NPO法人神戸アスリートタウンクラブ(7.28)

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NPO法人神戸アスリートタウンクラブ(7.28) - (2008/07/28 (月) 15:26:40) のソース

聞き取り調査(プリテスト)

日時:2008,7,25
場所;センタープラザ西館6階
参加者:綱島、佐伯、中澤、原田、村上、大島
資料提供:神戸アスリートタウンクラブパンフレット
     10周年記念誌
     

<流れ>
①神戸アスリートタウンクラブ設立までの経緯
②神戸アスリートタウンクラブの設立後の過去の活動状況
③質疑応答


<概要>

*①神戸アスリートタウンクラブ設立までの経緯

神戸アスリートタウンクラブ設立に至った理由は阪神・淡路大震災である。
この大地震により市民、神戸市、企業は心身共に大打撃を受けることとなった。
そして神戸の街の復興を願い市民、企業、神戸市が話し合いを重ね神戸アスリートタウンが設立された。
神戸アスリートタウンクラブは主に市民が運営しており、企業や神戸市は運営資金をバックアップする形となっている。
しかし、年間140日のイベントを行う主な運営資金は、正会員からの会費によってまかなわれている。
つまりボランティアである。
協賛企業は約20社存在している。


*②神戸アスリートタウンクラブの設立後の過去の活動状況
一例として東灘体育館の利用人数減少を受けて神戸アスリートタウンクラブが運営を任される。
その背景をしては、その他の活動評価がとてもよかったため。(オリンピック予選など)
そして、半年後利用者数は大幅に増える。
その理由は主に対応の方法にあった。
運営資金も力もないNPO法人にとって最も大切なことは人とのつながりである。



*③質疑応答

神戸アスリートタウンクラブの基本理念は子供からお年寄りまで市民のために楽しめるように


(指定管理者制度に関して)

●	一般市民にとって指定管理者制度はよいものであるか? 
 &bold(){→よいものである}
●	指定期間についてどう思われますか(短すぎる?長い?ちょうどよい?)
 &bold(){→4年がちょうどよい期間}
●	指定期間について、定められた期間で市が求める結果を出すことは可能だと思うか?
 &bold(){→最初の一年に関しては不可能だが以後は可能}


(指定管理者NPOに関して)

●	NPOが指定管理者になるにあたって困難なことはありますか?
 &bold(){→運営資金の不足}
●	指定管理者としてNPOが企業に勝つためには何が必要だと思いますか?
 &bold(){→利益のためだけではなく、市民のためにという基本理念}
●	行政からの指示で、サービス向上のため、通常業務に対する負荷は発生しますか?
 &bold(){→なし}
●	NPOが指定管理者になるメリットは何ですか?
 &bold(){→市民のためにという基本理念を貫ける}
●	なぜ指定管理者になろうと思われたのですか?
 &bold(){→市民のため}
●	NPOが指定管理者になるにあたって困難なことはありますか?



(今回の指定管理者に関して)

●	神戸アスリートタウンクラブさんが指定管理者を任された理由は何だと思いますか?
 &bold(){→過去の実績および、評価がよかったため}
●	財団法人神戸市体育協会さんと共同で、施設運営を任されていますが、共同におけるメリット・デメリットはありますか?
 &bold(){→運営は神戸アスリートタウンクラブが、管理は財団法人神戸市体育協会が行っていることで成り立っている。解消後は管理運営していけるかが不安要素である}
●	実際に指定管理者になってみて、運営、管理、責任の面において、どのような利点がありましたか?または不利な点がありましたか?
 &bold(){→たとえ事故が起こった場合でも、利用者職員の両方に保険をかけているため不安要素はカバーできるが、その分保険料はかなりかかる}
(指定管理者制度の今後に関して)

●	企業が指定管理者として、施設運営に参入してくることをどう思われますか?
●	公共施設の運営において、NPO同士のつながりを普及さしていくことで、市民サービスのさらなる向上ができる(企業に負けない)と思いますか?
 &bold(){→そもそもNPO同士のつながりを普及させることが難しい。というのもNPO団体によって運営資金にかなりの差があるため}
●	指定管理者は将来もっと増やしていくべきだと思いますか?(NPO団体の指定管理者をもっと増やすべきかと踏まえて、お答えください。)
 &bold(){→市民の立場から言えば増やすべきだが、市の職員の立場からすれば反対である}



(最終作成者:)原田


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