十六聖天 @ ウィキ内検索 / 「絶対防御鎧 アイアンメイデン」で検索した結果

検索 :
  • 防具
    鎖帷子 神位(アーデルハイド) 絶対防御鎧 アイアンメイデン スーパー田中スーツ試作1号 STS-X16A“ベアトリーチェ改” メタルプレジデント Type:TR(Theodore Roosevelt) NEPTA(Nightmare Extirpation Powered Tactical Armor)
  • 絶対防御鎧 アイアンメイデン
    魔王ベルゼバブが堕天する前に作ったと言われる聖霊白金属(レアミスリル)を ふんだんに使い、表面に福音書の彫刻をあしらった最強の重武装鎧である。 どんな物理攻撃もまったく受付けず、全ての闇属性を跳ね返す。 また鎧を着た者の精神力(スピリチュア)を増幅し、聖魔法をの威力を増大させる。 まさに攻守共に最強の聖属性鎧である。 クリムゾンブロウ曰く「中のトゲトゲがマジで痛い」 ブラックパイソン曰く「何も着てない方がまだマシ」
  • SS
    SS保管庫 仕様変更について。 本スレの最後で質問あったので少し。 まず編集モードでタイトル○をSSのタイトルに変えてください。 その後にページを作成してそこにSSを貼って行ってください。 基本的に1タイトル1つのページでまとめて下さい。 出来そうになければ二つ目のページを作りそこで編集を行ってください。 説明文は簡単に分かりやすく内容若しくは登場人物などについての説明を。 一時はこれで持つかと思います。 これで使い切れなくなったらまた少し仕様の変更を考えようと思います。 下のものはテンプレでコピペで適当に弄っていってください。 長編 教えて天才先生 リンク先 聖天の疑問に答える謎の集団 十六聖天外伝 リンク先  十六聖天の戦いを示した抒情詩 ビーストハザード外伝 リンク先  金剛鉄兵機械師団外伝 リンク先  ガーリィトーク&チョ...
  • 四堂家の受難・『第5話「お願い!! アイ(Ⅰ))にお金を!」 』
    「敵の数が多すぎて空が見えません!」 「敵が7分で青が3分。もう一度言います、敵が7分で青が3分!!」 「第一装甲板大破!」 「第三格納庫にプラズマ雲発生!」 「雷撃戦準備、全砲門開け!一斉発射!!」 「クソっこんなときに…!!」 十六聖天の新本拠地たる『聖天門(バビリム)』は彼らのほとんどが慰安旅行で 不在の間に敵の襲撃を受けていた 「ボクちゃん今週こそ汚名挽回させても~らいますよ」 暗黒躁魔17人衆の一人須藤蓮治は懲りずにまた十六聖天に挑戦してきた 「全国の女子高生の皆さんこんにちは。ここで早速お便りの紹介。 雷王星在住のギドドンガス君6歳からのお便りで、『まいしゅうたのしみに みています。けれど、さいきんうちゅうかいじゅうぶんがふそくしていると おもいます。もっとでばんをふやしてください。それではすどうさん、がんばって ください』。応援ありがとう、ギドドン...
  • 用語
    万聖殿(パンテオン) お昼の放送 お夜の放送 デス子の部屋 月刊・十六聖天 月刊ヤング十六聖天 お笑い聖天道 十六聖天強さ速見表 目玉焼き戦役 六大属性 神のゆりかご 金色の魔眼 邪気眼 無限の宝瓶 十二神具 十天魔王器 トムライス 闇おせち 幸福の王子様 砂肝 スパイシーモスチーズバーガー 生卵 ジョージ・A・ロメロ コーナン カローラ 堕悪寧衆猥蛮(ダークネスワイバーン) スーパー田中スーツ試作1号 STS-X16A“ベアトリーチェ改” 「暁木家」 「遠山家」 「明楽家」 「四堂家」 キルリアン家 暁木家法術目録 不人鬼姫 ノーベル神秘学賞 おひさま荘 コメダ ザ・ニューサンシャイン70 クロレラ(食) クロレラ(獣) ネオ早明浦ダム 大四国牛 新牛 美濃タウロス 魚 (名称不明) バイソン...
  • ビーストハザード外伝 ~とっとこ公太郎~
    ホームセンター、コ―ナン 至って普通のコーナンである。強いて言うなら名前がコーマンっぽくて厭らしいこと以外は 何処にでもあるそこに、一匹の獣が現れた その獣…グリンメルスハウゼンは、ペット売り場に潜伏し、機会を窺っていた 十六聖天は必ず障害になる。否、事実障害となった。 ウォーカーウォーターウォーリアーと呼ばれているそれの助力がなければ ルドラが死ぬことはなかったのだ 故に、暗殺者としてグリンメルスハウゼンは独断で十六聖天を一人ずつ消すことにした まずは17位、田中茂である そして、このコーナンこそ、田中茂が頻繁に訪れるホームセンターなのだ だが、予想外の事が起こった 田中茂より先に、裏六位、明楽いっけいがその場に姿を表したのだ 彼はこれを好機、と見た。愛らしい自分の姿に心を許さぬ人間など、存在するはずがない 明楽いっけいは、案の定ペット売り場で...
  • 悲しみの瞳の少女②
    ファウストは考えていた 永遠とも思える時間の中でただ唯一自分が心酔するに至った偉大なる指導者の事を 人間の成しえる限界を遥かに超えた偉業を成し遂げる力 誰もが持つはずの心のブレーキを持たない、善悪を超越した際限無き意志力 生まれた事自体が奇跡とも言えるかのような存在を 「フューラー・・・」 ただのクローンでは駄目だ 完全なる肉体と完全なる力を以ってしなければ、あのお方の完全なる魂に相応しくない 「そのためにもヴァジュランダが、無限エネルギー機関の秘密が欲しい。絶対に必要だ」 ネオナチ壊滅後の新生ネオナチス『アポカリプス・ナウ』 現在の総統代理もなかなかに素晴らしい力を持ってはいるが力だけだ 「必ずや甦らせてご覧にいれます。このファウストが必ず」 衛星と諜報員の情報によればドバイには既に神具の守護家たるキルリアン家の騎士団がその陣を構えている そしてマグダリーナ・キ...
