十六聖天 @ ウィキ内検索 / 「『沙羅と姉様』」で検索した結果

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  • 『沙羅と姉様』
    ...ぼれていた 『沙羅と姉様』fin
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    ...人物 :  『沙羅と姉様』  沙羅と姉の何気ない日常を綴る一ページ 作者:糞あき 登場人物 真境名 沙羅 沙羅の姉 健吾あき、勝手に俺様キャラにしてゴメンね編 作者:糞あき 登場人物 : 恋せよ乙女 作者:糞あき 登場人物 : 教えろ!双子教師(その1) 作者:糞あき 登場人物 : 教えろ!双子教師(その2) 作者:糞あき 登場人物 : 岩崎健吾の憂鬱(前編) 作者;糞あき 登場人物 : 岩崎健吾の憂鬱(中編1) 作者:糞あき 登場人物 : MachineHeart 作者:糞あき 登場人物 : Steel Steel 作者:糞あき 登場人物 : しのぶれど ~ロボ魂キュリオスの出来は田中茂の秘め事修行~しのぶ悪霊の神々に挑む立ち位置に似てる~ 作者:糞あき 登場人物 : ...
  • “バロール”セシリア
    新生した十大聖天の一人で、かつては幹部候補生だった盲目のスコットランド人少女 数年前の真境名沙羅との戦闘において敗北、後に強化改造を受け魔神の血に開眼した 特技は「神の視点」を仮想砲門として放たれる粒子砲『邪眼バロール』、及び思考転送による他者支配である さらに身体能力も強化され、長銃と長剣を複合した試作型の魔道兵器『クラウモア00』を駆使する 敗北と手術と沙羅の死により精神の均衡を失しており、子供に爆弾を持たせ特攻させるような常軌を逸した戦術を好む “ハントレス”セシリア 関連項目 スコットランド闘気・スコットランド粒子
  • 沙羅の姉
    十六聖天の番外位である沙羅の術式 通称「姉様」 その外見は沙羅に瓜二つだが、唯一の違いとして前髪を上げている為に陰気な妹に対し明るい印象である 性格はポジティブで楽天的、ただし「姉に会いたい」という沙羅の想いの結晶である為に極度のシスコンでやや百 合風味 妹と同じく二丁拳銃を使うが、妹のそれとは違い銃も弾も術式である故に主に能力戦闘で威力を発揮する ちなみに姉には更なる秘密の力があるのだが… 真境名 沙羅(まきな さら) 『デウス・エクス・マキナ』
  • 美甘 悠(みかん ゆう)
    元十六聖天八位補佐で、盲目の電脳技師 特に電装系の制御プログラムに精通し、後頭部の没入端末により思考の速度でプログラムを組み上げる電子の魔女であった DOOMS社系の施設で育った戦災孤児で、才能を見出され端末の移植手術と同時に同社に配属 だが「戦争の道具になりたくない」との思いから離反、真境名沙羅と共に佐藤次郎に保護される 笑顔を絶やさぬ日だまりのような女性で、施設でも姉と慕われていた リーン・オウプンに代わり彼の妹を説得しようとするも失敗、愛する少年の腕の中で息絶えた
  • 十六聖天外伝 第一部 あらすじ
    西暦200X年 国家規模のオヤジ狩りが勃発した… 一切の情け容赦なく狩られていくオヤジ達… そんな中、一人のオヤジを助けた男がいた 彼の名は佐藤次郎。その事をきっかけに会社の上司である 天才的な鎌使い、田中茂と交戦。彼は十六聖天に足を踏み入れる事となる アリスと呼ばれる鏡使いの少女… デスメタルと名乗る不思議なネクロマンサー… 伝説の聖剣エクスカリバーとその持ち主である剣聖アレクサー 名家の音使い、華京院華子… 謎深き男、クリムゾンブロウ、ブラックパイソン… 真境名 沙羅という記憶喪失の少女… 十六聖天を通じて、次郎は様々な戦士と邂逅する そんな中、エクスカリバーの持ち主であるアレクサーが彼の故郷である 高知県を壊滅させる。そして彼は次郎との戦いに敗れて瀬戸内海に散った さらに四国に追い打ちを掛ける出来事が発生する 聖天最強戦力の一人、西園...
  • キャロル・ヴェンジャンス
    米DOOMSの少女で、能力適合率の低さから廃棄されたはずのアリスナンバーズ 組織逃亡の際に瀕死の重傷を負うも、ある人物の手により生存、後に復讐の為DOOMS社へと所属していた 姉妹に砕かれた肉体を補い能力適合率を高める為、同じ特異能力実験部隊出身の真境名沙羅と同様に体の大部分を機械化 それでも能力の負荷は生身の部分を蝕み、特に機械化で代替不能な脳の損壊は既に致命的な段階だった 本編の裏で次郎を瀕死にまで追い込んだり本編の裏で偽うどんに殺されたりした暗躍の天才 卵が大嫌い 唯一にして最大の必殺技『碾き割り卵(モータルモルタル)』は卵形の砲弾に情報マイクロブラックホールを封入した不可視の大砲で、対象の存在確率を粉砕し治癒不能の傷を与える 残り少ない生身である傷だらけの顔から『傷物(スカーフェイス)』の仇名で呼ばれていた
  • 武蔵野 三八方(むさしの みやも)
    佐藤次郎の幼馴染 残念ながら男 その正体はCIA長官、エージェント:0 子供の頃のあだ名は「みゃーも」 千歳坂 桃香のことが好きだったのだが、 桃香は次郎のことが好きがなのを知っていたため何のアクションも起こせなかった 本人曰く「みんなしってるかー、ももかってじろうのことが…もが!(無理矢理口を押さえられる)」 桃香曰く「もー、みゃーものいじわるっ」 結局思いを伝えられないまま桃香は行方不明になり、それがきっかけで次郎とも疎遠になる 成長した彼はインターポールの捜査官になり桃香の行方を追い続けていた 桃香失踪にD.O.O.M.S.Inc.が関わっていることまで掴むが、 その時既に桃花は沙羅となり、次郎に救い出された後だった 「桃香が幸せなら…」 そう思い三八方は身を引く決意をするが、そんな彼の元に「沙羅死亡」の知らせが届く しかも「次郎を守って死ん...
