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澪「ゆいみおベーカリー生活」 5 - (2013/01/04 (金) 02:59:13) の編集履歴(バックアップ)


★11月

唯「もう今年は働かなくてもいいんじゃないかな」

澪「そんなわけ! ……ないだろ」

唯「今ちょっと大丈夫かもって思ったでしょ?」

澪「うるさい。パン作るぞ」

唯「はーい」

唯「今月は11月なので『>>339』って感じで攻めてみようかと」

※メープルはちみつ和三盆パン

唯「今月は11月なので『メープルはちみつ和三盆パン』って感じで攻めてみようかと」

澪「あ……そ、そうなんだ」

唯(喜んでる喜んでる)

澪(11月はスルーでいいや)

唯「和三盆どうしようっか? これの使い方で美味しさが別れると思うんだよね」

澪「そうだな……」


――――


唯澪「できたーっ!」

律「よーっす、調子どう?」

唯「りっちゃん丁度いい所に! 新作のパン出来たから食べてみて~」

律「オッケー!」

律「これは……また今月も甘々な感じだな。」

律「どれ、もぐもぐ……これは!」

律「甘ーい! この自家製ソースをたっぷりかけた所がなんていうかほっぺが落ちそう!」

律「ところで和三盆はどこに使ってるの?」

唯澪「えっ」

澪「お前……そんな事もわからないで毎月評価してたのか?」

律「え、いや、わかるし! ちょっとした冗談だっての! ははーまったく君達は冗談が通じないんだからー」

唯澪「……」

律「……こ、これは評価A! 決め手は和三盆!」

唯澪「ふうん」


唯「ふうー今日も働いたなー」

唯「夜ごはんは美味しいパンが待ってるよー……ふう」

澪「ゆーいっ」

唯「澪ちゃんこっちの片づけは終わったよ」

澪「よし、じゃあ出掛けるか」

唯「え? 売れ残りパンは?」

澪「今日だけはみんなに配って食べてもらった」

唯「えっそれじゃあ晩御飯は?」

澪「私が作っておいた」

唯「今日はどしたの澪ちゃん?」

澪「今日が何の日か忘れたのか?」

唯「ええと……11月27日……ああ!」

澪「そういうこと。ハッピーバースデー唯」

唯「わーありがとう! 何作ってくれたの?」

澪「リビングに行けばわかるよ」

唯「わーい! どれどれー……おおっと!? 何だか大きなものが……まるで塔みたいな……!」

澪「ケーキだぞ!」

唯「おおっ……おおぉぉぉ……え……」

唯(パンと変わらない気が……いやいや!)

澪「前に丸ごと1ホール食べたいって言ってただろ? 材料もあったから思い切って10号にしてみた!」

唯「お……おあ……う……うれしいよ澪ちゃん」

澪「そうか! 早速食べてくれ! 今夜はケーキ三昧だぞ!」

唯「わ、わあああ……い、いただきまぁす」


唯「私今日は焼きそばパンとマヨハムと……」

澪「唯は甘いパン食べないのか」

唯「あ、うん、しばらくいいかなーって……」

澪「あの唯がねぇ……ふふっ」

唯「え、えへへ……」

澪「そうだ、今月の客単価は【>>358のコンマ×10+創作パン補正A】円だったぞ」

※358:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ::2013/01/03(木) 02:39:56.03 ID: Y01Llfve0