  • ギデオン・トリプルプレイ・グランドスラムとナナエル・リキテンシュタイン
    「よーうナナちゃん元気~?」 「ひゃうっ!ななな!何するですか!」 「はっはー、また一段と良いケツになってきたじゃねえか。どうだ?オジサンとこれからイイことしない?」 「ふ、ふざけないでください!だいたいなんでギデオンさんがここにいるんですか!大学の敷地内は部外者立ち入り禁止なんですよ!」 「あれ?ナナちゃん知らなかった?俺ここの講師やってるんだよ。あ、単位足りないならいつでも言ってきてよ。ナナちゃんだったら一発でイイよ」 「何が一発なのかは知りませんが、話すときは人の目を見て話しましょうね。それともそんなに私の足が気になりますか」 「絶対領域萌え!」 「焼くぞ変態」 「痛い痛い!わかったから、わかったからゴールデンアイは止めてくれ」 「はぁ…これで私より上位の存在かと思うと」 「胸がドキドキ?」 「触るな!死ね!変態!」 今日もまたギデオンの楽しい1日が始まったの...
  • 黄金の瞳の少女 ③
    「やっと2人きりになれたわね。黄金の瞳さん」 ナナエルとワンダーワールドは静かな部屋のテーブルに向かい合うように腰掛けていた 「まずは紅茶をどうぞ。美味しいわよ」 テーブルに置かれた紅茶に手を伸ばすワンダーワールド。香りを楽しみ先に飲んでみせる 「さ、冷めてしまう前に」 「・・・」 紅茶を手に取るもそこで動きを止めるナナエル ここは敵地、しかも敵の出した紅茶だ。何か入れられていると考えるのが普通だろう 怪しい物は入っていないか、少し臭いで探ってみるナナエルに対し 「良い香りでしょう?少しハーブを入れてみたの」 ドキッとする この敵がいったい何を考えているのかまるで解らなかった 遊ばれているのか?そう思った矢先 「っ!?」 ワンダーワールドが既に目の前に迫って指先を紅茶に入れていた 「はい」 その指先をそのままナナエルの唇に触れさせた 「なっ!」ガタッ...
  • とある駄目人間の初詣
    「よ、摩璃華。あけておめっとさん」 「遅いよ、翠くん! まったく、レディを待たせるなんて失礼よ、こんな寒いのに!」 「わりーわりー。出てくる前にオヤジ黙らせるのに手間取ってさ」 「ま、翠くんが遅れてくるのは今に始まったことじゃないもんね。そこは諦めることにしたから」 「さっすがぁ! できる女は違うねぇ!」 「まーねー! そのくらいじゃないと翠くんみたいなダメな人のカノジョは務まらないもの!                               なんの自慢にもなりゃしないんだけどね」 「おう? 何か言ったか?」 「ううん、何でもない! ささ、早くいこ!」 翠と摩璃華は腕を組み、初詣へ向う。 神社で晴れ着で深夜で初詣といったら裏手か茂みで青姦だよなとほざいてどつかれている翠・レングラントと アンタ馬鹿でしょ!と言いどつく初峰崎 摩璃華(はつみねざき まり...
  • ディヴァイザー・アルダレスト(CODE:Divine Weapon)
    『征雄』エージェントらとアポカリプス・ネクスターとの直接対決の最中のベルリン上空に、 金色の光翼を羽ばたかせて現れた、後に「機械天使」「リアルLA」などと呼ばれる存在。 全長6m前後、総重量7t前後、最大戦闘速度はコ・パイを無視すれば極超音速すら超えるという 常軌を越えた運動性を誇る。 白を基調に赤・青・黒のアクセントを随所に施した、騎士に魔道士の意匠を盛り込んだ造形をしている。 元々別個に駆動させていたソル・オーガライド・エンジンとグラビトン・デスチャージ・ドライブを、 極効率化と特殊兵装使用を念頭に置き合一化・同調させたソル・グラマトン・システマ・ドライブと、 専属メインパイロットが何処からか持ち帰ったとされる独自改良型風精霊式魔力駆動機関である ヘンネル・シュレイン・ルイールを組み込んだ、世界にただ一機だけの光子波動出力・重力子出力・ 魔力出力のトライミックス...
  • ビーストハザード外伝 ~ビーストハザード外伝 深海の神 マッコウクジラ~
    「流石は、六大聖天のマッコウクジラ…やる!」 オケアノスは仲間のルドラと共に、六大聖天のシャチ、マッコウクジラと戦っていた 当初の作戦通りにいけば、恐らく足止めも成功したのであろうが そこに十六聖天、御簾涼観澄美がいた事で自体は急展開した 彼らの集めたビーストハザードの軍のすべてを、御簾涼観澄美に足止めされ ルドラはシャチ…オケアノスはマッコウクジラと 主力である彼ら二人と、六大聖天の二人の一騎打ちの形になったのだ 20メートル近いマッコウクジラだが、その動きは俊敏を極め 特に深海部に引きずり込まれたオケアノスは防戦一方を極めていた 深度7200メートル この環境では、ヴォイドメイルシュトロームを放てない オケアノスは淡水魚なのだ 「その身体でよく堪えたな、オケアノス」 「だが、もう辛かろう。みせてやろう。マッコウクジラ族が誇る秘儀をな」 「喰...
  • ビーストハザード外伝 ~ 深海の神 マッコウクジラ~
    「流石は、六大聖天のマッコウクジラ…やる!」 オケアノスは仲間のルドラと共に、六大聖天のシャチ、マッコウクジラと戦っていた 当初の作戦通りにいけば、恐らく足止めも成功したのであろうが そこに十六聖天、御簾涼観澄美がいた事で自体は急展開した 彼らの集めたビーストハザードの軍のすべてを、御簾涼観澄美に足止めされ ルドラはシャチ…オケアノスはマッコウクジラと 主力である彼ら二人と、六大聖天の二人の一騎打ちの形になったのだ 20メートル近いマッコウクジラだが、その動きは俊敏を極め 特に深海部に引きずり込まれたオケアノスは防戦一方を極めていた 深度7200メートル この環境では、ヴォイドメイルシュトロームを放てない オケアノスは淡水魚なのだ 「その身体でよく堪えたな、オケアノス」 「だが、もう辛かろう。みせてやろう。マッコウクジラ族が誇る秘儀をな」 「喰らえ!...
