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夢急高町線 - (2009/05/13 (水) 08:19:25) の編集履歴(バックアップ)


夢急高町線

夢急高町線(ゆめきゅうたかまちせん)は、夢急架空営業局管轄の路線である。高町(たかまち)~八神(やがみ)間を営業する。


基本データ

  • 路線距離(営業キロ):48.4km
  • 軌間:1067mm
  • 駅数:23駅(起終点駅含む)
  • 複線区間:全線
  • 電化区間:全線電化(直流1500V)
  • 閉塞方式:自動閉塞式
  • 保安装置:ATS-P
  • 最高速度:110km/h(特急)、100km/h(一般車両)

軌間が1067mmである理由は、この路線は当初後述の通り別の会社が保有しており、夢急に合併した際にも改軌されなかったためである。このため、本線と直通する事はできない。
起点は八神駅となっている。

歴史

  • 1920年4月1日 (旧)高町鉄道が高町~三瀬間を開業。当初より全線1500V電化。
  • 1925年10月23日 三瀬~新市間が開業。
  • 1931年1月20日 八神鉄道が新市~八神間を開業。当時から相互直通運転を行う。
  • 1940年4月1日 (旧)高町鉄道と八神鉄道が合併、(新)高町鉄道となる。
  • 1944年10月1日 海鳴高速軌道、落合電気鉄道、高町鉄道、東沿岸電気鉄道、天乃原電気鉄道が合併、夢を運ぶ急行電鉄となり、夢急高町線となる。
  • 1954年6月13日 八神~新市間が複線化。
  • 1957年3月17日 新市~新三瀬間が複線化。
  • 1992年11月26日 新三瀬~高町間が複線化し、全線複線となる。
  • 2008年4月1日 ICカード「CROCA」使用開始。

駅紹介(一部)

全駅一覧は夢急高町線の駅を参照。

高町駅

高町線終着駅。3面4線のホーム。
普段は2線しか使わないが、行楽シーズンになると状況が一変する。
トロピカルライナーの発車・到着時チャイムは「Beautiful Amulet」。

南高町駅

高町の次の駅。急行停車駅。ホームは2面4線。
車庫所在地で、特急の場合高町~南高町間を回送する場合がある。

新三瀬駅

特急停車駅。ホームは2面2線。
トロピカルライナーの到着時チャイムはオリジナル曲。

三瀬駅

準急停車駅。車庫所在地。ホームは2面4線。

竜野駅

特急停車駅。ホームは2面4線。
トロピカルライナーでの到着時チャイムは「みっくみくにしてあげる」。

新市駅

急行停車駅。車庫所在地。ホームは3面5線。弾幕線は乗り換え。

寺元駅

準急停車駅。ホームは2面2線。

海鳴駅

夢急本線との接続駅。特急停車駅。
夢急本線のホームの地下にホームはあるが、用地不足で2面2線のため当駅で折り返しはできない。当駅始発は早朝、終着は深夜の上下各1本の普通のみである。
トロピカルライナーでの到着時チャイムは本線と同じ「星空のSpica」。

海津駅

準急停車駅。ホームは2面4線。

八神駅

高町線始発駅。特急停車駅。ホームは5面6線。
トロピカルライナーの発車・到着時チャイムは「Spiritual Garden」。

ICカードの対応

2008年4月より、ICカード「CROCA」(クロカ)の使用が開始されるが、高町線では、八神~新三瀬までの各駅で対応する。それ以外の駅では、簡易改札を設ける。

列車種別

特急 Limited Express

全区間を走行する。八神では急行と15分おきに発車するダイヤが、高町では特急が出た5分後に急行が続行するダイヤが組まれている。
停車駅は、高町・新三瀬・竜野・海鳴・八神。特急は全席指定で、料金は当線内は全線500円。ただし、本線と乗り継ぐ場合は別。八神側が1号車。新三瀬までは最大8両、新三瀬~高町間4両。繁盛期以外、昼間は殆どの列車が2両編成である。
トロピカルライナーを使用する運用は「トロピカルアロー」、それ以外の運用は「あおぞら」の愛称が付いている。

急行 Express

全区間を走行する。深夜には八神発新三瀬行きがある。八神では特急と15分おきに発車するダイヤが、高町では特急が出た5分後に続行するダイヤが組まれている。
停車駅は、高町~新三瀬間の各駅と、竜野・新市・海鳴・八神。

準急 Semi Express

高町線では準急主体のダイヤとなっている。一応全線に運転は設定されているものの、主な運転区間は新三瀬~八神間である。停車駅は高町~新市までの各駅と、海鳴・海津・八神。
昼間は竜野~新三瀬間は1時間4本、新三瀬~八神間は1時間6本運転されている。

普通 Local

各駅に停車する。高町~新三瀬間は昼間は走っておらず、朝夕しか来ない。
また早朝深夜には回送も兼ねて高町~南高町間の列車がある。
主に新三瀬・三瀬~八神間で運転しており、1時間6本運転している。

各区間の運転本数

以下は昼間・1時間当たりの本数。朝夕ラッシュ時は異なる。
  • 高町~新三瀬間…特急2本、急行2本
  • 新三瀬~新市間…特急2本、急行2本、準急3本、普通3本
  • 新市~八神間…特急2本、急行2本、準急6本、普通6本

