十六聖天 @ ウィキ内検索 / 「ケルヴィム・ケルベロスの消失」で検索した結果

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  • ケルヴィム・ケルベロスの消失
    ...いった ~ケルヴィム・ケルベロスの消失 完~
  • ケルヴィム・ケルベロスの歎き
    「何や早よう帰らんとまた怒られるで~。聞いとんのか春風…って、おらへんがな」 春風の散歩のお目付け役として出かけてきたケルベロスであったが一緒にいたはずの彼女の 姿は どこにも無かった 「またやってもうたか、これで何度目や。春風にはホンマまいるで。 まあええか、そのうち見つかるやろ。ちょうどええ機会やし次郎でも探そか」 「…次郎のにおいがする…あれやな」 しばらく飛んでいると遠くのスイーツショップに次郎らしき姿が見え、 その隣には二つの小さな人影があった。どうやら三人で食事に来ているようだ 急いで近づこうとしたとき異変に気づいた 「?何やこのドス黒い殺気は…」 周囲を警戒してみてみると常人では分からない僅かな空間の歪みが見て取れた どうやら殺気はそこから次郎に向けられているが、彼はまだ気づいていないようだ 「あの次郎のことやし心配せえへんでもかまへんけど、一...
  • ~ケルヴィム・ケルベロスの挑戦~
    時は十六聖天と十大聖天の決戦の数日前 十大聖天の基地の一番端にある一際寂れた薄暗い部屋の部署、聖天の掃き溜めと呼ばれる総務部庶務二課で、 バン・チャーは意気消沈していた 「十六聖天との戦いが迫っているのに、今だ何の命令も下りてこない。私みたいな無能な落ちこぼれは どうでもいいってことなのかな…」 聖天正社員ではあったが様々な作戦で失敗ばかりをしでかし、聖天候補生にもなれず、無能の烙印を押され、 この部署に送られたのである そんなバン・チャーに声を掛ける人物が二人いた 「元気出してくださいバン・チャー様」 「そうですよ、なにか出来ないか、みんなで考えましょうよ」 聖天契約社員のド・ビンとデ・ガラシーである 二人もバン・チャーと同じで無能の落ちこぼれな為でここに配属されたのである 「そうだね、頑張って良い作戦を立てて役に立ちたいね」 二人に励まされバン・チャーは少し元...
  • SS
    ...人物 :  ケルヴィム・ケルベロスの消失  登場人物 :  ケルヴィム・ケルベロスの歎き  登場人物 :  シルヴィア外伝 とあるパーティー会場にて  登場人物 : ハワワイザーの一日  天才軍師ハワワイザー。その激しくもせつない一日を、ここに記録するものとする 登場人物 ゴーメィ・ハワワイザー ゴーメイの作戦「奪 此」  登場人物 : ムー、蓮鳳、蓮姑娘、クリステル・キャロル、ハワワイザー、メカシバイ 第三位草案  登場人物 : 教祖草案  登場人物 : 強襲 エース・ザ・フォーカード  エース・ザ・フォーカードが強襲。妹を守るために兄は命を賭して戦うのだった 登場人物 :エース・ザ・フォーカード カイザー・ウェルドバング ナナエル・リキテンシュタイン 佐藤次郎 邂逅 ギデオン・トリプ...

  • 猫である。実は肉食であり、背骨を曲げると死ぬ ネズミを好み、またヲタには異様に人気がある生物でもある ケルヴィム・ケルベロス レアー
  • 十六聖天 裏
    一位 名称不明 二位 ロッホ・ネス・モンスター 三位 ケルヴィム・ケルベロス 四位 カイザー・ウェルドバング 五位 ムー 六位 明楽いっけい(あきらいっけい) 七位 聖剣 エクスカリバー 八位 服部半蔵 九位 四堂春風 【四堂禍風】 十位 ワヌンガ・ジャメ 十一位 ヴェノムタイガー 十二位 蓮 鳳 十三位 御影あいか 十四位 シルヴィア・フォリナー 十五位 ウォーターウォーカーウォーリアー 十六位 鎖王・斎藤浩司
  • 十六聖天 対応表
    表 裏 元 第一位 トム・ライス 名称不明 ジ・アース 第二位 佐藤次郎 ロッホ・ネス・モンスター アレクサー・リーンヴォード北条護国吸血皇アルハザード・インペールメント 第三位 天の徒 ケセト=ラルエル ケルヴィム・ケルベロス 西園寺鏡志朗 第四位 ギデオン・トリプルプレイ・グランドスラム カイザー・ウェルドバング ― 第五位 アリス・ザ・ミラーアリス・ザ・ワンダーワールド ムー 耗儀七夜(へるぎななや) 第六位 暁木忍 明楽いっけい 明楽幸節(あきらこうせつ) 第七位 ナナエル・リキテンシュタイン 聖剣 エクスカリバー ― 第八位 リーン・オウプン 服部半蔵 ― 第九位 アルスラー・ナッシュ 四堂春風 (四堂禍風) 設楽 竜泉 第十位 クリムゾンブロウ ワヌンガ・ジャメ ― 第十一位 飯森 椿 ヴェノムタイガー ― 第十二位 デスメタル 蓮 鳳 イスカリオテのユダ 第十三位 ブラックパ...
