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  • 冬馬751~760
    ...親子がお引越しなんてニュースで見かけたことがある。 親ガモについて一列になってちょこちょこと懸命ついて行く様子を思い出す。 「かわいいですね。ちょっと嬉しいかも」 「あくまでイメージだけどな」 さっきまで緊張していたのに、周防さんと話している内に大分落ち着いてきた。 話しかけてくれたのもそんな意図があったのかもしれない。 「周防……愛菜の帰宅時間もあるから急いで」 冬馬先輩が周防さんに声を掛けた。 「アイツ機嫌悪いな。きっと俺たちが内緒話してるのが気に入らないんだ」 「……そうなんですか」 「独占欲かもな。本人が無自覚なのがタチが悪い」 「私に大好きな周防さんをとられて怒ってるのかな」 「むしろ逆じゃないか?」 「逆?」 「アイツ、恋愛も人との繋がりも今時の小学生以下の経験値だからな。余計話がややこしくなるのさ」 (...
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  • 冬馬861~870
    ...」 「そうですか。ニュースで高校生達が一つの物件を共同利用しているのを見かけたので良い案だと思ったのですが、仕方ないです」 (物件、共同利用) 「あー、シェアハウスね。そういう事……」 (早とちりした。穴があったら入りたい) 赤くなったり、青くなったり。 一人慌てふためく私はさぞ恥ずかしい奴だっただろう。 ぐったりとうなだれていると、いつの間にか家の前に着いていた。 次へ冬馬871~880
  • 春樹961~970
    春樹951~960 携帯で連絡を取り合い、集合場所の文化祭と装飾されたアーチ前までやって来た。 「あれ? お父さんは?」 待っていたのはお母さんとチハルだけ。 一緒に来るはずだったのにお父さんの姿が無い。 「時差ボケですって。すごく眠そうだったからお留守番頼んできたわ」 「パパさん、グーグー寝てた」 「海外出張だったし仕方ないね。ところで春樹も一緒にお昼ご飯食べるのかな」 春樹とは昼食の約束まではしていない。 できれば一緒に食べたいのだけど。 「さっき連絡してみたら春樹も無理ですって」 「え? そうなの?」 「クラスが喫茶店らしくて……一番忙しい時に行ける訳ないだろって怒られちゃったわ」 「そっか。残念」 「あと混み合ってるから千春を連れては入れないだろうとも言ってたわね」 (行ってみたかったのにな) 少しガッ...
  • 261~270
    251~260 261 ③御門くんに好みの色を聞いてみる。 (一応本人にも聞いておいたほうがいいかな?) いろいろな色のシャツを見ながら、私はそんなことを思った。 「私、ちょっと御門君に聞いてきますね」 「おう」 周防さんに見送られながら、私は試着室の前へと歩いてくる。 「御門君?ちょっといいかな?」 ノックをしながら呼びかける。 「はい」 中からはすぐに御門君の返事が聞こえてきた。 そして、ほぼ同時に試着室のドアノブが内側から回される。 それを見て、ふと脳裏に浮かんだのはさっきの光景。 何故か嫌な予感が頭をよぎる。 「あ、いいの!いいから、開けないで!そのまま聞いてっ」 慌てて言うと、ピタリとドアノブの動きが止まった。 ……どうやらすんでのところで止まってくれたらしい。 (ま、間...
  • 941~950
    931~940 941 ①一郎くんを見る 少し呆れつつどうすようかと一郎くんを見ると、視線に気付いたのか一郎くんは私に顔を向けた。 「すまないな大堂。コレは俺の従兄弟なんだが……」 「あ、うん、さっき聞いたよ」 「そうか……」 「コレとか、ひどくない? ちょーっと先に生まれたからって、年上面してさっ。たった二週間よ、二週間!」 「二週間だろうが、一日だろうが、一時間だろうが先に生まれた事に変わりはない」 「うっわー、おとなげないっ」 「うるさい、早くそこから退くんだ」 一郎くんらしくない言い合いに、目が点になる。 仲が悪いと思ったけれど、どうやらそうでもないらしい。 心を許しあっている同士の気軽さがそこにはある。 「ねぇちゃん? なにしてんの?」 思わずにこにこして見ていると、聞きなれた声がした。 「千春? あんた学校は?」 ...
  • 901~910
    ...んでもない事をするとニュースでも取り上げていた。 声を出して近所の人の助けを呼ぼうとしても、いざとなると思うように声が出ない。 「姉さん、もし知っているなら教えて欲しい。本当に訳がわからないんだ!」 肩を大きく揺すられて、私は息をすることも出来ない。 反対に不審者の方は、矢継ぎ早に話しかけてくる。 「どうして俺が高村春樹のままなんだ!? なんでみんなそれを当たり前のように受け入れているんだ!? 冗談にしてもこんなの笑えない。ねぇ、姉さんもそう思うだろ!?」 さっきから訳が分らないのは私の方だ。 一方的に意味不明の言葉を叫ばれているこちらの身になってほしい。 相手が私よりも興奮しているのを見て、少しずつ冷静さを取り戻してきた。 「とりあえず、この手を離してもらえませんか?」 「ご、ごめん。つい……」 私の言葉で、掴まれていた手...
