十六聖天 @ ウィキ内検索 / 「天尼駕・唐(あまにが・から)」で検索した結果

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  • 天尼駕・唐(あまにが・から)
    五行師の水行 長身の男性、色素薄めの少女、白髪白髭の老人の3つの姿、3つの人格を持ち、 固体、液体、気体の3つの形態を表す 3つの人格は個々に違いがあるものの共通して冷酷で協調性に欠け、他人に無関心 得物である細身の霊剣「氷羅刀」は、柄の側面に気孔があり、横笛のように口にくわえると「水気」と会話する事ができ、 交渉することで水気を味方に出来る 人間より水気に親近感を持っている
  • その他登場人物
    ...前は知られず。) 天尼駕・唐(あまにが・から) ソロ・アナスタシア ヴェルカーガ・ソトルガツカヤ・ストレルカーニャ 拳聖 岩淵健吾 ジム ボブ 貞本秋水 スルト 上月夜燕 田中成(たなか しげる) ‡:ディアクリス 飛騨野濃尾 夜魔堕叉武狼 須田 永一 クロレラ・ヴィルゲンシュタット 佐藤一葉(さとう かずは) メルクル アデリーペンギン ガルー=メガラニカ 信代=マクォシーン おしんちゃん 魔法槍女エグゼきゅーと☆おしん 魔法槍女エグゼきゅーと☆ふれあ 魔法槍女エグゼきゅーと★リリス 華京院雪子(かきょういん ゆきこ) 華京院月子(かきょういん つきこ) 新月 満月 マグダリーナ・キルリアン ミハイル・キルリアン 鬼若 ドローテア・エル・ムードナイト ドクトル・キルヴァンピー・ヘルシング ブリューナク ゲイボルグ...
  • スルト
    レヴァンテインの本体であり、炎の魔人。 破壊衝動の権化であり、レヴァンテインの持ち主を 『ラグナロク』へと導く。 性別は存在しないが、持ち主の性別に合わせて その逆の姿に変わる(その方が誘惑しやすいから)。 欲望に忠実な者には極めて従順だが、安定や平穏を 好む者を激しく嫌う。 レヴァンテインの反応を追跡してくる十六聖天から 逃れるために一度レヴァンテインの能力を捨てた 貞本秋水に失望し、姿を消していたが、破壊への モチベーションを回復した秋水の元に再び顕現する 貞本秋水 十二神具
  • 契殺漢の一日
    「おまわりさん!」 「どうしたんだいボク」 「百円拾いました!」 「おっえらいねぇ~、ちょっと貸してごらん」 (手をかざして)ミィ~ン 「うん、コレは4丁目の明楽さんの奥さんのだね」 「おまわりさんサイコメトリーもできるんだぁ~」 「よしっえらいからお駄賃あげよう」 (自分のサイフから) 「ハイ百円」 「わぁいありがとぉ~」 「ぉおまわりさん~・・・」 「どしたのおばあちゃん」 「ハァアタシこの街はじめてなんだけども、 A高校ってのはどっちかねぇ~・・・」 「う~んちょっと道が複雑だねぇ、ちょっと待ってて」 (紙を切ってヒトガタを作り九字を切る) 「鋭ッ!!・・・・・おばあちゃん、コレ道祖神 宿ってるから、コレについてけばA高だから」 「へぇ~おありがとうございますぅ~」 「うぅ・・・おまわりさん・・・・」 「タバコ屋のおじさんツラそう...
  • 謎の男:橘(姓のみ判明。名前は知られず。)
    外見は線の細い二枚目で眼鏡をかけている。外見から推定できる年齢は二十七歳。 性格は穏やかで、あまり怒らない。子供にも舐められる様なもの柔らかな態度。 怪異な事件が発生する時は、しばしば現れる事があるがいつもではない。 そのあたりにいるようなちんぴらにも殴られる事があるが、同時に中国ヤクザが跋扈するところに、 平気で入っていったりするあたり、神経が太いのか細いのかわからない。 能力:光の剣と六枚の光翼 橘の意志により出現する剣と翼は、最大出力時でないと一般人の目には見えない。 霊能者には見える。主に霊体にどちらも作用するが、出力次第では人間や通常の物質にも作用する。 翼は背中だが、剣はほぼどこからでも出す事が出来、また事実上瞬間移動するので補足できない。 まれに手に持って戦う事もある。翼は防御的に使われるのが主だが、分離するという話もある。 本気...
  • 聖櫃探索編 第三話 「グリゴリー・アレグ」
    新知床岬から東に約5km、オホーツク海上に浮かぶ流氷の内部200m の深さから特殊な磁場が観測された。キルリアン光検出装置による調査 の結果、これを『聖櫃』と特定。 聖櫃発掘計画が開始したのが半年前のことである。 その後キルリアン家は独自のルートから、ナチスもまた聖櫃を狙っている という情報をキャッチ、今回十六聖天が派遣されたのはアポカリプス・ ナウへの備えであった。 「何もなければそれでいい、襲撃があっても奴らが捨て石になってくれ れば我々に損害はない」 「ぬうううううぅぉぉぉぉー畜生オォォー!!!!!!」 同じく艦内、タコ部屋で唸りながらゴロゴロ転がる岩淵健吾の姿 があった。 「どうしました、健吾様」 「どわっ!クマ公!!」 のっそり入ってきたのはグリゴリー・アレグだ。 「じゃなかった、グリゴリー・・・さん?」 「いえいえ...
  • 闇伝 外道対外道10-幕間-
    天子教の総本山ヴァチカンの地下、禁忌区画の先にある広大なる地下渓谷。 誰一人としていないはずのその場所の片隅に、男と女が一組。 女、暴食“グラ”ことヴェアトリーチェは、両手首を拘束され宙吊り。 相対する男、森東苓は、その身を悪鬼へと真化させ、人ならざる身と術によりヴェアトリーチェの 全身の自由を完全に奪い去っていた。 「くぅ・・・! どうして、どうして動かないの! 私の体、私の魂なのにぃ!」 「ま、その辺を弄る手管については人間風情に比べれば長けていてね。特にお前みたいな霊素体は特に  手の加え甲斐があるというものでね。さて、それでは、楽しませてもらうとするか・・・」 苓の手が改めて、大きくはないものの女性らしらは主張する、小振りの乳房を揉みしだく。 「くぅ! ん! ・・・ふん、こんな行為の、何が楽しいのか、理解しかね、ますわね・・・!」 「そう言うな。揉ま...