  • ケルヴィム・ケルベロス
    切れ長の瞳に彫りの深い美形の顔立ちだが、5mの巨体は全身緑色の体毛に覆われ、長い牙、朱色の翼を持つ獣人。 「神獣(カルナック)」「聖賢師」「駆ける者と這う者と飛ぶ者の王」の異名を持つ。その正体は人類を管理教育するために永遠の生命を与えられた高位存在、「神獣」。 年齢は46億歳前後。 かつて十六聖天の創立に関わったが、現在は確執から組織との関わりを拒絶し、太古の生物が生きる森「ゾンドトピアン」に隠遁している。自らの親とも言えるロッホ・ネス・モンスターことネッシーとは関係を保っており、たまに上陸してきては人類の増長を愚痴っている。 また、身勝手に地球を荒らす人類を憎悪していたが、次郎とは死闘を経て信頼関係を結んでいる。 口から物体を急速に磨耗、風化させる『黄金神獣の息吹(カルナック・バースト)』を放つ。 関連項目 ロッホ・ネス・モンスター 所属:十六聖天...
  • 四堂春風
    四堂家四姉妹長女にして四堂家家長。 無能力者、生活無能力者、社会不適合者であり本気でどうしようもない人だが根は凄く良い人。 唯一できる仕事は朝の玄関掃除のみで近所からは綺麗好きなお姉さんとして通っている。 たまに猫とか犬とか一度逃げ出したライオン拾ってきて妹に叱らている。 そんな次女以下はそんな可愛そうな姉を支えるために家を出ることも出来ずに世話を焼く毎日。 九位の位は本人の知らないところで、妹たちが戦っていることを知らずよく妹たちが帰ってくると腹を出して寝ている。 趣味は現実逃避と自殺縄を持っての散歩。 因みに家は既に取り潰しにあっており唯一残った使用人屋敷(四畳二間風呂トイレ無し)で生活している。 最近、家が燃えて忘れ去られていた使用人屋敷其の弐に引っ越したようである。 四堂禍風 関連項目 四堂家 ケルヴィム・ケルベロス 完全自殺マニュ...
  • ロッホ・ネス・モンスター
    長らく正体が不明だったがその正体は誰もが知るネス湖の主UMAの王・ネッシーである UMAとは実は人々の空想と,かって世界に存在していた聖獣・神獣・魔獣・精霊・妖精そのものであったり その血族であったりする UMAはアストラルサイドに干渉できるため、自由自在に姿を消し、なかなか人目に着かないのだ ネッシーはUMAの王としてすべてのUMAをすべる能力を持つ。 精霊もUMAの定義にはいるため,すべての精霊魔術や妖精言語・竜言語魔法に精通しており、その名前にだまされると酷い目にあう 人型を取ることもあれば、海龍型、ナメクジ型、たーリーモンスター型など、色々あるが,その正体は 8つの頭と8本の尾を持ち、目はホオズキのように真っ赤で、背中には苔や木が生え 腹は血でただれ、8つの谷、8つの峰にまたがるほど巨大な龍 関連項目 ケルヴィム・ケルベロス 聖剣 エクスカリバー 湖...
  • 四堂家の受難・邂逅編
    四堂家の四畳二間の不釣合いに大きなテレビの置かれた一室では、丸ちゃぶ台を囲み 春風を除いた三人で緊急家族会議が開かれていた 「それにしても春風姉には困ったよね~」 「そうだな犬や猫ならまだしも…」 「この前なんかカジキマグロだよ!どこから拾ってくるっていうのよ、それも生きてるのなんて。 ていうかはじめて見たよ生カジキマグロ。おまえは松方弘樹かよって、まったく」 「ああ、アレはおいしかったな」 「うん、あんな大きなお魚さんお料理するのはじめてでした」 「そうそう、こう脂が乗って…って話が違うでしょ!」 秋奈がのりツッコミをみせるが 「冗談はこのくらいにしておいて、春風の拾い癖は本気でどうにかしないといけないな」 夏夜が話をもとに戻してしまう 「でも春風お姉ちゃんには悪気は無いんですし…」 「冬音がそうやって甘やかすから春風が反省しないんだぞ」 「でもでもそれが春風...
  • 十六聖天強さ(?)速見表
    十六聖天強さ(?)速見表 キャラクター名を打ち込む時は正式名称で[[]]ないしアドレスリンクをしてくれると助かります。 ランク 名前 $ ??? SSS 名称不明 SS+ 佐藤次郎 西園寺鏡志朗 ネッシー 冥帝ハデス SS トム・ライス  ジークフリード・シアルフィス  アレクサー・リーンヴォードグレート花子  「無神論」のアンテサンサン ワンダーワールド  アリス・ザ・ミラー(最終時)吸血皇アルハザード・インペールメント  ソロ・アナスタシア  キング花子 ジョン・ランスロット(最終) ドラウジネス テリブル S+ 覚醒花子 真・デス子 北条護国  貞本秋水  “魔女”ドロシー S ギデオン・トリプルプレイ・グランドスラムカイザー・ウェルドバング  エース・ザ・フォーカード ケルヴィム・ケルベロス スカイ月子  「残酷」ザイデルベック 月子 四霊 S- 裏一位直属最低ライン 四聖...
  • 四堂家の受難・離別編
    「あー暇や、暇や。どないしようかなー」 四堂家の四畳二間の不釣合いに大きなテレビの置かれた一室でケルベロスは悶えていた 春風はヴァルと二人で外出中で、夏夜、秋奈、冬音の三人もどこかに出かけていて、 今はケルベロス一人で留守番というわけである 部屋はお菓子の袋や食べかす、ゲームで散かり放題だ 「くまたんはかわいいけど単調すぎて正直飽きたし…ほなテレビでも見よか」 とりあえずザッピングしていると、 アフリカを舞台とした少女とショウガラゴの赤ちゃんの冒険を描いたアニメの再放送が目に止まった 「おっブッシュベイビーやないか、懐かしいなー。そういえば昔、世界名作劇場はよう見たもんや。 子供と動物をつこうたストリーはえらい卑怯やと思うたけど、ソレを抜きにしても感動させれるで…。 名作劇場はいいねぇ。心を潤してくれる。リリンの生み出した文化の極みやで。最近はこういうアニメが あらへ...