  • ガーリィトーク&チョコレート 第四夜
    『前回までのあらすじ』 バレンタイン前日に手作りチョコを作るアリス、デス子、沙羅の三人 一方、書きあきはハラペコだった 十六聖天本部、地下食堂の奥 普段なら暗く人気の無い深夜の大厨房には現在、沸々という音と甘ったるい香りが充ち満ちていた 音の原因はズラリと並んだコンロの上、湯気を上げる三つの鍋だ 全ての鍋には湯が張られ、ステンレスのボウルが浮かんでいる 香りの原因は、ボウルの中に小山と積まれた物にある 白黒茶と揃った板チョコ、チョコスティックにチョコバー、ボタンチョコにウィスキーボンボン、果てはチョコア イスまで、色も種類もバラバラな甘味たち 唯一の共通点は、それら全てがチョコ菓子だという事だ 「さて、後はチョコが溶けるのを待って型に流し込めば万事OKね!」 鍋の前、平らな胸を張って無意味にテンション高いのはアリスだ 「…それにしても、まさか近所のコ...
  • AnotherWorldstory「幻灯機械3」
    「あら、おはよう剣道馬鹿 朝っぱらから人の妹を部屋に連れ込んで30分も……さぞやお楽しみだったんでしょうねぇ」 「…… おはよう、朝っぱらから酷い言い種だな桜香」 人が部屋に入るなり皮肉をぶつけてくる幼馴染みに、次郎は毎朝ながら何ともいえない気分になる 一方、彼の後ろに付いてきたもう片方の幼馴染はといえば、真っ赤な顔で姉に釈明していた 「ね、姉様……っ! これは次郎が起きないから時間がかかっただけで、別に姉様がヤキモチを妬くような事は別に何もっ」 「や、ヤキモチなんて妬いてなくてよ桃香! 私はただ、大事な妹を刀振ってれば幸せな野蛮人から守ろうと……」 双子の以心伝心か、本音を言い当てられ真っ赤になった桜香がしゃもじを振って誤魔化そうとする そんな二人の遣り取りも毎度の事と流しつつ、次郎は本日の朝食を検分 「小松菜和えに大根の葉の味噌汁か なぁ桜香、このオムレツの中...
  • 十六聖天外伝 雪月華の章 第十幕 破
    「もうやめて」 「凄いわ、月子さん。本当に素晴らしいわ。それに強い…私の負けね…ふふ」 姉さんの身体から殺気が消える。力なくほほ笑んみ、俯いた姉さんの口から 疲れたような、自嘲するような声が漏れる だが、何か様子がおかしい。俯き、肩を震わせる姉さんから 例えようのない違和感を感じる…これは何? 「姉さん…?」 「…ふふ…ひ…ヒィヤハハハハハハハハハハ!バァーカ!生体データを取りつつゥ!神の国への引導を渡してあげれるわァ!?」 「え」 ◆ サイレントノイズで操られた聖天士は、西園寺さんが空間を揺さぶって制圧した いつ見ても、ケタが違う。座ったまま一歩も動かず操られた聖天士を制圧するなんて まるで先ほどの戦い等無かったかのように、お茶を飲んでいる西園寺さんに、私は気になっていた事を尋ねた 「あの…西園寺さん。一つお尋ねしても良いッスか?」 「...
  • 十六聖天外伝 残光 ~第五章 アリス・ザ・ワンダーワールド四章中編~
    「あぎだろぅ~…!」 次郎が名を呼ぶより先に、彼に気付いたアリスが泣きながら、彼の名を呼ぶ 彼の名は十六聖天十六位・徳間秋太郎。武器と軍隊格闘術のエキスパートだ 「徳間サンじゃねーか。あぁ、アリスの警固かい?」 「次郎さん、財布、聖天本部にお忘れでしたよ」 ん?なんだそりゃ。と言いかけた次郎に徳間は耳打ちし そっと次郎に財布を手渡す (次郎さん、合わせて。ナナエルさんとカイザーさんからです) (アイツ等が…。ありがとよ、徳間サン) (いえ、お気になさらず。お礼なら彼らに) (そう、だな) 仏頂面の兄と、その横で愛想笑いをしている妹の姿が脳裏に浮かび、次郎は心の中で礼をす る 「頑張って、次郎さん」「気にするな」という声が聞こえた気がした それらに「ああ」と返事をし、次郎は泣きじゃくる三人に向き直る 「おう、お前ら待たせたな。...
  • ガーリィトーク&チョコレート 第五夜
    interlude(a) 「…二人とも行ったみたい さーて、後はサクッと隠し味を加えて素早く退散っと そして明日…きっと次郎ならチョコの隠し味に気づいてくれるの そして『実は私が勝手に…』と泣きながら謝る私を慰めてくれて、『むしろ感動したよ』とか言ってくれて 沙羅とデス子も感謝する中、私と次郎の顔は少しづつ近づいていって…キャーこれ以上はらめぇ! ふ、ふふっ…さすがは私、完璧な作戦なのっ それじゃあ甘党の次郎の為に砂糖、砂糖っと て、砂糖切れてる――っ!! ななななんでなのっ、何か他に甘い物、甘い物は!? …はっ、そうなのっ こないだ読んだ本に書いてたはず 心臓病のヒロインの台詞に「ニトロって甘いんだよ…?」って そうと決まれば善は急げ、研究室からニトロ盗ってくるのっ」 interlude(d) (くふふっ…私の完璧な演技で今、二人は厨房に居ない ...