  • 悲しみの瞳の少女③
    「・・・あ、よく考えたら俺ジェット使わなくてもドバイに行けたんじゃん」 ドバイ行きのキルリアン家所有ジェット機の中でバックトゥザフューチャーのDVDを見ながら 粉末ソーダを飲んでいたギデオンが思い出したように声を出した 「全員連れてドバイに行くくらい俺できたよ!何で誰も言ってくれなかったわけ!?」 「今更何言ってんスかギデオンさん」 そんなギデオンに隣の席から映画を覗き見していた花子が画面から目を離さずに突っ込みを入れる 「ここまで来てそんな事言われたって仕方ないしー」 同様に後ろの席から頭越しに覗き見していたムーも突っ込みを入れる 「そんなに早く行ってもまだ何も来ていませんよ。それに発掘作業もまだ終っていません」 そんな仲良し集団のような所と通路を隔てて反対に座っていたリーナが冷静にコメントを返す 「そ、それにほら!こー言うのって何だか修学旅行みたいで楽しいじゃないで...
  • 明津 馨(あくつ かおる)
    かつて聖天において高い位に居た男。 優秀な能力者であったが、正義のためには民衆の命などチリのようなもの、という極端な思想の持ち主でもあり、 彼が出向いた時には一般人に多くの死傷者が出た。それを楽しんでいる節すらあったという。 その為他の聖天により獄に繋がれ、死を待つのみの生活を送っていた。 しかし昨今の動乱を治めるべく、「他の聖天らの指示のもと混乱を治めること」「ただし一度でも法を犯せば死」 を条件に超法規的に釈放される。 現在その凶暴さは不気味なほどなりを潜めており、以前を知る聖天の一部からは逆に怪しまれている。 能力は「大気操作」であり、自在に風を起こせる他、大気成分の操作や、真空を作り出すことも可能。 以前は大気の酸素濃度を大幅に低下させ、相手を窒息させることを好んでいた。
  • 十六聖天異聞「少女と本屋」
    それはあまりにも巨大なおっぱいだった。 それを脂肪の塊と断ずるにはアリスには経験が足りなかった。 愕然となり、ついまじまじと見てしまう。 これまで何度か服の上から見たことはあったが生は初めてである。 『どうせブラで寄せて上げてその上パットを仕込んでいるに違いない。きっとそうだ。間違いない』とこれまで自分に言い聞かせてきた。 だが服というくびきから放れたその乳は一回りも二回りも大きく見える。 ここが公衆浴場だということすら忘れ、放心状態に陥ったアリスにできることはただひたすらに自分を支えるだけなのだ。 (そうだ、こんなの数年もすれば垂れて逆にみずぼらしくなるだけだ) なのに何故だろう。この目から溢れるものは。 「あれれ?どうしたんですかアリスちゃん?目にゴミでも入ったの?」 優しげに問い掛けてくるのがまた憎らしい。 (五月蝿い乳魔人。ゴミはお前だ) 「あはは、はいちょ...
  • 「四堂家物語―たまにあるこうけい―」
    「四堂家物語―たまにあるこうけい―」 部活の終わった夏は足早に帰路についていた。 そこで思いがけない姿――普段はもう帰宅しているはずの秋を見つけ足を止める。 「あれ? 今帰り?」 「ええ、少し生徒会が長引いちゃって」 「そっかそろそろ交代の時期だっけ」 「私は続投が決まっているようなものだから他の人の手伝いだったんだけどね」 一年生の頃から何かしら生徒会と縁がありそこに巻き込まれ続けている秋は苦笑を交えつつ応える。 そこに更に思いがけないもう一人の姿――学校が終われば即座に帰宅している冬の姿を見つける。 「冬、何やってるの?」 「ひゃぅっ?!」 背後から声を掛けられ思わず飛び上がる冬。 そして逃げ出す猫。 「あーごめん、猫と遊んでたんだ」 「……うん」 冬は悲しそうに俯く。 「ごめんごめん、ってあれ?」 更に思いがけ……ないわけでもなくとりあえずよく...
  • 闇伝 外道対外道9
    「のぉうぉわああああぁあああぁぁぁぁぁぁあああああ!?」 「くそっ! 早すぎる!」 襲撃は、轟音と共に訪れた。 弾丸、否、弾丸のような「何か」が雨霰と降り注ぐ! 「ちぃっ! この嫌な感じしかしないこの飛礫・・・あの人か!」 「そうよぉ! 久しいなぁ御曹司ぃ!」 当代派4名を出迎えたのは、周囲を取り囲む腕の立つ暗殺者と、異様な長さと造形の妖刀を携えた、一人の男。 三本槍が一人、錦織誠実、通称ニシキ。 先代派の中でも特に殺人狂からの支持が高い、狂気の果てを見てきたとされる漢である。 「どうしたよ御曹司? そんなところで何してるんで?」 完全に出足を挫かれた。 意図したことか偶然かは分からないが、まさにこれからというタイミングだった。 「・・・こうなった以上は、仕方がない」 「ですが社長! 相手は大旦那様と互角、それに周りはこの状況、圧倒的に不利...
  • 『四堂家物語~堕ちた少女と闇の底~』
    『四堂家物語~堕ちた少女と闇の底~』 「ゃ……」 少女のくぐもった声だけが響く。 そこは暗い暗い場所。 光も差さぬ闇の住処。 そしてソレに魅入られた少女――名を四堂冬音。 「おとなしくして……」 「んっ……!」 優しい声とは裏腹に少女と思えぬ力を込められて手足を組み敷かれる少女――否、幼女。 片手で両の腕押さえ、もう片手で幼女の傷一つ無い体に指を這わせる。 「朔……きれい……」 上気した頬と光悦とした声で冬音は幼女の、姪である朔夜の体を検分するように弄る。 「冬お姉ちゃん、なんでこんなことするの……?」 「……朔がかわいいから……」 「わたし、いやだよ……?」 「……きもちよくないの……?」 「きもちわるいよ……いやだよ……冬お姉ちゃんがこんなことするの……」 「わたしはずっとしたかったよ」 拒絶を拒否し、拒否を拒絶し、全てを否定して今度は貪る様に...