  • 四堂家の受難・徒労編
    「おーい春風どこいったんやー? しもた、チョコパフェに夢中になりすぎてすっかり忘れとったわ」 「あ~んケロちゃんたすけてぇ~」 「おっ、春風今まどこ行ってたんや?ホンマ探したで。 ん?そんなとこでなにしとるんや?」 春風が地面にしゃがみ込んで泣いている 「迷路で迷ってぇ、抜け出せなくなっちゃのよぉ~」 「迷路やて!?まさかメイズのカードか!どこやその迷路っちゅうのわ」 「ここよぉ」 春風は足元を指差す 「どこや?マンホールしかあらへんで」 「そうなのぉ、マンホールの模様がいろいろあってぇ面白かったから見てたらぁ、 この模様で迷っちゃったのよぉ」 足元のマンホールは言われてみれば迷路のような幾何学模様をしている しかしどこをどう見たらこれで迷うのだろう。幼稚園児でもありえない 「…早よ帰るで」 「あ~ん置いてかないでぇ、たすけてぇ~」 「あーもう!見なきゃえ...
  • シルヴィア外伝 とあるパーティー会場にて
    (あ…あれはジロウ殿に西園寺殿…それにアレクセイ殿…!) (むぅ…皆いい男で将来性が高い… あぁ神よ、値踏み等という下劣な行為をする私をお許しください…!) (けど誰に声をかけていいかわからない…!ここは目をつぶって…) 「あのっ!私と踊ってください、であります!ってアレ…?」 「西園寺さんー あっちのスィーツおいしいッスよー!」 「おい次郎」 「ヘイ次郎」 『私達と」 「あっちにいこーよ!ジロウ!」 「のぅ。アレクサー、ワシは疲れた。夜風を浴びたいぞ」 「アレ… じゃあ私が声をかけたのは…?」 「HAHAHAHAHA トムデース!」 「そんなぁ…」 「HAHAHAHA シルヴィア、アナタはとっても良いセンスデース!」 シルヴィア外伝 とあるパーティー会場にて
  • ワヌンガ・ジャメ
    アフリカ・ジャメ族の若き交霊術師。現代最高のシャーマン。 大地とシンクロすることでその意思を記録し、地球の現状を 調査しながら世界中を旅している。 大四国の誕生、高知の消失、タルタロスの出現など、日本近海から 太平洋にかけての大規模な地殻変動に心を痛めている。 シャーマンといっても古い因習に囚われているわけではなく、 むしろ「郷に入っては郷に従え」を地でいく性格で、世界各地の 文化風習を楽しんでいる。自然と平和を愛する心優しき青年。 華京院家、西園寺家とも交流があり、日本に来た折には よく茶室を訪れている。 クリムゾンブロウ曰く「キリンさんが好きです」 ブラックパイソン曰く「でも象さんの方がもーっと好きです」 所属:十六聖天 裏
  • 聖櫃探索編 第二話 「聖櫃」
    聖櫃探索編 第二話 「聖櫃」 「お待ちしておりました!!皆さん!!」 新北海道、新知床岬に上陸した聖天士達を迎えた のは、キルリアン家の特派員であり、十二神具 の一つスワンチカの持ち主、グリゴリー・アレグ だった。 彼の熱烈なハグを受けてしどろもどろする次郎と、 それを呆然と見つめるアルスラーとギデオン。 健吾は両目を輝かせ、エクスカリバーは 何とも言いがたい表情をしている。 見上げるような巨体、逞しい両腕、力強い胸板は 薄茶色の体毛で覆われ、にこやかな笑みを浮か べる口元からは恐ろしい剣歯が覗く。 グリゴリー・アレグはヒグマなのだ。 「驚いたでしょう?」 リーナは口元を押さえたが、こらえきれずに笑いが 漏れてしまっている。 「リーナさん、ありゃあ非道いよ」 情けない顔で次郎が云ったものだから、つられて 周りも吹き出してし...
  • ヴェノムタイガーの後悔・後編 / 四堂家の受難・妄想編
    「ひっく、ひっく」 どうやら泣き声のようだ 『ここになんかいるよー』 奥の一つの壊れたカプセルの裏に動く影があった 嫌な予感がするが、近づいてみるとそれは当たりだった 一人の幼女が体を丸め泣いている 「またか…」 ヴェノムタイガーは諦めともとれる声でつぶやいた 『どうするのー(ニヤニヤ)』 部屋の崩壊が進みもう時間が無い 施設が崩壊すると同時に地下からヴェノムタイガーが両脇に少女と幼女を抱えて現れた クリフォトの十大悪と他の十六聖天との戦闘は既に終わっているようで外は静かだった 周りの様子を確認し地下で見つけた幼女を下ろそうとすると泣きながら服を掴んで離そうとしない ヴェノムタイガーは溜息をつく 先に降りたプリティがやさしく慰めようとした 『大丈夫だよ。わらび餅あげるからもう心配ないよ』 しかし差し出されたそれを幼女は受け取らず彼にしがみついたままだ 『ク...