  • 闇伝 外道対外道18
    太陽の戦神が暁光の中に姿を消す。 それを見送る者の中には、当然彼らも居た。 「・・・素晴らしいまでに、おいしいところは全部持ってかれたな。まさにやりたい放題ってやつか」 「まぁ、我々としても助かったわけだし、良しとしよう」 黒雲が払われ、まるで新世界の訪れを告げるような朝焼け空の下。 彼らの戦いもまた、終わったのだ。 「さて、そろそろ帰るとするか」 「・・・ところで、どうやって帰るのよ? 帰りの便の用意なんてされてなかった気がするんだけど」 「あるいてかえるの!」 「ユーラシア大陸を横断する気か?」 「うれないげいにんふぜいにもできることだから、たまちゃんにだってできるの!」 「まぁアレは若干の飛行機迂回も混じったがな・・・仕方がない。とりあえずは足の確保、だな」 そう言って移動する一団から、翠はひとり抜け出す。 「どうした?」 「あー、なんだ、ちょっと、...
  • 二十話
    ジャバウォックを一瞬で串刺しにしたアルハザードの実力を眼のあたりにした ワンダーワールドの顔には、明らかに動揺の色が浮かんでいた 「な…。何なのソイツは…何なのソイツはァーッ!」 今回の戦いは常に予想外のことが起きる。ワンダーワールドの苛立ちは最高潮に達していた 「これは失礼した。私の名は元十六聖天二位アルハ」 「串刺しメタル」 「串刺しメタルだ…」 それに対してデスメタルは平然と、アルハザード改め串刺しメタルはやや情けなさそうに応えた ワンダーワールドから放たれる殺気を感じたのだろうか 串刺しメタルは、姫を守る騎士の如く、デスメタルの前に立ち一言 「姫、私から離れないように」 そして深紅の球体で自分達を包み込むのだった 「ラストダンサー・カーテンコール!」 ワンダーワールドが持つ最強の攻撃能力 グリフォンの...
  • 十五話
    「この鎖を外した事…後悔させてあげるわ…」 「後悔なら、貴女に嫌というほどさせられた」 2年前の惨劇を思い出し、デスメタルの声に一瞬苦いものが混じる 「大丈夫よ。もーっと後悔させてあげるから…!ローズガーデン!」 相手の感覚や注意力を鈍らせ、あらゆる場所を迷宮に仕立て上げるその能力 2年前、アリスやデスメタル達に使い、次郎の負傷の原因を作った能力の一つ それが再び発動される。そしてそのターゲットは二年前と同じく、デスメタル 霊子の類を遮断すれば、ネクロマンサーとしての能力の大半は封じ込めれる それを理解しているワンダーワールドは、 「霊子を一つ残らず迷わせなさい!この子に近づけてはダメよ!」 「…くっ…」 「ほうら、同じ。2年前と、ね」 デスメタルがあげた声は、苦悶によるものではなかった ワンダーワールドがそれに気づいたのは、無表情な...
  • エルフ
    ドム族ことダークエルフとは別もの というか、一緒にしてもらってはその…なんだ…困る こっちはちゃんとシリアスなエルフなのだ 美しい肉体と高い魔力を有している 自然と共存する種族で 世界のアイルランドの深い森の奥に暮らしていた しかし環境破壊により彼らは故郷を追われることとなる そこで彼らは緑豊かな日本の和歌山にフロンティアを求め、和歌山に亡命する その絶対数はかなり減少しており、もう数十人程度しか残っていない 彼らは種の生存のためオペレーション:ラグナロクを決行する
  • 闇伝 外道対外道17
    弾ける光球から現れたその姿は、人々からすれば、白き鋼の鎧に太陽の如く光り輝く雄雄しき翼を携えた、 まさしく混迷の大地に神が遣わした太陽の戦神そのものであった。 「・・・すげぇ、なんだ、ありゃ・・・? つかあれランスロットじゃね?」 「お前の言うことは偶によく分からん」 「あれって・・・ロボット? でも、他のに比べると随分小さい・・・」 「でっかけりゃいいってもんじゃない! っておねーちゃんがいってるの」 「ええ・・・それは、まごう事なき真理真実ね」 「何の話をしている? ともかく、もう少し逃げたほうがいいだろう。幸い敵の注意はあれに向いている」 「だな、後はアレに任せるとするか」 天より舞い降りた戦神の中では軽い痴話喧嘩が発生していたが、それもひとまず沈静化。 「でだ麟音、大丈夫か?」 「ええ、もう大丈夫。それよりも、この状況は」 「どう見ても、やったの...
  • 苦悶の百合(アゴナイジング リリー)
    魔法槍女エグゼきゅーと☆の使う断罪術式の一つ 百合の蕾のような先端を持つ呪鎖を魔法陣から射撃し、敵を貫く中距離武装である 蕾は敵の体内で花咲くように展開、内部に仕込まれた鎌(おしべ)が相手を内側から寸断する さらに鎌は呪力などを切開する能力があり、敵の防御を破壊 後に中心部の射出式アンカー(めしべ)が防壁越しの相手を貫通、炸裂して致命打を与える 一度に複数を打ち出せる他、空中での誘導性に優れ、展開しなければ鎖としても使用できる高性能な術式である
  • アポカリプス・ネクスター
    十六聖天との激闘の末崩壊したアポカリプス・ナウの残党が、ファウスト・フロイラインを 新たなる首魁に迎えて再編成された、黒き森奥深くに潜む地下組織。 アンテサンサンの強烈なカリスマ性ではなく、ファウストが構成員に施した絶対服従の脳外科処置と メルヒェンカッツェのBC兵器能力により統率された、構成員すら歯車の一つに過ぎないという外道集団。 その目的は、ただ只管にファウストの持つ知識と技術をあらゆる外法を以って実験し、その果てにある 科学の極地である次代(ネクスター)を目指すというもの。 そのためであれば、クローニング、人体実験、拉致、拿捕、簒奪などあらゆる行為を以って目的を為す。 生体技術や機械工学など、ありとあらゆる技術の粋を極めた代償に人として大切な何かを放棄した プロフェッショナルで構成されているだけあり、ファウストへの忠誠以外には倫理観の欠片もない。 アポカリプ...