  • とある駄目人間の初詣
    「よ、摩璃華。あけておめっとさん」 「遅いよ、翠くん! まったく、レディを待たせるなんて失礼よ、こんな寒いのに!」 「わりーわりー。出てくる前にオヤジ黙らせるのに手間取ってさ」 「ま、翠くんが遅れてくるのは今に始まったことじゃないもんね。そこは諦めることにしたから」 「さっすがぁ! できる女は違うねぇ!」 「まーねー! そのくらいじゃないと翠くんみたいなダメな人のカノジョは務まらないもの!                               なんの自慢にもなりゃしないんだけどね」 「おう? 何か言ったか?」 「ううん、何でもない! ささ、早くいこ!」 翠と摩璃華は腕を組み、初詣へ向う。 神社で晴れ着で深夜で初詣といったら裏手か茂みで青姦だよなとほざいてどつかれている翠・レングラントと アンタ馬鹿でしょ!と言いどつく初峰崎 摩璃華(はつみねざき まり...
  • 二条 神楽(にじょう かぐら)
    二条 雅の姉。 春風の最大の被害者であり、数少ない理解者であり、闇の世界でその名を馳せる破壊者である。 自称正義の味方でありどこに出しても恥ずかしい仮面を被り 誰が見ても恥ずかしいポーズを決め相対したものが爆笑しようものなら0.2秒後には灰にするほどの戦闘能力を持つ。 世界を渡り歩き自身の正義に従い悪を駆逐する。 高校卒業後は大学へ進学。 同じく高校を卒業した春風はニートになり人生に張り合いがなくなり大学を休学後に蒸発。 美人だけど臭い。 二ヶ月程度なら公園の水場で余裕とは元華族の令嬢とは思えぬ彼女の談。
  • 聖櫃探索編 第四話 「キルリアンズ・グローリー」
    「ミサイルが来るッ!!」 「えぇっ!?」 健吾はタコ部屋の窓から、数条の光を見た。 「今、木下が向かってる!!」 「馬鹿なッ!!!生身の人間になにができる!!」 ミハイルは仰天した。 UGM-84・潜水艦搭載型ハープーン対艦ミサイル 発射されたミサイルは3機 飛行速度は970km/h 無論、生身の人間が受け止めてどうにかできるものではない。 「それでもやらなきゃいけないのが、十六聖天のツライとこさねッ!!」 と一人ごちるギデオンは、唸りをあげて巡航するハープーンの真正面に立ちふさがると、 「開けッ!!」 3機の機影は渦を巻くようにねじ曲がり、手前に突き出されたギデオンの手の平に 吸い込まれ次々と消失した。 「なッ・・・・何が起こったんだ」 3っつの光る点がレーダーから掻き消えたのを見て、ミハイ...
  • 刀幻郷の神剣2
    島のはずれに人間が漂着した! 偶然に岸辺を散歩していた無銘のブロードソードが 急ぎ集落へ戻り人間到来の報をもたらすと、刀幻郷は俄に騒がしくなる。 目的は何か? ここのことが世間に知らされたらどうなる? 我々はどうしたらいい? 疑問が疑問を呼ぶばかりで、集落はただ慌てふためくばかり。 世に言う「議論は踊る、されど進まず」、まさにその状態である。 こういうときこそ姫神様の御意向を伺うべきではなかろうか!? 誰かが叫ぶ。 そうだそうだ!! 誰かが同意する。 すると議論は瞬く間に、誰がお伺いに社に向うべきかに移り変わる。 だが絶対不可侵の姫神様にお伺いを立てるなどしたこともない刀剣類には、どうしたらいいか 分かったものではない。 結局、話し合いはまとまらないまま時だけが過ぎてゆく。 刀幻郷の刃物たちが無駄な議論で時間を浪費する一方、切れたナイフはといえば・・...
  • 【東 辰子(あずま たつこ)】
    夏夜の同級生で同じく陸上部員。 最近課長に昇進した父と家庭菜園が趣味の母、少し年の離れた兄と弟の5人家族。 好きな食べ物はコッペパン
  • 永久なる鬼神 酒天童子
    遙か昔、まだ十六聖天の表裏が仮初の善悪を演出していた時代の裏十五位。 武芸百般、奇想天外、豪放磊落、荒唐無稽を地で行くまさに無法者。 恐るべき体術と戦闘能力、そして不死身ではないがそれに近いほどの肉体と、天啓としか思えないほどの 強運を誇り、さらに我欲の限りを尽くすためだけに組み立てられた思考ロジックを持つ。 実力を損なって余りあるあまりの破天荒さゆえに、低い階位を与えられている。 各所で暴れて悪事を働いては正義たる表聖天とガチバトルを演じており、当時だけでなく現代の聖天上位とも 互角以上に渡り合える実力を持っていると言われているが、当時を知るものは少ないため真偽は定かではない。 気紛れに仲良くなった田舎侍に一山当てさせてやる為に首を切らせて絶命したかに見せかけた後は、 自分を切らせた侍から名刀・童子斬りと称せられる刀を強奪し、面倒になったため裏十五位を返上。 ...
  • 闇伝 外道対外道8
    遙かなる大草原に高校生がひとりと中学生が一人。 苓と杷羽は、まずは移動しないわけにはいかないということで一路西へ向う・・・のだが。 神速のクイックドロー。響き渡る銃声。無人の荒野に復讐の咆哮が迸る。 驚いた野鳥が一斉に飛び立ち、静寂の大地は大自然の喧騒に包まれる。 「・・・さっきから、何故後をつけてくる?」 そこに居たのは。屋外活動しやすそうなカスタマイズはされているが、明らかに場違いな修道服の乙女である。 「えぅぅ・・・そういうのは、せめて威嚇射撃をする前に仰って頂きたかったです・・・こわかったよぅグスン」 「目的は何だ? 事と次第によっては」 「とりあえず銃を降ろしていただきたいのですぅ! それが私の最初のお願いですぅ~~~!」 「・・・やりにくいな、まったく」 こういう得体の知れない相手を担当するべき翠が居ないと、話を進めるのが面倒で仕方がない。 ...