  • 十六聖天外伝 クリスマスの章 第三話
    デスメタルの心臓は、これまでにないほど早い鼓動を立てていた 十六聖天ほぼ全員が、“デスメタル”と知らずに、自分の素顔を見ているのだ それにしても何と広い家、そして何という数の客人だろうか この日のためだけに、余った金で作られた バッキンガム宮殿も真っ青と言った様子の、パイソンとブロウのパーティー会場は 余りに広大で、デスメタルは人ごみに流され、迷子になってしまっていた もみくちゃにされ、目を回したデスメタルは、ふらふらと頼りない足取りで 何とか、知り合いであるブロウかパイソンを探そうと努力していた そんな矢先 「いてぇ!」 「!?」 大きな声に驚いてしまったが、どうやら うっかり男の人の足を踏んでしまったらしい 謝るためにその人物の顔を見上げ デスメタルは二度、驚いてしまう。その人物は 「あれ?確かハロウィンの時の…」 「そうだ、ブロ...
  • 十六聖天外伝 クリスマスの章 第五話
    「しっかし…何処にもいねぇなぁ…あいつら…」 いくらなんでも、これだけ探していないのはおかしい…と頭をひねる次郎は 後ろを振り返って再び頭を捻った 「なんでお前らまで着いてくるんだ?」 「え?」 「ん?」 同時に声をあげたのは、田中とムーである 醜くもオレオを奪い合っていた二人は、またしても同時に声をあげた 「ひまー」 「目を合わせるとみんな逃げていくんだ…」 前者はまだしも、後者から漂う負のオーラは尋常ではない 言われてみれば、自称17位のこの人は、周りから寒い目で見られていても おかしくはないのだ。なんだが、すごく気まずい 一瞬目があったものの、あまりの気まずさに次郎は思わず眼を逸らす 「嘘だろ…?次郎、お前もなのか…?」 「気のせいッスよ、多分」 「気のせいか。なら良かった」 単純な人で良かった。そう胸を撫で...
  • 十六話
    「キラー、あなたは何を考えているの」 『…かつて私にも仲間がいた』 かつて、同じ問い掛けをした時、 死神は狂気の色を浮かべ、死神を目指す少女にこう答えた 長引けば、その分死者が出る。魂が手に入る、と 「仲間…?」 『そうだ。友、兄弟…家族。そう呼んでも差し支えのない存在だった  だがある日、彼らは殺された。貴様より遥かに先代の十六聖天の手によって』 「…!」 『私は誓ったのだ。彼らの仇を討つ、と。それ故に死神と呼ばれようと』 『味方を傷つけることになろうと、力を得て仇を討つ、と』 少女の足もとに横たわる死神が語った言葉、とった行動 それらは全て、死神を目指す少女と同じ理由、同じ行動だった 「…タル!…デス…ル…!」 何だろう。自分を呼ぶ声が聞こえる もう少し寝させてほしい。私は疲れている… 「デスメタル!デスメタル!」 ...
  • 十六聖天外伝 クリスマスの章 第四話
    「なんでしょう…?今の叫び声は…」 「心当たりは一人しかいねぇな…」 あぁ、そうだ。やつにちがいない。と心の中でデスメタルは次郎に相槌を打つ 「という事は…今の悲鳴は次郎さんのお知り合いの方ですか…?」 「あぁ、そうか。シルヴィアは直接会ったことがないんだな」 不安そうな顔を浮かべているシルヴィアに、次郎は簡単な説明をした 世界広しといえどもあんな悲鳴を上げる人物は一人しかいないであろう事を そして、イレギュラーな聖天17位の自分の先輩である事を 「次郎さんの先輩だったんですね。けど一体何があったのでしょう…」 「うし。せっかくだから行ってみっか」 正直めんどくさい、と心の中で返事をしながら、デスメタルは二人の後をぴょこぴょこと着いていった 現場は、人だかりが出来ていたのですぐ分かった 適当な野次馬を捕まえて、事情を尋ねたところ ...
  • スコットランド壊滅編 序章
    シルヴィア・フォリナーは窮地に陥っていた 断っておくが、彼女は強い。特筆すべき能力は特に持ち合わせていないが それ故に全てがまんべんなく極められたオールラウンダーである どんな状況でも戦えるのが彼女の長所であり 情に流されやすい部分が、数少ない短所と言えよう (戦場以外では、強すぎる結婚願望故にやや打算的な男性観等も存在するのだが) そして現在、シルヴィアは見た目が明らかに子供で なおかつ、仲間であるアリスに何処か似た少女 アリスナンバーズの一人に騙され、捕まってしまっていた ナンバーズの事は、事前に知っていたとはいえ 「逃げだしたい。もう戦いは嫌!助けて!」 と言われた為、シルヴィアはあっさりそれを信じてしまったのだ 「アハハハハ!バーカ。十六聖天ってのはお人好しの集まりね!  こんなのにネームレスワンはやられちゃったの!?バッカみたい!  あなた...
  • ~大和大は落日に消ゆ~
    暗黒繰魔17人衆の1人である須藤蓮治に占拠された大和大(ダイトヤマ)はすでに2回の戦火をくぐり抜けている そして今3度目の戦火が大和大を襲った [オペ子A] 「正面より急速接近反応!放射魔力パターン照合……『聖騎士』ですっ!!」 [指揮官] 「馬鹿が!前面にはディアボロスビーストの群れを配置済みだ。跡形もなく喰われてしまえ!」 [オペ子A] 「ディアボロスビーストエリア突破されました!」 [指揮官] 「なんだとお!?」 『聖騎士』の突撃(チャージ)はあらゆる敵を打ち砕く 魔力を翼として高速機動を可能とした聖騎士の鎧 白銀の槍は立ちふさがる全てを貫き、白銀の盾は打ちすえる全てを防ぐ 聖なる哉聖なる哉 鎧が唱う 聖なる哉聖なる哉 盾が唱う 聖なる哉聖なる哉 彼女が唱う 聖別された白銀の槍の螺旋に刻まれた祝詞 唱い上げるは神の詩 祈り以て騎士...
