チベット・ウイグル・モンゴル三民族連帯まとめWIKI
ウイグル
最終更新:2010年01月14日 05:53
3minzoku
皆さんは東トルキスタンと言う国をご存知でしょうか?
国と言っても国連に加盟もしていなければ地図にも書いてありません。
通常は中華人民共和国の、「新疆ウイグル自治区」と呼ばれる地域です。
ここは、シルクロードの舞台として、東西の文明の交わる地点であると同時に、独自の文化と歴史を持った地域として繁栄してきました。しかし、18世紀に清朝に征服され、19世紀には「新しい領土」を意味する「新疆」という名の一つの省として支配されました。
その後、回族の軍閥やソ連軍、新疆政権などによる騒乱を経て、「東トルキスタン」という名をつけた国が2度誕生しました。
1933年に、宗教指導者の下「東トルキスタンイスラム共和国」が誕生しますが、約半年という短い期間で終焉を迎えました。
1944年には、テュルク系諸民族が各地で武装蜂起し、「東トルキスタン共和国」が誕生します。しかし、この国も誕生してから1年少々で、ソ連と中国国民党の間で交わされたヤルタでの密約により、中国の新疆省政府に合流させられることになりました。 その後、元東トルキスタン共和国政府の指導者達は殺害され、この国は名実共に消滅することとなったのです。
現在は国共内戦を制した中国共産党による占領下に置かれています。
そして中国共産党による激しい弾圧によって、数多くの東トルキスタンの人々の命が奪われてきました。
例えば ・・・
「計画生育」と言う名目で数百万の赤ちゃんの強制中絶を行い
45回の核実験と核廃棄物の投棄により、多くの人々が放射能中毒で犠牲になり
「政治犯」として数万人単位の人々の処刑が執行されている
現在でも東トルキスタンの人々は中国の圧政の下にあり、9.11テロ(米国同時多発テロ)以降はテロ対策の名目で、政治犯の投獄、処刑がさらに厳しく行われています。
また、大量の漢族の移住と、中国共産党による民族浄化政策のもとに、独自に培われてきた文化や言語、風習は消し去られようとしています。
しかしこの事実はあまり知られていません。
イスラムの犠牲者となるといつもイラクの人ばかりですが、今なお多くの東トルキスタンの人々も苦しんでいるのです。
東トルキスタンの人々の為に何ができるでしょうか?我々一人の力ではあまりにも無力です。
しかし、この事実を日本を始めとして世界中に広めることによって、中国への抗議、東トルキスタンへの支援の声を集めることは可能です。
現在、中国は東トルキスタンだけではなく、周辺諸国にも軍事的覇権政策を取っています。 東トルキスタンの人々の苦しみは他人事ではないのです。
※NHKはこの番組では比較的、東トルキスタンの立場にたった報道をしていますが、
中国による核被害 に関しては中国共産党への配慮と
ドキュメンタリー「シルクロード」による観光客被爆の隠蔽の為、沈黙しています。
トルコ系民族国家の成り立ち
ラビア・カーディル氏
中国の嘘 「テロリスト」と呼ばれたウイグル女性
ラビヤ・カーディルさんは1947年 東トルキスタン、現在の中華人民共和国新疆ウイグル自治区 北疆のアルタイで生まれた。
父母は小さいが多角的な経営の商家を営んでいた。彼女は幼少時代から少女時代は共産主義中国の人民解放軍進駐、すなわち「新疆解放」により、悲惨な目にあってきた。1962年父母は全財産を没収され、ラビヤ母子は砂漠に置き去りにされたが何とかたどり着いたアクスで生計を立てるようになった。15歳のとき銀行幹部と最初の結婚をするも家計を助ける為に商売をしたとして文化大革命の嵐の中離婚させられてしまう。
1977年から生活のために洗濯屋から商売をはじめる。そして「循環商売」と呼ばれた物々交換の事業で成功してその利益を元手に、当時からの「改革開放」の波に乗って、事業を広め大成功をおさめる。1978年に知識人のシディク・ハジ・ラウジと再婚、前夫の子供6人と合わせて計11人の子供をもうける。1992年にはウルムチ市天山区、山西巷 解放南路沿いにラビヤデパート(Rebiya Soda Salay)を建設し、ウイグル人の中小商人の事業の場とする。
事業だけでなく、社会奉仕活動にも力を入れ、中でもウイグル女性の起業を支援する「千の母運動」は実績をあげた。
1993年には全国人民政治協商会議の委員になったり、ウルムチ商工会議所の要職にもついた。そして1995年に北京で開かれた世界女性会議にも中国代表の1人として参加した。中国のウイグル民族に対しての政治のやり方に疑問を持ち始めていたラビヤさんは政協会議で、政府に批判的な演説を行うなど次第に中国政府ににらまれる存在になり、政協委員も解任された。夫シディク氏はついに1996年に政治亡命するに至った。
そして、1999年8月ラビヤさんは政治犯の名前を書いた新聞をアメリカの夫に送ろうとしたということで「国家安全危害罪」の罪で懲役8年の判決を受け、収監されてしまった。獄中体験についてはラビヤさんは主に精神的な拷問を受けていた。