  • 蒸着刀「烈」  赤射刀「伊賀電」  焼結刀「大沢村」
    服部家所蔵の名刀、それぞれ逸話を持つ。 「烈」は大葉流の開祖にして刀工、一条寺義山(ぎやまん)斎 の作。霊滝の聖水で清められ水を操り水難を避ける。 「伊賀電」は鬼捨陰こと剣聖立花捨陰(しゃいん)がこの刀で 稲妻を斬ったとされ、その刀身には雷獣が宿る。 「大沢村」は名刀工、三代目沢村円(つぶら)が命を賭して 鍛えた最後の作。炎を操ったとされる沢村円の如く、 蒼き炎を吹き出し使い手を炎から護る。 永らく服部家の蔵に眠っていたが、、メタルプレジデントに 敗北後、服部半蔵に師事し己を鍛え直した暁木忍に託される。 暁木忍(あかつきしのぶ) 服部半蔵
  • 闇伝 外道対外道6
    「・・・何だと!?」 「間違い、ありません。彼ら3人の乗った飛行機は何者かにより爆砕、乗員乗客の生死不明、とのことです」 征雄のエージェントたちを乗せた飛行機が狙われた・・・これは故意か? 偶然か? 「しかし、自爆テロたぁやってくれるな。さすがに人員に事欠かないってことは爆弾抱えて  鉄砲玉に仕立て上げるくらいは屁でもねぇってか。さすがは血も涙もねぇヤツラだ」 「・・・それに関しては、我々も悪し様には言えまい。だが、これで向こうを叩く手段は無くなった、か」 「思いっきり、裏目っちまったなぁ社長。これでやっこさん達、余計に勢いが付きますぜ」 「社長・・・どうされますか?」 キートンと殺人を前に、回答は思案する。 先代派がこれで勢いづくということであれば、確かにこちらとしてはやりにくい状況にはなるだろう。 だが、逆に言えば後の先を取ることさえ出来れば、逆転の余地は残さ...
  • 東菜西実(あずまちなみ)
    運命崩壊危険種 西園寺兄弟に仕える、完璧主義のドジっ子メイドだったが 見よう見まねで二人の能力を使えるようになった 初代西園寺当主以外、時間空間の二つの能力を 使いこなす人物が現れなかった為 その謎を解き明かす鍵として期待されてたが 仕事中のミスを修正するために過去に戻った際 うっかりミスで世界を崩壊しそうになったため 一位自ら能力封印を施したが 能力無しでも、素で世界を滅ぼすようなミスをする為 常に十大聖天の誰かに仕え、監視を受けている 監視をする人物は公平にゲームの敗者がすることになってるので この時だけは十大聖天達全員がガチで争う
  • 十六聖天のクリスマス5
    [アリス] 「う……うーん……?」  見慣れた部屋、見慣れた景色。  いつの間に移動したのか、自分のベッドの上でアリスは目を覚ました。 [アリス] 「……寒っ」  凍てつく真冬の寒さにアリスは身を震わせる。  紛れも無い現実の感覚がアリスを支配した。 [アリス] 「……夢……か。」  次郎の肌、甘い匂い。  しっかりと抱き合った感覚が残っている。  その感覚を思い出して、一人体温が上昇していくのを感じた。 [アリス] 「や、やだ……なんて夢を見てしまったの?」  どこからが夢だったのだろう?  それとも最初から全て夢だったのだろうか?  そういえば、とアリスは振り返る。  懐かしい友人の姿があったことをふと思い出した。 [アリス] 「ブロウ……パイソン……」  死んでしまったはずの友...
  • 闇伝 外道対外道10
    「・・・それにしても、居心地がいいとは言えんな」 「そうですね・・・なんと言うか、町なのに学校に居るみたいな、そんな感じです」 苓と杷羽は、タクラマカン砂漠のど真ん中で出会った、天子教騎士団の少女フレアリンに連れられて (というか迷ったところをフォローして)、空を巡ってやってきたのはヴァチカン市国。 ヴァチカン市国。 世界最大規模の大聖堂そのものが国土という、世界で最も小さいながら、世界でも最大級の影響力を持つ国。 静謐にして荘厳なる地上部分の大聖堂こそがその国土の全てであるこの国は、天子教の、天子教による、 天子教のためだけの管理運営がなされている。 ある意味で、最も効率的に管理運営されている国家といえる。極端すぎて他国にノウハウを流用できないのだが。 基本的に天子教の信徒にしか門戸は開かれないこの国を抱える、イタリアの首都ローマに苓と杷羽は来ていた。 ...
  • 明楽いっけいの憂鬱外伝
    「お兄ちゃんは好きなプレイはないの?」 「いい加減にしろこのクソビッチ!!」 「あん(はぁと)ちょっと好きな人はいないか聞こうとして間違えただけなのにこの扱い、エスっ気満載だね。濡れてきちゃう」 「絶対わざとだろ!!あと濡らすな!!」 「え!?濡らさずに入れるのが好きなの!?……でも、お兄ちゃんがそれでいいなら……いいよ」 「好きじゃねえ!!いい加減そのエロトークを止めろ!!」 「駄目だよ現実と向き合わなきゃ。ほら、昔から言うじゃない、据え膳食わぬは男の恥って」 「12歳の女に手だすくらいなら男辞めてやるよ!!」 「百合プレイが希望なんだね!!だったら私の魔法で……」 「ごめんなさい私が悪かったです。ですからそんなところから杖を取り出さないでくださいあいかさん」 とうとういっけいに泣きが入る (ああ…、こんなことなら引き受けなけりゃ良かった) ふたりきりの夜はまだ続...