  • ピンクの悪魔
    性欲魔王こと御影あいか のことではなく、なんでも吸い込むことで有名な不思議生物 またはセーブの消失により少年たちの心に不屈の魂を宿らせたゲーム 新作発売のおりには多くの聖天士の時間が吸われることは想像に難くない ひとたびコピー談義が始まれば止めるのは西園寺にすら困難を極めた また、この際田中の発した「トルネード大好き」の言葉は多くの聖天の涙を誘った スマブラでは澄美の持ちキャラであり、クリブラ相手に圧倒的な勝利を飾ったこともある
  • レムリア
    大四国に侵食されたオーストラリアの細胞の一部 西園寺は空間戦闘の時、この小島を無視してオーストラリアを投げつけたり、四国を投げつけたりしていたので この島は奇跡的に無傷だった だがオーストラリアの消失からプレートから離脱 この島も浮島となる 元々人の少ない島であったため、UMAが大闊歩する事態になり、現在はヨーウィーが統治するにいたった また、体の大部分を乗っ取られた事から、大四国を憎悪しており、アトランティスと手を結んで襲いかかろうとしている 大四国 ムー・アトランティス
  • ムー・アトランティス
    突如太平洋に現れた謎の浮島で 波に漂うこの島が自国領海内に侵入すると呪われるとわれている。 その正体は消えることない災禍の爪痕を残す日本領、四国である 高知の壊滅、徳島の消失などにより、二国という名前に変えられた挙句 空間戦闘の末オーストラリアに立ち位置を奪われ、プレートから外れたこの島は、近年、独立国家を名乗り国際社会の仲間入りをした。 現地の治安は極めて悪く、国民の多くが野生化、もしくはメンヘラとなっているが、そんな極悪な環境を耐え抜いた一握りのエ リートはネプチューンと呼ばれる組織に所属し、恐るべき戦闘力を誇る ネプチューン七海聖 ポセイドン クリュサオル トリトン ペガスス リヴァイアサン 員数外 ヤヌス 大四国
  • 譲治・ジョシュア=ジュリアーニ
    のえる・F=ジュリアーニの8才年上の兄で恭光庁伽藍騎士団所属の騎士、世界平和を実現 すべく誓皇を目指している理想主義者である 赤毛に灰色の瞳の青年で、実直だが愛嬌も忘れない好感の持てる性格 家族愛に篤く不在がちな父親に代わり母と妹を影から支えてきたが、妹からは「出世欲ばかりの不信心者」と誤解され軽蔑されていた 現在は本人の志願や日系である事などを理由に、十六聖天との交渉担当の任に就いている (ただし兄妹ともに顔役としての選任であり、実務段階での交渉は恭光庁直属の補佐官たちの仕事) ちなみに戦闘能力は低く専ら頭脳労働担当で、聖痕も支援型 裏十四位のシルヴィアと浅からぬ因縁があるらしいが… 関連項目 聖痕 のえる・フィオレンツァ=ジュリアーニ シルヴィア・フォリナー
  • カリフォルニア・サンセット
    トゥエルブユニバースのサブリーダー。 サイボーグ戦士でコードネームはウェスト2。 エルヴィス・プレスリーを崇拝し、リーゼントにサングラス、 エリを立てロカビリーを愛する時代錯誤な不良中年。 いつも冗談めいた事ばかり言って場を白けさせるが、 本来の顔は知識と経験に富んだ歴戦の勇士。 能力は、両手首に仕込んだ独立気象兵器「ボニー&クライド」 で、子機を発射して気圧を操作し、任意の天候に変える。 大津波やハリケーンなどの大規模破壊も引き起こせる 強力な兵器だ。 ブラックパイソン曰く「Break Out!」 クリムゾンブロウ曰く「ちょっ、そこ俺が歌うとこ・・・!!」 トゥエルブ・ユニバース
  • タルタロス
    新北海道を突き破って現れた 氷の国。あまりに荒涼とした氷の世界に 新北海道の住民は、畏怖の念を込めて冥界…タルタロスの名前をつけた。 その正体は海中に没した北海道である 海に沈んでいく際、ストレルカーニャの意志に同調して 十六聖天に復讐を企てる。自分をこんな姿にした罰を与えるために… 本州に次ぐ実力を持つ島と目されていただけに、その動向は要注意ではあるが、現時点では不気味な静寂を保っている 半蔵の調査ではハデスを名乗る人物がこの国の中心人物らしい ブラックパイソン曰く「寒すぎる」 クリムゾンブロウ曰く「ブルっちまう…人の住む場所じゃねぇ…!」 冥帝ハデス ドラウジネス テリブル 四霊 麒麟 応龍 エージェント:ワイルドギース 新北海道 城塞都市宮城
  • 十一話
    ナインライヴス ワンダーワールドがその言葉を言い終えると同時に 彼女の体は、バンカーバスターを放つ前の、アリスによく似た愛らしい少女のそれに戻っていた 「運が良かった、と素直に思うべきなのでしょうね」 気だるさから解放されたかのように、首を振りながら彼女は言葉を続けた 「ナインライヴス…私のナインライヴスは命を九つまでストックする…  そして私のナインライヴスは、この身体に命だけじゃなく強度まで与えてくれるわ」 「でも…どうして…」 どうして、この場所で能力を使えるのか、とアリスは言葉を続けようとしたのだろう だが、ワンダーワールドはそれをぴしゃりと遮った 「お馬鹿さん。貴女の城に来るまでの事を思い出してみなさい」 千の拳を反射させた時の事を、アリスは思い出す そういえば、彼女は「痛い」と言いはしたが、傷一つなかった 「貴...