  • 渋谷絶対防衛線2
    ふっふ・・・はっは・・・ふっふ・・・はっは 定期的に乱れた呼吸がドム族の前線キャンプに響き渡る 見込みのある男を襲い、彼らは子を成す そして更に強い戦士を生み出す 「ガイア様マッシュ様オルテガ様。お早いご帰還で。おや、その人間は?」 「ぐふふ・・・戦利品よ」 「おぉ・・・ついにお三方も儀式に挑まれまするか!」 「カナ、族長に知らせぃ。今宵我らのテントに誰も近づけるなとな」 ガイアはカナと呼ばれたギャルサーに命令をする その命令を受け取りカナは恭しく頭を下げ、その場を後にした ドム族の女子は高位戦士になるほど、交配を神聖視する それ故に、黒い三連星はまだ交配経験のない純潔であった 彼女たちほどの戦士である。村長達は一刻も早い交配を望んでいたのだが 誇り高き戦士である彼女たちはそれを拒み続けていた その彼女達がようやく儀式を始めるのだ 「カナよ。三連星...
  • 闇伝 外道対外道16
    アポカリプス・ネクスターが擁する地下施設最奥、統合司令室へ向かう最後の関門に突入した 苓、杷羽、タマ&武御雷の二名+一本+一匹は、次々とシリンダーをぶち破り襲い来る異形を 次々と撃退しながら先を急いでいた・・・のだが、 「なにこれ!? あっちに曲がったら入る前の部屋に出るんじゃないの!?」 「となると、隠し部屋か、あるいは翠が入ったあの部屋か・・・?」 「むー! むずかしいことはぜんぶおねーちゃんたちにまかせるの!」 ここまで来た中で見てきた壁面は全てシリンダーで覆われており、隠し部屋を仕掛けるような余裕など 有りそうには見えなかったが・・・足音にも気を配っていたが、空洞がありそうな反響音が響いてはいない。 だとすれば、この部屋自体がフェイクか・・・? だが思考は、吼え猛る異形の群れの出現により中断される。 「ちぃ! どれだけいるってんだ!」 「はぁ、はぁ、はぁ...
  • ゴーメイの作戦「奪 此」
    コンコン 「おーいジジイ、ちょっと付き合ってくれー」 ムーは珍しく他人に他人に頼みごとをしに来ていた 「ゴーメイが何か作戦指示書渡してきたんだけどさー あったし中国の方ってあんま行った事無くってさー」 ここは中国香港、怪しい薬店の地下入り口前 特に治安が悪くケンカやスリなど日常茶飯事なロスみたいな所である 「あんた詳しいでしょ?ここまで案内してくれー」 珍しく尋ねた相手は付き合いの悪い事で有名な蓮鳳だった 「いないのかー?おーーーい」 ゴンゴンゴンゴン 電気メーターは明らかに待機電力じゃない回り方をしている (珍しく訪ねたってのにこれだもんなー) 「あと5秒で出なかったらドアぶっ壊して入るかんねー い~ちに~いさ~」 ガチャ 「…なんだ」 「なんか取り込み中だったの?でも悪いけど協力してよねー」 「強い相手が居ないのなら行く価値が無い」 ホントに自分の事...
  • 十六聖天外伝 残光~四章・前編~
    「結構夜は冷えますなぁ…」 女性でも、ここまで綺麗な黒髪はそうはいないだろう そんな黒髪を風になびかせながら、西園寺は浜辺を歩く次郎に向き直る 「ここまで来たら誰も聞いてへんと思います。ほな、良いですか?」 「あぁ。頼む」 「あれは今から年以上前の1月1日。20世紀最後の年の始まりでした」 ―北海道 極寒と呼んでも差し支えのないこの島の上空に二つの影がにらみ合っていた 「君が誰かは知らないが、これ以上の横暴を許すわけにはいかない。消えてもらう」 「口の聞き方がなっておらんな!十六聖天!我はヴェルカーガ・ソトルガツカヤ・ストレルカーニャ。この北海道王国の帝王にして  滅びの王。世界に滅びをもたらす破壊の化身よ!」 一つは当時十六聖天三位、西園寺鏡志朗 もう一つの影は全身を岩で覆った謎の人物 そして2000年問題を前に恐慌状態にあり暴動が...
  • 二話
    どれくらい走っただろう 徳間、楽、アルスラー…数多くの仲間が自分“達”の為に道を作ってくれた 次郎やジョン、最高戦力の一角までもが、自分“達”の為に戦ってくれている だから、絶対に負けられない。負ける訳にはいかない それくらい走っただろう 距離の問題ではない。クリムゾンブロウが、ブラックパイソンが斃れて2年 ただひたすら、自分の妹が立つ場所に走り続けていた気がする そんな追いかけっこも今日でおしまい 決意と覚悟を胸に、アリスはその場所に立った 「ジークを突破したのは誰かと思えば、貴女なの?つまらないわ」 「ワンダーワールド、アリスがあなたを止めてあげる。行くよ、シーク」 もうこれ以上、この可哀想な妹に業を背負わせるわけにはいかない これ以上、妹に不幸になってほしくない。手遅れになる前に それに必ず妹に伝えなければいけない事もある アリスはシーク・ハイ...
