かなり真面目にFFをノベライズしてみる@ まとめウィキ内検索 / 「月へ6」で検索した結果

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  • 月へ6
    竜の口より生まれしもの 天高く舞い上がり 闇と光をかかげ 眠りの地に更なる約束を持たらさん 月は果てしなき光に包まれ 母なる大地に大いなる恵みと 慈悲を与えん ミシディアに広まる言葉。 地底に伝わる伝説。 伝説の剣に刻まれた文字。 三種に共通したそれが何を意味するのかは今まで誰も知らなかった。 今現在も知る者はいない。 だが今目の前に現実として再現されようとしているのだ。 先にあるのは何なのか―― それはこれから始まる運命の氷解が教えてくれる―― 月へ7
  • 月へ5
    ...のだろう。 月へ6
  • FF4 九章
    ...3 月へ4 月へ5 月へ6 月へ7 月へ8 二節 明かされる想い 目覚める力1 明かされる想い 目覚める力2 明かされる想い 目覚める力3 明かされる想い 目覚める力4 明かされる想い 目覚める力5 明かされる想い 目覚める力6 明かされる想い 目覚める力7 明かされる想い 目覚める力8 明かされる想い 目覚める力9 明かされる想い 目覚める力10 明かされる想い 目覚める力11 明かされる想い 目覚める力12 三節 地上を救う者達1 地上を救う者達2 地上を救う者達3 地上を救う者達4 地上を救う者達5 地上を救う者達6 地上を救う者達7 地上を救う者達8 地上を救う者達9 地上を救う者達10 地上を救う者達11 地上を救う者達12 地上を救う者達13 四節 悪夢の崩壊1 悪夢の崩壊2 悪夢の崩壊3 悪夢の崩壊4 悪夢の崩壊5 悪夢の崩壊6 悪夢の崩...
  • 月へ8
    海の底から姿を現したそれはかつての船旅で遭遇した幻獣神リヴァイアサンを越える大きさであろうか。 それはやがて海を離陸し、その巨体を大空へと浮かべ上げる。 一見して巨大な鯨とでも形容できるそれはリヴァイアサンとは違い、完全に無機質で生物的なものからかけ離れていた。 疲れることなく空中停滞する非現実的な光景がより一層機械的であり、落ち着いて観察すれば飛空艇を大きくした天翔ける船に 見えてきた。 「あれこそ正しく……大いなる呟きの船……魔導船!」 巨大な箱舟を一同はただ黙って見続けるしかなかったが、最初に口を開いたのは長老であった。 「あれが……」 沈黙は破られ皆から声が上がる。 やがてそれは疑問や不安から感嘆へと変わった。 「ついにやったぞ……」 感動を口にする者、隣の者と喜びを分かち合う者と様々だ。 ローザやリディア、エッジからも笑顔が宿る。 「闇と光をかかげ眠りの...
  • 月へ2
    薄闇の中動く人影が一つ。地上でいう夜という時間においてひっそりと行動を開始する者がいた…… 「待ってくれカイン!」 騒ぎを起こさぬよう、それでいて相手に聞こえるような声で影を引きとめる声が一つ。 「一体どうしたというんだ」 無視を決め込む影に対し声を強めていく。 「しつこいぞセシル」 「今ならまだ引き返せる!」 「言いたいことはそれだけか」 「カイン!」 平行線を辿る二人の会話に割り込む女性の声が一つ。 「お願い……正気に戻って。あなたはまた操られているだけなのよ!」 「違うな」 何を言われても動じない淡々とした声。 「おれは正気に戻った」 全てを突き放すような冷徹な声は地底のマグマすらも凍りつかせるほどに冷たい。 「これが本来の俺だ。今までの俺の方がおかしかったのだ。セシル、お前がパラディンになったようにな」 「カイン! クリスタルを返すんだ!」 視線を...
  • 月へ1
    地底に閉ざされた世界には地上と違い昼夜の概念は存在しない。 しかし、生活の規則は存在し、そこに住む人々――主にドワーフと呼ばれるものは地上で言う朝がくれば 活動を開始し、夜がくれば帰路につきゆっくりと休む。 地上から来たものにとって朝と夜をすぐに見分けるのは困難ではあるが、皆が寝静まると家や通路の 明りは最低限なものとなる。そうなってくると自然と人影は少なくなり人通りからも活気は薄れる。 空に太陽や月が存在しなくとも、雰囲気という面において朝と夜の概念は存在するのだ。 月へ2
  • 月へ3
    「あの野郎っ! なんてことをしやがる!」 夜の静けさはあっという間にかき消された。一大事なのだ。ジオットはすぐさま緊急招集をかけて会議室へと 皆を集めた。 「エッジ落ち着いて」 怒りを露わにするエッジをリディアがなだめる。 「でもよっ! 折角一緒に戦う仲間だったのによ……一体どうして」 「だからって……でも……セシル……」 段々を返答に困りセシルに助け舟を出すリディア。 「カインは最初から僕達の敵だったのかもしれない……」 「セシル!」 リディアがセシルを叱咤する。当然だろう。 他人事とはいえ親友にそんな酷い事をいうのは怒って当然だ。 「御免なさいリディア。セシルもショックなのよ」 「分かってるわ、でも……」 ローザが助け舟を出してくれて、リディアも食い下がる。 (ごめんリディア) 声にする力がないので心でリディアに謝罪する。 ローザの言っている事は本当だ...
