竜騎士と伊知郎

「竜騎士と伊知郎」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

竜騎士と伊知郎 - (2006/08/30 (水) 23:46:18) のソース

ID:wr+/eZW60

それは、遠い昔のことだった 
二人はその頃、親友であり、ライバルである存在だった 
共に無名であり、どちらが早く名前が売れるほどの作家になれるか、いつも話していた 
よい作品を作るために、二人は互いに競い合い、励ましあった 
しかし、二人には大きな違いがあった 
作業場のリーダーとして、みんなから慕われる伊知郎 
一方、竜騎士は、伊知郎に比べると、全体的に見劣りしてしまっていた 
なぜかは分からない 
どこかに決定的な差があったわけでもなかった 
ただ、一つ、竜騎士本人が理由としてこう言っていた 

竜騎士「ファミコンを持っていなかったから友達が出来なかった。」 

ファミコンの所有 
それが、二人の差であったのかもしれない 
それに嫌気が差し、竜騎士はそこを飛び出した

そして数年後 
竜騎士も仮想現実「ひぐらしのなく頃に」を作り上げ、この世に名を知らしめた 
そのことはもちろん、伊知郎も知っていた 

さらに数年後 
竜騎士にある事件が起こる 
竜騎士の仕事に嫉妬したある集団が、竜騎士の作品を使った創作物を世に送り出そうとしていた 
しかし、竜騎士の仕事も似たようなものであり、それにとやかく言うのは気が引けていた 
この事件は後に、平成のダム抗争として語り継がれることになる 

…時は過ぎ、都内某所…

竜騎士「いえ、『ひぐらし』に関する二次創作はこちらでは何も関与しない 
    ということになっておりますので…はい…失礼します。」 
伊知郎「どうしたよ~?揉め事か~?」 
竜騎士「いや、もう済んだんだ。もう少し早けりゃ見れたのにな。」 
伊知郎「俺ァまた心配しちまったぜ? 
	またベソかいて泣いてんじゃねェかと思ってよ。」 
竜騎士「前原、お前が目障りだったんだよ。ガキの頃から何をするにもお前が指図しやがる。 
	いつも子ども扱いだ…どこにでも出てきてボス面しやがるッ!」 
伊知郎「おめぇもボスになったんだろ?この壁際の戦いでよぉ?」 
竜騎士「前原ァァァァ!!」 
伊知郎「さんをつけろよデコ助野郎ォ!!」 
竜騎士「死ィィィィねェェェェェェェ!!」 

現在では二人は親友と呼べる間柄ではなかった 
しかし、こうして互いに高めあおうとする形は、未だ変わっていなかった 

また、この業界ではこう言われている 

?「竜騎士の仮想現実『ヴァーチャルリアリティ』を打ち破れるのは前原伊知郎だけだ」 

と… 
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。