  • ~ケルヴィム・ケルベロスの挑戦~
    時は十六聖天と十大聖天の決戦の数日前 十大聖天の基地の一番端にある一際寂れた薄暗い部屋の部署、聖天の掃き溜めと呼ばれる総務部庶務二課で、 バン・チャーは意気消沈していた 「十六聖天との戦いが迫っているのに、今だ何の命令も下りてこない。私みたいな無能な落ちこぼれは どうでもいいってことなのかな…」 聖天正社員ではあったが様々な作戦で失敗ばかりをしでかし、聖天候補生にもなれず、無能の烙印を押され、 この部署に送られたのである そんなバン・チャーに声を掛ける人物が二人いた 「元気出してくださいバン・チャー様」 「そうですよ、なにか出来ないか、みんなで考えましょうよ」 聖天契約社員のド・ビンとデ・ガラシーである 二人もバン・チャーと同じで無能の落ちこぼれな為でここに配属されたのである 「そうだね、頑張って良い作戦を立てて役に立ちたいね」 二人に励まされバン・チャーは少し元...
  • オウプン家の兄妹・SIDE-B Light
    「見~つけた☆」 この人がお兄ちゃんの親友だって言う人ね それにしてもなんて汚い格好でしょう それにちょっと怖そうな感じがする ホントにこんな人と仲良しなのかしら? お兄ちゃんいじめられてなければいいけど… でもこの人にちょっかいを出せばきっと着てくれるはずだわ 早く逢いたいよお兄ちゃん 「もう飽きちゃった。そろそろ終わろっか☆」 アメイジング3から連絡が来た! お兄ちゃんがこっちに向かってるって 嬉しいお兄ちゃんに逢える 元気かな?怪我とかしてないかな? 「あれ、お兄ちゃん私にそんな口が聞けるの?弱虫で、引篭もりで、最低で、 どうしようもないくらいの落ちこぼれの癖に。ずいぶん偉くなったものじゃない」 あぁお兄ちゃんだ! やさしそうなその目は昔と変わらない ちょと大人っぽくなったかな? そうよねもう高校生だものね...
  • 黄金の瞳の少女 ②
    「私はあなたとお話したいわ、黄金の瞳さん」 「!?」 ナナエルは自分が指定され一瞬ドキリとする 自分の能力に自信はある。だが相手はあのクリブラを10分足らずで倒した程の化け物だ 正直言ってまともに戦って勝てる相手とは思えなかった 「本当に話すだけってんなら構わないぜ」 その時彼女の緊張を気遣ってかギデオンが割って入る 「本日はどういったご用件かな?お嬢ちゃん」 こう言う時だ 普段だらしなく軽口を叩いているギデオンだが、いざという時になると頼りになる そんなギデオンに時々ドキッとしてしまう自分がいる事に最近ナナエルは気付いていた 戦いになってもきっとギデオンに助けてもらえる そう思った時、その安易な気持ちを打ち砕かれる一言が発せられた 「ここじゃゆっくりお話も出来ないわね。場所を移しましょう」 「え―」 その瞬間、ナナエルはワンダーワールドと共に世界に溶け込むよ...
  • 十六聖天外伝 雪月華の章 第十幕 破ノ破
    「華京院さんは無事なようだね。間にあったみたいでよかった」 「あら?どちら様ですの?殿方なら機をうかがってほしいものですわ」 「すいませんね、仲間を見捨てる訳にはいきませんので」 「あら…十六聖天?それとも…クラスメイトかしら?」 「さぁ…どうでしょうね」 両方YESさ 俺は静かに華京院さんの姉、雪子さんと対峙した。敵だし、やり方が酷い これから先は雪子と呼ぶことにしよう 「けどイケナイわ。これから私が楽しもうとしてる時に邪魔するなんて…」 雪子は小刻みに震えている。恐らく怒りからくるものだろう。それに呼応するかのように 窓ガラスがカタカタと震えだしている ―おい、来るぞ。血界防御だ あぁ、わかってる。相棒に告げると俺は自身の血の入った水筒を懐から取り出し、敵の攻撃に備える 「邪魔するなんて…イケナイだろうがァアァァァーッ!死んじまえやァッ...
  • 闇伝 外道対外道10
    「・・・それにしても、居心地がいいとは言えんな」 「そうですね・・・なんと言うか、町なのに学校に居るみたいな、そんな感じです」 苓と杷羽は、タクラマカン砂漠のど真ん中で出会った、天子教騎士団の少女フレアリンに連れられて (というか迷ったところをフォローして)、空を巡ってやってきたのはヴァチカン市国。 ヴァチカン市国。 世界最大規模の大聖堂そのものが国土という、世界で最も小さいながら、世界でも最大級の影響力を持つ国。 静謐にして荘厳なる地上部分の大聖堂こそがその国土の全てであるこの国は、天子教の、天子教による、 天子教のためだけの管理運営がなされている。 ある意味で、最も効率的に管理運営されている国家といえる。極端すぎて他国にノウハウを流用できないのだが。 基本的に天子教の信徒にしか門戸は開かれないこの国を抱える、イタリアの首都ローマに苓と杷羽は来ていた。 ...
  • 昼のご挨拶
    廃墟と化した街並みの中、爆音を切り裂いて一陣の疾風が駆け抜ける 風は水蒸気の雲を牽き、だがそれすら確認出来ぬ間に行く手を塞ぐ中年男性へと到達する 「ぐあぁぁぁぁぁッッ!!」 「田中ッ!?」 「田中さん、大丈夫か!?」 鎖鎌を構えていた中年が紙屑の如く宙を舞う様に、共に戦列を組んでいた青年と少年は戦慄する 「斎藤さん、今のは……」 「ああ……恐らくは超音速による衝撃波 ……少なく見積もって、奴の攻撃はマッハ3以上」 『然りだ、常命者(モータル) 我が触手は大気を割断し、鋼鉄すら軽々と打ち破る』 鎖を携えた青年の言葉に、先ほどの一撃を放ったものが答える その言葉は人のものに在らず、その姿もまた人とはかけ離れている 風船の如く風に乗る、歪に膨れ上がった半透明の胴体 無数に垂れ下がる触手に、時折走る七色の燐光 その身体は不自然なまでに脱力し、しかしそれが尚の事、不気味...
