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動物
竜の翼から生まれたモノ。
獣に対しては自分は獣の仲間だといい、鳥に対しては自分は鳥の仲間だと言った。ある時、獣と鳥がおまえはいったいどっちなんだと問いただすと、蝙蝠は答えられず、悲しい顔をして飛んでいった。
死後、独りぼっちで、どっち付かずの異形だった蝙蝠を哀れんで月は蝙蝠の目を消し、自分も相手も見えない夜の領域に招き入れた。
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