  • AnotherWorldStory?『ヨットは素晴らしいってかのアインシュタインも言ってたよ』
    AnotherWorldStory? 『ヨットは素晴らしいってかのアインシュタインも言ってたよ』 桃「さて……どういう事か説明してくれるかしら、次郎?」 次「あー…… ……まぁ何だ、これはアレだよアレ いわゆる一つの超展開ってやつ……?」 桃「何よそれ!? さっぱり説明になってないというか、それ以前に意味不明よ!」 皿「意味不明はこっちですよー! 私は姉様を呼んだ筈なのに、なんで何処の誰とも知れない人が出てくるんですかー!?」 次「えーと……その、二人とも……?」 桃「そんなの私の方が訊きたいわよ!! 私はさっきまで次郎と姉様と三人でデー……も、もとい買い出しの最中だったのにっ!! それが何でどっかの馬の骨が次郎とくっついてるのよ!?」 皿「馬の骨……っ!? い、いくら何でもそれは言い過ぎだと思いますよーっっ!! だいたい貴女こそ、さっきから次郎...
  • 真境名 沙羅(まきな さら)
    聖天の番外位として次郎の下で働く、無口で人見知りな少女 双子の姉とともに『法術師』の家に生まれたが、八歳の時に法術師の家同士の争いに巻き込まれ姉と共々に瀕死の重傷を受ける 姉の臓器を移植される事で生き延びた彼女は、家も家族も失い施設に預けられた が、沙羅の能力に目を付けた軍需産業の研究者たちにより誘拐され人体改造を施される 兵器として扱われる彼女を企業の手から救い出したのが次郎で、それ以来は彼にだけ心を許している 能力は『ジェミニ・エンジン』 死んだ双子の姉を模した術式で、高度な知性と独立した自我を持って活動するドッペルゲンガー ちなみに名前は企業に付けられた偽名 改造の副作用で、彼女は自身の本当の名前を認識、記憶できない いつか「失った」本当の名前を取り戻すのが夢 千歳坂 桃香 佐藤次郎 沙羅の姉 武蔵野 三八方(むさしの みやも) 『...
  • 十六聖天外伝 残光 ~第五章 アリス・ザ・ワンダーワールド二章前編~
    「おや、兄さんも行きはるんですか? 困ったわぁ…。兄さん行きはったら、本部の守り手 おらんようになって ウチが残らなアカンやないですか。万が一の時は格好よく登場したろ思うてましたのに」 「…HAHAHAHA。トムデース」 皮肉たっぷりに攻撃ならぬ口撃をしてくる西園寺から、逃げるようにトムは姿を消す 「変わったな、カイン…兄さん」 人類最初の罪人であり、自分からめったに動くことのない兄が、今仲間のために行動してい る そんなトムを見て西園寺は、人は変われるのだな、笑みを浮かべ、トムが向かった先…次郎 達が そして仲間達が居るであろうう場所に目をやる これは次郎の人徳がなせる技なのだろうか…。恐らくはそうではあるまい。次郎の、そして 皆の善意が伝染し、広がっているのだろう ここにきて、十六聖天という組織が初めて一つになり、そして平和に向けて歩...
  • 十六聖天外伝 残光 ~第五章 アリス・ザ・ワンダーワールド 最終章 第三話~
    「やった…!」 真境名 沙羅の能力である『ジェミニエンジン』人格を持ったドッペルゲンガーとも、守護霊とも呼ばれる「姉」が 前面の銃撃に気を取られているリーザロッテの虚を付き、背面から手榴弾を投げ込んだのだ 結果、それは成功した。これ以上ないタイミングで… 勝利を確信した沙羅の目の前で、爆煙が、風に揺られ消えていく 「うそ…!?」 「ホ・ン・ト」 沙羅の、そして姉の四肢が切り裂かれる リーザロッテは巨大な盾に身を守られ、健在だったのだ 「危なかったね。もう少しでそのキレイな顔に傷がつくところだ」 「助かりましたわ。ありがとう、エルフリーデ」 リーザロッテを守っていた盾は、トランプになり突如現れた少年の手の中に納まる 女王を腰に抱く少年―実は双子であり、男装の少女なのだが― は、女王と熱き口づけを交わすと 地に伏せる沙羅を見て笑う ...
  • 『デウス・エクス・マキナ』
    真境名沙羅の姉、千歳坂桜香の持っていた能力 命と引き替えに願いを叶える奇跡 沙羅が姉を呼び出せるのは、姉自身がこの能力により守護霊化したからである ただし効果は代償となった人間が生涯で為し得た可能性の代替である為、起こせる奇跡の範囲には自ずと限界がある また代償に命を支払った者が何らかの理由で蘇生された場合、起こされた奇跡も元に戻ってしまう 沙羅は死んだ姉の代わりに自分の命を差し出す事で能力を使用、瀕死の次郎を救った 真境名 沙羅(まきな さら) 沙羅の姉
  • ガーリィトーク&チョコレート リンク先
    ガーリィトーク&チョコレート 第一夜  登場人物 : アリス、デスメタル(デス子)、沙羅 ガーリィトーク&チョコレート 第二夜  登場人物 : アリス、デスメタル(デス子)、沙羅 ガーリィトーク&チョコレート 第三夜  ※未保管 ガーリィトーク&チョコレート 第四夜  登場人物 : アリス、デスメタル(デス子)、沙羅 ガーリィトーク&チョコレート 第五夜  登場人物 : アリス、デスメタル(デス子)、沙羅
  • 純白の悪魔事件
    第一次ワンダーワールド襲撃(WWⅠ)より半年後、十六聖天の第二位である佐藤次郎を戦闘不能にまで追い込んだ恐るべき事件 発端はアリス暴走とWWⅠの二度にわたり、次郎が腹に受けた深い傷である ナンバーズの一人“ハンプティダンプティ(HD)”の能力により人知れず「傷が元に戻らない」呪いをかけられた次郎は、半年に わたり癒えぬ傷痕を隠して戦っていたのだ(周囲には「半年前の卵に中った」と言って誤魔化していた) だが体力の消耗が限界になった時を見計らい、かつアリスたちと分断された次郎はHDの「砲撃」により瀕死となる その時、次郎を救ったのは唯一彼の傍で戦っていた真境名沙羅であった 沙羅は自分の命と引き替えに姉の能力『デウスエクスマキナ』を使用、傷と呪いを自らに転移させたのである 傷が癒えた次郎はHDに重傷を負わせ、戦闘は双方の痛み分けで幕を下ろした その後、死の間際に記憶を取り戻した真...