澪「そうだ、今月の客単価は【130】円だったぞ」

唯「えっ!?」

澪「あ、あれ、言い間違えたかな?」

澪「今月の客単価は【130】円だったぞ。えっ!?」

唯「ま、まあ貯蓄あるし……」

澪「そ、そうだな。いざとなったら毎日パンとケーキで食いつなげば」

唯「……………………」


  • 11月の結果


創作パンの評価………A
1日の平均客数………46人
指標客単価…………130円
営業日数……………24日

粗利益………………88,652円
今月の貯金額………-11,347円
来月のお小遣い……未支給


パン屋の評判………215>230
愛情…………………94
合計貯金額…………1,487,526円



★12月

唯「12月だよ澪ちゃん」

澪「12月か。今年1年何だか長く感じたよ」

唯「そうだね……本当に」

澪「今年は……っとその前に今年最後のパン作っちゃおう」

唯「だね!」

唯「今年最後のパンは……」

唯「『>>365』!!」

※クリスマスだよ!冬の桜が丘パン

唯「『クリスマスだよ!冬の桜が丘パン』!!」

澪「なんかすごそうだ! 季節にもピッタリ!」

唯「でしょ?」

律「よーっす、調子どう?」

唯「りっちゃん今月は早いね」

律「いやーちょっとお腹空いちゃって」

唯「そういえばりっちゃんってパンツなの?」

澪「パン通だろ」

律「パン通っていうか……」

律「唯でパン食べられるし」

唯澪「えっ」

律「いやーすまん! ていうかもう私が新作パンの味見するのが恒例みたいになってたしいいかなーって……」

澪「唯でパンを食べる……?」

律「ちげーよ」

ガチャ

和「あら律も来てたの?」

律「わ、和!」

唯「わー和ちゃん久しぶり!」

――――

唯澪「できたーー!」

律「冬の桜が丘パン……なるほど桜あんぱんと白あんのコラボレーションか」

和「おいしいわねこれ。Sでいいわよ」

唯澪「いやったーーー!!」


唯「クリスマスイブか……丁度明日水曜で定休日だし澪ちゃん誘ってお食事とかしてその後は……」

澪「何ぼーっとしてるんだよ」

唯「あ、何だかそのフレーズすごく耳に残ってる」

澪「どうした?」

唯「あのね澪ちゃん、今日この後お出かけしない?」

澪「そうだな、貯金も50万以上あるしどこか行こうか」

澪「けどどこも混んでるんじゃないのか?」

唯「予約しておきました」

澪「おお!」

唯「今日は澪ちゃんを華麗にエスコートしてあげるよ」

澪「そういう事は言わんでいい。態度で見せてくれ」

唯「というわけでレストランについたよ」

澪「ここは去年出来たばっかりの……よく予約出来たな」

唯「へへーちょっとね」

澪「しかも窓際の席……わぁ……!」

唯「クリスマスのスペシャルライティングなんだって。高いねー首が痛くなるよ……も、もうちょっとでてっぺんが見え……」

澪「お、おい……あんまり恥ずかしいことしないでくれ」

――――

澪「それにしてもまさか唯がこんな所に連れてきてくれるなんて。てっきり……いや」

唯「む。澪ちゃんの為にとったのに」

澪「ごめんごめん。でも本当に美味しいよ」

唯「いつもパンのフルコースだもんね」

澪「たまには売り切ってみたいな」

唯「だよね。ところで……」

澪「うん?」

唯「本当はクリスマスプレゼントも用意したかったんだけどちょっと用意できなくて……」

澪「ここに連れてきてくれただけで十分だよ。それに唯がわざわざお小遣いから材料買ってパンの研究してるの知ってるから」

唯「そっか……えと、このあとは――」

澪「さてと、夜遅くなってきたしそろそろ帰ろうか」

唯「あ、えっと……はい」

――――

唯(く……無念……)

澪「唯ー?」

唯「あ、ごめーん今行くよ」


唯(こうして聖夜の夜は更けていきました……)


唯「いらっしゃいませ……」

唯「【>>382のコンマ×10+創作パン補正S】円になります……」

唯「ありがとうございました……」

※382:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ::2013/01/03(木) 03:32:59.18 ID: vw2fK+iK0

唯「【380】円になります……」

唯「ありがとうございました……」

澪「どうしたんだよ最近。”~になります”って間違ってるぞ」

唯「おかまいなく……あ、やっぱりかまって欲しいかも」

澪「何言ってるんだよ。今日で仕事収めなんだから」

唯「そっか……」


  • 12月の結果


創作パンの評価………S
1日の平均客数………51人
指標客単価…………380円
営業日数……………26日

粗利益………………377,910円
今月の貯金額………128,782円
来月のお小遣い……支給


パン屋の評判………230>255
愛情…………………94
合計貯金額…………1,616,308円



大晦日


唯「今年1年最後までやってこれたね!」

澪「うん!」

唯「なんだかんだでお金の面は楽できたよね」

澪「そうだな。これだったら借金返済も加えておけばよかったかもな」

唯「今年はいろんなことがあったよねぇ」

澪「豆パン売ったり花見もしたしお祭りにいって海に行って、温泉も」

唯「中々楽しい1年だったよね」

澪「んー、そうだな」

唯「今年1年で私への愛情が増えちゃったり? えへ」

澪「んー……どうだろうな」

唯(あ、微減の空気……)

澪「まあ仕方ないから来年も唯の面倒見るよ」

唯「う、うん、ありがとー」

澪「唯の作るパンは儲かるからな」

唯「そっち!?」

澪「冗談だよ」

澪「唯」

唯「はっはい」

澪「そういうわけで来年もよろしくな」

唯「あ……うんっ! こちらこそよろしくね!」





END