感想19-01

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*&bold(){[[さくら、もゆ。 -as the Night's, Reincarnation->https://erogamescape.dyndns.org/~ap2/ero/toukei_kaiseki/game.php?game=26245]]} &bold(){点数:54P 票数:22票 (2019-01-31) [[FAVORITE>http://www.favo-soft.jp/]]} ▲[[感想18.ランス10>感想18-01]] ▼[[感想19.抜きゲーみたいな島に住んでる貧乳はどうすりゃいいですか? 2>感想19-02]] ▲[[2019年に戻る>http://www18.atwiki.jp/2chbesteroge/pages/318.html]] ---- ---- &bold(){1-163■さくら、もゆ。 -as the Night's, Reincarnation-■+1 SG H2 3189} 神は自らを助くものを助くという。ヒーローは救いを求める声には必ず駆け付けるという。 でも、だったら、「自分なんて生まれてこなければよかった」と絶望する子供は一体誰が救えるのだろう。 クリア後の余韻と疲労感が凄かった作品です。 どうして、こんなに残酷な物語が紡げるんだろう。 どうして、こんなに優しいひとたちが描けるんだろう。 しばらくはそんな作品への想いを馳せることとなる、フェイバリット渾身の力作。 まず特筆すべきはその世界設定。レトロな街並みに桜が舞い散り、魚が空を泳ぎ、喋る猫が闊歩する「夜」の雰囲気は唯一無二。 高品質なCGや音楽との相乗効果もあり、雰囲気ゲーとしては最高峰。この世界観でオープンワールドがやりたくなる。 だが騙されてはいけない。こいつはとんだ曲者だ。というかこの規模の大作でここまで人を選ぶ作品は類を見ない。 正直とっつき辛さは全エロゲ最悪レベル。しかも長い。 いきなり設定の海に放り出されるうえに、とにかく持って回った言い回しを多用するため飲み込み辛いことこの上ない。そのうえ長い。 理不尽な不幸や胸糞展開も多く、なんでだよ畜生、こんなのあんまりだ、 この子ら何も悪くないじゃんと何度思ったかわからない。そしてとにかく長い。 身も蓋もなく言えば自罰的な登場人物達が悲劇の連鎖でどんどん不幸になる話で、悪役を倒してスカッとする展開は一切無い。 何よりひたすら長ったらしい。 全く以ってとんだ問題児だが……それでも、その全てを差し引いてなお、個別の火力は凄まじい。 初手の千和ルートから全盛期の鍵ゲー並の破壊力。各ルートの底地が異様に高く、全シナリオが涙腺を本気で殺しに来る。 どこまでも不器用で優しい父親がいた。何度置いて行かれても子供達の隣に立つ少女がいた。 見守るだけのはずが見てらんないと手を貸す神様がいた。 自分のことが大嫌いになってしまった子供達のために、 気の遠くなるような時間を捧げるその優しき隣人達に、幾度となく泣かされた。 本格的にエンジンがかかるのがハルルート。 お互いの為に全てを捨ててしまう美しくも哀しい捧げ合いの果てに、掴んだ未来に涙した。 オーラスのクロルートなんて凄まじい。 全ての場面が後悔と自己犠牲で出来ており、それが更なる自己犠牲を呼ぶあまりにも苦しい道のりだ。 執拗なまでに上げて落とされ、何度も何度も二重の意味で泣かされて、 本当に、ほんとぉぉぉに遠回りをして最後の最後まで歩き切った先で得たものは、 そこに至るまでの長い長い苦難の道に見合う価値があったかと思う。それこそ登場人物達にとっても、ユーザーにとっても。 FDが出るなら是非クロENDの後日談が見てみたい。一体前世でどれだけの徳を積めばなんて冗談があるが、 ホントそれに見合うだけ幸せになるべきだよ彼は。平凡な一般家庭(エロゲ基準)でラブにコメって下さいよホント。 あと個人的な評価点は、よくもこんな複雑怪奇なシナリオを形に出来たという点。 時間と因果が複雑に絡み合った内容なうえ叙述トリックも多く、 これを破綻なく構成するのって気の遠くなるような作業だったんじゃなかろうか。 重ねて言うが、合う合わないは本当にハッキリ出る。 特に幻想的な世界観と回りくどいテキストは最後の最後まで付き合うことになるので、 波長が合うか確認するため事前の体験版は最大限推奨。 それはそうだ、ここまでライターの魂そのものを打ち出したかのような作品が、無難な代物なわけがない。 