  • 明楽いっけいの憂鬱 第二話
    「お兄ちゃんは好きなプレイはないの?」 「いい加減にしろこのクソビッチ!!」 「あん(はぁと)ちょっと好きな人はいないか聞こうとして間違えただけなのにこの扱い、エスっ気満載だね。濡れてきちゃう」 「絶対わざとだろ!!あと濡らすな!!」 「え!?濡らさずに入れるのが好きなの!?……でも、お兄ちゃんがそれでいいなら……いいよ」 「好きじゃねえ!!いい加減そのエロトークを止めろ!!」 「駄目だよ現実と向き合わなきゃ。ほら、昔から言うじゃない、据え膳食わぬは男の恥って」 「12歳の女に手だすくらいなら男辞めてやるよ!!」 「百合プレイが希望なんだね!!だったら私の魔法で……」 「ごめんなさい私が悪かったです。ですからそんなところから杖を取り出さないでくださいあいかさん」 とうとういっけいに泣きが入る (ああ…、こんなことなら引き受けなけりゃ良かった) ふたりきりの夜はまだ続...
  • 十六聖天外伝 残光 ~第五章 アリス・ザ・ワンダーワールド四章後編~
    次郎達の背後で彼らをジッと見つめているモノ 彼女こそ、聖剣エクスカリバーと呼ばれ、その名を広く知られる聖剣の精である 「むぅ…ワシも混ざりたいのじゃ。じゃが流石に今飛び出すと、あまりに空気の読めてない 子じゃしなぁ…あやつらめ~…!」 彼女が一人影からコソコソしている事のあらましはこうだ 「むぅ。ジロウ。ワシは暇じゃ。遊ぶのじゃ。そうじゃな。今日はオセロ等を所望したいぞ 」 「ん?オセロは嫌か?なら七並べでもよいぞ!ババ抜きはすかん。あれは実力など関係ない からの…ん?」 「おぅバァさん。ジロウなら今出かけたトコだぜ」 「おぉパイソンか。そういえば今日は人がおらんのう。ジロウ達は何処へいったのじゃ」 「同志はお嬢さん方のエスコート。いねぇ連中は大体がその警護ってトコじゃねぇかい?」 「なるほど。例のアレか」 近頃、彼女はマスター...
  • 闇伝 外道対外道13
    某所にある総合商社の受付に、やや汚れた身なりの高校生が一人、訪れる。 「そんなカッコで、何のようかな、キミ?」 「『下』に用がある。通してもらおう」 「・・・何の御用かな? そもそも君みたいな子供が来るところじゃ」 「『中村が来た』と伝えてもらおう。それで分かるはずだ」 「はぁ・・・はいはい、分かりましたよ・・・」 受付嬢はぼやく。 何が悲しくて、こんな子供の相手をしなければならないのよ・・・? 全身ついさっきまで喧嘩でもしてたかのような擦過傷と汚れだらけで、とてもじゃないが こんな身なりの子供を上にも『下』にも通しでもしたら、私の首が危ないんだけど・・・ 少年、どうなっても知らないわよ・・・? 「・・・!? は、はい、分かりました、今すぐに!」 受付嬢の顔が、やや青褪める。 「・・・それで?」 「は、はぃぃ! こ、こちらへどうぞォ!?」 声が裏返...
  • シルヴィア外伝 とあるパーティー会場にて
    (あ…あれはジロウ殿に西園寺殿…それにアレクセイ殿…!) (むぅ…皆いい男で将来性が高い… あぁ神よ、値踏み等という下劣な行為をする私をお許しください…!) (けど誰に声をかけていいかわからない…!ここは目をつぶって…) 「あのっ!私と踊ってください、であります!ってアレ…?」 「西園寺さんー あっちのスィーツおいしいッスよー!」 「おい次郎」 「ヘイ次郎」 『私達と」 「あっちにいこーよ!ジロウ!」 「のぅ。アレクサー、ワシは疲れた。夜風を浴びたいぞ」 「アレ… じゃあ私が声をかけたのは…?」 「HAHAHAHAHA トムデース!」 「そんなぁ…」 「HAHAHAHA シルヴィア、アナタはとっても良いセンスデース!」 シルヴィア外伝 とあるパーティー会場にて
  • 鬼若
    本名:暁木 旺若(あかつき おうじゃく) 第六位・暁木忍の5つ下の弟。法術そのものの腕ならば姉妹たちにもひけをとらない あるいは凌ぐとすら言われているが、暁木家の当主は代々女のため継承者には選ばれることすらなかった。 重度のシスコンのためか家を出た忍を守るために自らも出奔するが、当然ただの法術師が十六聖天に並び立てるはずもなく、 挙句潜在能力で忍に劣ることを思い知らされる。それでも忍を危機から守らんと欲した彼は八位リーンとの密約により 彼の人体改造手術を受け相反する属性の光と闇の法術を肉体に同居させることに成功、物理的物体ならいかなるものも消滅させる術 を得る。 同時に裏二位の精霊王ロッホとも密約、自身をアストラル界に置くことでいかなる物理事象でも傷つけられない肉体も得る。 裏表両者に通じてまで姉を守ろうとする彼の行く先は・・・?
  • 鎖鎌の陣~卍蔓~(くさりかまのじん まんじかずら)
    天才鎖鎌使い、田中茂の攻めの108陣の一つ鎖鎌の陣は攻めの108 守りの108 合計216の陣が存在し、すべて茂が独学 で編み出したものである。 卍蔓は、その中でも鎖鎌業界に新風を巻き起こした革命的な技であり、今なお、鎖鎌使いの間では、革命と呼ぶ声と、 邪道と呼ぶ声が上がっている程である。捕縛用の技であり、本来は分銅鎖を足に絡ませるか、鎌部分で相手に傷を負わせて捕獲 することがセオリーであり、常にどちらかの手に鎖鎌を持って技を繰り出す事が常識であったが、茂の選択はどちらでもなかった。 そう、鎖鎌そのものを足に投げつけたのである これにより、より確実に相手の自由を奪え、なおかつ手に持つ制限がなくなったため、射程は本人の腕力次第…事実上無制限となった。 ただし非常に難易度の高い技であり、鎖鎌と離れ離れになるという精神的ダメージを自身に課すため、茂以外には使 うこ...
