内申書ほど不公平な評価方法はない。 学校によって内申書の評価基準は違う。否応なしに学校のレベルに評価が影響され、ぶれが生じる。 こうしたあいまいな評価基準を入試で利用すること自体に問題がある。 公平さ、透明さ、公正さという観点のいずれにせよ、内申書評価は問題点がある。 そこで、入試単位ごとの毎月全市統一試験を提案する。 センター試験と同じような形式とし、その月の履修範囲を試験する。こうすれば、多くの学校で常態化している単位のとばし、たとえば近代史は自習であるとか、数学の立体系を履修しないであるとか、そういったことが防げる。結果を教員の給与にフィードバックさせることもできるようになる。 また、これらの点数は九年分すべてを高校に配信する。そうすることにより、平等な評価が可能になるのである。 #pcomment(,below,reply,enablenamelink,enableurl,noname)