俺はそこまで相性が良くなかったので加点は+1止まりだが、 波長さえあえば生涯の傑作になりうる、良くも悪くも「魂の作品」だった。 ---- &bold(){1-033■さくら、もゆ。 -as the Night's, Reincarnation-■+2 SG H2 3095} 「……ありがとう。きみがこの世界に生まれてきてくれて、本当に、よかった」 きっと誰もが誰かに言ってもらい、一度は心を躍らせ、言ってくれた誰かに笑顔を向けたであろう言葉です。 ですがこの言葉を受け入れられないほどの絶望と悲しみを背負ってしまったときこれほど辛く苦しめる言葉はありません。 「……ぼくなんて、産まれてこなければよかった」 そう願ってしまった少年少女のための長く苦しくそしてほんの少し優しい物語でした。 初報はいつなのだろうと調べてみると振り返るのも難しく、アストラエアの白き永遠のお疲れ様本の時点で存在は示唆されていたり、 背景のロケハンが2017年に実施されていたりととにかく製作期間の長さが察せられる作品です。 延期も何回したのでしょうか?最後の最後でさえ発売日を1週間遅らせたりとギリギリまで製作していたことが察せられ、 ライターの漆原先生もかなり大変そうな印象だったことを1年経った今でも覚えています。 そんな作品ですが今年初めてプレイして、2か月間の間引きずり突けるほどの物でした。 冒頭にも言いましたがとにかく長い!このクラスの長さで分割じゃないのは久々すぎて軽く引きました。 1週間全力でプレイしたはずなのに全然終わりが見えない。半分終わったかなーとか思ってたらその倍くらいかかった。そのくらいの長さです。 ですがその長さがあるからこそ彼らが悩み苦しむものへの説得力を与えています。 今作では自己犠牲が多く見られます。ですがこの自己犠牲には誰かへの贖罪の自己犠牲と誰かを幸せにするための自己犠牲の二つがあると思っています。 前者は自分の価値に絶望してしまった少年少女達によって描かれます。 「自分さえいなければ」と嘆き、悲しみ、そしてせっかくもらったはずの幸せへの切符を投げ捨ててしまう。 そんな彼らです。その絶望への説得力が相変わらず非常に上手く作品の大半を占めるのはその絶望を得た過程だったりします。 主人公もクロもハルも千和も姫織もみんなそれに嘆き、幸福になれる切符を悲劇のための引き金に換えようとする、この過程は本当に辛かった。 ではそんな彼らを救うのは何か?それが後者の自己犠牲でした。 どこまでも深く傷つき、そして心を絶対零度まで凍らせた彼らを救うのは自分を犠牲にしてでも幸せにしたいと思う誰かの優しさでした。 この作品ではメイン組と同じかそれ以上にサブキャラクターの評価が高いです。 やはりそれはメイン組を愛し、幸せになってほしいと切に願う姿がどこまでも心を打ったからだと思います。 事実私自身あさひさんの自分の悲しみなんて気にせずに只々幸せになってほしくてかける言葉に何度も涙しました。 「……君たちのことが、大好きだからだ」 単純にして簡単、そして一歩間違えればさらに絶望に落とすことさえある言葉、だけど絶望した人達を救うのはやっぱりこの言葉で、そのためにどんな犠牲も払える。 でもそれは贖罪なんかじゃなくて大切に、幸せになってほしいと心の底から思うから。 そう願うからこそ彼らの引き金をもう一度幸せへの切符に換えることができたのだと思います。 長くて苦しくて辛い別ればかり、それでも最後の最後に彼らが本当に願い続けてやまなかった幸せな姿を見ると その過程さえもどこまでも輝いて見えるキラキラしたものに見えるから不思議なものです。 この作品で漆原先生がFAVORITEから離脱されたようなので正直FDは難しいようですが、 またこの厳しいけれどほんの少しだけ優しい世界が我々の前で物語を綴ってくれることを願っています。 ---- &bold(){1-052■さくら、もゆ。 -as the Night's, Reincarnation-■+2 SG H1 2624} 2019年最高傑作…というか個人的には全エロゲで一番。 今まで生きてきた中で最も熱のある涙を流した作品。このゲームを思い出せばいつでも泣けるからドライアイとは無縁になった。 目には見えなくても、声が届かなくても、いつも寄り添い、いつだって優しさをくれた“彼ら”の想いに、その愛情の深さにただ感動するばかりだった。 作品としては「ろりセカ」を煮込んでドロッドロにした感じ。 初手からいきなり真紅ルートぶちかますレベルの超高火力パンチを全体にわたって叩きこまれ無事に全ルートで号泣した。 家族、友人、恋人。