  • 闇伝 外道対外道2
    「・・・本当に、あんな者たちで大丈夫なのでしょうか」 「それを言ったら私はどうなるのかね、殺人(あやと)」 「いえ、決してそういう意味では・・・」 側役の殺人の危惧も分かる。見た目はどう見ても普通の高校生2人と中学生1人だ。 だが・・・少なくとも男二人は、「龍迅雀苛」と名を馳せたレディ・ボスのお墨付きだ。 恐らくは心配などするだけ無駄というものだろう。 それに、殺人は別れ際に遠巻きに見ただけだから気付かなかったのであろう。 3人とも、闇に生きる者であれば隠せようもない、血の臭いと死の臭いが染み付いていることに。 僅かな時間の付き合いでも、嫌と言うほどに感じさせられた。 「闇というのは、かくまで深いのか、親父・・・」 彼らと同等か、それ以上の死を演出してきた者たちと闘わなければならないことに、 回答は戦慄を隠すことが出来なかった・・・。 「さて、と。どうするよ...
  • 闇伝 外道対外道15
    放水が止む。 周囲全体に張り巡らされた鋼糸に、水が絡み付く。 (至る所に張り巡らされた鋼糸全体に、これだけの分量の放水・・・鋼糸が視認困難という脅威を失い、 さらにこの量の放水を受け止めているとなれば・・・その重量も相当な物のはずだが) (なるほど・・・考えましたね。放水の重量で操者へ心身双方のプレッシャーを与えよう、と言うわけですか。 ですが、それだけではまだ足りない・・・) 親父殿との盟約。 回答に社長の資格ありと判断するならば、「ダンタリオン」の全てを才覚を目覚めさせる捨て駒としてでも、 一流の暗殺者の魂を宿らせよ。さもなくば滅せよ。 息子にすら妥協を許さなかった親父殿の、結局は遺言となったその言葉。 遺言を引き継ぎ、ニシキとウエクサと共に計画を練り、忌むべき鬼畜とすらも手を組み仕掛けた、 一世一代の大芝居。幕引きの時が迫っていることを、ヒガシは感じていた...
  • 闇伝 外道対外道14
    放水が止む。 周囲全体に張り巡らされた鋼糸に、水が絡み付く。 (至る所に張り巡らされた鋼糸全体に、これだけの分量の放水・・・鋼糸が視認困難という脅威を失い、 さらにこの量の放水を受け止めているとなれば・・・その重量も相当な物のはずだが) (なるほど・・・考えましたね。放水の重量で操者へ心身双方のプレッシャーを与えよう、と言うわけですか。 ですが、それだけではまだ足りない・・・) 親父殿との盟約。 回答に社長の資格ありと判断するならば、「ダンタリオン」の全てを才覚を目覚めさせる捨て駒としてでも、 一流の暗殺者の魂を宿らせよ。さもなくば滅せよ。 息子にすら妥協を許さなかった親父殿の、結局は遺言となったその言葉。 遺言を引き継ぎ、ニシキとウエクサと共に計画を練り、忌むべき鬼畜とすらも手を組み仕掛けた、 一世一代の大芝居。幕引きの時が迫っていることを、ヒガシは感じていた...
  • 聖櫃探索編 第二話 「聖櫃」
    聖櫃探索編 第二話 「聖櫃」 「お待ちしておりました!!皆さん!!」 新北海道、新知床岬に上陸した聖天士達を迎えた のは、キルリアン家の特派員であり、十二神具 の一つスワンチカの持ち主、グリゴリー・アレグ だった。 彼の熱烈なハグを受けてしどろもどろする次郎と、 それを呆然と見つめるアルスラーとギデオン。 健吾は両目を輝かせ、エクスカリバーは 何とも言いがたい表情をしている。 見上げるような巨体、逞しい両腕、力強い胸板は 薄茶色の体毛で覆われ、にこやかな笑みを浮か べる口元からは恐ろしい剣歯が覗く。 グリゴリー・アレグはヒグマなのだ。 「驚いたでしょう?」 リーナは口元を押さえたが、こらえきれずに笑いが 漏れてしまっている。 「リーナさん、ありゃあ非道いよ」 情けない顔で次郎が云ったものだから、つられて 周りも吹き出してし...
  • 秘密組織『征雄』
    語感がよく似た全国展開している小売チェーン店の暗部とも、米国にある大企業が抱える 秘密組織の日本支所とも言われる、よくある「企業の暗部」の究極形のひとつ。 ちなみに本部は東京赤羽駅前すぐそば、語感がよく似たスーパーの地下深くに あるらしいが、幹部以外に組織の全貌を知るものはいない。 諜報活動から企業スパイ、暗殺、簒奪、破壊工作などあらゆる犯罪行為に関わるが、 エージェントはいずれも徹底したプロフェッショナルであり、諜報系の異能でもよほど 優れたものでない限り行為の痕跡に気付くことはできない、というほどである。 武闘戦力も数多く取り揃えており、あらゆる作戦に対応できるだけの人材を保有している。 伝説級のメンバーを揃える他組織にも勝るとも劣らぬ戦力を持つが、あくまでも 企業の一部であるため、各地で起こる十六聖天や他組織の戦闘行為については 自社の利益にならないとして、被害が...
  • 邂逅 ギデオン・トリプルプレイ・グランドスラム 後編
    遠い夏のある日・・・・・ 「ショウちゃんショウちゃん」 ショウちゃんと呼ばれた子は手招く先を眺めた。 熱く焼けたアスファルトの上をアリが列をなして 進んでいるのを、二人しゃかんでじっと眺める。 「見てろよ」 親友はポケットから紙片を取り出しアリの行軍 にかざすとその内の一匹の背中に、みるみる 羽が生えだしたではないか。 しかも蜻蛉のような透き通った羽ではない、 鳩のような羽毛の生えた、真っ白な羽が。 「すげぇ!!」 「誰にも言うなよ、俺とショウちゃんだけの秘密だぜ」 −現在・・・・・ 「ショウちゃん、アタシに協力して欲しいの」 エースのかつてない穏やかな表情だった。 「何いってやがる、俺達は・・・・」 「十六聖天?十大聖天?あなたの能力はそんな枠の中で 納まるモノじゃないのよ?」 「買いかぶりすぎだ」「いいえ」 「トムの旦那や西園寺サンが黙っち...