  • シルヴィア・フォリナー
    裏十六聖天14位 銀の十字架の異名を誇る、元教会に所属していた騎士 異能の集団である十六聖天を魔女狩りの対象とし 戦いを挑むも、アレクサーと次郎、西園寺という最大戦力とぶつかり、完敗 温情をかけ見逃してくれた十六聖天に恩義を感じ、行動を共にしていく内に真の正義に目覚め教会を脱会 十六聖天入りする。 特筆すべき戦闘力は特にないが、攻守・遠近のバランスが非常にいい。 鎧の下はスタイル抜群の絶世の美女であり、若干ドジな所がたまに傷。またやや打算的であり、西園寺と次郎とア レクサーを狙っていたりする 関連項目 譲治・ジョシュア=ジュリアーニ 恭光庁 聖痕 所属:十六聖天 裏
  • 十六聖天外伝 失楽園の章 二十三話
    毒の領域は現在進行形であらゆるものを飲み下している だが、満足したのかハワワイガーは空に帰って行った シルヴィアやアルスラー、残された聖天士は困りかねていた そんな時である 「ちょっと待てよ!」 「誰です?」 「自己紹介しとこう!!俺は概念すらも切り刻むヴァイオレットキャンサー!」 「オレは全ての鉱物を無から生み出し、支配するゴールデンワイルドボア!」 「緋色に海を染める海戦の王…ヴァーミリオンシャーク!!」 「一日三回凄い衝撃波を放てる茶色オックス!」 「本当に誰なんです…?」 『我らブロウ・パイソン・タイガーと同じ里の者!友の事は我々に任せて頂こう!』 ―十大聖天 玉座 「よく来たな、佐藤次郎…我が子よ」 「爺さん、アンタが親玉か…?」 「左様。我こそは十大聖天の1位。ゲームマスターと呼ばれておる存在よ」 「…気が乗らねェな...
  • 十六聖天外伝 ハロウィンの章 死霊使いと流れ星
    「酔いを覚ます」二人の男はパーティーから席を外し 夜空を見上げていた 笑い声や騒ぎ声はまだ続いている 酔ったアリスは酷い酒乱だった。木下は泣き上戸だった ナナエルは酷い絡み酒だった。カイザーは一口で昏倒して、救急車で運ばれた それでも、おそらく、仲間達がまだ馬鹿騒ぎしているのだろう 「よせシルヴィア、それはギデオンだ。楽器じゃない!」 「そうッスよ…それは多分新種のメガネザルッス」 「ぼくとくま。あきたろうかしゅうたろうかわからないの」 「私はこの世界の歪みは何なのか、どうすれば世界がよくなるのかを」 「兄さん、ちょっとキャラが違うんちゃいますか?酔ってはるんです?膿みはったん?脳を」 等という声が、外にまで聞こえてくる 「…俺ァよ、ホント言えば怖かったんだ」 「あぁ」 「変な声だわ、小さいわで、てっきり陰湿なジジババの類と思ってた」 「あんなガキだった...
  • ドラウジネス
    ハーデスの部下、タルタロスの双璧の一人 間接攻撃にたけ、数々の魔法、魔術だけではなく 決して目覚めることもない永遠の眠り(死にあらず)を司る男 身体能力でも聖天上位陣と互角に渡り合える数少ない存在 タルタロスは雑兵である闇人以外、きわめて戦力が少ないが ドラウジネスとテリブルの二人だけで、他の勢力に匹敵する戦闘力を持つ
  • テリブル
    ハーデスの部下、タルタロスの双璧の一人 物理的な攻撃を得意とし、その攻撃力の高さは 日本に戻ってきた中国地方、山口を塵にするほど 聖天上位陣の中でも彼に身体能力で渡り合える人間は少なく、アルハザード・デスメタルと激しい戦いを繰り広げる また、防御力も極めて高く、ジャバウォッキーを殴り合いで撃破するほどである
  • 十四話
    驚愕の声を喉元に押し込めながら、体に巻き付いた鎖に一瞥をくれると 「あら、やるじゃない」 と、余裕の仮面を被り直し笑った 所詮この女が操っているなら、この女を殺せばそれでいい。と思いなおし召喚していたバンダースナッチに命じる 眼の前の死神と、アリス。この二人を食らいつくせ、眼を除いてと 小さく素早いそれらは、群れをなし、アリスとデスメタルを覆い尽くし 身体に巻き付く鎖はジャラリ―と音を立てて地面に落ちた 「短いターンだったわね。死神さん」 「ターンエンドはしてない」 「!?」 背後から衝撃。 咄嗟に防御するも、その一撃は酷く重くワンダーワールドの身体は宙を舞った 「まだ、終わりじゃない」 宙を舞うワンダーワールドの身体に再び鎖が巻き付き 地面に激しく打ちすえ、更に 凄まじい力でワンダーワールドの身体を、デスメタルの前ま...
