2012感想集【2】

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2012感想集【2】 - (2013/02/05 (火) 16:56:28) の編集履歴(バックアップ)


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-月に寄りそう乙女の作法

女装ものとしては希少な百合の香りが楽しめる作品。見た目は可憐だが中身は男前な主人公がヒロイン達を救っていく、
という内容が大半の女装潜入ゲーとしては珍しくトラウマ持ちの主人公が気持ちの良い奇人達に救われるほうが主題となっている。
中でも気品も男気もSっ気も茶目っ気も持ち合わせ、芯の部分は可愛気に満ちた世界一お優しいルナ様の存在感は抜群で
そりゃこんな素敵な方に人格・能力の両面から本気で口説かれたら人生やバックのひとつやふたつ捧げたくもなるし百合も菊も咲くってもんである。
他のヒロイン達もあまりにも一途な恋をしてる乙女回路フルドライブの湊、デレると無邪気に甘えてきてなにこの天使なユーシェと転がるには申し分なく、
文章はシナリオ間の差が大きく摺り合わせも甘いものの、テキストは王雀孫の手が入ってるためか俗で下品でされども軽妙、馬鹿まみれだけど愚者はいない。
シリアスが結構ガチで重い分クライマックスでのカタルシスも大きく、望まれぬ者・与えられぬ者達の生きる意地の物語としてもよく出来てる。
女装ゲーとしては異端の要素を多く持ちながら、女装ゲーの代表作のひとつ足りえる良作。

ゲームを最後まで飽きさせない作りには感動を覚える。
何よりも冒頭のつかみがすばらしい。それをばっさりと捨てる本編のギャグシナリオ。
そして誰もが認める「ルナ」ルートによるシナリオまとめ。推奨ルートでやるとイイゲームだと分かる。
というか推奨ルート以外でやるとどうしてもあるキャラが嫌っちゃたり物足りなさが感じるからね。そこが残念といば残念だろう。あとこう淡いCGの塗り方が好きだった。

「主人公こそ最強の萌えキャラだろ!」
そんな人に是非オススメしたい作品である。
清純を絵に描いたようなメイド姿。手を出したら「ワン!」と答える素直っぷり。
ワケアリの御曹司が女装し、学園に潜入するというテンプレ展開だが
ハイスペックにも関わらず素直で可愛い男の娘に徐々にS気の強い美人ご主人様も引き込まれ行く。
「こいつ可愛いな・・・。でも、男だし・・・・。男なんだ!」と悩む。
そして・・・・という展開が実にいい演出で表現されている。
あえて言おう。
ルナ様最高や!

体験版を終えて一ヶ月間、胸を馳せ、想像をふくらましていました。
そして高めたハードルをものともせず、年内に5周もさせたその面白さ。
鈴平様の絵と、卯衣様の声と、彼女のそのキャラクター。
もってけ2012年ベストヒロイン!

しょっぱなから雀孫節で引き込まれてしまった。服飾を題材に扱ったものは他に記憶がなく、目新しいのもあって良かった。
ライターが複数であったことから√によって出来の差が激しい。女装主人公はすでにブームが過ぎ去った感もあったか。
いくら天才でも人間性も優れていないと才能をぶっ潰すという教訓。
りそな可愛いよ銀行。

つり乙のおかげで無職になりました

俺の王の筆がそんなに早いわけがない!
どうせ名前貸し程度だろうとあまり期待していなかったが
ルナ様、ユーシェが良すぎた

対称的なヒロイン、天才ルナ様と凡人ユーシェ
負けても頑張って勝ったという話はよくあるがユーシェは一味違う
作中にある「凡人が成功したければ人間らしい生活を捨て全てを賭け死ぬ気で努力しろ」
その通り精一杯の努力を続けた結果が敗北
圧倒的な才能の差を見せ付けられ、埋まらない力の差
悔しくても涙を拭いながら立ち向かう
一度や二度ではなく何度負けても挑み続ける姿は本当に綺麗
エロゲで泣くとかないわーと思いながら涙ボロボロ
努力せず夢を諦めた身には耳が痛すぎる
ああ、楽しかったと笑って死にたい