  • 十六聖天のクリスマス3
    天鏡宮に暖かくも穏やかな時間が流れていた。 アリス 「それでね、次郎さんったらそのまま逃げてしまって」 バーバラ 「あらあら、そうなの? 困ったわね……」 時間はとうに夕刻を過ぎ辺りは暗くなっていた。 だというのに、アリスの部屋を訪れるものがあった。 楽 「邪魔をする」 アリス 「あら?えっと、楽さん…?」 楽 「うむ、夜間に失礼だな。ところでなんだその……?は?影が薄すぎて私を忘れたか?」 アリス 「い、いえ、そんなことは!」 楽 「はっはっは、何、気にしておらんよ。ところでちょうどいいカッフェが手に入ったんだが、どうだね?」 アリス 「カッフェ…?」 楽 「ム…かのエクスカリバーが今時の女子はみなそう言うと聞いていたが…違ったか?」 アリス 「え、えと、うーん……ま、まあとりあ...
  • 十六聖天外伝 題名を忘れたけど多分4話か5話くらい
    「私の鏡は「攻め」の鏡。貴女の「守り」の鏡とは違う」 背後に気配を感じてアリスは大地を蹴り、大きく後方に跳躍する (あの子の能力はわからないけど、鏡に写っちゃダメだ。あの鏡は嫌な感じ…!  とりあえず距離を取って態勢を立て直さないと。血を流し過ぎた…) 「遅い」 「!?」 グチャリ、と湿った音はアリスの足から放たれていた 何が起こったか把握する前に、アリスの小さな身体はバランスを失い 無様にも倒れてしまう 「あ…ぐうぅううぅううう!」 「そして私も鏡は映るモノすべてを歪ませる」 アリスの左足は、曲がっていた。それは見事に曲がっていた 肉も、骨も、血管も、神経も、何もかもが曲がりに曲がり それはもう足の形をしていない、肉の塊と呼んで差支えないものだった 「そして私たちは貴女を超えるべくして生み出された。能力ならいざ知らず  身...
  • いっけい壊れるの章
    「どう、おいしいでしょう?」 「はい・・・おいしいです・・・」 「残さず飲み干しなさい」 「はい…」 エースザフォーカードの股間に顔を自らの意志で押し付け いっけいは餓鬼のようにエースの性を貪った 「ねぇ、あなたに面白い物を見せてあげる」 「これは…?」 「アタシに挿れられている時、あなたも暇でしょう。こいつに入れるといいわ」 「はい、ありがとうございます…」 「さぁお尻をこっちに向けなさい」 言われるままに尻をエースに突き出すと 尻から頭に突き抜けるような快楽が走り、喘ぎ声を上げながら、いっけいは自ら腰を振っていた 「あぐぅ…ぬふぅ…」 「ほら、あなたもそいつに入れて」 言われるままに、目の前の男に自分自身を入れ、腰を振る 今まで以上の快楽にいっけいは気が狂いそうになった 自分が腰を振るたびに、自分自身と彼の女となった部分に快楽が走る 焦点の定まらない...
  • スレ用語まとめ
    十六聖天スレ 1:基本的には毎週月水金の21時~不定(遅くても27時には解散することが多い)に開催される、   シェアードワールド系黒歴史共有拡張物語製造スレ。 2:週に三度のみんなのダベリ場。笑いあり泣きありエロあり無茶ありの和やかなスレ。 聖天あき 1:十六聖天スレ内での不特定の参加者の呼称 2:十六聖天板のデフォネーム 聖天士 1:聖天あきと同義。十六聖天スレ内での不特定の参加者の呼称 2:物語中にて、十六聖天の組織運営等に当たったり雑兵担当だったりする名も無き人たちの呼称 二次元裏may 1:前身である十大聖天スレのころからdecが出来て少し経つまでの時期に十六聖天スレを開催していた場所。   decで常時開催となって以降一度だけmayで開催したが、「やはり時限リミッターは辛い」「ほぼ1時間ごとの   スレ立ては面倒ではないか」「最終スレ...
  • ギデオン・トリプルプレイ・グランドスラムとナナエル・リキテンシュタイン2
    「ナナちゃんごめんね?デートはお預け」 「誰があなたとデートッ・・・・・・」 言いかけて、ギデオンの銀髪が逆立つ様をナナエルは見た。 「それともWデート?オジサン困っちゃうな」 軽口に余裕がない。空間の色が、温度が、密度が、変わるのを感じた。キャンパスの日常的空気が殺意に塗りつぶされていく。 「・・・・・・場所を変えようぜ・・・・ここでおっぱじめる気かよ」 らしからぬ冷たい言葉が問い掛ける先には見知った顔がいたが、違う。別人だ。この殺意の色は知らない。 「外でスルと、興奮するでしょ?」 見知った口から見知った声色を奏でるが、まるで別人のように響くのは何故か?ナナエルの視線が熱を帯びる。 彼女はワンダーワールド。アリス・ザ・ミラーの虚像・・・・。 瞬転、背景が立体感を無くし、学園のキャンパスを描いた一枚の壁となった。 壁は虚空にに消え、もう一枚別の壁がせり出した、...
