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福嶋 康太 - (2007/02/15 (木) 22:06:15) のソース

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"DF平成明朝体W3">福嶋 康太(兵庫・報徳学園)投手 176/64 右/右</font></p>
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神宮大会決勝で、打ち込まれた岡田の後を受け、辛抱強い投球を見せたサイドスロー投手。</p>
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<p><b>(印象)</b></p>
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この投手を初めて見たときは、記憶違いかもしれませんが、まだ上手投げで投げていたと記憶しています。そのときは特徴も今ひとつ無い投手だったのですが、神宮大会で見た彼の姿は良い意味で意外な一面を見せてくれました。</p>
<p>(<b>フォーム)</b></p>
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ぎこちなさは残るものの、サイド転向からまだ3ヶ月も経過していないというのに、キレの良いボール(最速135km)を投げるなど、非常に柔らかく強いリストの持ち主であると見受けられる点が有り、最近では珍しくキレで打者を抑えられる投手になり得る素材ではないかと思える。<br>

球種はスライダーらしき横の変化と、ナチュラルなのか解らないがインサイドへ食い込んでくるシュートの様なボールを両サイドに散らしてくる。</p>
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<p><b>(課題)</b></p>
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観た時点でも、まだサイドへフォーム転換後間がないと言うこともあり、下半身の使い方にムラがあり、スタミナも不十分で、ボールのキレやコントロールにもばらつきが見られました。また変化球もまだまだカーブ系の精度が甘いためか、ストライクゾーンを大きく使う余裕がまだ無い。<br>

現状ではプロはおろか、打順一回りまでを抑えるのがやっとではないかと思える。</p>
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<p><b>(最後に)</b></p>
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プロを考えるとなると現状相当厳しいレベルでしかありませんが、サイドへのフォーム改造からの期間の短さと、その身体適性を考えると、大学か社会人など次のステップでもの凄く大きく化ける可能性がある投手です。ただ、そこまで飛躍できる機会を与えられるかは、この1年で近田、岡田、石田と言った実績のある投手にどこまで食い下がれるかにかかっているかと思います。</p>