今だから正直に言うけど、朝日ちゃんヒロインだと思って買っちゃいました。何の情報もなく買っちゃったもんだからこんなゲームだったってのもわからず。
やってくうちにだんだんのめりこんで、気付いたら3週位してた。
ルナ様と朝日の関係だけでおなかいっぱいになる。この2人のやり取りだけでセーブデータほぼ埋まっちゃったりなんかしたり。ルナ様の言動すべてにやられちゃう。
芯がしっかりして、ここまでかっこいいヒロインなんてなかなかいないんじゃないだろうか。
朝日ちゃんは朝日ちゃんで女子力が高すぎるし。うまくバランスのとれたカップルなんだろう。
2012で一番いいカップルだなと思った。
ところどころに王のテキストらしきものも見え、他のヒロインからサブキャラまで個性の強いキャラ達の掛け合いやらなんやらがいいアクセントになっていた。

お優しいルナ様にジト目で踏まれたい。
お優しいルナ様と一緒にプールで遊びたい。
お優しいルナ様のニーソを舐めまわしたい。

湊√はですます調とである調が混ざったり、「経営状態が下がってきた」等おかしな日本語が目立ったり、
ポニーテールなのに「おさげが揺れる」という表記があったり、主人公の後で最後に瑞穂の使用人が入ることに入浴順が変更された後数クリックで、
風呂を出た後の主人公が「次は湊が風呂に入る番だ」と口走ったり、「瑞穂のことを考えれば、北斗さんがそう言うのは分かっていた」と
いきなり使用人の北斗をさんづけしてお嬢様である瑞穂を呼び捨てにしてたり、テキストでは中だしなのにCGでは外だししてたり、
途中で「file406 file502」「胸の鼓動を抑えきれなkった」みたいなのが入って
某護衛最終作を思い起こさせたりしてとてもアレな出来なんだけど、それ以外はとてもよかった(褒めてる)。
鈴平氏が指示したらしいこれまでのNavelとは違う塗り、日常会話の面白さ、ヒロインのかわいらしさ、一生懸命でかわいい女装主人公、
深みはないにせよ、努力により困難を克服しカタルシスを感じさせてくれるシナリオ展開、どれも文句なし。
BGMもよかった。特にピアノを生かしたjazzっぽいものが素晴らしい。放課後キャットウォークは何度聞いても飽きない。
それと同じくらい「桜小路が陽を照らす」、「Philia X'mas Collection」、「ああ楽しかった!」も素晴らしいのに
サントラ未収録なのは選曲者の頭がわいてるとしか思えない(褒めてる)。
あと、序盤だけみるとどう考えてもメインヒロインのかわいいかわいいりそなが攻略出来ないなのはバグとしか思えないのでFD出して下さい(切実)。
これまで西又絵は敬遠してたんだけど、表情があって声が入った状態でみると普通にかわいいことに気付いたので俺つばを購入して満足した俺が最後に一言。
「西又……?西又さん、だろ?」

ジャクソンが2年で新作?またまたご冗談を… と思ったら随所に見られるNavelらしいテキストで安心。東の人も俺は大好き。
完走して思うことは、最早ルナ様のためのゲームと言っても過言ではない。他のルートはルナ様のかっこ良さと朝日の忠誠心を見るルートや…。
そう言えてしまうくらいシナリオの差が激しいのが悲しい所。(特に上2人と下2人の差が…)
ルナ様のシナリオは本当に心が震えた。こんな素敵なカップル他にいない。ルナ様は俺の嫁とか冗談でも口にできない。
グラフィックチーフの指揮のもと、塗りが今までより淡い感じになり、それがまた美しさと儚さが出ててすごい。
シャッチョ渾身のボーカル曲3曲も超クオリティ。OPに震えた人も多いのではないか。
メーカーが一丸となって創りあげた大作という印象。そりゃぁ売れるさ。
兄の行動が若干意味不明な所はマイナス。あとりそなちゃんだよ。何シカトぶっこいてやがりますか。
メーカー的にFDその他の展開はほぼ確定的なので末永く楽しんでいこうと思う。