様々な形の愛情が描かれていて、その端々で“彼ら”が伝えてくれる温かい言葉が傷ついた心を溶かしてくれる。 最高の家族として、パパとして娘の幸せを願った“彼”が夢を叶える物語に涙を流した。 不器用な“彼”がひたすらに娘を愛する様子を見続けたからこそ「俺は、お前を心から愛することができたよ」という台詞に万感の思いを感じた。 最高の友人として、つらい人生を送る少女を陰ながら支えた“彼女”が報われる物語に涙を流した。 人を幸せにするために魔法を使う“彼ら”は自身を疎かにしてしまうけれど、そんな“彼ら”を見てくれる人もまた存在するのだとわかると嬉しくなった。 そして言わずと知れた最高の恋人“クロ”。そこに辿り着くまでの長い時間で何度も助けてくれた最愛の女の子。 シナリオ関連でこの子の話をしようと思うとガチめのネタバレにしかならないが、強いて言うなら「糸電話は神」これに尽きる。 ところでクロの衣装をよく見てくれ。ちっぱいだったりオフショルダーで脇が見えていたりするがそこではない。 もっと違うところに着目してほしい。…そう、おなかが出ている。これ、すげー重要なので絶対覚えておいてね。 作中で話題になったとき、私の頭にOP「さくら、Reincarnation」が流れた。その歌詞「いつから忘れてた高鳴る気持ちを」に、はっとさせられた。 私はいつからおっぱいやおまんこばかりを追い求めていたのだろう。 プレイ本数が膨らんでいくばかりでエロゲーを始めたころの純粋なエロへの想いを忘れていた。クロはそれを思い出させてくれた。 彼女を少し見つめるだけでもえっちポイントがたくさんあるではないか。「おなかは、性器だ」その真理を再認識し彼女とのHシーンを見ると胸の高鳴りが収まらない。 「隠さないで私に全て見せてYou're smile is mine」などと言わずとも、もちろんおっぱいも見れる。だが、えっちなおなかを堪能してからだとより一層感慨深かった。 今からプレイする予定の人はその前に絶対に公式サイトの-STORY-を読んでください。 今はその後半部分は何もわからないだろうけど、全部繋がった瞬間の衝撃は半端ではないので。 正直なところ現時点でもまだ思っていることの1割すら形にできていないが、 本当に振り返るだけで脱水症状になりかねないレベルで涙が出てきてしまうからあとはこの作品に関わった全てに感謝して終わる。 「この世界に産まれてきてくれて、本当に。本当に、ありがとう」 ---- &bold(){1-144■さくら、もゆ。 -as the Night's, Reincarnation-■+2 SM -- 1588} この作品は、命と愛の物語だと感じた。 どうしようもない事情を抱え、救いを求める少年少女が夜(夢)の世界へと集まる。 少年少女の事情には必ず色々な形の『愛』があった。 一般的に言う男女の恋愛だけではなく、家族、兄弟、友情、仲間など、自分と他人を結ぶ様々な関係から生じる『愛』。  本当に愛している、愛を向けられる人の願いや幸せのためであれば自身の『命』を犠牲にしてでも叶えたい。 『命』は普遍的な意味でもあったり、時間であったり、運命であったりとその人がその人であるためのものを犠牲にしていく。 そうして、自分にとってのハッピーエンドを求めていく。 ときに、逆に愛する人を傷つけてしまう結果になることがあったとしても、傷つけられた人が相手のことを想い、 より良いハッピーエンドを諦めずに進む登場人物達には好意を持つことができ、共感もしくは純粋に応援することができた。  だからこそ高い評価をつけたいと思った。 ……などと、もっともらしいことを述べてみたが、正直なところこの作品の感想を書くことは非常に難しい。 そもそも、私が本当にこの作品が伝えたかったことを、充分に理解できているか疑問である。 シナリオの量も半端ではなく、そこに非常に独特なテキストで理解する(慣れる)のに非常に労力を割く必要がある。 時間に追われるばかりで余裕のない今の時代に、賛否両論なのはよくわかる。 しかし、だからこそ、丁寧にていねいに、ゆっくりと語られる登場人物の心情や背景などを 少しでも理解しようとして私なり整理をつけてこのような感想を述べた。 そうすることで、この物語に対してありがとうを伝えたかったからだ。 物語を始めてから終わるまで、楽しい時間をありがとう。そして、優しい気持ちをくれてありがとう。 ---- &bold(){1-123■さくら、もゆ。 -as the Night's, Reincarnation-■+2 SG H2 1369} 1月に発売し、そのまま私的2019年ベストエロゲに君臨し続けました。 