  • 月へ7
    祈り塔の最上階には数えきれないほどの人が集まっていた。 おそらくは街中の、ひょっとしたらミシディア外からもしれない多くの人物がここに集っていた。 その中にいる誰しもが賑わいもせずに黙り込み、じっくりと祈りをささげている。 魔導士の街の中でも群を抜いた高さである塔からは街全体を見渡せるだけでなく、街の先にある入り江やその先に広がる無限とも 思える海原ものぞくことができる。 バロンへの帰国際にセシルが無事に流れついたのもあの辺りだろうか? 少し苦い思い出と共にじっくりと観察をしているとふとある事に気づく。丁度セシルが漂着したその入り江は二つの部分が突出している。 それはまるで大きく開かれた口のようである。 「竜の口より生まれしもの――」 ふとあの伝説の事がよぎった。セシルは思わずその言葉を口走ってしまった。勿論、回りの人の祈りの集中を見ださぬような小声でだ。 「良く分かって...
  • 月へ4
    「あんた達は怒ってないのかよ!」 沈黙が支配する会議室に再びエッジの怒りの声が飛び交う。 しかし、それに反応する声が一つもない。 カインに最後のクリスタルを奪われた一同の顔は怒りではなく放心といった感じであった。 もはや打つ手がなくなったのだ。無理もないだろう。 「なあジオットさん。どうなんだよ」 「だがのう……」 名指しされジオット王が静かに口を開く。 「もうどうしていいのか私にはわからんのだよ。出来ることといえば最悪の状況を想定して軍の増強と整備くらいでは。 しかし、兵達の士気も低下しているしのう」 「…………」 反論する余地がなく黙り込んでしまうエッジ。 時間だけが過ぎていった――時々事務的なやり取りが交わされるがそれ以外は何も誰もしゃべることのない静かな時間が。 「あのミシディアの伝説が本当ならな……」 ふとジオットがつぶやいた。本人からしてみればそれは...
  • FF4 九章
    九章 一節 月へ1 月へ2 月へ3
  • 地上を救う者達3
    (セシルは変わった……) 誰よりも彼を見てきて、いつも一緒にいたローザから見てもそれは明らかであった。 (暗黒騎士としての自分を捨てて、パラディンになった。この事はセシルを変えた。けど……) ゾットでの再会。パラディンとしてのセシルとの初対面。だが今ローザはセシルに対して更に新たな一面を感じとっていた。 (月へ行って帰ってきてからのセシルはまた一段と変わった……) 正確には月へ行くときからだ。セシルは自分へと強いられた運命を感じ取っていたのだろうか? 人としての迷いを捨てて世界の全てを救ってしまうほどの大きな何かを今のセシルは抱えている。 ローザにはそう思えた。 (勿論、それだけの事を受け入れるほどの覚悟と決意を内包させたのはパラディンの力だと思うけれど……) 彼女自体は直接その目で見たわけではないが、あの力をセシルに与えたのは月の民である彼の父親であったという。 (だ...
  • 決戦2
    一時間後―― ミシディア近くの山脈に隠れるように停泊していた魔導船が飛び立った。 「これでよかったのか?」 月面船に乗り込むのはセシル、カイン、エッジの三人だけだ。 この中では一番の寡黙であるはずのカインが二人に問いかけた。 「ああ……」 ゴルベーザ達を追いかけて月のゼムスの決戦へと赴く。そのためにはここにいる三人だけで十分である。 あの日――カインと再び一緒に戦うと決めた日にそう判断したのはセシルだ。 (ローザとリディアは残るんだ) 月へ向かうと決意したセシルはその後すぐにそう決断した。その時の言葉が頭で反芻される。 (僕ら三人だけで行く。 今度ばかりは生きて帰れる保証は無い!) 兄さんはゴルベーザは死を覚悟して月へ行った。それは贖罪のつもりであるのは間違いない。 しかしそれ以上にゼムスの力が強いのもあるだろうみすみす殺されに行くゴルベーザではないだろう。 戦い...
  • 明かされる想い 目覚める力2
    どれくらいの時間がかかっただろうか。 おそらくはそれほどの時間がかかっていないはずのなのであるが、セシルの体感では途方もない時間がかかったようであった。 「ねえセシル……」 輝く塔――まるで巨大なクリスタルのような建物を前にしてリディアが心配の声を一つ。 「中に一体何があるのかな? それに大丈夫かな?」 不安をそのまま口に出したような抽象的な問い。そこに文句を言うのは難しいだろう。 見るとローザも同じような心配の顔をしていた。 普段は常に強気なエッジも未知の大地の未知な建物に静観を決め込んでいた。 ましてや先ほどのリディアの心配を否定しきるのは並大抵の度胸では出来ないであろう。 「大丈夫だ」 しかし、セシルはそれだけ一言言って塔の内部へと歩き出そうとした。 「僕についてくるだけでいい。だから大丈夫だ……リディア」 ゆっくりと歩を進めながら少しだけ仲間達を振り返る。 ...