  • 七話
    「見事…ッ」 ジークフリードの身体が揺らめく だが決して彼は膝をつくことがなかった 剣を支えにして、流れ出る血と激痛に耐えながらも 自分に一撃を入れたジョンを称賛した 『ジーク、大丈夫なの!?ジーク』 「この程度では、まだ斃れぬ…。だがランスロットよ」 「今一度言おう。見事だ。我が宿敵アレクサーを思い出させる一撃だった…ぞ」 「ありがとう…ございます」 命そのものをぶつけるかのような一撃である ジョンの消耗も尋常でなく、ゆっくりその場に膝をつく 「だがな、ランスロット。残念だ。本当に残念だ。できれば、この場を去れ」 『そうよ、アンタもアロンダイトも今すぐここから逃げなさい!」 「何…を…」 「日が沈んだ。夜が来る…」 『早く!ジークがジークであるうちに!」 もしジョンがジークフリードの身体の秘密を知っていれば あるいは自体は変...
  • トップページ
    十六聖天wiki 十六聖天wikiに目を通す前の注意点 このwikiには二次裏may「俺の考えた黒歴史キャラ」に投稿された本当に恥かしい設定をまとめています。 黒歴史について、過去形の方は特に注意して閲覧ください。 また、現在進行形の方には……特に何も言いません。 未だ黒歴史を知らざる人は急いでこのwikiを閉じてください。 初めて編集する方は、必ず修正方針をご確認ください。 定時スレはmay(dec)にて週一回、金曜日の22時よりの営業となっております。 定時になっても立っていない場合は十六聖天板で確認をしてみて下さい。 十六聖天板 定時に参加できない方の為の十六聖天板です。 十六聖天画像掲示板 画像保管庫、または画の投稿などにお使い下さい。 18禁もいける仕様の画像掲示板です。 でも三次炉だけは絶対に許さないよ。 テンプレ スレ用語...
  • 十六聖天外伝 残光 ~第五章 アリス・ザ・ワンダーワールド五章後編~
    (…スコットランド流の闘気…アレ…クサー…?いや、違う…) 自分を抱き上げている騎士は、全身を青く光る甲冑に身を包んでおり誰なのかわからない だが、エクスカリバーは何か懐かしいものをその騎士と、その剣から感じていた 肩から噴水のように血をまき散らしながら レミーは狂ったようにのた打ち回る 「え…?え…?ボクの腕…?ボクの腕がアァァァ!」 「君は調子に乗りすぎたんだよ。僕にも兄妹は沢山いるし、本当に五月蠅い子達だけど」 <それに手をかけるなんて、全くもって、クールじゃない。と言いたいのであろう、マスタ ー> 「え、あぁ…うん。よくわかるもんだね」 <無論だ。で、アレはどうするのだマスター。どう見ても“くーる”ではないぞ> 聖剣が促す方向を見ると、なるほどクールじゃあない。 美少年といっても問題なかったレミーの顔は怒りと憎悪でゆ...
  • 闇伝 外道対外道6
    「・・・何だと!?」 「間違い、ありません。彼ら3人の乗った飛行機は何者かにより爆砕、乗員乗客の生死不明、とのことです」 征雄のエージェントたちを乗せた飛行機が狙われた・・・これは故意か? 偶然か? 「しかし、自爆テロたぁやってくれるな。さすがに人員に事欠かないってことは爆弾抱えて  鉄砲玉に仕立て上げるくらいは屁でもねぇってか。さすがは血も涙もねぇヤツラだ」 「・・・それに関しては、我々も悪し様には言えまい。だが、これで向こうを叩く手段は無くなった、か」 「思いっきり、裏目っちまったなぁ社長。これでやっこさん達、余計に勢いが付きますぜ」 「社長・・・どうされますか?」 キートンと殺人を前に、回答は思案する。 先代派がこれで勢いづくということであれば、確かにこちらとしてはやりにくい状況にはなるだろう。 だが、逆に言えば後の先を取ることさえ出来れば、逆転の余地は残さ...
  • 超キワメラッシュ・バトル獄拳闘爆熱会 第1章 第1部 初説 ~プロ狼グ~
    あくる日の晩になら話ができる!そう思った俺の拳に宿った神を超える悪魔よりもやや強め に磨かれた肉体の芸術が今実ることを? 7人も集まっておいてそれはないだろう。 貴様たちは俺をナメているのですかね? ナメることをイナメないのなら恥さらしだと言え よう! コフーコフーと息をする呼吸法! これによって水責めの拷問罠すら2時間耐えることを言 えば、お前達も納得させてたまるだろうか! ここから伝説が創める・・・・? レジェンド・オブ・スターティング・ナックルハート! この錆びた惑星のダイチに、俺という命の最高峰がいま降り立ってしまうぞ! 宇宙さま宇宙さま、そう呼ばれている老婆にも似た看板のような男は、謎の妖術使いゆずり の激獄なイナウ術技を発揮するつもりで歩いている! 暗殺の拳ナック・テイクオフの光を俺の拳に宿らせようにも、この暗闇の中では見つかって しまう可能性が少なか...
  • 闇伝 外道対外道11
    爽やかな朝を迎えた、イタリアはローマ。 陽気なイタリアンどもが闊歩するその町並みの一角で、フレアリンと杷羽は苓を待っていた。 「少し早く着すぎちゃったカナ? カナ?」 「遅いよりはマシじゃないですか? まだ時間はありますし、ゆっくり待ちましょう」 とは言うものの、家の外では良家のお嬢様そのものにしか見えない外見容姿の杷羽と、 見る人が見れば魅力的なフレアリンの二人が街頭で人待ちをしているその姿は、野郎から見れば 「声をかけないことのほうがむしろ無礼。万死に値する」と言われても反論のしようがないほど。 見れば、誰が最初に声をかけるか、互いに牽制し合い、のっぴきならない状況になりつつあった。 「・・・なんか空気が重い。というか檻に入れられたパンダさんの気分」 「ほへ? 体の調子が悪いのかな? 水道のお水は飲んじゃいけないよって言ったのに飲んじゃったりした?」 ...