  • 『歓喜(コメディア)』
    真境名沙羅の術式『ジェミニ マキナ』が使用する、推定口径.454の回転式拳銃を模した非実体の法術 失われた沙羅の本来の能力『デウス エクス マキナ』の名残で、圧縮された高濃度の霊気により実体、非実体を問わず破 砕する シングルアクション故に連射性は無いものの速射性に優れ、また実際の弾丸を使用しないため装弾数に縛られない攻 撃が可能 ちなみに真境名沙羅はリミッターの解除と同時に『ジェミニ マキナ』を憑依させる事で、この銃に自身の持つ『 悲愴』を合わせた二丁拳銃として使用できる
  • 腐卵事件
    第一次ワンダーワールド襲撃(WWⅠ)より半年後、十六聖天の第二位である佐藤次郎を戦闘不能にまで追い込んだ恐るべき事件 発端はアリス暴走とWWⅠの二度にわたり、次郎が腹に受けた深い傷である ナンバーズの一人“ハンプティダンプティ(HD)”の能力により人知れず「傷が元に戻らない」呪いをかけられた次郎は、半年に わたり癒えぬ傷痕を隠して戦っていたのだ(周囲には「半年前の卵に中った」と言って誤魔化していた) だが体力の消耗が限界になった時を見計らい、かつアリスたちと分断された次郎はHDの「砲撃」により瀕死となる その時、次郎を救ったのは唯一彼の傍で戦っていた真境名沙羅であった 沙羅は自分の命と引き替えに姉の能力『デウスエクスマキナ』を使用、傷と呪いを自らに転移させたのである 傷が癒えた次郎はHDに重傷を負わせ、戦闘は双方の痛み分けで幕を下ろした その後、死の間際に記憶を取り戻した真...
  • 十六聖天外伝 残光 ~第五章 アリス・ザ・ワンダーワールド 最終章 第二話~
    <次郎!次郎!> 「次郎様…!次郎様…!」 「へ…何てこたァねェよ…」 「あら強がり。けど凄いわァ…。よくあの体勢から二人も庇えたわね。死角なんてないはずなのだけれども」 豪奢なドレスに、くるりと髪の毛をロールさせた少女―リーザロッテは笑う 二人の少女をかばい、自身の能力、クイーンオブハートの槍で射抜かれた次郎 もし次郎が万全なら、誰一人傷つかず、この目の前の少女を当て身で倒していただろう だが、二人の少女を庇った時、一ヶ月前アリスに刺された傷が呻いたのだ 高速の攻撃一瞬の隙は致命的である。その隙が次郎を 標本の虫ように、地面に串刺しにさせていた 次郎は体を貫く熱いモノと、血液の流出から来る寒さ、真逆の感覚に耐えながら思考を巡らす 何故、もっと早く気付かなかったのか、と。もっと早く気付けなかったのか、と 「うふふ…まぁいいわ。あなたイイ男だしトドメ...
  • ガーリィトーク&チョコレート 第二夜
    『前回のあらすじ』 アリス、デス子、沙羅が集まった 一方、書きあきはネタに詰まっていた それは、今からほんの少しだけ未来のお話 十六人掛けの大円卓の上に、三人の少女の視線が交錯する 「それで…重要な話って、いったい何なんですか?」 「あれ、沙羅は判らないの?とっても簡単な事なのに…ねぇデスメタル、今日は何月何日かぁ?」 眉根を寄せる沙羅に呆れたような仕草をすると、アリスはローブ姿に向けて挑発的に微笑むすると怪人はだぼだぼのローブの袖からホワイトボードとペンを取り出し、何事かを書いてみせる 『2月13日名字の日無防備都市空爆の日とらはの小鳥さんの誕生日』 「…何か色々ツッコミたい気分だけど無視するの…とにかく、今日は2月13日…つまり、バレンタインデー前日なのっ!!」 アリスの叫びに一瞬、議場は静寂に包まれ 「あぁ――っ!?」 「…………ッ!?」 次の瞬間、言葉...
  • 『悲愴(トラゴイディア)』
    真境名沙羅の所持する9mm自動式拳銃、DOOMS社の試作銃の一つである 欧DOOMSがベレッタM92をベースに開発した魔銃だが、魔弾ではなく銃自体へ施された魔術により射撃を強化する ただし発砲に当たり消耗される霊気が一般兵には扱えないレベルと判明し開発は中断、倉庫で埃を被っていた 余談だが恭光庁の制式銃とは姉妹銃であり、非公式ながら9x19mm聖銀弾への互換性を持つ 伊DOOMS出向の兵士が使用していたもので、沙羅は戦地でこれを譲り受けた 装弾数15、M93R同様の3点バースト機能搭載である
  • ガーリィトーク&チョコレート 第一夜
    「ようやく、三人揃った…」 小楢の大円卓を撫でた呟きは、愛らしくも何処か冷たい少女のもの ビスクドールじみた静かな美貌を白妙のドレスで飾った声の主、その名はアリス 十六聖天の五位にして、かつて十聖天に造られた救世の聖女 彼女は豊かな暁光色の髪を掻き上げると、切れ長なアイスブルーの瞳を卓の右奥に向ける アリスの視線の先に在るのは、眩しいほどの議場の最中で不条理にわだかまる深淵の闇 否、それは闇に見紛うほどの黒いローブで身を包んだ矮躯の怪人、デスメタル 「……」 聖天でありながら死人を操る外法使い、その黒衣の影に囁きが木霊する 怪人は爛々と燃える金銀妖眼で自身の右を見定めた 丁度アリスとデスメタルの席と三角を描く位置、二人の眼差しを受けたのは第三の人物 聖女と怪人を前にするのは陽炎を思わせる儚げな少女 科学と錬金術の融合たる聖天の戦闘服を纏う番外位、沙羅であった ...
