目次 #contents ---- 7/12 (木) EBH打ち合わせ ---- *【1】ヒアリング報告(EBH作成者さん・山田さん) ─────────────────────────────────── @EBH前作成者さんからのヒアリング (「[2007practical][00400]【EBH】作成経験者ヒアリング結果」と同文) 1.なぜあの場所か 砂利を運ぶのが楽なように、道路から近くにするため 2.大変だったこと とにかく重たい(砂利、アースバックが) 3.工夫したこと 砂利を袋に詰めるときに、道路から滑り台のようなもの(トタン)で 転がしながらじゃらじゃらと詰めた 4.壁や棚、窓、ドア、屋根はどうなる予定でしたか 壁:土壁 窓:木枠でガラスなし(網で虫除け) ※空気穴的な小さなものの予定だった 屋根:草屋根 (合板の上に防水シートで土を盛る) ドア:シンプルに長方形 棚:アースバックに棒を挟んで、その棒の上に板をのせる 5.反省点 袋(アースバック)がなかなか手に入らず、積み始めが秋になってしまい時間が なかった。早く袋を手に入れて早く積み始めるべきだった。 6.もう1回やるなら是非やってみたいこと とにかく重たかったので、袋の中に入れるものを軽くする(軽石とか) 7.図面や模型は作りましたか 簡単なものを作った 8.どんな道具を使ったか たこ(上からたたくもの)、水平機、電気ドリル、電気ノコギリ 9.道具は作った?作ったのでれば、残ってたりしますか 特に作ってない(上記のすべり台は、トタンをそのまま使った) 10.チームワークづくりのコツ メール、電話、FAX、会う等、いろいろな手段でコミニケーションをよくと る。日常に戻るとつい忘れてしまう。 11.PC塾の講義時間以外でどれくらい作業したか 時間は覚えていないが、金曜の夜から行って夜に話し合って土曜の午前中に 作業をしたり、月曜日まで延泊して月曜日1日作業したりした。 12.コンセプトは? 周りの景色に馴染むもの ※その他アドバイス EBH周辺は強風。いくつかの建物は屋根が飛ばされた経緯がある。 @山田さん相談結果報告(詳細は三輪ちゃんから配布されたプリント参照) 1.外壁について:コストを抑えたい。当初漆喰を考えていたが土壁はどうか? →土壁でもよい。素材比率は粘土質の土:砂:石灰=2:1:0.5 ワラを混ぜると強度が増す。塗る際はバラ線を廻らせるor竹ペグを打ち塗布。 2.アースバックに対し南東方向に土手(1.5m)がある。雨がEBHに流れる のが予想されるが。。 →地面より少しレベルを上げた方が無難。案としてはアースバックを積む前に 敷石をするなど。アースバック内の床はレベルを調整するために三和土(たたき) やブロック、砂利でも。 3.屋根と勾配について:竹を考えているが雨が気になる。。 →漆喰はヒビが入るとそこから水が全体に回る。土壁はより水に溶けやすいため 屋根をつけたほうがよい。勾配は2~3寸勾配。 4.ドアについて:当初高さを2000で考えていた。今は1800に変更したが問題はあるか? →特に問題なし。保存庫ということを考えると高さは1800~1700でもよい。 ※その他アドバイス 屋根:こけら葺(木片を下から積む)などがある。 草屋根や壁面など、養生園に出来た建物を例に拝見した(画像データ)。 道具:コテ・タコ・オシキリなど *【2】今回のテーマと話し合い ─────────────────────────────────── @各班の担当者は、各パーツ(窓、ドア、屋根、ベンチなど)の位置、 大きさ、形、素材などを出来るだけ具体的に提案する 1.壁 ①内壁:服や布をリユースする意味で張るのはどうか? (アースバックに密着させペグ*1で固定) ②外壁:予算と工法上の理由から、土壁案がでた。 予算があれば、さらに上から漆喰。 ③外壁に使用する素材の量(およその量): 粘土質の土→424L 砂→212L 石灰→106L 土嚢袋だと…16袋 8袋 4袋 参考:土10㎝厚×10平方m=土嚢袋30~35袋(1袋あたり28L) 上記を目安に…EBH直径2.4×3.14×高さ2=15.07… 15.07は参考量の1.5倍なので約50袋くらい。 土壁厚が5cmでよさそう、ということで10㎝厚の約半分→約25袋。 で、単純にリットルで求める→25袋×28L=740L 土壁の素材比率は粘土質の土:砂:石灰=2:1:0.5なので、 わかりやすく倍数にする→粘土質の土:砂:石灰=4:2:1 素材の合計→4+2+1=7 リットルで求めた量の740L÷素材の合計の7=106 粘土質の土量:106×4=424L、砂量:106×2=212L、石灰:106×1=106L ④外壁グリーンウォール →麻ネットを付け、つる性の植物等をEBH周りに植える。 ツルを這わせ緑化。室内温度変動を最小限に抑える&周辺環境になじみやすい ものとする(植物や野菜の選定はこれから)。 ⑤ルーフトップガーデン →屋根形状が決まり次第検討。 2.屋根 ①デザイン案: フラットの片屋根 or 三角帽子のような屋根 *わかりづらいかもしれないので参考資料「屋根1.jpg、屋根2.jpg」参照 屋根1.jpgはイメージを掴むために選びました。* 屋根の勾配は写真より も緩やかなものを考えています。 |&ref(屋根 1.jpg)|&ref(屋根 2.jpg)| |屋根 1.jpg|屋根 2.jpg| ②素材案:竹と木材 内装は竹で組む、外装は木片(?) ③工法:ナカモリさん持参のプリントのようなイメージ。 →不明な点調査要。書籍や詳しい人にヒアリング。 |&ref(123.jpg)|&ref(124.jpg)| 3.窓 合計4箇所案: あかり取りの為→南と西に縦長×2 EBHらしい有機的なデザイン→東と北にそれぞれ1づつ (詳細デザイン・サイズ・位置は未決定) 4.床 三和土(たたき)やブロック、砂利案 可及的に決める必要がないため、まだ未定。 *デザインなどもゆっくり決める 5.アースバック 土嚢袋:設楽さんに確認したところ未購入。希望があればそれを購入する。 →三鷹J-martに確認したところ10枚入348円と478円(made in japan) があった。どちらのサイズも480×620。 袋の耐久性を見るためにも、メンバーの誰かが最寄ホームセンターで 確認する。 他、ヤフオクでとても安いものを発見!!Meeting時にお伝えした枚数の倍ありま した!400枚入りで3900円(送料別500円) こちら→ http://page17.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/v20468198 サイズ:約540mm×約430mm×約230mm(強度不明) 6.棚 中さんのデザイン案は「[2007practical][00399] 【EBH】 窓・棚」の添付資料を参照。 机のリユース案:3段レイアウトでアースバックとアースバックに挟みながら固定。 このデザインを元に、窓とのバランスをみるため模型に棚をレイアウトしてみたらどうか。 週末の実習では模型をみながら確認(模型作業のぞ~るお願いします♪) 7.ドア 上部が円形になっているものがよい。 実際のドアは長方形だが、デザインに曲線をいれる(表現わかりづらくてごめんなさい)。 イメージが沸かない思うので実習時に図案をみてください♪ *【3】今後の作業の前準備について ─────────────────────────────────── @作業に入る前にすること…流れはこんなカンジ? ①現存のアースバックの置き場を確保する。 →設楽さんに確認すること。 →場所決定後、周囲の生き物に気を配る(カエル他生き物をつぶさないナド)。 ②現存のアースバックは新しい砂袋に移し変えて移動する。 →無理ならバケツやミなどを使って運ぶ。 ③新しく詰めたアースバックが劣化しないよう、ブルーシートをかぶせる。 →センターにある?うっちーにお借りするかも。 ④土嚢袋のリサーチ(シオジお願いします♪) ⑤軽石のリサーチ(富士エコパーク今井さんに確認。のぞ~るお願いします♪) ⑥外壁の準備(漆喰を使う場合) →発酵させる準備をする(3ヶ月要)。うっちーに指示を仰ぐ。 *【4】次回のミーティングのお知らせ ─────────────────────────────────── @明日から2泊3日の実習です。少し早めに集合しミーティング& 軽く作業をしてみよう! 【日 時】7/14(土)11:33分着で集合 【テーマ】「軽くミーティング&土嚢に触れてみよう」 現地に余っている土嚢袋にじゃりを詰めてみる→どれくらいの重さか、 どんな工夫がいるかなど探る。他現存のアースバック片付け作業など。 【食 事】各自持参する叉は食べてくる(高尾駅でお蕎麦を食べるのもよし!) 【持参物】雨具や虫除けスプレー *【5】雑記 ─────────────────────────────────── 今回のミーティングも楽しかった!!ですね~♪ どんどん形になって来る様子は特にうれしい! それぞれの班ごとに内容も詰まってきて、プランニングもあと少し。 予算の関係、また左官材の性格上これまでのデザインとは大きく変わりそうな屋根 ですが、きっとそれはそれで越えられるでしょう~。 ということでこれからも色んなツールを使って連絡を取りながら がんばりましょ~~^^ 最後に虫刺されについて。 先日有機農業をされている農家さんのサイトで面白い情報を発見しました。 リンゴ酢20~30CCを飲むと蚊に刺されにくくなるそうです。 キャンプなどがある時は1週間前から毎日飲むと良いそう。 ハーブティーやお水など割って飲んでもよいので、ダメもとでチャレンジしてください。 念のため虫除けスプレーと併用するのがよいかも。 私は自作の虫除けスプレーを持参予定です。必要な方は声を掛けてください。