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2010-06-29:様々なWebマップの表示 - (2010/06/30 (水) 19:43:45) のソース

*様々なWebマップの表示
今回は、Q-GISにWeb上の様々なマップを表示させていきます。

**WMSレイヤの追加
WMSは、Web Map(ping) Serviceの略です。Web上でマップの配信サービスがなされており、Q-GISでも使用することができます。Webラスター形式(PNG、GIF、JPEG)を使用した規格になります。

今回は、一つ目に、[[NASAの衛星画像を利用したWMS>http://onearth.jpl.nasa.gov/]]を紹介します。
二つ目に、国内の国土地理院の基盤地図を利用した[[基盤地図情報WMS>http://www.finds.jp/wsdocs/kibanwms/index.html.ja]]と[[地名WMS>http://www.finds.jp/wsdocs/pnwms/index.html]]を紹介します。

では、早速作業に入りましょう。Web上のマップを使用するのでネット環境下でおこなってください。
Q-GISを立ち上げ、マップセットを開いてください。



***&bold(){マップサーバーへ接続する}
  1. 一番上にある、「レイヤ(L)」をクリックします。

  2. 「WMSレイヤの追加」をクリックします。

  3. “サーバー”タブの「新規(N)」をクリックします。すると、「新規WMS接続を作成」が出てきます。
    ここで、次のように入力します。
        名称:NASA_(JPL)
        URL:http://wms.jpl.nasa.gov/wms.cgi
    入力したら、「OK」をクリックします。  

  4. 再び“サーバー”タブで、『NASA_(JPL)』が表示されているのを確認し、
    「接続(C)」をクリックします。
    すると、その下の欄に様々なマップリストが表示されます。



***&bold(){NASAのWMSレイヤの表示}
表示されたマップリストの中で、今回は、リストの一番下にある 『global mosaic』 を選択します。続けて「追加」をクリックすると、画面にマップが表示されます。



***&bold(){基盤地図情報のWMSレイヤを表示する}
上記と同じ要領で、今度は、国土地理院の基盤地図を利用した[[基盤地図情報WMS>http://www.finds.jp/wsdocs/kibanwms/index.html.ja]]を追加します。
上の手順3で紹介した、 「新規WMS接続を作成」 の中で今度は次のように入力して「OK」をクリックします。
       名称:基盤地図WMS
       URL:http://www.finds.jp/ws/kiban25000wms.cgi
次に、手順4で紹介したように、“サーバー”タブで、『基盤地図WMS』を選択し、「接続」をクリックします。ここで、リストの上から4番目の『RdEdg』を選択し「追加」をクリックすると、地図が表示されます。



***&bold(){基盤地図情報の地名WMSレイヤを表示する}
続いて、地名を表示してくれる[[地名WMS>http://www.finds.jp/wsdocs/pnwms/index.html]]を追加します。同じく 「新規WMS接続を作成」 で次のように入力し、「OK」をクリックします。
       名称:地名WMS
       URL:http://www.finds.jp/ws/pnwms.cgi
“サーバー”タブで、『地名WMS』を選択し、「接続」をクリックします。ここで、リストの上から2番目の『AzaName』を選択し「追加」をクリックすると、地図が表示されます。

表示された地図はこのようになっています。
※基盤地図と地名WMSを表示しても何も見えない状態のときは、限りなく拡大していくと基盤地図と地名のWMSが見えてきます。
#ref(wms.JPG,,width=700)




**WFSレイヤの追加
WFSは、Web Feature Serviceの略です。こちらも同じくWeb上でマップの配信サービスがなされており、Q-GISでも使用することができます。[[GML (Geography Markup Language)>http://ja.wikipedia.org/wiki/Geography_Markup_Language]]を使用した規格になります。


今回は、[[UN World Demo Dataset>http://www.fmepedia.com/index.php/WFS_(Web_Feature_Service)_Servers]]のWFSを紹介します。



***&bold(){マップサーバーへ接続する}
 1. まず、画面一番上の「プラグイン(P)」をクリックします。

 2. 「プラグインの管理」を選択し、「WFSプラグイン」にチェックをつけて「OK」をクリックします。

 3. 再び、「プラグイン(P)」をクリックし、「WFSレイヤの追加(A)」→「WFSレイヤの追加(A)」をクリック。

 4. 「サーバーからWFSレイヤを追加」の画面が出てきます。ここで、「新規」をクリックし、以下のように入力します。
       名称:UN
       URL:ttp://webservices.ionicsoft.com/unData/wfs/UN
    できたら、「OK」をクリックします。

 5. 「サーバーからWFSレイヤを追加」の画面に戻り、サーバーコネクションで『UN』を選択し、「接続」をクリックします。


***&bold(){UNのWFSレイヤの表示}
表示されたマップリストの中で、今回は、リストの上から5番目にある『Province1・・・wfsBND_POLY』 を選択します。「追加」をクリックすると、画面にマップが表示されます。
#ref(un_wfs.JPG,,width=700)

**津市共有デジタル地図の追加
授業で配布した「津市共有デジタル地図」の水域と道路のレイヤを追加します。

 1. 画面一番上の「レイヤ(L)」→「ベクタレイヤの追加」をクリック

 2. ソースタイプ: ファイル
   データセット: 水域_面.shp
   として「オープン」をクリックすると表示されます。
 
    ※このファイルは授業で配布した「津市共有デジタル地図」というフォルダに入っています。

 3. 同様に ″道路_面.shp" も表示してみて下さい。


下のような地図になっています。
#ref(tsu_kyoyu.JPG,,width=700)



#comment




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