体験版五分もしない内に「こりゃ良作だ」と確信した。
プロローグのテキストで魅せ、Navelお得意のギャグを交えつつ、最後はしっかりしたシナリオで〆。いやあ、面白かった。
ルナ様ルートは当然面白いが、俺はユーシェルートが気に入った。
ユーシェが部屋で泣くエピソードで惚れたね。そして落としすぎないバランス、最後までどうなるか分からないドキドキ感が良かった。

まず最初に。女装モノです。桜小路ルナのキャラ評価が突出しています。以下ルナ様と呼びます。
恋の落ち方から行動理念まで、今までの女装モノのヒロインとは一線を画しています。
主人公は例に漏れずヒロインより女の子してますが芯は男の子です。
決して攻略の出来ない魅力的な妹がいます。
本題。
各ヒロインの立場でずいぶんと主人公に求められるもの・立ち位置が変わる構成になっています。
才能に惚れ込み、尽くし倒すサポートポジション、共に認め合い共に成長する共闘ポジション、
才能はあるが問題を抱える相手の問題を解決し、基本的には見守るポジション、相手を救うことを主題とする主体的行動者のポジション。
主人公の性質上、得手不得手が出てしまい、シナリオの質に差が出てしまったのは残念ですが、
2つは良作、2つは並以上のレベルを維持できているので良い出来だと思います。
ルナ様については完敗です。ヒロインを攻略しようとしたら、主人公が攻略されていた。
何を言ってるのかよくわからないですが、ポルナレフです。いや違います。
細かな感情の移ろいや機微、深刻なトラブル等いろいろありますが、
そんなものは意思力と実力で、繊細かつパワフルにまとめて吹き飛ばすルナ様最高です。
なんかもう幸せです。顔踏んでください。

何はともあれルナルートだ。主要人物二人のキャラクターが似ているということもあるのかもしれないが、二人の中が深まっていく様は
まるで「マリア様が見てる」のようで、丁寧で濃密な描写は昨今あまり例を見ないものだった。
そしてそこに溶解度目一杯までお砂糖を突っ込んだのが正解で、超絶技巧はなくても素晴らしいルートだった。
また、このルートだけ主人公が完璧に乙女になり百合ゲーとなるのもミソ。
「お優しいルナ様」の魅力も炸裂で、このルートだけでも本作を買う価値はあるのかもしれない。
ユーシェルートは女装モノの王道といった感じで、ユーシェのキャラと相まって非常に気持ちが良い。
………他?

月(ルナ)に寄り添う乙女(朝日)の作法というタイトルが示す通り、この作品はルナ様と朝日のための作品ですね
とにかくこの主従のバランスが素晴らしい!朝日を弄って困らせるルナ様がとても可愛くて、この二人のやり取りを見てる時はニヤニヤしっぱなしでしたw
それにしてもルナ様のメンタルの強さは常人離れしてますね。
ルナ様√終盤の衣遠と対峙するシーンはこの人は本当にすごい、とため息しか出ませんでした。人の上に立つ人間というのはこういう人なのかと
あと個人的にはユーシェも大好きです。高慢ちきなアホキャラに見えて、実は自分に自信がない努力家で甘えん坊というギャップにやられましたw
シナリオも王道だけど秀才が血反吐吐きながら努力して天才に打ち勝つという展開が読んでて楽しかったし、√最後の衣装がすごくよかったです
あとは衣遠とスタンレーのキャラの掘り下げとりそな√が足りないのでFDに期待します