  • 十六聖天 他
    軍師 ゴーメィ・ハワワイザー 副軍師 メカシバイ 軍師王 ハワワイガー 元一位 ジ・アース 元二位 アレクサー・リーンヴォード 元裏二位 北条護国 元二位 吸血皇アルハザード・インペールメント 元三位 西園寺鏡志朗 元五位 耗儀七夜(へるぎななや) 元裏六位 明楽幸節(あきらこうせつ) 元九位 設楽 竜泉(しだら りゅうせん) 元十二位 イスカリオテのユダ 元十三位 遊歌 クーネル(ゆうか くーねる) 元十四位 炎ジュンコ(ほのお ジュンコ) 元十五位 永久なる鬼神 酒天童子 元十六位 一文字 綾香 元裏十六位 フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング 聖天候補 クリムゾン・テール 聖天候補 バーバラ・ババァーラ 聖天候補 朱鷺籐 緋沙奈(ときとう ひさな) 直属部隊 フェルナンド・フォルケンシュタイン 直属部隊 アルフレート・ヴィクセリッヒ 直属部隊 ゴライアス・ダンティシオン 直...
  • 十六聖天外伝 残光 ~第五章 アリス・ザ・ワンダーワールド 最終章 第四話~
    「ボクの…キングオブハートの…女王を守る盾が切り裂かれた?」 <ハアァーッ!> そんな声を余所に、裂帛の気合いを込めた一撃を繰り出すデスメタル 彼女は何も、沙羅が戦っている間に震えていた訳でも、怯えていた訳でもない この場所は、異常なまでに魂や霊子を感じられない。感じられないというより、無と言っていい それらを使い戦うデスメタルに、戦う術など本来なかった だが、先ほどから少量の霊魂や魂が見受けられていた。それらは、徳間が、カイザーが、ギデオンこと木下が そして十六聖天の仲間が倒した敵の魂。ごく僅かとはいえ、彼女はそれを使い、スラッシュメタルを召喚したのだ 「ありえませんわ。データによると、この子にそんな力があるはずは」 <うるさい。これ以上誰も傷つけさせない> リーザロッテが驚くのも無理はない。彼女の身体能力は、同じ年の子供と同じくらいか、それ以...
  • 十六聖天外伝 雪月華の章 第三幕
    おねえさま、ゆきこおねえさま…!」 「あらなぁに?どうしたのかしら、華子」 「つきこおねえさまがね、はなに虫をなげてくるの!」 「あらあら。困ったわね。月子、華子を苛めちゃあダメでしょう?」 「だって、華の反応が面白いんだもん…」 「けどね、華子。あなたも華京院の娘。こんな事で泣いているようじゃダメよ…?」 「お前を泣かすのはこの私の仕事なんだからなァ!この愚図がァッッ!!」 「!!」 夢…だったのか…。幼い日の記憶。楽しかった頃の思い出… そして… 「夢じゃ、なかったんだ…」 包帯の巻かれた自分の身体が、姉に殺されかけた現実を現していた 「目が覚めたのね」 声の方に目を向けると、もう一人の姉、月子が食事の載った盆を持って立っていた 「月子…お姉さま… あの…!」 「今まで何処にいたのか、そしてここは何処なのか、あれからどうなったのか…  聞きたい...
  • 十六聖天外伝 残光 ~第五章 アリス・ザ・ワンダーワールド一章~
    「ねぇ次郎。ねぇ次郎。ねぇってば!聞いてるの!?」 「あ…。悪ィ。何だ?」 「も~ぅ…知らない!次郎のバカ!」 次郎の隣を歩く少女、アリスは顔を膨らませつつも、何処か楽しそうだ 「次郎様、女の子と出かけている時に余所見は失礼だと思います」 『次郎はいつも食べ物の事ばかり考えている』 アリスの反対側から次郎に声をかける少女 彼女の名は真境名 沙羅。かつて次郎に助け出され、次郎にだけ心を許していた少女。 そして後ろから看板をブンブンと振っている黒い塊。一見すれば歩くゴミ袋 十六聖天の死霊使い。デスメタルである 二人はアリスと次郎に付き添いとして、この場に馳せ参じていた 事のあらましは、一か月前、聖天達に重大な悲劇を起こしたアリスの暴走 そしてその時明らかになった、アリスの素性が原因である 本来ならば、アリスは事後、処分さ...
  • 十六聖天外伝 残光 ~第五章 アリス・ザ・ワンダーワールド四章前編~
    「沙羅双樹の華が散った、か…」 最後の100円硬貨は無情にも、鋼鉄の箱に飲み込まれていった。何の実りもなく。 ビッグバンの衝撃に匹敵する程のダメージを受け、がっくりと肩を落としながら 次郎は、背後からその様子を見ていた少女達に向き直る 「次郎のバカー。サラとデスメタルが可哀想じゃない!」 『…別にいい』 「気にしないでください」 ウサギのぬいぐるみを抱きながら、不甲斐ない次郎を責めるアリス 小刻みに震えながら、どんな闇よりも暗いオーラを放っているデスメタル 一見、笑顔に見えるも肩を震わせ、よく見ると瞳を潤ませている沙羅 何とも居た堪れない気持ちになり、どうしたものかなと思案していると 次郎が先ほどまでプレイしていたクレーンゲームの台に、若いカップルが硬貨を投入し あっさりと人形をゲットして去っていく それが引き金となり、小刻みに震えていた黒い塊か...