  • 闇伝 外道対外道12
    全身で、あらゆる物事の向こう側を見通す感覚。 ヴェールの向こうへ、静かに刃を付き立て、切り裂き、押し入る感覚。 目を開ければ、そこには全てが灰色の世界があった。 「・・・っ!? が、は、  はぁ、はぁ、はぁ・・・く、そ、まだ、この程度か・・・」 ニシキとの闘いを経て垣間見た「裏殺し」の一端。全てあるようで何もない世界への侵入。 何もない世界に自分だけが確固たる存在として在ることを常に認識し続けるというのは、 回答が当初想像していた以上に過酷なものであった。 (あの世界が、親父が垣間見ていた世界・・・親父、貴方は、本当に凄い人だったんだな・・・) あらゆる意味で、まだまだ及ばない。そう痛感せざるを得るなかった。 「お、何だよ社長。また特訓か? 目が覚めてからこっち、そればっかじゃねぇか。大丈夫か?」 「キートンか・・・ああ、問題ない。少しでも早く、あの感...
  • 悲しみの瞳の少女⑤
    「な、なんっスかいったい!!?」 「きたみたいだねー」 花子とムーがその爆発に気づいた時、上空から一匹の獣が降って来た ズズーーー…ン!!! 「な!こ、今度は―」 あたりに立ち込める土煙の中から現れる醜悪な姿 その姿は精神のまともな人間が見れば思わず目を覆いたくなるような不気味で不自然なものだった 「何スかあの化物は・・・」 「わたしちょっと気持ち悪くなっちゃたかもー・・・」 そんな率直な感想を述べた所で二人は先程の爆発を思い出し既に来ているもう一人の敵の存在に気付く 「じゃ、じゃあ私がこの化物の相手を」 「こいつの相手は私がしてあげるよー」 自分の方が年下と言う事から 殊勝にもこの目の前に降り立った不気味な獣の相手をしようとした花子であったがムーがそれを遮った 「い、良いんスか?」 「ん~パンチぶち込むにはちょっとばっちい相手だけどねー  何か見た目物理攻...
  • 闇伝 外道対外道9
    「のぉうぉわああああぁあああぁぁぁぁぁぁあああああ!?」 「くそっ! 早すぎる!」 襲撃は、轟音と共に訪れた。 弾丸、否、弾丸のような「何か」が雨霰と降り注ぐ! 「ちぃっ! この嫌な感じしかしないこの飛礫・・・あの人か!」 「そうよぉ! 久しいなぁ御曹司ぃ!」 当代派4名を出迎えたのは、周囲を取り囲む腕の立つ暗殺者と、異様な長さと造形の妖刀を携えた、一人の男。 三本槍が一人、錦織誠実、通称ニシキ。 先代派の中でも特に殺人狂からの支持が高い、狂気の果てを見てきたとされる漢である。 「どうしたよ御曹司? そんなところで何してるんで?」 完全に出足を挫かれた。 意図したことか偶然かは分からないが、まさにこれからというタイミングだった。 「・・・こうなった以上は、仕方がない」 「ですが社長! 相手は大旦那様と互角、それに周りはこの状況、圧倒的に不利...
  • ありがとうの合言葉、征雄
    「いやぁ・・・まったく、よくやるもんだね」 「全くだ。さっさと片してメシでも食いにいこーぜ」 「あ、そうそう。メシといやぁ知ってっか? ついこの間潰れたあのラーメン屋さ、  結局またラーメン屋になったらしいぜ」 「これで店主のオヤジまで変わってなかったらバカウケだな」 「全くだなハッハッハ」(大いに笑ってくるがいいさ。吹き具合、期待してるぜ?) 「で、だ。そろそろあそこでなんかキレ気味な顔でお出迎えしていただいてる皆様が」 「そろそろ構ってやらねーとかまってチャンになりそうな勢いだもんな」 「何より可哀相なのは・・・あんないい歳こいたおっさん共が、こんなガキ2人に」 「滅多打ちにされてガン泣きしちまうかもしれねぇ、ってことだよなぁ・・・」 何だてめぇらぁ! ナメとんのかこのガキゃあ! 「あーあー、なんともまぁテンプレートなことで。今時ヤンキー漫画でだって  そ...
  • 十六聖天外伝 死神を目指すモノの章 第五話「一周忌・前編」
    年に一度、表裏合わせて32人が集まる日 アリスはこの一年間、周りからの突き刺さるような視線に耐えていた 「裏切り者の仲間殺し」 「こいつのせいで仲間が死んだ」 「最初から裏切っていた」 「また、仲間が死ぬんじゃないか」 そんな他者の悪意のに耐えて、この日を迎えた まだまだ幼い子供である。俯くアリスの肩に次郎は手を置くと 「お前のせいじゃねぇよ。気にすんな」 と一言呟いた 御影あいかはこの日を待ち望んでいた 認められたい人がいる。その人―ギデオンに認めてもらう その一心で、この1年死に物狂いで戦って、戦って、戦い抜いた 幸か不幸か、常に上位に食い込む連中は二人の聖天の死が原因なのか 今年度は、大した戦闘を行っていない 故に、あいかは確信していた。今年度の営業成績は自分が1位だと その期待と、「良くやったな」と褒めてくれるであろうギデオンの大き...
  • 十六聖天外伝 多分12話くらい
    「流石、幻獣の神。大したものだね。恐れ入ったよ」 すっかり更地になった、かつてのスコットランドを見渡して 吸血皇は腕をあげて、おどけて見せる 「ありがとう。助かりました」 「うむ。汝は素直ないい娘じゃ楠。妾は素直な子供は好いておるぞい」 「ところで、ネッシー。貴女がここに来たのはやはり、例のあれかい」 「うむ。左様じゃ」 「妾が常に所持していたが故、歴史から消えた三種の神器の最後の一つ草薙の剣  …それにあの娘が気になって楠」 そう言って、幼女達はアリス達が戦っているであろう、一見何の変哲もない家屋に思いを馳せた ドリームワールドを解放した“赤い女王”は、解放後、一歩もその場から足を動かしてはいなかった それほどに、圧倒的だった 恐らく、アリスの力が無効化されていなければ、三種の神器をその身に二つ宿すアリスの方に分があった事だろう だが、...
