[[夜の眷属]] 闇に血と魂を捧げたことにより、一度死に、そして再び蘇った者。[[アンデッド]]になる以前は人間であった。 通常の心臓の他にもうひとつ心臓を持つ。この霊的な心臓は血液と共に魔力を送り出し、その死体を支えている。 「心臓に杭を打ち、炉にくべろ」とは、第二の心臓を指している。 この心臓から拍出される血潮そのものが力の太源であり、吸血鬼の本質である。 血によって繋がっている彼らは思考の共有や円滑な意思疎通が可能である。 基本的な能力として肉体を極限まで細分化させる霧化や視線を介した暗示等の催眠術、支配した動植物を操れる。 *吸血鬼の繁殖 吸血鬼は人を噛んでも死体にするだけで同族を増やすことはない。 吸血鬼という種族の繁殖方法は吸血鬼の血液(それに宿る[[真祖]])を与えることにより、90日後の朝、肉体を完全に変質させて生まれ変わる。 生者を食え、死者を増やせという真祖の本能に影響され、吸血鬼は同族を増やそうとする。