ルナ様ゲーなのは間違いないがキャラと個別ルートはユーシェの方がお気に入り。
凡人の自分にとっては成功したければ人間らしい生活を捨て死ぬ気で努力しろという言葉をそのまんまやりきったユーシェの方が共感できる。
りそなルートがなかったのは残念だがそこはFDに期待しています。
正直にぶっちゃけると西又御大デザインのドレスがダサくなければ加点は2点だった。

女装潜入ゲーの皮をかぶった百合主従ゲーという異色作。
主人とメイド、デザイナーとパタンナー、天才とそれに憧れるものというように様々な形でヒロインと主人公の関係が描かれていて、
恋愛イベントやエロシーン(ただし、選択肢で回避できる)においてもこの形は崩れない。
ヒロインであるルナ様はプライドが高く傲岸不遜な物言いをするが、それは才能や家柄に安住せず努力して得た能力や財力に裏打ちされたもの。
押さえるべきところでは気を配れて、自分の欠点を認められる度量の広さも併せ持っている、ヒロインというより良主人公のようなキャラクター。
対して主人公である朝日は男の娘ではないものの強い性自認を持っておらず、自分が男であることを意識したのも女装後が初めてという変わり種。
そんな朝日は本編でも徹底してネコ役。葛藤するルナ様に迫られる「誘い受けゲー」ってのが斬新で良い…。
なおシナリオに対する高評価は話の大筋というより、この2人のキャラクターと関係性を丁寧に表現しきったことに対するものである。
評価点には入れられなかったがCGも非常に綺麗で、システムもキャラアイコン付きシーンスキップが快適だった。
女装ものというジャンルの歴史に残る1作。

-はるまで、くるる。

こんにゃん!
こちらも一撃の破壊力を有する作品。超展開に次ぐ超展開でこちらのハートを打ちのめす。
イカれた舞台設定イカれた主人公イカれたヒロイン達イカれた真相、それほど長い作品じゃないのにクリア時には疲労困憊。
狂っている分キャラ立ちは申し分無いのでセリフ劇としても十二分に楽しめたのだわ!
ベストキャラは士蓮冬音。

話も自由だがキャラも自由!だけどなんかいい最終回!ふしぎ!
読ませる力のある作品です
物語全体に大きな構成があり、その読めない着地点がプレイヤーの興味を煽りつつ
それぞれのヒロインのシナリオごとに、そのキャラクターを引き立てる個性的な物語が展開するので
ラストまで飽きずにプレイできました(プロローグはスキップしてあとからプレイ推奨ですが)
予約せず、評判買いの後追いなので発売前にOHPでちょぼらうにょぽみさんの4コマや「よくわかるはるくる」が掲載されるたびに、
スレ住人が感じたであろうそこはかとない不安感を共有できなかったのが心残りです

いやー、やられた。こんなふっとんだキャラと設定をどうまとめてくれるのかとやっていたらまさか最後に感動するとは思わなかった。
この作品、個人的にオープニングが大好きである。キャラ紹介もさながらちゃんとしたオープニング意識して作ってあるのは意外と珍しい物じゃないだろうか。
主題歌もクリアしたあと聞いてみると感傷深くなる。
去年のダークホースにふさわしい作品だった。

ハーレムなんだけど、なんかオカシイ。序盤から興味を惹いてやまない展開。
ミステリありスプラッタありの中盤を経てたどり着く衝撃の真実(クンニ交渉術)
どいつもこいつも頭おかしいキャラたちが織りなす軽妙な掛け合いの果てに訪れるエンディング。
まさか主人公の立ち絵をあそこでもってくるかー。と感心させられた。
ぶわーっと広げまくった風呂敷を強引ではあるがキチンと畳み切った剛腕シナリオに拍手。
そしてかわしまりの。

序盤はハーレム展開でだれるけど、中盤以降になると怒涛の展開。
近年ではまれなSFものでありながら、すごく綺麗にまとまった良作。
2900本しか売れなかったのは有名だけど、売上と内容は比例しないのがよく分かる作品でもある。
ヒロインたちはバールを持っていたり殺人癖があったりと独特なキャラが多いため、飽きずプレイを楽しめる。
狂っていく主人公が希望を手に入れてのあのラスト。本当に良かった。
次回作は必ず予約買い。

