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こじゅまさ3 生誕記念 パーリィin奥州 いつでもテンション高めの伊達軍だが今日は天井知らずの様相だ。 「筆頭ー!誕生日おめでとうございますー!」 「おう!」 「筆頭!俺ら死ぬまでついていきますぜ!」 「そいつは頼むぜ」 誰が何を言っても政宗は飽きずに応えた。不器用な連中の心尽くしの言葉は何よりの贈り物だ。 「政宗様、北から米が届きました」 「いつきからか?あいつらも大変だろうに…」 「あと長曾我部軍より船五隻分の魚が」 「はは、…返礼の文頼むわ小十郎」 伊達政宗、性格は好戦的だが人間が悪いわけではない。少なからず交流のある武将からも種々祝い物が届く。 「あと甲斐より…」 「あん?」 甲斐といえば虎、虎といえば暑苦しい、暑苦しいといえば真田幸村。奴からも何か届いたらしい。 「『燃えよ闘魂、お館様ファンクラブ謹製風林火山グッズ』が」 「……どーしろってんだよ、これ武田軍の旗だの鞍じゃねえか」 「真田幸村より、お館様のすばらしさを知れとの言づてもありますが…捨てましょう」 「おいこら小十郎勝手なことすんな。…まあ、これはこれで親愛表現だと思ってやっか」 「政宗様…あなたの御心は奥州の山々より深い…」 「それよか小十郎、おまえ特製の野菜ケーキあっちで食おうぜ。自信作なんだろ?」 「それはもう!政宗様のお嫌いだった人参はすりつぶして漉して甘くしてありますからね」 「そりゃいつの話だ!?もう人参は食えるぞ!」 「偏食は体によくありませんからね。この小十郎、改善活動に尽くした賜…」 小十郎の「政宗様ご成長記録」は長い。そしてうんざりするくらい美化されているので気恥ずかしい。政宗はそれを逃れるため声をあげた。 「HEY,GUYS!今日は無礼講だ、好きなだけ飲んで騒げ!!それから後で日頃の訓練つんでるかどうか一人一人この俺が直々に見てやるぜ!!」 「ま、政宗様!?」 「イエー!筆頭ー!!」 「それでこそ俺らのアタマだぜー!!一番はこの俺が!!」 「あー!?抜け駆けすんじゃねえ!!」 「AH?全員でかかってきてもいいんだぜ?」 「筆頭ー!!」 「政宗様!」 「あっと、小十郎は最後な。さーてパーリィはまだまだこれからだ!」 大興奮の坩堝と化した奥州の伊達政宗誕生大パーリイはまだ終わりそうにない。
こじゅまさ4 チェンジ 「あー、あっちいなあ…」 どこの国も暑い。奥州は夏でも涼しいくらいだが一度南下するとそれは簡単に覆される。 おかげで戦装束は絞れば滝のように濡れそぼる。 「こいつも見た目は悪かねえんだがなあ」 そこで政宗の隻眼がきらんと光った。 「暑けりゃこうすりゃいいんだよな!image changeって奴だ!」 翌朝。 「政宗様、合戦の準備がととの…ま、政宗様!?その格好は!!」 「よう小十郎、どうだイカしてるだろ?」 凍りついた小十郎の眼前、そこには戦装束とはとても言えない軽やかな格好の政宗がいた。 以前小十郎が夜なべして縫いあげた羽織にはだけた首もとを涼しげに政宗が笑った。 「おまえと揃いだぜ、なかなか趣味がいいな」 「か、兜はっ?帷子はどこですか!」 「このクソ暑いのにあんな格好できるか、世の流れはcool bizだぜ」 「いつ流れ弾が飛ぶやもしれぬ合戦で何を仰いますか!?お着替えください政宗様!」 「出るぞ野郎共、出陣だぜ!」 「政宗様ー!!」 小十郎の声が悲痛にあがるも舎弟もとい配下たちの声にあっさりかき消えた。 だてむね衣装2はやらしい。あの上着はきっとこじゅの手作りだと妄想。

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