  • 十六聖天外伝 雪月華の章 第六幕
    前回までのあらすじ 花子は月子との戦いに勝利し、自害しようとする月子を止めて気を失うのだった 一方クリムゾンブロウとブラックパイソンは 週刊少年チャンピオンにヘレンESPが再開されているという情報を聞きつけ、平静さを失っていた 「おはよう、華」 「え…あれ… お姉様…?」 ここは…?と辺りを見回して初めて気付く、自分は気を失っていたのか… 「…って近ッ!」 どうやらあの戦いの後、月子は花子に膝枕をしながら介抱していたようだ 「貴女のおかげで風邪を引くかと思った。あの着物はお気に入りだったんだけどね」 なるほど、冷静に考えたら姉の服は自分が切り刻んだのだった。という事は裸でずっと自分を介抱してくれていたのだろうか。 申し訳なさやら何やらで、花子の顔は火を噴きそうだった 「あ、あの。本当に申し訳ないッスですっていうか、ごめんなさ」 「見事でした。私の負け...
  • 十六聖天外伝 雪月華の章 第十幕 破ノ急
    ―おい、いっけい!生きてるか!?おい! 当り前だろ…俺が死んだらお前も死んでるだろ… ―いや、俺は生きてるよ。お前が死んでも マジかよ… とりあえずお互い、軽口を叩く余裕はあるらしい。けどなんで…? あぁ、ダメだ。力が入らねェ… あれ…誰だろう、俺をおぶってくれてる…? あぁ、お礼を言わないと…お礼…を… ◆ 「また貴方達なの…?決着の瞬間に割って入るなんて、随分無粋ね」 「悪…な? 色々…。こいつ等を死な…来ねェな」 声が…聞こえる。声が…。誰…? けど私…この人達の声知ってる…気がする 「そう簡…は行かね…だよ」 「あら、なら次は貴方達が相手をしてくださる…?」 「冗談…年増…味は…よ」 「同じ…パス…あばよ」 頬に風を感じる…速い…乗り物…? ううん、違う。暖かい…。懐かしい感じがする… 「がんばれよ、十...
  • 十六聖天外伝 雪月華の章 第四幕
    夢なのだろうか…それともこれが死後の世界なのだろうか… 暗い音のない世界で花子は目覚めた 「あはは…私は最後までダメだなぁ…。結局死んじゃったよ…」 なんだろう。泣き声が聞こえる。女の子かな。私みたいに死んじゃったのかな 音のする方向に近づいてみると、艶やかな黒髪の少女が俯いていた 「どうして泣いてるッスか…?」 「誰かに止めてほしいの。誰かにやめさせてほしいの」 「やめさせるって何を?」 「わたしが、人を傷つけることをやめさせてほしいの…!」 顔をあげた少女、その顔は紛れもなく、幼い頃の雪子だった 「おねえちゃん、私をとめてくれる…?」 少女が三味線を差し出してくる。花子がそれに手を伸ばした時 再び、世界が光に包まれる (これで終わるようなら、終わった方が幸せなのかもしれないわ…。これから先、貴女の代わりに私が戦います  おやすみなさい、さようなら…...
  • 十六聖天外伝 雪月華の章 第五幕
    あらすじ 三味線の中に残っていた長女、雪子の良心は 自分をとめてほしい、と花子に告げた。 優しかった姉を取り戻すために、幸せだった過去を今にするために、花子は実の姉、月子と戦う決意をする。 だが月子は余りに強く、花子は早くも、脛を吹っ飛ばされ、負け犬ムード全開 だが、花子の脳裏に幼い頃の記憶が再び蘇る 花子は起死回生を果たせるのか 一方その頃クリムゾンブロウとブラックパイソンはリトルグルメに身体を蝕まれていた 何かで口直ししないと、おそらく死ぬ。ブロウとパイソンの生存を賭けた戦いが今始まる 「うわあぁぁぁぁあー!!!」 すさまじい轟音。当たれば流石に危ないだろうが、音より素早く動ける自分に 音が当たるはずがないのだ (華…。それ以上苦しまなくていいよ。姉さんが終わりにしてあげる) その足では、もう何も 自分の髪を止めていたカンザシを引き抜くと、彼女の長...
  • 新・北海道
    北海道が海中に没した後、その地位についた新たなる北海道 その正体はオホーツクから流れ着いた流氷である 主な住民は白クマやセイウチやアザラシであり、文化的交流は絶望的かと思われたが 一位のトムライスと沙羅が過去に飛び、新・北海道の住民となる動物たちの先祖に手鳥足とりコミュニケーションを覚 えさせ 今では学力国内一と呼ばれるほどになった
  • 千歳坂 桃香
    次郎がまだ学生の頃、近所に住んでいた幼い少女 男勝りな性格で、次郎と彼の友人たちの後ろを追いかけては仲間に加わろうとして困らせていた 強盗により家族を奪われ、さらに目撃者を消そうと病院を襲った犯人に双子の姉を殺され自身も重傷を負わされる その一年後、預けられていた施設から忽然と行方を眩ませた 次郎にとっては辛い思い出のひとつである 本人曰く「じろーのイジワル、ケチ、えぇと…カイショーなしっっ いいかげん、とーかともいっしょに遊びなさいよー!」 真境名 沙羅(まきな さら) 関連項目 佐藤次郎 武蔵野 三八方(むさしの みやも)
  • Dr.ヴァーサス
    狂科学者にして闇医者、通称フランケンシュタイン 生化学や分子生物学に関する天才的な才能を持ちながら、人道に外れた実験を繰り返し医学界を追放された男 能力者に関する研究では世界屈指であり、能力の移植や量産、強化や無能力化など「不可能は無い」とまで言われる 一方で倫理や良心や信条に欠けた狂人であり、人命、倫理、主義主張など省みる事さえ無い 趣味は人体改造と古物収集 真境名沙羅曰く「悪い意味でポジティブな人でしたねぇ」 ちなみにヴァーサス(VV)は偽名らしい ミィ
  • ~Another World~ ある夏の午後 番外編 格差社会
    花子のマンションはすごい まずなんといっても広い。部屋が六つもある。六つも一人で使っているのだ どうすれば六つも使えるんだろう。これが大人って事なんだろうか けど、月子に一つ部屋を貸してあげたら、月子は楽になるし、花子と入れて嬉しいんじゃないだろうか お風呂場のお礼も兼ねて、私は花子に提案してみた 「花子、花子、月子を住ませてあげて」 「デスメタル!?」 月子が凄く綺麗な眼差しで私を見ている。嬉しそうだ 「それはダメっすよー」 そしてそれは予想外の返答だった。花子も月子のこと好きそうなのに 「姉様は、自分で生活する為に家の援助を一切借りない立派な人なんです  だからワタシがそんな提案してもきっと断られるに決まってるッス。ねー。姉さま」 「そ、そうよ。デスメタル、妹の手を借りるなんてするわけないじゃない…」 「やっぱり!さすが姉様ッス。...