  • 621~630
    ...その番組は…… ①ニュース系 ②生放送系 ③史伝系 629 ③史伝系 普段ならすぐにチャンネルを変えてしまうような教育番組だった。 けれど、「鏡」という言葉を聞き、少し興味が湧く。 「……三種の神器とは、鏡、剣、勾玉で歴代天皇に伝えらている宝物です。 これらの宝物は皇位継承の証となります。 現在、鏡と剣はそれぞれ別々の神社でご神体として安置されていますが、 勾玉は宮中御所に安置されています。 さて、三種の神器の由来は神代まで遡り……」 アナウンサーの言葉とともに、緑の濃い、大きな神社が映し出されている。 (鏡って……たしか…) 以前、一郎くんが「割れた鏡」と言ってのを思い出す。 もしかして、このテレビの話と関係があるのだろうか。 テレビの方は、すでに三種の神器の由来について話題が移っていた。 「天照大神の岩...
  • 821~830
    811~820 821 ③守屋さんと話をする 宴の準備を黙って見ていた守屋さんの横顔を、そっと覗き込む。 血を浴び、戦場で敵の命を絶っていた人と同一人物とは思えなかった。 「私、守屋さんってもっと怖い人かと思ってました」 「そうなのか?」 「この陣の雰囲気と一緒で、見た目に騙されてたのかもしれません」 「君には、この陣はどう映ったのかな」 「気のせいかもしれませんけど、守屋さんも兵士の人も……少しだけ楽しそうに見えちゃうんですよね」 守屋さんがすごく怖い人なら、この陣の中がもっと殺伐としているはずだ。 顔をあわせる兵士はみんなは守屋さんに敬意を払っている。 怪我人を診ている時にも、強い絆みたいなものを感じていた事だった。 「楽しそうか。確かに、ここの者達は私についてくる変人ばかりだからな」 「変人ですか?」 「ああ。過酷だった東国...
  • 831~840
    821~830 831 ①「もう鬼にこだわる必要なんてない気がします」 「私はこだわっているのだろうか」 「とてもこだわっている様に見えます」 時々、心がひとつのことに囚われすぎて、周りが見えなくなってしまうことがある。 たとえば、家の中だけで何日も過ごしていると、その箱庭がすべてのように感じてしまう。 けれど私の家も、遠くから見渡せば街明かりの一つに過ぎない。 守屋さんも復讐に囚われすぎていて、光輝のことなんてまるで気にも留めていない。 兵士の人達にだって家族や恋人や友達だっているはずなのに。 複雑な事情がありそうだし同情はするけれど、それ以上に段々腹が立ってきた。 (身勝手ですごくムカツク……) 喉がカラカラに渇いて、私はまた葡萄のジュースを飲み干した。 今日は熱帯夜なのか、身体がすごく熱い。 空になった器を手で弄びながら、守屋...
  • 971~980
    961~970 971 ①二人ともすごく似合うと言う 修くんは短い前裾から、膝裏下あたりの後裾まで斜めにカットされたモーニングコートを着ていた。 立て襟シャツにサテンのアスコットタイをして乗馬に興じる王子様のようだ。 春樹は金の縁取りが施された裾広がりの白いロングコートをサッシュベルトで締めている。 舞踏会に出席している童話の中の王子様がそのまま抜け出たみたいだ。 「二人ともすごく似合ってる。とってもカッコいいと思うよ」 王子様に扮した二人に対して、褒め言葉しか出てこなかった。 周りの女子の反応を見ても、いい意味で目立っているのは間違いない。 「やっぱり? 俺って何を着ても似合っちゃうんだよな~」 「あ、ありがとう。うれしいよ……」 反応はまちまちだけど、みんなに褒められて二人ともまんざらでもない様だった。 (あっ、...
  • 911~920
    901~910 911 ①引き止める この人が私にとって困った不審者であることには変わりない。 しつこいし、訳の分らない事ばかり問い詰めてくるし、本当に迷惑だ。 だけど冷静になって考えると、怪我をしている人をこのままに放って置くわけにもいかない。 「待って!」 私はめげることなく、不審者の男の子の腕を掴んで引き止める。 ようやく不審者の男の子は歩みを止めてくれた。 「…………」 「ちょっと待って。すぐに手当てしなくちゃ」 「手当て……?」 「そうだよ。ほら、手にも顔にも怪我してるんだから」 私は男の子の手を掴んで、痛々しい患部を見せる。 ぼんやりと他人事のように、男の子はその傷ついた拳を見ていた。 「痛いでしょ? 家で手当てしてあげるよ」 「…………」 「さっき寝られなかったって言ってたよね。何か悩みでもあるの?」...
  • 冬馬621~630
    冬馬611~620 621 ①二人を止める 「止めてよ二人共! どうして?」 二人の間に入り、首を大きく左右に振る。 「冬馬先輩も一郎くんも、研究所に居る主流派の人たちが悪いと思っているんだよね? だったら、なぜ協力しないの? ここで仲違いしている意味なんて無いよ」 目的が同じなら、手を取り合うべきなのに。 それなのに、一郎くんと修二くんは冬馬先輩に対して異常なまでに厳しい。 冬馬先輩もそんな二人に対して、歩み寄ろうとはしない。 すごく悲しくなるし、もどかしく感じてしまう。 「狙われて怖がる私を、二人とも心配してくれていたのは知ってたよ? こんな何も出来ない中途半端な私にも優しく接してくれる二人なのに、どうして? どうして協力できないの?」 冬馬先輩は何も言わず、黙って私を見ている。 一郎くんは少しだけ俯き、ため息を吐...
