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近田 REO - (2007/03/12 (月) 16:58:08) のソース

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"DF平成明朝体W3">近田 怜王(兵庫・報徳学園)投手 176/82 左/左</font></p>
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兵庫、三田シニアの頃からその名は全国クラス。当然全国の強豪校からオファーが殺到し、その進路が注目されたが、すでに中学から通学していた地元の強豪、報徳学園にそのまま進学。入学早々の春からベンチ入りし登板の機会も与えられるが結果を残せず、さらには肩の故障。これが近田にとって最初の試練となる。しかしここから秋までの間に徹底した走り込み、トレーニングを積み重ねることが出来、肩の疲労をとり高校レベルの体力を身につける機会となった。<br>

昨秋はエース石田が県秋季大会中に怪我したのもあり、近畿大会より背番号1を任せられ同じ一年生糸井との息のあったバッテリーで近畿大会を勝ち上がっていった。県大会は決勝の市川戦まで失点無し。近畿大会も熊野戦の立ち上がり以外は全く危なげ無しのピッチング。決勝戦では、中田翔をホームランのみの一安打に抑えたことも印象的だ。球自体も素晴らしいがとても一年生とは思えない落ち着きが一番の魅力</p>
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<p><b>(印象)</b></p>
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176cmとそれほど上背はないが、重心が低く、とにかく下半身(軸足)の強さがすばらしい。</p>
変化球は主にスライダー<br>
しかし懐をつけ、キレのいい球で将来的にも十分に武器になる。<br>

ただ落ちる球が欲しいところ<br>
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バッティングもいいです<br>
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<p>(<b>フォーム)</b></p>
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強靭な軸足でしっかりと体重を支えられ右足が着地した際もまだ左腕は引きあがらずCアーチをキープしており肩の開きも抑えられている。ここまでの流れが「鉛」と言われるほど球威のあるボールを投げられる要因であろう。それを可能にしているのは高校生離れした下半身の強さ、リリースの祭の足の甲の押し付けも素晴らしいの一言。ただ変化球を投げるときに肘がやや下がるので修正すべき。<br>

また、体格的に176cmと上背のある身体ではなく、フォームもややスリクォーター気味であるため、今後縦の角度のあるボールを投げられるか、落ちるボールなどを取得できるかが疑問ではある。</p>
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<p><b>(課題)</b></p>
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下半身に比べて上半身が弱いので強化すべし。上体がまだしっかりと回れず、その結果十分インコースに投げ切れていない。また絶対の勝負球もないので習得していくべき。特にこの課題が露呈したのが神宮大会で、近畿大会時の彼とは全く別人の内容だった。疲労の蓄積からか下半身が粘りきれず、その影響で上体がしっかり回らなくなりボールは走らず高めに行き、痛打される状況だった。</p>
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<p><b>(最後に)</b></p>
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大雑把ではありますが読んでいただきありがとうございます。彼のことは138キロを投げる中学生左腕ということで早く見てみたいと思っていたんですが、神宮に出てきてくれて良かったです。とにかく1年生としては素晴らしいの一言に尽きると思います。<br>

追記 もしこれが今二年生であったとしても十分ドラ1かなと思わせる素質はあります。素人目ですが。選抜でも一見の価値あり</p>
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<p>動画:<a href=
"http://www.youtube.com/watch?v=Sgc9picoAgs">http://www.youtube.com/watch?v=Sgc9picoAgs</a></p>
神戸新聞特集記事:<a href=
"http://www.kobe-np.co.jp/rensai/200703houtoku/02.html" target=
"_blank">こちら</a>