この作品、結構人を選ぶのは理解できるんですよ。 色々と言われている通り、確かに文章が冗長なのは自分も感じて読み辛いとも思いました。 序盤も若干読者置いてけぼりで話が進むのでとっかかりづらいというのも理解できます。 ただ、これらの部分を差し置いてもさくら、もゆ。は神ゲーだと主張したい。 シナリオゲーにありがちな「グランドルート以外は微妙・・・」ということが無いのが素晴らしい。 このゲームも個別ルートはグランドルートに至る為の道という構図ではあるが、 それらが他の泣きげーのグランドルート並みのクオリティであると当初は全く想定できなかった。 最初のルート終わってしてボロボロになかされた時、これ最後どんだけ泣かされるんだろうと思った物だ。 (実際オールクリアした時はひでー有様だった) 加えて、このゲームのシナリオは泣かせるだけでなく、 テーマ性に共感して感動し、世界観を理解していくにつれて引き込まれ、張り巡られた複線回収の妙もある。 まさに自分がエロゲーの、所謂シナリオゲーとして求めていた全てが詰まっていた作品でした。 過去を振り返ってもここまでの作品はそうそうなかった。 神ゲーをありがとうございました。 ほんっっっっっとうにクロの最後がさあああああああああああああああああああああ。 ハッピーエンドで終わってよかったよおおおおおおおおおおおおおお""""!!!!!!!!! ---- &bold(){1-043■さくら、もゆ。 -as the Night's, Reincarnation-■+2 SM H4 984} ・シナリオゲーの極致という他ない 冗長に感じる部分はあれどそれを全て取り去るほどの満足感があった 「Reincarnation」「輪廻」などの単語に表れているが生死と永遠と生まれ変わりが主題の作品 とは言いつつ裏には常に一貫して「大切な人を思う」というテーマが 幼馴染から、恋人から、大人から、あるいは赤の他人から様々なアプローチで描かれているようにも思えた 登場人物は皆苦境に置かれたり心に闇を抱いたりしていることが大半であるがそれでも気丈に振る舞おうとするキャラクターたちが非常に魅力的だった なつめえり先生の相変わらず絶妙なキャラデザと世界観にマッチしたタッチも必見 シナリオゲーの極致とは言うに及ばずシナリオが大変素晴らしい トゥルーも勿論良かったが特によかったのは千和ちゃんのルート 詳述は控えるが血縁の有無など大した問題ではないし何よりナハトのキャラがぶっ刺さりすぎた 曲方面も圧巻の一言 主題歌は勿論BGMもタイトル曲をはじめとしてシナリオの深みを盛り上げる以上の働きをしてて延々と聴いていられる 未プレイの方はこの機会に是非 ---- &bold(){1-063■さくら、もゆ。 -as the Night's, Reincarnation-■+2 SG H2 880} 面白いかと聞かれればつまらないと答える。オススメかと訊ねられれば首を横に振る。 やり終えて真っ先に感じるのは疲労。テキストが冗長、はっきり言って糞作品だと思うし時間とお金を失ってまでやるべきものではない。 本作の話題になれば永久に叩いていられる自信がある。直前まで、本当は一番に挙げるどころか投票する気さえなかった。 では、なぜ。なぜこれを今年の一位に挙げたのか。 ここで手のひら返しでホメると思った諸君は残念だったな。これは揺るがない糞作品だ。たたえるべきものではない。 推した理由はただひとつ、今でも心に残っているから。 魂の宿ったそれは確かに自分の心に何かを刻んでいる。 それだけ。それだけ。ただ正直であろうとしたらこういう結果になった。 ぬきたしみたいに口コミで広がる力はない。一部が持ち上げて内輪で消化されて終わる作品。 自分も含めて推すやつは無責任だと思うが、ベストエロゲの意義も考えてネットの海にくらいは居場所を与えたいと思った。 ---- &bold(){1-148■さくら、もゆ。 -as the Night's, Reincarnation-■+2 SG H2 847} 僕の人生の一つとなった本作。 プレイすればわかりますが、ライターのこれでもかと自身の想いや展開を詰め込んだ作品であり、終わった後は充実感で満たされます。 あの子は経緯からクロルートでは常に儚い雰囲気を漂わせており、一種の保護者的視点からあの子が救われるのかハラハラしつつプレイしました。 やっぱ声あるといいですね。あの子が喋って心情を吐露するだけで涙がぼろぼろ出てきてしまいます。 大切な人を救うため、己が最も嫌う代償を払う。奏大雅が言っていたようにあの子は僕にとってもヒーローでした。 