  • 271~280
    261~270 271 ①年齢をきく 「そういえば周防さんって、何歳なんですか?」 職業とか御門君との関係をきくと、ペナルティになる答えになりそうなので当たり障りのない所を聞いてみる。 「うん?何歳だと思う?」 周防さんは楽しそうに逆に聞き返してきた。 「えーっと、にじゅう……に、か、さんっ」 「おしいっ!」 「え…じゃあ、21!」 「ちがーう。はい、時間切れ正解は24でした」 「むーー」 「失礼します、ナンをお持ちしました」 「ありがとさん」 ウェイトレスがナンの入ったカゴをおいていく。 焼きたてのナンのいい香りがする。 ここのナンは絶品で、私はだいすきだ。 「ここのナンは食べ放題なんですよ」 「へぇ、そうなんだ?」 「すごくおいしいんです。ナンは家じゃつくれませんから、つい食べす...
  • 1~20レス
    1 OP 部屋のカーテンが開けられる。 光が差し込みたまらず私は布団をかぶった。 春樹「朝だ。いいかげん起きてくれ、姉さん。」 ①春樹に抵抗する ②無視 ③起きる 2 ③起きる 春樹「今日は学校に早く行かなきゃならないって言ってただろ?」 愛菜「!そうだった!今日は…」 ①一時間目から数学のテスト! ②委員会の集まりがあったんだ ③転校生が来るんだっけ… 3 ②を選ぶ 愛菜「バカ、春樹のバカ!!早く起こしてっていったでしょ。」 春樹「起こしたよ!!姉さんが起きなかっただけだろ。」 愛菜「私も、バカだ~。着替えるからでてけ~。」 愛菜はすばやく着替えると朝食も食べないまま学校目掛けて駆け出していく。 春樹もそれに続いていく。 春樹のため息が聞こえた気がしたが反応している暇はなかった。 ...
  • 話の流れまとめ 冬馬
    冬馬ルートの流れ 冬馬ルートは共通トゥルールート591の選択肢より分岐 経過日数 該当レス 登場人物 主な出来事 8日目(火曜日) 591~603 愛菜、隆、冬馬 愛菜の携帯電話がなる。着信は電話ボックスから。 愛菜が動揺しすぎていてチューニングが出来ない。落ち着くように言われる。 内容を聞く前に電話がきれる 外に人影、冬馬先輩かもしれないと外に出ようとするが隆に止められあきらめる チューニングをして冬馬と通信。水野が操作された事で主流派が動き出した事を知る。 上記、春樹が出て言った事に関係するかもしれないと思う。 春樹の父博信と、異母兄秋人の事を聞く。 組織の目的は愛菜の力だといわれるが、それも時と共に変わると言われる。 愛菜の力について冬馬が話せないのは、愛菜の母との約束があるからだと知る。 子供の頃の自分と母の夢を見る。夢を見た事を忘れるのは母との約束があったから...
  • 431~440
    421~430 431 ①修二君を追いかける 軽くなった体で部屋の扉を開けると、廊下にはすでに誰もいなかった。 「修二君……」 (どうして胸の締め付けられるような微笑み方をしたの?) 口説き文句か軽口で冗談と本気の区別がつかない修二君が、あんな顔するなんて思いもしなかった。 私が今まで思っていた修二君とはあまりにかけ離れていた。 (私……修二君を誤解していた?) 軽薄でたくさんの女の子のファーストキスを奪っても何も思わないような人だと決め付けていた。 だから私がファーストキスだって事も、言い出せなかった。 もちろん驚いて何も言えなかったのもある。 でも、それだけじゃない。 恋愛に疎いと思われるのが恥ずかしかったし、逆に『ラッキー』と幸運がられるのも悲くなるだけだからだ。 だけど、あの微笑はもっと複雑で優しさに満ちていた。...
  • 611~620
    601~610 611 ①隆をたたき起こす 「隆! 起きて遅刻するよ!」 部屋には入らず大きな声で叫んでみるが、隆はうるさそうに寝返りを打って向こうを向いてしまった。 起きる様子は無い。 隆の寝起きは良いほうだから、これで起きないのは珍しい。 「まったく……」 私はため息をついて隆の側まで歩いていって揺さぶる。 「隆、起きてってば!」 「……ん~」 返事はするもののそれだけだ。 今度は軽く叩いてみる。 「返事だけじゃダメなんだって! 遅刻するって言ってる……わっ」 唐突に隆の手が伸びてきて私の手を掴んだ。 次の瞬間には力いっぱい引っ張られ、私はバランスを崩して隆の上に倒れ込む。 とっさに手をついて隆に全体重をかけてしまうのは阻止したが、多少衝撃があったはずなのに隆が目覚める様子は無い。 「愛菜ちゃん!」 「あー、チハル...