保有車両

高町線所属の車両は、千の位が全て「6」で始まる。

特急車

詳細は特急車両の該当項を参照。

一般車

一般車は夢急の路線別で路線カラーが設けられている。高町線は赤(ドリーム21だけ朱色)。

6000系

3両編成のドリーム21。ドリーム21ながら形式番号が21で終わらない唯一の存在となる。
2009年に登場。3両運用が存在するために製造。また、6000系は二代目となる。
ク6100-モ6050-モ6000
[6101F~6016F(YJ01~YJ06)]
IGBT素子VVVFインバーター制御、電気指令式ブレーキ(ブレーキ読替装置つき)

6010系

1968年登場。冷房は搭載せず、ファンのみを装備(後冷房化)。初期車は廃車されている。
ファンではなく扇風機を搭載した6000系もいたが全廃。3・4両編成。編成記号は両編成関係なく「J」。
製造から40年ほど経過しており、新型車両の投入が続き、廃車が進行している。
4両編成は2009年に消滅した。
[6045F~6060F(J45~J60),6011F~6044Fと6061F~6065Fは廃車]
[3両編成]ク6110-モ6010-モ6010(ただし、J51~60はク6110-モ6950-モ6950)
[4両編成]ク6110-モ6010-サ6110-モ6010(ただし、J61~J65はク6110-モ6950-サ6110-モ6950)
3両編成はJ31~J60、4両編成はJ61~J65。計110両。
抵抗制御、電磁直通ブレーキ

6200系

1974年登場。6010系に冷房を搭載しただけの編成。2両編成で、15編成30両。ロングシート。全車現役。編成記号「K」。
ク6300-モ6200
[6201F~6215F(K01~K15)]
抵抗制御、電磁直通ブレーキ

6220系

6200系の4両版。1975年登場。10編成40両。編成記号「AK」。
ク6320-モ6270-サ6370-モ6220
[6221F~6230F(AK21~AK30)]
抵抗制御、電磁直通ブレーキ

6400系

制御方式の変更などがあったモデル。すぐに6420系の増備に入ったため数編成しかいない。1983年登場。2両編成で、5編成10両。編成記号「FY」。
ク6500-モ6400
[6401F~6405F(FY01~FY05)]
界磁チョッパ制御、電磁直通ブレーキ

6420系

VVVFインバーター搭載。1988年登場。2両編成で、20編成40両。これの4両版が下記の6600系。編成記号「VY」。
後期増備車の6432F~6440Fはボルスタレス台車を採用し、「6432系」になっている。
ク6520-モ6420、6432系はク6532-モ6432
[6421F~6440F(VY21~VY40)]
GTO素子VVVFインバーター制御、電磁直通ブレーキ

6600系

6420系の4両版。1991年登場。現在10編成40両所属。編成記号「VB」。
後期増備車の6607F~6610Fはボルスタレス台車を採用し、「6607系」になっている。
ク6700-モ6650-サ6750-モ6600、6607系はク6707-モ6657-サ6757-モ6600
[6601F~6610F(VB01~VB10)]
GTO素子VVVFインバーター制御、電磁直通ブレーキ

6621系

6821系の4両版。2009年度に登場する。3・4両編成車両の老朽化により、6010系の3・4両編成を置き換えるために製造。
全ての車両がハイビジョン対応ディスプレイを搭載する。
ク6721-モ6671-サ6771-モ6621
[6621F~6628F(YB21~YB28)]
IGBT素子VVVFインバーター制御、電気指令式ブレーキ(ブレーキ読替装置つき)

6821系

6420系を仕様変更し、21世紀型車両「ドリーム21」として2002年に投入。現在3編成6両。編成記号「ZY」。
老朽化した初代6000系・6010系を取り換える目的で製造されている。
2008年以降に増備する車両は車内に搭載されるディスプレイがハイビジョン対応のものになる。
ク6921-モ6821
[6821F~6831F(ZY21~ZY31)]
IGBT素子VVVFインバーター制御、電気指令式ブレーキ(ブレーキ読替装置つき)


  • 2009年度以降に登場する車両

過去の一般車

モ200型

前身の高町鉄道が1920年に開業した際に製造した車両。20m車体を持っており、当時は最大の車体を持っていた。
10編成20両製造された。末期には急行運用に就いていた。1963年全廃。
ク300-モ200
抵抗制御(吊り掛け駆動)、空気ブレーキ

モ400型

前身の高町鉄道が1935年に増備した車両。20m車体かつ当時最大のモーターを使用しており、最高速度105km/hで走行できた(実際はリミッターを解除すれば120km/hは走行可能だったといわれる)。
車内は転換クロスシートを使用していたが、1960年代からは混雑が激しくなったためロングシート化。1978年引退。
ク500-モ400
抵抗制御(吊り掛け駆動)、空気ブレーキ

6800系

高町線初の高性能車。後述の6000系や6010系と同じ車体を持ち、以降夢急のスタンダードとなる。
1957年登場。当初は各駅停車運用が主で、後に増備した先頭車は増結用として活躍した。1991年引退。
しかし、現在でも1966年製造のモ6880形(6887-6888)がパッション鉄道学園線で使用されている。現存するのはこの2両のみ。
ク6900-モ6800
抵抗制御、電磁直通ブレーキ

6000系

1966年に登場した、6010系のプロトタイプ。ファンではなく扇風機を搭載していた。
2002年、6821系投入の際に6821系と併結してさよなら運転を行い、引退。
ク6100-モ6000
抵抗制御、電磁直通ブレーキ