2004年には新疆ウイグル自治区での慈善活動、人権運動の業績がノルウェーのラフト財団により顕彰され、金大中、アウンサンスーチー、エバティ、ホルタらも受賞した、ラフト人権賞を受けている。
2005年3月アメリカやヨーロッパの人権団体らの運動もあってラビヤさんは釈放された。
現在、アメリカにおいて中国のウイグル人に対する政策に命をかけて、激しい批判を続けている。
このサイトはラビヤ・カーディルさんのことが記述された海外の記事の紹介をするサイトである。なお、
文藝春秋社の月刊誌「諸君!」2006年5月号に水谷尚子さんによるラビヤさんの詳しいインタビュー が掲載された。興味をもたれた方はこちらも是非ご覧になっていただきたい。彼女の名前はラビア・カーディル、またレビヤ・カディールともとも表記されるがレビヤ・カディールとは彼女の名前の漢語表記のローマ字を英語風に呼んだものである。ワシントン(Washington)をフアシェングドゥン(華盛頓)と呼ぶようなものであり、ウイグル語の発音を反映していないので不適切であると考え、ラビヤ・カーディル、あるいはラビア・カーディルとする。
2006年5月末、ラビヤさんの中国新疆ウイグル自治区に残してきた4人の成人した子息および、その家族が逮捕、または自宅軟禁の目にあい、また暴行、拷問を受けているとも言われている。中国政府はこの不当で残虐な仕打ちを即刻中止しなくてはならない!
関連情報
2009/10/25 ラビア・カーディル京都講義ログ
日本での著名なウイグル人
1969年 東トルキスタン(現在の中国新疆ウイグル自治区)のコムル(ハミ)生まれ。
1998年 西北師範大学中国語文学部中退
2001年 来日、日本語学校、コンピュータ専門学校を経て2005年日本のIT企業に就職。
2008年 世界ウイグル会議の日本支部である日本ウイグル協会が設立され、その代表に就任。
世界ウイグル会議、日本全権代表。米国在住のウイグル人活動家ラビア・カーディル女史(ノーベル平和賞ノミネート)らとともにウイグルの人権問題解決のために日夜奮闘している。
ラジオフリーウイグルジャパン、パーソナリティ。
関連書籍
NHK捏造事件と無制限戦争の時代 (単行本(ソフトカバー))
東トルキスタンイスラム共和国の国旗
正式な比率はこちらを参考に
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G=旗の幅
A=G/2 (Aは外月中心から左までの距離)
B=G/2 (Bは外月の直径)
C=G/16 (Cは外月と内月の中心の距離)
D=4G/10 (Dは内月の直径)
E=G/3 (Eは内月線から星圏の境までの距離)
F=G/4 (Fは星圏の直径)
L=3G/2 (Lは旗の長さ)
M=G/30 (Mは旗竿の幅)
A3プリント用
中国国旗の強制
国旗・国歌義務付け!来年1月から全小中学校で毎日儀式―新疆ウイグル自治区
2009年12月24日、中国新疆ウイグル自治区の小中学校で来年1月1日から、国旗掲揚と国歌斉唱の儀式が毎日実施されることが決まった。新華網が伝えた。
同自治区教育庁によると、自治区内のすべての小中学校で、教室に中国の国旗と地図を掲げることが義務付けられる。また、教育庁がCDにして配布する50曲前後の「愛国主義歌曲」を児童・生徒に歌わせるほか、月に2度、愛国映画を鑑賞することも義務付けられる。
児童・生徒は各学期に最低1冊、愛国主義に関する本を読み、愛国主義をテーマとした作文を提出しなければならず、愛国をテーマに物語を作り、発表もしなければならない。また、各校は毎学期、児童・生徒に「愛国主義教育基地」を見学させ、愛国主義の知識を競うコンテストや祖国、社会主義、中国共産党、民族団結を称える内容をテーマとしたスピーチコンテストを開催することも義務付けられる。
中国政府は今月初め、同自治区における標準語と現地語の「バイリンガル教育」を普及させるため、12年までに約51億元(約660億円)を投じて「バイリンガル幼稚園」を2200か所建設する計画も発表している。(翻訳・編集/NN)
東トルキスタンの国章
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東トルキスタン 国歌
公式情報
世界ウイグル会議
東トルキスタン運動を統一させるために世界各国にあるウイグル人組織によって結成された、国際社会で唯一合法の最高指導機関。在外ウイグル人組織では最大の運動組織である。
東トルキスタン亡命政府が中国からの明確な独立を主張するのに対して、世界ウイグル会議はウイグル民族の民族自決権の確立(「独立した政治的前途の獲得」)を主張しており、独立か高度な自治権獲得かについては含みを持たせている。
http://www.uyghurcongress.org/jp/home.asp
支援運動
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