  • 古代編抜粋
    壱与の時代の夢の抜粋  光輝・守屋への出会いへ   670 ~677 私は掠れた声を絞り出して、一郎くんに伝える。 意識の向こうから浮かんできたシルエットが女の人のものだった。 (ううん、ちょっと違う。これは女の子だ……。私より少し年下くらいの……)  「それは、どこだか分かるか? 見えたという女性の特徴も教えて欲しい」 一郎君の声が頭上から降り注いだ。   (どこだろう……日本だと思うけど) まるでピントの合っていない写真のように、すべてがはっきりしない。 だけど、この場所がそんなに遠く離れた場所でないことは、直感で分かった。   「日本、かな。でも、全然わからない。よく見えないよ」 ぼやけた映像がスライドショーのように、途切れ途切れに切り替わっていく。 時にはフィルムの擦り切れた映画のように観えることもあった。 でもやっぱり、どれが映し出されても、かろうじて輪郭がわかる程度のものばかり...
  • 選択肢を選んで1000レス目でED2 ログ4
    ... その番組は…… ①ニュース系 ②生放送系 ③史伝系 304 名前:629[sage] 投稿日:2007/11/28(水) 22 39 40 ID ??? ③史伝系 普段ならすぐにチャンネルを変えてしまうような教育番組だった。 けれど、「鏡」という言葉を聞き、少し興味が湧く。 「……三種の神器とは、鏡、剣、勾玉で歴代天皇に伝えらている宝物です。 これらの宝物は皇位継承の証となります。 現在、鏡と剣はそれぞれ別々の神社でご神体として安置されていますが、 勾玉は宮中御所に安置されています。 さて、三種の神器の由来は神代まで遡り……」 アナウンサーの言葉とともに、緑の濃い、大きな神社が映し出されている。 (鏡って……たしか…) 以前、一郎くんが「割れた鏡」と言ってのを思い出す。 もしかして、このテレビの話と関係があるのだろうか。 テレビの方は、すでに三種の神器の由来について話題...
  • 選択肢を選んで1000レス目でED3 ログ4
    171 名前:792[sage] 投稿日:2008/03/29(土) 12 15 17 ID ??? ①人間と偽って、って…… 人間と偽って、鬼の守屋さんは何をしていたというか。 姫がもし壱与なら、やっぱり出雲の人なのだろう。 壱与の記憶には居ない人だけど、人間と偽って壱与を助けようとしていたのかもしれない。 (でも、出雲国王の側近だったら、わかるはずなんだけどな) 目の前の守屋さんは出雲国の王族でもなければ、側近だという覚えもない。 仮に出雲以外の鬼、例えば石見国出身である高村の血筋だとすると助ける動機がわからなくなる。 動機も素性も謎は深まるばかりだ。 ずっと抱きしめ続けていると、守屋さんの足元にある硬い物体に気づいた。 金属のような冷たさがある。 (何だろ……重い……) 引っ張り出してみると、守屋さんが下げていた剣だった。 きっと守屋さんが扱っている剣なのだろう。 (あ...
  • 491~500
    481~490 491 ②気にしないことにする (うん。筒抜けじゃないと思い込もう) そう思うものの、一度気になりだしたら見られているような気になってしまう。 髪や体を洗う時、つい周りを確認してしまった。 (駄目だ…。気になってしょうがないよ) こんな状態ではトイレひとつ入るのにも緊張してしまうだろう。 やっぱり、一度冬馬先輩に確認するしかなさそうだ。 (でも、どうやって確認しようか…) 呼べば来てくれるのだろうけど、緊急の事態ではないし気が引ける。 以前冬馬先輩が話していたように、チューニングが合えば私から話を出来るかもしれない。 だけど、このままでは自分から裸を晒しに行くようなものだ。 私は急いでお風呂を出ると、パジャマに着替え、髪を乾かして脱衣所を出た。 「お風呂でたよ…って、あれ?」 リビングには春樹と隆の姿は...
  • 841~850
    831~840 841 ①闇についてきく (ねぇ、チハル。周防さんに闇について教えてくださいって言ってくれないかな) (スオウがね、ヤミのはなしはちょっとまってくれっていったよ) (え……なんで?) (春樹のココロにヤミがないかしらべるって) (春樹に闇……? そう周防さんがチハルの心の中に直接言ったの?) (うん。てれぱしーでおはなししたよ) (そうなんだ。何かあるのかな……) 私は仕方なく、ベッドの上から二人の様子を見守ることにした。 「なぁ、そういえば……」 「なんでしょうか?」 「春樹は……従兄である俺のことは知ってるよな?」 いきなりの話題を振ってきた周防さんに対して、春樹は首をかしげた。 それでも律儀にちゃんと質問に答える。 「もちろんです。お葬儀に出た記憶がありますから」 「葬式……。一応、昔に会ってるんだ...
  • 選択肢を選んで1000スレ目でエンディング ログ3
    251 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/03/02(金) 19 00 36 ID ??? 3、隣の家の人 「回覧板です」 私は隣の家の人から回覧板を受け取る。 「ありがとうございました」 (なんだ……ただの回覧板か) 玄関の扉を閉めると、私は二人の居るリビングに戻る。 「じゃあ、隆さんは中学二年の頃から影が見えたって事ですか?」 「そうなんだ。見えないヤツに言っても仕方がないし、ずっと黙っていた」 「……そうですか」 隆と春樹は先に話を始めていた。 隆が一通り説明しても、春樹はまだ疑っているみたいだ。 「じゃあ、水野先生と音楽室に居た事についてはどう説明してくれますか?」 「それは、いつ会っていた時の話なんだ?」 「姉さんがその……隆さんに別れるって言った時ですけど」 「春樹にまで知られちゃってんのかぁ~。かっこ悪い……」 「ごめん、私が言ったの」 ...