  • 佐藤次郎
    法術師や魔術師、獣人などの特異能力者の中 何の能力もなく、ただ己の剣技のみで上りつめた男 彼にとっては三位の西園寺の空間操作能力ですら 小手先の技でしかなく 身体能力も他の十六聖天と違い、あくまで人間のレベルであるにも関わらず、異常なまでに研ぎ澄まされた勘と剣技 のみで、あらゆる事象を切り捨てる 愛刀の社会人となった時に貯金して買った13代目関の孫六の一振り。名刀ではあるが現代刀であるため 伝説級の神具の前では見劣りするが、そんなハンデすら彼は「金がない」の一言で片づける。趣味はB級映画鑑賞。 ゾンビとかが大好き。 同志J 関連項目 佐藤一葉(さとう かずは) 佐藤鏡華 佐藤鋼嗣 千歳坂 桃香 真境名 沙羅(まきな さら) 武蔵野 三八方(むさしの みやも) 本屋の巨乳お姉さん「まこと」 十三代孫六兼元伝 幸福の王子様 砂...
  • エージェント:777(ラッキーナンバー)
    ラングレーのエージェントで凄腕のスナイパー 一卵性双生児の兄で、「不幸」が弟に集中したことから類まれなる「幸運体質」を身につけた 「狙撃」と「幸運」を武器にミッションを遂行する 現在はラングレーと十大聖天の連絡員として行動している だが、真の任務は「真境名 沙羅を死亡させたHD(ハンプティダンプティ)のアリス・ナンバーズの殺害」というものだった 任務を完遂するも「女、それも子供を後ろから撃つという行為」が次郎の逆鱗に触れる 自慢の狙撃で突貫してくる次郎を迎撃しようとするも、銃弾を全て切り落とされた上、一蹴された その後、仲間であるはずのアリスナンバーズを殺害した理由を次郎に問い詰められ薄情しかけるが 口封じのため、エージェント:4444に射殺される
  • 『四堂家物語本伝~還らざる日々は夢の跡~予告編』
           「『朔夜』なんてモノは存在しない」         「ママ、今日はどこに行くの?」   「ふざけるなよ!! 今更そんなこと言われたって!!」  「私だってさ、一応みんなと同じ血が流れてるんだから、ね?」   「……お姉ちゃんたちをいじめるやつはゆるさないッ!!」        「朔夜が行きたいところはないの?」   「お前と姉さんと義兄さんの因縁、僕が全てに終止符を打つ」 「私なりの結論を話すわ。それが真実にどこまで近いかは分からないけれど」  「最後に立っているのは君か! それほどまでに私を否定するか!!」      「私はママが行きたいところに行ってみたいな」          「おかえりなさい、朔夜」            「ばいばい、ママ」    『四堂家物語本伝~還らざる日々は夢の跡~予告編』
  • 教えろ!双子教師(その1)
    妹「おっ、教えろ…!」 姉「双子!」 姉妹『教師ーっ!!』 姉「さて、そんな訳で頼まれもしないのに始まりましたわ」 妹「しかも確実に書き手の趣味オンリー、としあきさんたちポカーンな感じですよねー…」 姉「まぁ空気読めない塵芥の話は後にして… 記念すべき第1回目は『宗教編その1』ですのよ」 妹「わーっ、それはまた何と言いますかー… …よりによって、一発目から地雷ですか…」 姉「誰も踏まない地雷を踏むのが趣味なんですの、あのエロゲーマー」 妹「巻き込まれる私たちは涙目ですよー」 姉「閑話休題。 さて本題に移るけど、今回の話は何だったかしら妹?」 妹「はい姉様! 今回は欧州最大勢力の一つ、天子教とその周辺の概要ですよー」 姉「よくできました妹、後でご褒美ですわね。 では時間も圧していますし、さっさか説明しますわ。 天子教は正確には降臨教という一大宗教の最大宗派です...
  • 十六聖天強さ(?)速見表
    十六聖天強さ(?)速見表 キャラクター名を打ち込む時は正式名称で[[]]ないしアドレスリンクをしてくれると助かります。 ランク 名前 $ ??? SSS 名称不明 SS+ 佐藤次郎 西園寺鏡志朗 ネッシー 冥帝ハデス SS トム・ライス  ジークフリード・シアルフィス  アレクサー・リーンヴォードグレート花子  「無神論」のアンテサンサン ワンダーワールド  アリス・ザ・ミラー(最終時)吸血皇アルハザード・インペールメント  ソロ・アナスタシア  キング花子 ジョン・ランスロット(最終) ドラウジネス テリブル S+ 覚醒花子 真・デス子 北条護国  貞本秋水  “魔女”ドロシー S ギデオン・トリプルプレイ・グランドスラムカイザー・ウェルドバング  エース・ザ・フォーカード ケルヴィム・ケルベロス スカイ月子  「残酷」ザイデルベック 月子 四霊 S- 裏一位直属最低ライン 四聖...