  • 城塞都市宮城
    新北海道に隆起した謎の存在タルタロス… そのタルタロスの脅威から本州を守るために作られた城塞都市のひとつであり、最も強固な城塞都市 また、来るべき戦いに備えて生み出されたプロジェクト竜宮の試作第一号機である 宮城の能力は潜行し、海底要塞竜宮となる事であり 海底からの攻撃を可能としている 現在の総司令官は新北海道生まれのアデリーペンギンであり、県民からは絶大な信頼を得ている これはその総司令の2歳のころの姿である。タルタロスを前にしても凛としている姿が伺える アデリーペンギン エージェント:ワイルドギース 反龍同盟(オーダー・オブ・セントジョージ) 深淵教団(オーダー・オブ・ナイトメア) タルタロス
  • グリゴリー・アレグ
    十二神具の一つ、 スワンチカの所有者。 旭山動物園の園長。厳めしい体躯の雄ヒグマである。 キルリアン家の特派員でもあり、聖櫃捜索隊の聖天士たち に同行する。 心優しく争いを嫌う平和主義者だが、タルタロスの影響 による過酷な環境で暮らすには時に非情であらねば ならないと考える全体主義者でもある。 スワンチカ キルリアン家
  • イカロス
    ウラヌス ラピュタの軍事組織を掌握し、また頼りない現ラピュタ王に代わり、次期王候補と目される謎の人物 普段は優しい笑みを浮かべる、メガネをかけた好青年といった感じなのだが、その能力は 六大属性の中で、各属性世界に一人ずつしかいないとされているSSS級の魔術師で、風を司る また、風だけではなく世界最高の知能の一人であり、世界最強とされるラピュタの兵器を生みだし続けている人物でもある エリートソルジャー部隊、イカロスを率いて彼は何を思うのか オデュッセウス イカロスに所属する第1空戦隊長 数百年に一人クラスの天才がたどり着けるというSS級の風属性魔術の他、その他の系統の魔術までS+級に鍛え上げているという魔導戦士 である 六大属性を同時に放つ、対消滅呪文、死の虹、デスイリーリスが最大の技 その威力と範囲は佐渡島を一瞬で塵に変えるほどである また、世界に選ばれた6人...
  • 絶対零風(アブソールストーム)
    新・北海道に突如隆起した冥府、タルタロスから本州に向けて吹く風 タルタロスの攻撃なのか、自然現象なのかは、まだわかっていないが 絶対零度に限りなく近い凍気を持っており、絶対零度を身につけた新北海道の住民である動物たちはまだしも、本 州側には絶大な被害を及ぼし 青森の森はすべて凍り付き、県名が「青」になってしまう事態に陥った。 せめて「蒼」か「藍」に。との意見もあったが、十六聖天の政府への働きかけにより、改名は事前に阻止される結果に終 わる 木々が枯れたと同時に青森のリンゴは死に絶えた もう青森のリンゴを食べることは叶わないのだ… クリムゾンブロウ曰く「我が師の師は師も同然」 ブラックパイソン曰く「あんなタイツに師事したくねぇ」
  • 十六聖天外伝 九州戦域の章
    ―熊本 「こんな辛気臭い所にボクを寄こすなんて酷いと思わないかネ」 年齢は、外見から推測するに三十に差し掛かった辺りだろうか。薄汚れた白衣に身を包んだ痩せ気味の男が 自分の周りを囲む「暗黒躁魔17人衆」直属の兵士たちに向かって笑いながら呟く 「オヤオヤ。随分と無口なモンだネ。少し寂しいと感じるヨ」 「…全兵、抜刀!斬撃包囲陣!」 男を囲んだ兵隊たちが円陣を組みながら男に切りかかる だが、最初に男に切りかかった兵士の様子がおかしい 「キミは学生時代、人の話は最後まで聞けとか、無視するな、とか教わってなかったのかネ」 兵士は男に顔を掴まれ、宙吊りにされ足をバタつかせる 「では名乗ろう。ボクはヴェノムタイガー。裏十六聖天十一位のヴェノムタイガー」 男を囲んでいた兵士に動揺が走る。各部隊に連絡!十二徒への報告を急げ!そんな兵士たち怒声...
  • ジャハンナム
    北から吹き付ける絶対零度の暴風により地表から水分が消失、荒涼とした砂漠が広がるだけとなった旧・青森県下北半島 荒れ狂う瘴気の渦が結界化し遂には地獄へと続く回廊が出現してしまった、北日本七大魔窟(※)の一つである かつての林檎並木には地獄樹ザックームの鉛の果実が実り、魔界天使ザバーニーヤが天を舞っているとされる また恐山には魔王イブリースの青銅の城が出現しているとの噂もあるが、確認に赴き生還した者は一人として存在しない ※タルタロス、竜宮城、夢幻回廊など一道六県に存在する人外魔境の総称
  • ヴィオレッタ瑠璃
    十六聖天たちの生命の砦たる医務室の主任で、希代の魔女 通称ヴィオお姉さん十七歳(自称) 伊達眼鏡と禁煙パイプがトレードマークな女医さんである 二つの人格を持ち、普段は優しく穏やかだがドジで無能 必要な時は有能な人格に交代するが、こっちは粗暴でがさつ ついでに浪費癖がある上、大酒呑みの大トラである 本人曰く「結婚できない訳じゃなく、心に決めた人がいる」らしいが、単なる強がりとの説が有力 趣味はガーデニングと昆虫の飼育と新薬の開発 特技はバイクの運転とメスの投擲と失恋
  • Side ~Another World~
    「…ちゃん!お姉ちゃん!起きてよ、もう朝だよ」 「ん…うん。おはよ、――。良い天気だね」 『おはよう』 「あ、デスメタルおはよう」 「デスメタル、おはよー」 『ご飯を頂きにきた。和食がいい』 「…相変わらずだね、デスメタルは」 「――。アリスはパンが良い~」 「はいはい、わかったわよ。デスメタル、味噌汁温めてきて」 『断る。私はお客様』 「開け、世界の扉…。畏怖せよ。我が能力。ワンダー」 『面白い。青二才めが』 「あー!あー!ストップストップ!」 「冗談だよ、お姉ちゃん。本気で喧嘩なんてするはずないじゃない」 『底が浅いね。人生経験が薄い』 「お姉ちゃんのバーカ。バーカ」 「…」 「ちょっと、お姉ちゃん、やめて!冗談だって。ごめ、ごめん!包丁危ない、危ないよ!」 『さて、帰るか』 あの激しい戦いから4か月 世界は平和で、あんな激しくて、悲しい戦...