こんにゃん♪うんにゃん♪にゃんにゃん ♪(挨拶)
昔からSFエロゲは売れない売れないと言われていましたが、それでもそこを攻めた
心意気に万歳。ま、案の定3000も売れませんでしたが…。
ということで、SFなのです。そしてハーレム なのです。
コメディと超展開と変態性が良い具合に噛み合ったシナリオがとにかく素晴らしい。
ただ、これ以上書いてしまうとネタバレになるという紹介しづらい作品なのです。
とにかく読後感は最高。ラストシーンが印象的な作品。

やっと渡辺僚一先生が世に認められるときが来たなーと。雰囲気はももえろっぽいところがあるかな。
序盤は抜きゲ並みのハーレムエロが連発しますが、その後は***して***したり***しちゃったりします(ネタばれ回避
まー、とにかく終盤は展開に圧倒される感じ。ももえろと同じく超展開ゲーですが、広げた風呂敷はきれいにまとめてます。
渡辺僚一先生単独ライターのすみっこの新作も期待します。

序盤はかなり置いていかれました。ポカーン。
物語が始まるのは、オープニングが始まってから にゃん!(≧∇≦)
プロデューサーにディレクター、シナリオ、原画陣、CG、背景、
演出、BGM、OP/EDソング、そしてムービー、(謎の四コマ)等々……
低予算・短納期という戦場に集められたプロが、各々仕事してました。
予想の半歩先を行くシナリオ。きちっと締めるエンディング。
エンディングソングが流れる頃には、謎の爽快感に包まれました。
世界設定と物語が楽しみたいんだなと改めて自己認識。次回作期待してファッキンます!

SFミステリというジャンルは難しい。どうしてもどちらかのベクトルに方向性が寄ってしまいがちになり、
物語のバランスを崩してしまうからだ。だがこの作品はその辺りにものすごく気を遣っており、読んでいて違和感を
持たなかったので自然に読み進むことが出来た。それはSFとミステリのお互いさまざまなエッセンスの取り込み方が
巧みだったことに他ならない。特に特撮好きの人にとっては「妖星ゴラス」のオマージュとなっているのは心憎いところ。
また、私はハーレム物はあまり得意ではないのだが、登場人物たちの会話の掛け合いのセンスが悪くなかったので、
納得して読めてしまった。この弱小メーカーが打った最後の大博打は、勝ちの目が出たと言って過言ではないだろう。

一般的なエロゲと比較して、ライター個人の思想信条や人間性がより色濃く反映されたものに仕上がっている。
これは言わば渡辺遼一というひとりの人間を収めたアーカイブの様な物で、我々はこれをプレイすることによって、
作中世界のスチャラカ劇の向こう側に、実在する生身の人間そのものを""読み取る""ことが出来る……かもしれない。
幾つかのガジェットおよび作品全般を通じてある種の法則性を見出すことも可能だが、ネタバレになるので仔細は伏せておく。

設定の一方的な押し付けによりプレイヤー~キャラクター間の経験や感情の共有に失敗してるのだが、不思議とそれがマイナス要素となっていない。
例えばminoriの夏ペルが似たような大ポカをやらかして現在進行形で酷評されてるけど、当作は一体何が違うのだろうね?よく分からない。

予約特典のあきおの名探偵につられて買ってしまった作品。 シナリオはすみっこソフトだしなぁ・・・と思っていた自分がありました。
ディレクターの木緒さんがスタッフを集めて、自分が作りたかった最高の作品はこれだという企画だというのがわかります。
最初のハーレム祭りで、これどうやって纏めるんだと思ってましたが、キャラ全員にちゃんと設定があるおかげで、きちんと締められていました。
この作品は企画構成がしっかりしていて、全スタッフが一直線に向かって、ゴールに向かって出来ていった作品だと思います。本当に丁寧な作品です。