  • ~Another World~ ある夏の午後 中編
    「まさか貴方がサガ必殺のあれを使うだなんて思ってなかったわ!」 「あー…けどほら、――。が茶化すからいけないんだよ」 『身の程を知ればいい』 「まぁ何にしても、これだけ汚れたしやっぱり銭湯に行くわ」 はぁ…。やっぱりこうなるんだなぁ。 腕を組みながら偉そうに歩いてる――。と、その横で笑うアリスを後ろに従え 私は歩く。銭湯までの短い道のりを 「そういえばお姉ちゃん。私たちはタオルも何もないわ。どうすればいいの?」 「あぁ、大丈夫だよ。そういうのは銭湯が貸してくれるから」 「あら、意外と気が効くじゃない」 有料なのに、この金持ち共と来たら、まったく… そうこうしてる間に、銭湯の煙突が視界に飛び込んでくる 湯気をがもくもくと出ているそれを見て、素直に良かった、と思う これで後ろの二人がいなければ、尚いいんだけど 銭湯の引き戸を開けると、番頭さんがこち...
  • 健吾あき、勝手に俺様キャラにしてゴメンね編
    白「天に輝く星の光!」 黒『地に輝くは人の灯(あかり)』 青「い、愛しきせかっ……世界を守るため……っ」 桃「えーと…… 『愛しきー、いきー……いきいのち?」 秋(お姉ちゃんっ、それ『いのち』! 生命って書いて『いのち』って読むの!!) 夏(ちなみに次の字は『まもる』だからな) 桃「あーっ、そうそう! 『あいしき生命をご……護るためー』っ」 赤「正義と希望の剣とならん! ……ッス」 皆『聖天戦士☆セレスティアV!!』 (ちゅどーん……!!!!) 花「……できたー! 苦節28回目にして、遂に成功したッスよー!!」 鏡「はぁ、はぁ…… ま、まぁアリスの実力をもってすれば……本当はこの程度、余裕なんだけど」 春「夏ー、秋ー、冬ー、みんな見てくれたー? お姉ちゃん、すっごく頑張ったよーっ」 冬(毎回毎回、同じ字が読めないお姉ちゃんかわいい……!!) 死『疲れた...
  • 十六聖天外伝 残光 ~アリス・ザ・ワンダーワールド~ エピローグ1/2
    エピローグ その後、クリムゾンブロウ、ブラックパイソンの両名はワンダーワールドとの戦いで戦死 能力“ワンダーワールド”に飲みこまれた彼らの遺体は、現在に至るまで回収されていない また、時間連続体や次元連続体に干渉する能力なのか 時間・次元方面からの救出・回収も失敗に終わっている この戦い後、ワンダーワールド・ジークフリード・クリスタル・アリッサは十大聖天に所属 十六聖天との激しい戦いを繰り広げることとなる デスメタルの手に残るは、次郎にもらったぬいぐるみ、豚メタル 死の間際、戦場に置き去りにされていたこれを、ブラックパイソンが偵察任務に就いていた半蔵に 敵の秘密と共に託した物だった この後、デスメタルは自分の弱さを恥、さらなる力を身につけるべく アルハザード・インペールメントを使役するに至る 十六聖天上位陣に匹敵する力を持ち、聖天位引き上げも検討されたが...
  • MachineHeart
    薄汚れた古アパートの六畳間、最低限の荷物を詰めた段ボールの列、バネの堅いベッド それが、マキナ沙羅の部屋を表す言葉の全てだ いつか誰かに聞いた「部屋は住人の心象風景だ」という言葉を思い出す (狭量で冷徹で汚れきって…本当に、私そのものみたい) カーテンから漏れる街の灯に背を向け、流しのグラスに生温い水道水を注いだ 手にしたピルケースから5種類7個の錠剤を取り出す (避妊、免疫抑制、免疫強化、精神安定、能力抑制) 錠剤の効能を一々確認するのは、まだ幼かった時分の習性だ (あの頃は、よく飲み間違えてたっけ…) 拒絶反応の重い鈍痛と副作用の猛烈な嘔吐感を思い出し、しばし懐かしさに浸る 「あれから、もう一年ですかぁ…」 思えば、随分と自分も変わったものだ カンパニーにいた当時は、過去を振り返るどころか現在の自分を省みる余裕すら無かった 人工培養で造られた出来損ないの兵士が...
  • 教えろ!双子教師(その2)
    姉「教えろー!」 妹「おし…って、えぇっ!? ――ふ、双子っっ」 姉妹『教師ー♪』 妹「もうっ、いきなり打ち合わせと違うじゃないですかー!!」 姉「あら妹、人生は臨機応変が大事ですのよ。 …私たちの人生、お先真っ暗ですけど」 妹「わぁーっ!? 何て事言いますか、この姉様は!」 姉「辛い現実を受け入れなきゃいけない時もありますわ… それはさておき、今回は『宗教編その2』です」 妹「ゴチャゴチャしてて解りづらいと評判の天子教騎士団についてですよー」 姉「ま、結論からいくと考え無しに書いた莫迦が悪いんですの」 妹「ぶっちゃけ私たちは尻拭いですよねー…」 姉「さて、本題に入りますわよ? 組織の項目にもあるよう、天子教騎士団は全部で三つの騎士団からなる複合組織ですわ」 妹「一つ目は伽藍騎士団ですねー。 ここは天子教会の関係者メインのエリート騎士団ですよー」 姉「元々...
  • 十六聖天外伝 題名を忘れたけど多分5話くらい
    「アハハハハ!不思議の国だかにいたわよね?芋虫!今の貴女はまさにソレねぇ!!」 笑い転げるフェイクワールドの足元に転がる芋虫と呼ばれた“それ”は なるほど、顔と胴体を除いてすべてが肉の塊と化し そして体中を赤く染めあげ、ぶちまけた腹の中身が体に絡め 芋虫と言われてもおかしくない有り様だった だがしかし、芋虫と形容された“それ”は。 芋虫と形容された“それ”の、彼女の、アリスの瞳はまだ死んでいなかった 「あらあら、ナインライヴスなんか使っても無駄よ?治ったら、治ったところから即ゆがめてあげるわ!」 常人なら間違いなく死んでいるであろう傷を負い それでも尚、その瞳に諦めや絶望の色が浮かばない少女 今や、偽りの白きグリフォンと戦っていた黒いグリフォンも消えている その苦痛で能力の維持も出来ないのであろう それでも尚、アリスの瞳から輝きは消えず、双子の少女...
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