  • とある馬鹿と彼女の部屋で
    「よう、お疲れ」 「・・・とりあえず死んで? このド変態。マジ最低」 「といいつつちゃっかり用意してくれる辺り、さすがと言わざるを得ないわけだが」 「言っておくけど、次はないからね? 土下座しようと五体倒地しようと絶対にないから」 「といいつつ実は内心頼まれたら拒めない性分を隠せないリカちゃんであttぶべら!?」 「変なナレーション入れるな馬鹿ァ!! 変態!!」 先ほどまでの熱気もすっかり冷めた某武道館の裏手、関係者通用門。 グーパンチを顔面に受ける翠とグーパンチをぶちこむ摩璃華が恋人同士なのはご存知の通り。 恋人同士の二人、待ち合わせて帰宅するなど極当たり前の光景である。 二人が向ったのは、勝手知ったる何とやら、というやつである。 「というわけで付いたな」 「・・・うう、今すぐ追い返したいんだけど」 「いやー、ここ来るのも、もう何度目かねぇ。なんつー...
  • 黄金の瞳の少女 ⑦
    一方その頃、ノイシュヴァンシュタイン桜子城では 「失敗した」 おびただしいロボの残骸―アメイジング・グレイスの壊滅跡で気絶していたグレイスに迫る影があった 「あの忌々しいワンダーワールドは作戦を無視、カトウは撃退、そしてグレイスも」 巨大な獅子を車椅子代わりにボロボロの服で現れたのはドロシーであった 「やはりまだ子供だったと言う事か」 ドロシーの背後に巨大な剣を構えた全身鎧の騎士が現れる 「駄目な子にはお仕置きが必要」 ドロシーの目に残酷な光が宿る ドロシーの使役する三体の魔物の一つ、樵がその無慈悲な刃を振り下ろした時 ガキイィィン!! 「何とか間に合ったね!」 なんと重さ百数十キロ長さ3mにもなる巨大な刃の衝撃をクールに受け止めた男がいた 「可憐な少女のピンチに駆けつける。それが真の騎士ってものさ!と言いたいのだろう?我が主よ」 「本気で台詞もってかれた!?」...
  • 闇伝 外道対外道2
    「・・・本当に、あんな者たちで大丈夫なのでしょうか」 「それを言ったら私はどうなるのかね、殺人(あやと)」 「いえ、決してそういう意味では・・・」 側役の殺人の危惧も分かる。見た目はどう見ても普通の高校生2人と中学生1人だ。 だが・・・少なくとも男二人は、「龍迅雀苛」と名を馳せたレディ・ボスのお墨付きだ。 恐らくは心配などするだけ無駄というものだろう。 それに、殺人は別れ際に遠巻きに見ただけだから気付かなかったのであろう。 3人とも、闇に生きる者であれば隠せようもない、血の臭いと死の臭いが染み付いていることに。 僅かな時間の付き合いでも、嫌と言うほどに感じさせられた。 「闇というのは、かくまで深いのか、親父・・・」 彼らと同等か、それ以上の死を演出してきた者たちと闘わなければならないことに、 回答は戦慄を隠すことが出来なかった・・・。 「さて、と。どうするよ...
  • 闇伝 外道対外道10-幕間-
    天子教の総本山ヴァチカンの地下、禁忌区画の先にある広大なる地下渓谷。 誰一人としていないはずのその場所の片隅に、男と女が一組。 女、暴食“グラ”ことヴェアトリーチェは、両手首を拘束され宙吊り。 相対する男、森東苓は、その身を悪鬼へと真化させ、人ならざる身と術によりヴェアトリーチェの 全身の自由を完全に奪い去っていた。 「くぅ・・・! どうして、どうして動かないの! 私の体、私の魂なのにぃ!」 「ま、その辺を弄る手管については人間風情に比べれば長けていてね。特にお前みたいな霊素体は特に  手の加え甲斐があるというものでね。さて、それでは、楽しませてもらうとするか・・・」 苓の手が改めて、大きくはないものの女性らしらは主張する、小振りの乳房を揉みしだく。 「くぅ! ん! ・・・ふん、こんな行為の、何が楽しいのか、理解しかね、ますわね・・・!」 「そう言うな。揉ま...
  • 科学者の逝く先は・中編
    「こうして魂の研究に着手しましたが、これが実に興味深い。基を同じくするクローン個体 でも魂に差異が現れてくる。また魂自体にも力と記憶のようなものがある。結果、魂とは 情報体の一種だと仮定できました。この魂をクローン個体に移殖できれば能力の再現ができる かもしれません。」 「そんなことが本当に可能なのか?」 「…先にも述べましたように検証ができておりませんので、可能か不可能かは私にも正直 分かりません。能力に関しては専門外でしてね。少なくとも魂と能力の関係については、 タルタロスの支配者がそうであるとの情報もありますし、ロマサガ2がそれっぽいじゃないですか。 さらに検証の前に技術的な問題が幾つかあるのです。 第一に、魂を採りだす技術。これは単純に死によって採りだす方法がありますが、生産的 ではありませんし、良い状態のまま採取できません。 第二に、魂を複製する技術。一個体...
  • Works.1 『雨と霧』
    「おい、そこの学生」 突然後方から声をかけられる 何者か、と思い腰に装備している水筒のボタンに手をかけながら振り向くが、そこには誰もいなかった 「こっちだ、こっち」 二度声をかけられたことで声の主は後方ではなく「上」にいると気づいた。 見上げると、電柱の上に一人の男が立っていた (なんだこの人……なんであんなとこにたってるんだ?) 「……誰ですか、あなた」 「うむ、、当然だが、これから貴様にある質問をする。答えろ」 「はあ?」 「もし、自分に役不足な仕事を命じられたらどうする?」 「役不足…ですか?」 「そう、役不足だ。最近よく逆の意味で使われるが、正しい意味は役者に対して役が不足であることを指す言葉。つまり、与えられた役目が軽すぎることを表す。 そんな仕事を命じられたら、どうする?特に、「ガキの相手」を命じられたりしたら」 「ガキ...
  • @wiki全体から「絶対防御鎧 アイアンメイデン」で調べる

更新順にページ一覧表示 | 作成順にページ一覧表示 | ページ名順にページ一覧表示 | wiki内検索

ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。