体験版を最初にプレイした時にひたすら続くハーレム展開に投げ出しそうになりましたが
頭がおかしいキャラクターとの会話が楽しくてどこか不安になる空気に引きとめられ
最初の90日を終えてOPを見た瞬間に完全に心を鷲掴みにされてしまいました。
そのまま本編を購入してプレイすることになるのですが、あの時投げ出さなくて本当に良かったとと今でも思います。
主人公を含めたった5人+αの限られたキャラクターと音声と
限られた空間だけでよくもまあこれだけの物語をつくりあげたものだと感心しました。

各個別ルートに入る度に驚きの展開を見せるシナリオもそうですが
ぶっ飛んだ性格のヒロインが好き勝手暴れまわるテキストが非常にお気に入り
渡辺遼一かよし覚えた次も単独で書くなら絶対買います。

ひとつ文句があるとするなら頭と口の悪い凄く可愛い後輩ちゃんが
なぜか本人の攻略ルートでは後輩から妹に成り下がってしまった事でしょうか
返せ返せよ俺のかわいい後輩を!!

まさに「悪夢と週末のハーレム」。ガツンと来る一発。
このソフトを発売後半年以上にわたって見逃してたのは、自身のアンテナ力の低下が原因か。
昔の自分であれば発売週か、遅くても二週間以内には購入してただろうに…次回作は当日買いします。
しかし、キャラに思い入れのない状態でハーレムがプレイあっても正直勃たないよね。構成上、仕方がないけれど。

構成が上手い!ハーレム→個別→ハーレムと回帰的にして、中盤で「これはハーレムゲーとは違うだろう」と思ったところを気持ちよくぶっ飛ばしてくれるし、
自然にハーレムでラストを迎えるという一点だけでも素晴らしい。ご都合主義ではなく本当の意味で全員が幸せに終わる作品なんて滅多にない。
ループ・SFものとして見た場合でも難しすぎず、かつ自然な設定が良い。
最後の桜が咲いているというシーンはやりすぎではないかとも思うがタイトルの秀逸さ(春まで狂る、来るる、クルル)を考えると全然許容出来る。
個人的にはUI(フォントの形やウィンド上の進む点)にまで気を配っているところが嬉しい。
しかし絵が全く安定しないこと、豊富なシチュエーションにも関わらずエロさを感じなかったことが残念だった。

『ありがとう』 

この作品、恐ろしい程にダークホースでした。
デンカレOP&何か裏がありそうな設定に興味を惹かれ購入。
初っ端からいきなり始まるハーレムルートに戸惑うものの
何やら重要らしき伏線があちらこちらに……
秋桜ルート序盤、例のシーンで思いっきり不意打ちを喰らい、思考停止した。
「え?ちょ、何これ、これどうすんのよ、え……」
一気にのめり込んだのはそこからだった。

進むにつれ、明らかになる真実と“一生懸命に生きている”キャラクター達から目が離せない。
このとんでもない風呂敷をどうやって畳むんだよ!
終盤はハラハラしながら読み進めていた自分がいたが
見事な決着で得られた読後感はハンパなかった!
最後の最後、主人公である一季が救われて本当に良かった。
それと、渡辺ファッキン僚一が別ゲーのシナリオを担当する場合は
完全にファッキン猫を被っているとファッキン自覚させられました。
次回作である「なつくも、ゆるる。」もファッキン期待してるぜ!(ステマ)

-DRACU-RIOT!-ドラクリオット-

"キャラ枠。安定のゆず。キャラクターの魅力では一日の長があると言える
しかしながら今作はわずかながらシリアスの分量とタイミングを誤った感があるというのが個人的見解
でもまぁキャラゲーとしての及第点は大幅にクリアしているし大減点というほどじゃない
前作がぶるくすじゃなかったらもっと評価されていたかも知れない気もする
日常シーンのドタバタやエッチするまでの過程も楽しく、清く正しいキャラゲーといった感じ
むりこぶの可愛らしい絵柄の魅力については今更言うことは無い"