  • 冬馬591~600
    581~590 591 ③「そういう隆の料理の腕はどうなのよ?」 隆の言う事は正しいのかもしれないけれど。 なんとなく釈然としないものを感じてそう問い掛けると、隆はふふんと笑った。 「人並み程度には。まあ、お前よりはまっとうな料理作れるぜ」 「まっとうなって……さっきから随分な言い様じゃない」 「だから言ってるだろ。料理が上手くなりたいんならマズイものを作ったらマズイって気付かなきゃ駄目だ。お前のとこの春樹やおばさんみたいに黙ってちゃ愛菜はわからないだろ」 散々な言われように言いたい事もあったはずなのに、隆の言葉に私は思わず口をつぐんでしまった。 (春樹も、お義母さんも……私に気を使って何も言わなかったのかな?) 「そう、だね。……我慢してマズイもの食べさせるなんて、可哀想だよね」 「愛菜?……やれやれ」 押し黙ってしま...
  • 【決行後】
    【決行前夜】 【決行後】 多くの攻撃を受け、満身創痍の御門先輩は全くの無抵抗だった。 そんな彼の力の限り何度も刺した。 俺は全身が氷のように冷たくなっていくのを感じていた。 手が震え、ガクガクと膝が笑っていた。 秋人兄さんに掴まれたままの肩を振り解くと、姉さんは先輩に駆け寄った。 そして身体を慎重に抱き起こす。 「冬馬先輩っ!」 「泣か、ないで」 御門先輩は微かに言った。 気道に血が入ったのか、ヒューヒューと笛の様な息の方が声より遥かに大きい。 「ありがと……ごめ、ん……」 先輩の頬に姉さんの大粒の涙がこぼれ落ちていった。 ゆっくりと赤く染まった手が姉さんの髪に触れる。 その愛おしそうな様子は恋人同士そのものだった。 見ていられなくて、思わず顔を背けようとする。 すると御門先輩が俺を見つめていた。 一番見た...
  • 冬馬991~1000
    冬馬981~990 お互い仕事が忙しくて会うのは夕方近くになってからだった。 私達は模擬店やクラスの出し物をぐるっと見て周り、中庭のベンチに腰を下ろした。 「さっきのチョコバナナ、美味しかったなー」 「また買って来ましょうか?」 「お腹いっぱい。さすがに食べられないよ」 満腹になったお腹を左右にさする。 スカートがきついから明日からダイエットだ。 「どれも美味しかったけど、一番は修二くんのクラスの焼きそばかな。目玉焼きまで乗ってたよね」 「確かに、とても美味しかったです」 「折角修二くんの姿を見に行ったのに。居なくて残念だったな」 「彼が大人しく模擬店の店番をするとは思えません」 「それもそうだね」 女の子に声をかけながら校内で遊び歩いているのだろう。 ジッとできないのが修二くんらしい。 香織ちゃんと隆はまだクラスのお化け屋敷で...
  • 登場キャラクタ-
    <<現代>> 大堂愛菜:高校二年の主人公 。予知夢を見る(但し起きると内容は忘れている)         本人に自覚はないが、とても力が強いらしい。3月生まれ。        2年4組。 大堂春樹:愛菜の義理の弟(高1)。好きな人がいるらしい。        愛菜よりしっかりものなので兄にみられがち。旧姓は高村春樹         十種の神宝の内、八握剣の力をもっている。5月生まれ。 湯野宮隆:愛菜の幼馴染。ファントム(ミスト)を操る能力がある(事故後能力発祥)。        モノに宿る八百万の神に働きかける能力もある(先天的能力)。愛菜と同じクラス。 武    :隆の裏人格(クローン)。ファントム(ミスト)を隆とは別に操ることができる。        存在を組織に知られていないが、組織の命令には逆らえないらしい。 宗像一郎:放送委員の委員長。水野を利用している。「見える力」がある。鏡の...
  • 冬馬791~800
    冬馬781~790 『悪天候のため飛行機が欠航で今日は帰れなくなりました。愛ちゃん、よろしくお願いします』 お義母さんからのメールに気付いたのは家の前だった。 「お義母さん、今日帰ってこられないって連絡来てたよ」 「そうですか」 「あの……」 「何でしょうか」 「あのね、あの……」 (少しでも先輩と一緒に居たい) この先、どれだけ時間を共有できるか分からない。 もしかしたら、春樹が無事に戻って来たら姿を消してしまうかもしれない。 私のそばに居てくれたとしてもたった5年しか無い。 どちらにしろ、あまりに短過ぎる。 (離れたくないな) 「えっと……」 「……」 「その……」 (でも振られてるし、言い出すのが難しいよ) 「もしかして、心細いですか?」 先輩が尋ねてくる。 私は「うん」と首を大きく...
