復ハガキでの応募は2010年3月25日到着分までとなり、翌3月26日応募分からはWEBでの応募限定かつNHKネットクラブのプレミアム会員でないと応募できなくなる[2]。
時間はJST月 - 土曜日8:00 - 8:25(再放送:月 - 金曜日16:20 - 16:45、土曜日17:00 - 17:25)
月~金括弧内の時刻は、再放送時のものである。
土括弧内の時刻は、再放送時のものである。
詳細は「うたのえほん」を参照
ただ、現在土曜日の「おかあさんといっしょ あつまれ!土曜日」に組まれている「でかけよう!」「遊び歌」のコーナーは当番組を踏襲した内容になっており、事実上、「おかあさんといっしょ」に吸収された形になっている。
〇=歴代最長メンバー
詳細は「うたのおにいさん」、「うたのおねえさん」をそれぞれ参照
かつては体操のお姉さん、現在はダンスのお姉さんと呼ばれている。
詳細は「たいそうのおにいさん」、「たいそうのおねえさん」をそれぞれ参照
(五十音順)
その他多数。
以上のダンスが週別で行われている
番組の最後には人形劇のキャラクターを含めたすべてのメンバーが登場する。近年ではそのうちの2人が手をつないだアーチの下を、エンディングテーマ曲が流れている間に子供たちがくぐり抜ける。ラストは天井からカラフルな風船がたくさん降ってくる(一部の地方収録を除く)。現行型は7代目。
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