  • 闇伝 外道対外道3
    ダンタリオン先代派の撃滅(あわよくば全滅)の任務を請け負って早20日。 これまでにも散発的な襲撃はあったものの、特別大きな動きがないままに、 襲ってきたチンピラまがいを生塵に変えながら、征雄の二名とちびっこ一名は ほぼいつもどおりの日々を過ごしていた。 「さて翠、多分オマエのことだから気づいてないだろうことを話すが、いいか?」 「おうなんだ? おれはこの生意気なチビッコに卍固めをかけるのに忙しいんだが」 「いたいわ! はなせ! しねこのばかにぃ!」 「はっはっは、暴れると余計に極まるぞ~? そろそろギブか? ん?」 「・・・いい加減にしろこの阿呆が」 苓は実に冷静に、かつ正確に、愛銃「ヴァンデッタ」で翠の眉間を打ち抜く。 「いや~すまんかった。で、話って何だ?」 「ああ・・・よくよく考えたら、おかしなことに気付いた」 「おかしなこと・・・とは、何ですか、...
  • 田中茂
    十七位 田中茂 実際には十六位なのだが、元三位西園寺に謀反の恐れアリと粛清され、位をはく奪された。組織は厳しいのだ。 その後も彼は一六聖天である事をやめようとせず 自分では存在しない一七位を名乗り続けている 天才的な鎖鎌の使い手で、彼に忍術の才能があれば 一六位で収まる器でなかったであろうと 彼に粛清を下した八位の服部半蔵が見届け人の西園寺に評価を下すほど 実は二位の次郎の会社の先輩であり、彼が入社してもう三年になる付き合いである また、茂の事件がきっかけで次郎は巻き込まれることになり、ある意味で世界のターニングポイントとなった男 関係項目 佐藤次郎 服部半蔵 西園寺鏡志朗 十六夜 紅葉(いざよい くれは) 鎖鎌 『不動黒龍鎌』 鎖帷子 鎖鎌術~八岐大蛇~ 鎖鎌の陣~卍蔓~(くさりかまのじん まんじかずら) 鎖鎌の陣~陽炎~ 鎖鎌術~砲無...

  • 鎖鎌術~八岐大蛇~ 鎖鎌の陣~卍蔓~(くさりかまのじん まんじかずら) 鎖鎌の陣~陽炎~ 鎖鎌術~砲無嵐~ 四堂流加速術奥義『隔絶された世界で唯一人歩む者』 四堂流融合術奥義『理を超えて交わう物』 四堂流減速術奥義『停滞する世界の法則』 四堂流分解術奥義『全てを分かつ離別の法則』 四堂流皆伝奥義『屍櫻』 『明楽流血闘術・紅ノ螺旋(レッドツェッペリン)』 『明楽流血闘術・偉大ナル死(グレイトフルデット)』 『明楽流血闘術・揺(ロック)』 『明楽流血闘術・掌ニ虹ヲ(キャッチ・ザ・レインボー)』 『明楽流血闘術・王ノ赤(キングクリムゾン)』 苦悶の百合(アゴナイジング リリー) 穿つ天柱(ヘブンズ ピラー) 断罪の十字星(クルシフォーム エグゼキューション) 『我が右手に希望の光(エーテルシャイン☆エグゼキューション)』 『我が左手に絶望の闇(ダークアビス★エ...
  • 岩崎健吾の憂鬱(前編)
    「征ィィッ、闘ッ、破ァアアアアッッ!!」 人里遠き奥山の瀑布、万年絶えぬ爆音を切り裂いて鋭い気勢が響く 一瞬の遅れも無く応えるのは、城塞の巨大な門扉に丸太の束を叩きつけるような重く力強い衝撃の響き 一体誰が信じ得ようか、その轟音が城攻めの音などにあらず、ただ一人の人間が流水を打ちすえる結果であるなど 「――奥義、竜虎鳳相撃ッッ!!」 一際大きな気合いと共に繰り出された連撃、その終幕を飾る一撃が滝の流れを遡るように突き上げられる 叩き込まれた衝撃が形無き水を割断し、跳ね上げられた流れが空中に逆巻く滝を作り出す 鳳を模すような飛沫が周囲を白く包む中、裏打ちの構えのまま腰上まで水に浸かる姿は驚く程に小柄 やがて霧が晴れた時、ひととき水の絶えた滝に残心を尽くすのは一人の少女であった 花も恥じらう年頃の乳色の肌、烏揚羽の如き優美な髪を惜しげも無く水に晒す姿は、乙女だけに許される清楚...
  • 闇伝 外道対外道18
    太陽の戦神が暁光の中に姿を消す。 それを見送る者の中には、当然彼らも居た。 「・・・素晴らしいまでに、おいしいところは全部持ってかれたな。まさにやりたい放題ってやつか」 「まぁ、我々としても助かったわけだし、良しとしよう」 黒雲が払われ、まるで新世界の訪れを告げるような朝焼け空の下。 彼らの戦いもまた、終わったのだ。 「さて、そろそろ帰るとするか」 「・・・ところで、どうやって帰るのよ? 帰りの便の用意なんてされてなかった気がするんだけど」 「あるいてかえるの!」 「ユーラシア大陸を横断する気か?」 「うれないげいにんふぜいにもできることだから、たまちゃんにだってできるの!」 「まぁアレは若干の飛行機迂回も混じったがな・・・仕方がない。とりあえずは足の確保、だな」 そう言って移動する一団から、翠はひとり抜け出す。 「どうした?」 「あー、なんだ、ちょっと、...
  • 暁木暁(あかつきあかつき)
    暁木姉妹の五女。13歳の中学一年生。髪形は三つ編み。 無口な性格で何を考えているかわからない。 たまにする予測不可能な行動が姉たち(特に四女)を驚かす。 戦法は『法術』を『具現化』した切断糸による中距離支援攻撃。 しかし切断糸は操作が難しく威力が高いのでむしろ味方がいないほうが その実力を最大限に生かせるらしい。 通称「孤高の五女」 暁木六人姉妹
  • 五女 暁木暁(あかつきあかつき)
    暁木姉妹の五女。13歳の中学一年生。髪形は三つ編み。 無口な性格で何を考えているかわからない。 たまにする予測不可能な行動が姉たち(特に四女)を驚かす。 戦法は『法術』を『具現化』した切断糸による中距離支援攻撃。 しかし切断糸は操作が難しく威力が高いのでむしろ味方がいないほうが その実力を最大限に生かせるらしい。 通称「孤高の五女」 暁木六人姉妹
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