  • 391~400
    381~390 391 ②チハルに理由を聞いてみる 「ところでチハル、どうして急に人の姿になったの?」 私の問いに、チハルはにっこり笑う。 「愛菜ちゃんがボクを大事にしてくれるからだよ」 「?」 チハルの答えではさっぱり解らない。 「夢の中でも言ったとおり、人に作られたボクたちは人に大事にされればされるほど力をつけることが出来るんだ」 「うん」 「愛菜ちゃんはもともとボクを大事にしてくれていたし、ボクが動けるようになってからはもっと大事にしてくれた」 いっぱい話しかけてくれてリボンも新しくしてくれたしと、チハルはうれしそうに首のリボンをなでる。 「だから、急に力がつき始めたなー、って思ってたんだ」 「要するに、人の姿になることが出来るくらい力がついたってこと?」 「うん、そう」 うれしそうに笑うチハルを抱き上げたまま、私はベッドに...
  • 411~420
    401~410 411 ②どうせ文化祭の用意だろうから気にしない 一瞬疑問が浮かんだが、すぐに文化祭の準備があるのだろうと納得する。 (準備が遅れてるって言ってたもんね…) きっと昨日の電話で早く出てその分の遅れを取り戻そうという話になったんだろう。 「文化祭の準備かな、昨日遅れてるって言ってたもんね」 「そうね。愛ちゃんのクラスは大丈夫なの?」 「うん、うちのクラスは平気。放送委員の仕事のほうが忙しいくらい」 「あら、放送委員ってそんなに忙しいの?」 お義母さんが不思議そうに首をかしげる。 「忙しいわ。体育館での催し物の案内でしょ、落し物の放送に、迷子の放送、呼び出し放送…それから」 指折り数えていく私に、お義母さんが苦笑する。 「確かに忙しそうね。でもせっかく早く起きたんですもの、ゆっくりご飯食べたいわよね、ご飯食べながらお...
  • 冬馬961~970
    冬馬951~960 お互いの剣の技量を計るかのように距離を取った斬り合いが続く。 先に大きく振りかぶったのは春樹だった。 上手く遠心力を使い、重い一撃を冬馬先輩に浴びせる。 鈍い金属の爆ぜる音が響く。 と、大きな赤い剣を細身の青い剣で受けとめ、ジリジリと力で弾き返した。 低くなった体勢のまま冬馬先輩が大きく前に出て懐に入ろうとする。 それを察した春樹は、紙一重で後ろへ飛び退いた。 「俺が火で先輩は水。やっかいな相剋だな」 「厄介という割には余裕がありそうですが」 「御門先輩、やっぱり強いね」 「春樹さんの隙のない滑らかな動き。剣を扱い尽くした相当な手練れです」 「それはそうさ。大和で一番の戦士だったんだ」 「守屋の剣士としての能力をトレースできるようですね」 「まぁね。だけど身体は俺のままだから使いすぎると次の日は動けなくなるんだけど」 ...
  • 7日目深夜
    【6日目深夜】 【7日目深夜】 またこの夢だ。 今日はまだ夢だと気付けるだけ、マシな方だろう。 現実との境目がつかないほど、色鮮やかでハッキリとした光景が広がっている。 俺は今、御門先輩と剣を交えている。 お互い、つば迫り合いで相手の様子を伺っている。 疲れからか、わずかに御門先輩に隙が生まれた。 刹那、俺は能力で生み出した赤い大剣を振りかざす。 その遠心力を使った渾身の一撃を、紙一重でかわされる。 切先が御門先輩の頬を掠めていく。 その軌道をなぞるように彼の頬の血が伝う。 「俺が火で先輩は水。やっかいな相剋だな」 「厄介という割には余裕がありそうですが」 「御門先輩、やっぱり強いね」 「春樹さんの隙のない滑らかな動き。剣を扱い尽くした相当な手練れです」 「それはそうさ。大和で一番の戦士だったんだ」 「守屋の剣士としての...
  • 冬馬761~770
    冬馬751~760 ここはどこだろう。 日差しのまぶしさに顔をしかめながら、あたりを見渡した。 (ここは近所の児童公園だ) 「愛菜ちゃん!」 名前を呼ばれて振り向くと、小さい女の子が駆けてくる。 「まきちゃん」 駆けてきた女の子はお友達の事をまきちゃんと呼ぶ。 息を切らしているその女の子には見覚えがある。 (写真で何度も見たことがある。あの子は私だ) どうやら私の名前を呼んだ方が『まきちゃん』、駆けてきたのが小さな頃の私みたいだ。 まきちゃんという女の子と私は砂遊びを始める。 このお友達は確か保育園で一緒だった子だ。 (この子が勾玉かな?) 「おーい。愛菜ちゃんたち一緒にあそぼ」 もう一人、今度は男の子が駆け寄ってくる。 「隆くん! 今ね砂のお城をつくっているんだ」 「じゃあオレは車つ...
  • 春樹921~930
    春樹911~920 921 ①「そうかな?」 春樹はなんでも出来る器用な人に思える。 「あっ! 愛ちゃん。本には大さじじゃなくて小さじって書いてあるわよ」 自分の手元を見ると塩が大さじで山盛りになっている。 このまま入れたら海水よりも塩辛くなってしまうところだった。 「ぼーっとしてた。ごめん」 「いいのよ。ゆっくりやりましょう」 「不器用っていうのは私みたいな人を言うんだよね」 次はレシピどおり小さじで塩をすくい慎重に平らにならす。 今まで単純なうっかりで何度も失敗してきたのかもしれない。 「そうかしら。愛ちゃんは案外器用だと思うんだけど」 「本当?」 「ええ。困ったときには誰かに助けを求めることができるもの」 「単に頼りないだけじゃないかな」 「違うわ。相手の懐に入るのがうまいのよ」 「よくわからないけど……」 「要...