  • 明かされる想い 目覚める力8
    「少し……気に入らないな」 先ほどの質問の主、エッジが不満を口にする。 「さしずめあんたは月の民の封印を守る者といいたところなのか。結局のところ青き星の人間を監視しているんじゃねーか」 「不満はもっともだ……幾らでも聞こう。既に沢山の者たちを犠牲にしてきた。いまさら責められることが不本意だとも思わぬ」 「もし今、青き星に月の民がやってきても共存なんてできると思っているのか? 俺は完全には出来ないと思うぜ。 それだったらなんだあんた達のいう対等という存在に俺達がなっていないとでもいうのか?」 誰もエッジを止めない。彼のいう事が完全に間違っていない、青き星に生きる者の一意見だからというのもあるが、フースーヤ が黙って批判を受け入れる姿勢だからだ。 「それに、ゼムスって奴との対立も結局は力で押し込めただけじゃないか。それに今もそいつはこの場所に眠っているって? もし俺がゼムスだ...
  • 罪の在処10
    「教えてやろう」 どれくらいの時間が経ったか? どうすればいいと思考するときの時間は無限とすら思えた。 だが、時間としてみればそれほどの時間は経ってないだろう。 牙を刺された三人は未だに苦しんでいる。だがそれはまだ苦しむだけの命が残されているということだ。 「私がクリスタルを集める目的を」 「何故だ?」 急に口数の増えたゴルベーザに疑問の声をぶつけた。 「お前は僕たち始末するつもりだろう。だからなのか?」 「まあそんなところだ」 簡単な答えを言った後ゴルベーザは続けた。 「地底と地上の二つの世界のクリスタル。光と闇あわせて八つのクリスタル。それらが 揃う時、封印されたバブイルの塔の真の力が復活する」 バブイルの塔――ゾットと同じ、謎に包まれた機械巨塔。 「あそこは地底と地上を結ぶだけではないのか……?」 「ゾットの内部を見たであろう?」 質問に対し質問を返すゴ...
  • 絆18
    セシル達と無事合流したカインとエッジはその目的通り格納庫へと向かっていた。 「これは」 たどり着いたその場所は機械塔の内部にしてはわずかながらの明りに照らされるだけの 場所であり、薄暗いその場所に慣れるには多少の時間を有した。 「敵の飛空艇かっ!」 飛び込んできた光景に最初に口を開いたのはセシルだ。 「それも見たこともない形……おそらくは新型だろうね」 シドに教えられたのか、はたまた元飛空艇隊の隊長であったからか、冷静に分析した結果を口にする。 「どうやら、俺の読みは当たっていたようだな」 「それじゃ早速こいつを使って脱出だな!」 カインとエッジも勝ち誇ったような口調で続ける。 「でも敵の飛空艇なんだよ!」 強気な態度の男性陣に待ったとばかりに口を挟むのはリディア 「都合が良すぎると思わない?」 「そうよ罠じゃないかしら……」 ローザもリディアの考えに同意する...
  • 決戦4
    セシルが目を覚ますと魔導船は目的地である月へと到着していた。 休憩室へも中継されている外部モニターは薄暗い闇の宇宙ではなく乾いた銀色の大地を一面に映している。 既にこの部屋にはセシルしかいない。エッジも先に向かったのだろう。 「行くぞ!」 自動扉を開け放ちクリスタルの鎮座するメインブリッジへと向かう、エッジの姿を確認するやいなや、セシルは一言強く言い放った。 そのままエッジを追い越し、魔導船の乗降口へと向かう。既に月の大地への着陸は完了し、この船と月を結ぶタラップは展開されていた。 「!」 出口へと向かうタラップ付近にはカインが静かに腕組みをして待っていた。 しかしその後に起こった出来事はセシルを驚かせた。 外のタラップから静かに歩いてくる一つの影、その人物の事をセシルは見間違う事はなかった。 「ローザ!」 その息使いや表情などは間違いなく幻覚や化けて出たものではない...
  • 地上を救う者達10
    FINAL FANTASY IV #0667 9章 3節 地上を救う者達(10) 地上を疾走するいくつもの鉄塊、それには見覚えがあった。 「戦車、ドワーフのみんな!?」 リディアが疑問と断定交じりの言葉を発する。 どうやらセシルと同じ考えにいたったようだ 「ドワーフ戦車隊見参! 母なる大地の為、我々も戦う!」 地底に技術の結集である兵器から拡声器に乗ってジオット王が勢いよく名乗る その声は地上に響き、月面船の中にいるセシル達にもモニター越しに聞こえてくる。 「へへ、王様自ら出陣とはな! やっぱそうでなくっちゃな」 エブラーナの王子であるエッジが呼応する。 「頼もしいぜ!」 エッジの声に鼓舞されるように戦車は次々と地上を疾走し増えていく。 やがて地上をうめつくすかの如く戦車は増えていく。 「セシル殿!」 各々名乗りを上げたり、戦いの意気込みを見せるドワーフ戦車隊。...
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