  • 十六聖天外伝 雪月華の章 第七幕
    ―1ヶ月前 十大聖天本部 十大聖天五位…確かにあの人は、私にそういった だけど実際にはクリステル・キャロルというアリスの作られた姉妹が五位だった だから、私は西園寺さんに無理を言って、本部防衛任務から、十大聖天本部攻撃メンバーに加えてもらった 姉さんを狂気から解放するために、助けだすために そして今、私は十大聖天の本拠地である塔を駆けのぼってる 凄まじい戦闘音が下からも上からも聞こえる みんな、戦っているのだ…命をかけて すでに田中さんが倒れたと聞く。これ以上犠牲が出なければいいのに… もし、その犠牲を生み出しているのが、姉さんなら私は… 一緒に上を目指している次郎さんが、私を気遣ってそんな事を言ってくれてる 素直にうれしい。この人の側にいると、自信と安心感が湧いてくるから不思議だ そんな時である 「!!」 「おい、どうした花子」 「…いない」 ...
  • 十六聖天外伝 クリスマスの章 第一話
    「フン…?そーかい。もう“そんな時期”かよ…?」 その男の一言で、屈強な男達の動きが、凍りついた          ルディ  「よぅ…。俺の“車達”に火ィ…入れとけ…?」 祭りの始まりを予想させるには十分すぎる一言 屈強共の轟きが、白い大地に熱と震動をもたらす そう、今年もやってきたのだ。あの日が… <デスメタル様。今年は楽しいクリスマスになりそうですね> 「そうだね」 相変わらず暗く、じめじめした「おひさま荘」ではあるが、その部屋の主は 例年にない程、心が明るかった その年のハロウィンを境に、部屋の主…デスメタルを取り巻く環境が 若干の変化を―彼女にとっては大きな変化を遂げたのが原因であろう <デスメタル様、今日は門限等気になさらず、遠慮なく楽しんで来てくださいませ> 「それはできない。寝ていないとサンタさんがプレゼントを置けな...
  • タルタロス宣戦布告事件
    数々の組織を倒し、大四国の隣に、ネオ淡路として服属した元四国 中国地方に復帰したラピュタなど、日本は平和になったと思われた矢先 テリブルのパンチで山口県が塵とかし、ドラウジネスの力により、ネオ淡路の人口の半分は決してさめることのない眠りに見舞わ れる事態が発生 さらに、虚空から再び闇が広がり、森と青に甚大な被害をもたらす 西園寺の恐れていた事態がついに発生した タルタロスがついに動き出したのである これが死を操るタルタロスとの激しすぎる戦いの幕開けであった
  • 十六聖天外伝 残光~四章・序章~
    「本日のニュースです。本日午…、中央道を走行中…カローラ…」 「被害…た…げる…さん…歳と見られて…関係者への確認を…」 共用ロビーに置かれている、古びたブラウン管テレビはニュースを流しており 何人かの聖天は 「辛気臭ぇーよー。メシ食った後ニュースとかマジ意味わかんねぇ」 「大体、赤の他人の情報に興味ねーよー。そもそも日本語かもわかんねぇ」 『ドラえもんみたい。アンパンマンでもいい』 などと、チャンネルを変えろと声を荒らげていた 次郎はそんな争いをぼんやり見つつ、ある男が通り掛かるのを待っていた 元十六聖天3位 西園寺鏡志朗 恐らく聖天内でもっともタルタロスの事を知っていると思われる男 「そんなTVなんかで争ったらあきませんよ。せめて明日の宴会まで宿潰さんといてください  これでも見て気を静めてくださいな」 どこからともなく、声が聞こ...
  • ドクトル・キルヴァンピー・ヘルシング
    吸血鬼を喰うことにより人間以上の力を得た吸血鬼に最も近い人間 ドクトルの名はメスを主な武器とするためであって、もともとの職は検死官 好物は酒と女と女吸血鬼の血 現在ドローテアを狙い日本に滞在しているが、いまだ目的は達していない 実は徳島消失やら秋田会議など重要な事件にモブキャラとして登場している ある意味すごい被害者体質 淡い金色の髪と強い意思をもった金の瞳が特徴的な好青年風の顔立ち しかし顔に似合わず性格は悪く、罠に捕らえた女吸血鬼を三日三晩苦しめ続けたこともあるとか 別に吸血鬼に恨みを持つとかそんな理由はなく、ただたまたま初めて食べたのが吸血鬼だっただけでその美味に惹かれて吸 血鬼喰いを続けている
  • @wiki全体から「ケルヴィム・ケルベロスの消失」で調べる

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