  • 921~930
    911~920 921 ③隆に明日の文化祭の話をする 春樹くんは相変わらず考え込んでいて、何も言わない。 記憶の整理に時間が掛かるのだろうか。 ソファーに座っていた千春は、いつの間にか携帯ゲーム機で遊び始めている。 ミケはお母さんに食べ物をねだりに、キッチンへ行ってしまった。 なんとなく、また妙な沈黙になりそうな予感がする。 (そうだ。隆に文化祭の話をしなくちゃいけなかった) 「ねえ、隆」 「ん? どうしたんだ愛菜」 「明日、私達の学校が文化祭なんだ。おばさんには言ったんだけど、聞いてる?」 「まぁ、一応はな……」 「じゃあ、話は早いね。隆、うちの学校の文化祭見に来てよ。すっごく面白いと思うよ」 明日の為に、学校中のみんなが頑張ってきたのだ。 長期入院で高校に行けなかった隆だけど、学校の雰囲気だけでも感じて欲しい。 「文化...
  • 選択肢を選んで1000レス目でED2 ログ1
    1 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2007/05/20(日) 18 41 45 ID ??? ・リレー形式で話を作れ ・話の最後には選択肢をつけること ・選択肢は1つのみ選ぶこと(複数選択不可) ・次に進める人は選択肢を選んだ後それにあった話を作り、1000レス目でED ・途中にキャラ追加、話まとめなどO.K. ・話を続けるときは名前欄に通し番号を入れること ・今回はトゥルーEDを目指すこと。主要人物の死亡(モブはOK)、誰かとくっつけるのは無し ・450KBを超えたら気づいた人が注意を促すこと ・新規で書き込みする方はwikiを一読すること ▼前スレ 選択肢を選んで1000スレ目でエンディング ttp //game12.2ch.net/test/read.cgi/ggirl/1140272497/ ▼まとめwiki  ttp //www22.atwiki.jp/...
  • 冬馬881~890
    冬馬871〜880 朝食を済ませた後、私は悩んでいた。 (服、どれがいいかな) 冬馬先輩と出掛けることになっている。 せっかくだしかわいい服が着たい。 (でも気合い入ってると思われちゃうかな) 部屋にはクローゼットから出した私服が並ぶ。 色々組み合わせてみたけど、しっくりこない。 悩んで結局、シンプルなワンピースを選んだ。 「愛ちゃん、お出かけ?」 出社前のお義母さんに尋ねられる。 「今日から文化祭前で自由登校だから出かけようと思って」 「かわいい服。もしかして今日はデート?」 「ち、違うよ。午後から冬馬先輩がアパート探しするみたいだから物件探しを手伝おうかなー、と思って」 「午後からなのにもう着替えてるのね。デート、楽しみで仕方ないのかしら」 「ち、違うって言ってるのに」 慌てる私が面白かったのかお義母...
  • 551~560
    541~550 551 ①周防さんはここに居て良いのか聞く 「周防さんはここに居ていいんですか?」 私は美波さんが消えていった方を見ながら尋ねた。 「俺も退散するよ。穴に入り込んだネズミ退治に来ただけだしな」 周防さんはそう言って、私と修二君を交互に見ながら笑った。 「ネズミって、俺と愛菜ちゃんのこと?」 修二君は不服そうに口を尖らせながら、抗議する。 「あの連中と勘違いしたんだよ。じゃあな、お二人さん」 そう言って周防さんは片手を挙げながら、美波さんが去っていった方向に歩き出した。 けれど、二歩ほど進むとピタリと歩みを止めてしまった。 「あーっと、忘れるところだった。この前はいきなりの襲撃で渡せなかったからな」 周防さんはポケットから紙を取り出すと、私に渡してきた。 「俺の携帯番号が書いてある。困ったときは連絡くれればいいから。あ...
  • 241~250
    231~240 241 1、今すぐに伝える キッチンをのぞくと春樹がホットケーキを作っている最中だった。 「おはよう春樹」 「あ、姉さんおはよう。早いね」 「うん、目が覚めちゃった」 「姉さんも食べる?丁度焼けたけど」 「たべる~。ありがと」 春樹が焼いてくれたホットケーキを受け取りテーブルに座る。 「そうそう春樹、今日私でかけてくるね」 「どこに?」 「ショッピングモール」 「買い物?俺もついていこうか?」 「大丈夫よ。春樹も疲れてるみたいだし、ゆっくり休んで」 「俺のことは気にしなくて良いのに…。でも、気をつけて行って来てよ?何があるか分からないんだから」 「うん」 春樹には伝えたし、後は準備して出かけるだけかな。 まだ早いけど… (あれ?) 携帯電話を見ると、メールが来ていた。 ...