あわせて、ハルルートをやったからクロルートでのハルは行動ひとつひとつが前ルートを踏まえたものとなっており、感情移入してこれも涙腺が緩んでしまいます。 音楽もよく、ここぞというときにかかるさくら、reincarnationのアレンジは毎回サビ部分でその壮大さから身震いしてしまうほど、とても印象的です。 自分もクロに看取られる人生になりたかった。 ---- &bold(){1-170■さくら、もゆ。 -as the Night's, Reincarnation-■+2 SC H1 775} 正直、製作発表当時は過去作と比べヒロイン達の魅力が感じられなかったりとあんまり期待してなかった。 しかし、製品版をプレイしてみて一変。今どきこんなボリュームと濃厚なストーリーを詰め込んだゲームがあるとは。 ハル√までの3編の個別√でも感動しっぱなしで既におなかいっぱいだったのに、そこからさらに濃密なクロ√ですよ。 夜の国のレールの上で主人公が真の目的を話す場面は圧巻です。その傍でただひたすらに主人公の幸せを願うクロの姿が切ない・・・。 希望を見出しては潰されるつらい展開が多いですが、だからこそたどり着いた終着点の幸せが尊くおもえるゲームです。 確かに文章の冗長さなどネガティブな面は否めないが、個別√に入れば(ストーリーの展開が気になって文章の冗長さは)気にならなくなるから!そこまでは我慢して! と、勧めたくなるゲームです。 ---- &bold(){1-040■さくら、もゆ。 -as the Night's, Reincarnation-■+2 SM H1 648} エロ方面以外のすべての面においてトップレベルの水準だったと思います。 特に、歌を含めた「音楽」の方面については、演出での使われ方を含めて完璧の一言。 シナリオ面に目を向けると、ハルルートの後半およびクロルートについては今思い返すだけでも震えが来ます。 どれだけの絶望とどれだけの希望があったのか、と。 そんな中で、常に寄り添ってくれたあさひさんや十夜、それから「奏大雅」の台詞。 それらには、ただただ感動するだけでした。 後半になるにつれてキツいシーンも多いですが、それでも確かにある救いは、まさに闇の果てを照らす光だったと思います。 FAVORITEの次の作品にも期待しています。 ただ、度重なる延期はもうやめてね・・・。 ---- &bold(){1-047■さくら、もゆ。 -as the Night's, Reincarnation-■+1 SM H2 518} 粒ぞろいの2019年の作品の中で、一際輝いていたという印象の本作。 複雑に絡み合う時間軸と、巧みな伏線の使い方、そしてユーザーに向けたメッセージが、エンターテインメントとしての完成度をぐんと引き上げていた。 各所で絶賛されている作品なので、敢えて悪いところをひとつ挙げると、 傍点が多すぎて、強調したい文章がわかりません。ようするに不要だったんじゃないかと。 あとはまぁアレですね、FAVORITEのことだからなんか続編が出るんでしょう。あさひさん攻略させてくれ。あのおっぱいを拝めないのはエロゲとしてはいかんぞ。 ---- &bold(){1-016■さくら、もゆ。 -as the Night's, Reincarnation-■+2 SG H2 461} Favoriteの集大成。 Favoriteの他の作品より冗長、個性的なテキストのせいで読みずらいのが4割ほど増したが中身の質も4割ほど増した。 メイン、サブなしに各自の役目がある為どのキャラにも魅力を発散出来たし、 ”夜の世界”と言う独特な雰囲気に噛み合う非現実の世界に夢幻的な音楽は素晴らしいかった。 何よりグランドルートからは全ルートを通じあってテーマによるストーリーが作られており、 伏線回数やギミック、演出に心血を注いで作られたFavoriteの集大成だ。 ---- &bold(){1-095■さくら、もゆ。 -as the Night's, Reincarnation-■+2 SG H1 414} 正直今年はこれ一作でお腹いっぱいになっちゃった感じはある 圧倒的ボリュームな上一ルート一ルートでいちいち泣かせてくるもんだからたまったもんじゃない パパはずるいよねかわいい… 個人的にこの作品はシナリオや音楽はもちろんいいのだが背景をアピールしたい さくらもゆの世界を作り出している要因の一つに背景が大きく関わっていると逝っても過言ではなく、 独特な雰囲気を醸し出し世界に引き込ませてくれました ---- &bold(){1-079■さくら、もゆ。 -as the Night's, Reincarnation-■+1 SG H1 339} いろセカ、いろヒカの短所はそのままに長所を伸ばした作品 テキストの拙さや、やたらと自己犠牲的な登場人物などライター特有の癖(人によっては短所)は健在ながら シナリオ面では全ルート真紅ルート並みのクオリティになっていた CG、背景、BGM、楽曲も超クオリティでシナリオを引き立てていた 特に2nd OP「輪廻」への入り方には鳥肌がたった ---- &bold(){1-136■さくら、もゆ。 -as the Night's, Reincarnation-■+1 SG H2 306} つまらないルートが一つもない作品。 シナリオだけでなく音楽、背景、CG、オープニング等々どれをとっても最高水準。 ただでさえ個別ルートが面白いのに、さらにそれを上回っていくクロルートではボロボロ泣いてしまいました。 長いし癖は強いしで時間はかかりましたが、それに見合うだけの素晴らしい作品でした。 ---- &bold(){1-141■さくら、もゆ。 -as the Night's, Reincarnation-■+1 SG H2 285} 年始から出てきた超大作。優しくも悲しい、そんな世界観から紡がれる愛と勇気の物語。 個別ルートも良いが、グランドルートはそれまでの積み重ねもあってか1番心に来た。 演出や音楽による引き立ても見事で、総合的にも完成度が高い。 これほど魂のこもった作品に出会えて本当に幸せだった。 ---- &bold(){1-081■さくら、もゆ。 -as the Night's, Reincarnation-■+1 SG H3 269} 実は新年度に入って時間が取れなかった事もあり、1回やめてしまったんですが、ちゃんとクリアして良かったと心の底から思える作品でした。 キャラそれぞれの苦悩が長く、辛さを感じたりはしましたが、最後のルートが終わった時には、「もっとこの世界を見ていたい」と切に感じました。 ---- &bold(){1-092■さくら、もゆ。 -as the Night's, Reincarnation-■+1 SC H1 254} 間違いなく2019年一番泣いた作品です。シナリオはボリュームも多くキャラクターすべて にそれぞれのストーリーがありヒロイン以外のキャラクターも√ごとに掘り下げられてい られた。一番泣いたシーンは姫織√の十夜と友だちのシーンは何度見ても感動してしまう。 ---- &bold(){1-019■さくら、もゆ。 -as the Night's, Reincarnation-■-- SC H2 248} これは神作。間違いなく神作。1ルート1ルートが濃密な人生を描いておりとても良い……んだが、ちょっとくどいところとかダレるところがあった。 というか濃密過ぎて胃がもたれるよ!長いんだよ各ルート全部が!気楽にやろうとしたらとんだ人生ゲーだったぜ……。 ----- &bold(){1-139■さくら、もゆ。 -as the Night's, Reincarnation-■-- CG H2 218} くどいテキストとテンポの悪さは少々気になりますけど、世界観に音楽や演出。シナリオを含めて全てが高水準。 ただ作り手の想いを完全に理解するためには相応の知識と理解力が必要。自分も自信をもって理解しているとは言えない。 ---- &bold(){1-071■さくら、もゆ。 -as the Night's, Reincarnation-■+1 SG H1 212} 賛否両論ある作品だが最後までクリアした人ならば この作品が近年稀に見る「大作」である事は否定できないだろう。 度重なる延期で待たされ続けた甲斐はあったと思う。 特に千和ルートとクロルートの出来は出色。 ---- &bold(){1-135■さくら、もゆ。 -as the Night's, Reincarnation-■+2 SM H1 174} メインサブすべてのキャラに思いが込められていてプレイ中何度か泣きそうになった。 感情移入しすぎてプレイ後しばらくは自分も夜の国で冒険したような没入感が抜けずに困りました。 ---- ▼[[感想19.抜きゲーみたいな島に住んでる貧乳はどうすりゃいいですか? 2>感想19-02]] ▲[[2019年に戻る>http://www18.atwiki.jp/2chbesteroge/pages/318.html]]

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