"個人的に前作ののーぶる☆わーくすにはちょっと劣っちゃうけど(主にシナリオ)
安定してキャラが可愛い 主人公も相変わらずのイケメン おまけにホモまで出てきた
そしてゆず作品にはお馴染み攻略できないクッソ可愛いサブキャラ あなたですよひよ里さん"

Хотя я сыграл Yuzu программное обеспечение впервые,я был интересный вне ожидания.
Elina голос красивый. Elina глаза красивые. Elina волос серебра красивый.
Грудь с Elina достаточная степень красивая.Elina который чувствует одинокий красивый.
Весь Elina красивый во что бы то ни стало.
Я люблю Elina.(※訳:エキサイト先生)
(ゆずソフトで遊んだ最初の作品ですが期待した以上の面白さだった。
エリナの流れるような銀の髪、透き通るような目、鈴を転がすような声、そして豊潤な胸、孤高の美しさを保っている人。
エリナの全てが愛おしい。私はエリナを愛しています。)(※訳:グーグル先生)}

"梓だけ異次元のえろさなんだがなんでしょうねこれ。
キャラ単独なら今年一番使えた。美羽、ニコラもそこそこ。シナリオは知らない。"

"安心と信頼のゆずソフト。最早萌えエロゲーとしては最高峰に達したのではないか。
全キャラが一線級の破壊力、シナリオは適量なシリアスと熱い展開で飽きが来ない。
甘々なのにエロは濃い目だしおよそ非の打ち所が見つからない、洗練された作品だと思う。
このゲームで初めてお口だけで暴発しました。エロナが可愛すぎて生きるのが辛い。
まだ真琴√諦めてないからな!"

"バックログからのジャンプ、シナリオ検索、コロコロ変わる立ち絵…システムに関しては文句のつけようがありません
内容は…一部のヒロインは多くの人が期待してたシナリオとはちょっと違ったかも
ただ一人、数年に一度現れる心底ハマったヒロインが居たので票を投じずにはいられませんでした
巷でどんなに不人気と馬鹿にされようと莉音は2012年のマイベストヒロインです"

"友人の童貞喪失に付き添って島に行ったら吸血鬼になって童貞も喪失してましたというお話。
各ヒロインともかわいいしエッチシーンも頑張っているし雰囲気も明るめで楽しい。
多少シリアス部分が引っ掛かるヒロインもいるがおおむねヒロイン達の魅力を損なわないシナリオになっている。
美羽がMで変態ぽくてかわいい。"

"ゆずらしいキャラゲー。シナリオ部分はまぁ…
会話のテンポもよくノリもよく、キャラがよく動いている(立ち絵も動くが、キャラ自体も生き生きとしている)
相変わらず攻略したくなるサブキャラがいるのがなんとも惜しい
短いけどアフターストーリーも用意してくれたことはプラス
シリアスを入れるタイミングが悪くイチャイチャを阻害することもあったのはマイナスかな"

"萌えもHも高水準でまとまっている
主人公が色々な能力を使えるというのをギャグやHに活かすことができていたらもっと良かったと思うが
それをシリアスに振ってしまったために隠さなくてはならなくなったのは残念
ゆずはもっとギャグエロ萌えゲーを目指してくれてもいいのに…
キャラはみんな楽しい雰囲気を作れていて、見ていて飽きない面々なのが実にいい
もっとあの空間に浸っていたかったと思わされた"

キャラゲーとしては本当に安定してきた
一部シリアスに移る部分が難点もあるが(初デートくらいまともにイチャイチャして終わらせて欲しかった)
キャラの可愛さを引き立てるのが実に上手い
主人公も好感のもてる奴だった
やっぱ12歳以上はBBAだよね
ツールボックス

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