  • 【ループ48回目③】
    【ループ48回目②】 【ループ48回目③】 ハッと目を開け、俺はベッドから身を起こす。 すると鬼も同時に目を開け、上半身を起こした。 「……おはよう」 一応、声を掛けてみる。 今は夜中だから一番そぐわない挨拶かもしれない。 「お前……今し方、誰と会っていた?」 案の定、挨拶は返してくれなかった。 代わりに、問い詰めるような重々しい声で問いかけられた。 「誰って……」 「言えないのか?」 「いいや、言えるよ。俺は……黄泉醜女に会っていた」 隠しても仕方がない。 俺は正直に答える。 「黄泉醜女……それはどんな容姿だった?」 「彼女は姉さんの姿をしていたよ」 「そう……だろうな」 今回の一連の事を彼女の記憶から消せていない。 きっと気づいてしまったのだ。 「お前……私との約束、覚えているか...
  • 351~360
    341~350 351 ③「その、粘膜接触って、例えば?」 逆に聞き返してみる。 「……? ですから、先ほどのあなたの質問が答えになります。 キスをすればその際に口腔内の粘膜同士が多少なりとも触れる可能性がありますので。 …それ以外の粘膜接触に関しても何かご質問がありますか」 まるでお医者さんのように感情を差し挟まない口調で御門くんは言った。 (ほっといたら恥ずかしげもなく昼間の公園にそぐわない話を始めちゃいそう…!) 私は慌てて首を振って疑問は解消されたとアピールをする。 納得してくれたのか、御門くんはそれ以上の説明はしなかった。 ほっと胸を撫で下ろした所で御門くんに聞いてみる。 「じゃあ、『触れる』って具体的にどうするの?」 「先ほどお伝えしたとおりに手順を踏んで頂いて、最後にあなたが対象者に触れれば ...
  • 661~670
    651~660 661 ③考える それにしても、ほんとにこの人が春樹の本当のお父さんなのだろうか? 春樹が思っているように、過去と現在ではまったく違う人のようだ。 (それに、この人がチハルがあんなに恐れていた人なの?) チハルの怯え方は普通ではなかった。 いま、目の前にしているこの人のどこにチハルは怯えたのだろう。 巧妙に力を隠しているのか、それとも春樹を前にして父の顔になっているのか。 (春樹はこの人を平凡な男だっておもってるけど……) ほんとうにそうなのだろうか? 考えれば考えるほど、春樹のお父さんの姿がはっきりとしなくなる。 過去にお義母さんに暴力を振るった人。 高村の有力者でチハルが怯える能力者。 いま目の前で不思議と穏やかな表情で春樹と話している人。 そのすべてが春樹のお父さんという一人の評価だというのが腑に落ちない。 ...
  • 931~940
    921~930 931 ③香織ちゃんに今日の通し稽古の状況を聞いてみる (そうだ。今日の通し稽古の状況はどうだったんだろう) 私は自室に戻ると、携帯電話を手に取った。 急な用事でもないし、メールの文字を素早く打っていく。 『今日は最後の稽古に参加できなくてゴメンね。 ところで、通し稽古はきちんと時間内に終われたんだよね?』 「送信っと。そうだ……今のうちにお風呂はいってこよう」 ゆっくりめのお風呂に入って、パジャマに着替える。 自室の戻って携帯を確認すると、香織ちゃんから返信が来ていた。 『落ち込んでだみたいだけど復活したみたいだね。(よかったよかった) 最後の通し稽古だけど、無事に時間内に収めることができたみたい。 私って緊張しない性質だと思っていたけど、今更になって主役の重圧感じてきたかも。 明日私がポカやらかして落...
  • 選択肢を選んで1000スレ目でエンディング ログ1
    1 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2006/02/18(土) 23 21 37 ID ??? ・リレー形式で話を作れ。 ・話の最後には選択肢をつけること。 ・次に進める人は選択肢を選んだ後それにあった話を作り、1000スレ目でED。 ・誰とくっつけさせようが話を作る人の自由 ・途中にキャラ追加、話まとめなどO.K. 初期キャラ設定 大堂愛菜:高校二年の主人公 大堂春樹:主人公の義理の弟(高1) 主人公よりしっかりものなので兄にみられがち OP 部屋のカーテンが開けられる。 光が差し込みたまらず私は布団をかぶった。 春樹「朝だ。いいかげん起きてくれ、姉さん。」 ①春樹に抵抗する ②無視 ③起きる 2 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2006/02/18(土) 23 34 55 ID ??? ちょwさすがに1000スレは多いww とりあえ...
  • 【ループ33回目】
    【ループ22回目】 【ループ33回目】 施設内の2階、東角の大部屋で俺は待機していた。 一時間ほど待っていると、ゆっくり扉が開いた。 そして男は部屋の中央まで歩いて、俺の前で止まった。 「春樹さん……」 何度も繰り返し殺し、内臓まで見たことのある相手と対峙する。 お互い、一定の距離を保ったまま立っていた。 「御門先輩、お久しぶりです。確かショッピングモールでお会いした以来でしたよね。家で主流派に襲われた時も助けてくれたかな」 「愛菜が捕えられました。そして僕はこの部屋に行くよう命令され、やってきました」 「姉さんを人質にとったんでしょ? 秋人兄さんにそうするようお願いしたのは、俺だから」 「春樹さん、あなたは変わってしまった。それは能力を手にしたからですか?」 「どうしてそう思うんです?」 「以前の焦りが無い。あなたからは余裕を感じま...
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