基本情報
略歴
アレス子飼いの
隠密の中で、最も優秀な働きをしたため、
アレスが将軍に抜擢した。
将軍としては、698年「
ロードレアの内乱」が初陣となる。指揮官としての才能も
アレスの期待に応えたリディは、以後も指揮官と
隠密を両立させて、やがて
ルーと並んで「遅れてきた英雄」の代名詞となる。
707年の
ロッド侵攻戦の頃には、既に主力の将軍となり、諸将からも信頼されていた。
あまり知られていないが水軍司令官としても優秀で、この戦いの前哨戦で
ロッド国艦隊を打ち破っている。(この時、沈没した船から脱出した敵兵を救出した為、敵兵からも慕われ、決戦時には戦わずしてリディに投降した部隊もあった)
この戦いの後、
ラディアの仇
ギザイアに城内で私闘を演じようとする
バイアラスを、身を呈して止める。
天下分け目の
ヴァイグの戦い(710)では、集結に僅かに遅れている
ベルザフィリス陣を敵の強襲から守るため、わざと隙だらけの布陣をひく。これに罠だと警戒した
ロー・レアルス国の先発隊は、両軍集結まで攻撃を仕掛けることができなかった。
決戦では
ゼノスと一騎討ちを繰り広げ、
ゼノスさえも彼女の腕に感嘆し、リディも戦後、
ゼノスの墓を作ることでこれに答えた。
また、
ルーの突撃に、ただ一人動揺しなかったたことが、勝敗の鍵となる。
ルディックの陣(711)では
ルーの突撃から
ガイヴェルド本陣を守って負傷、この傷は深く二度と槍は持てなくなる。
天下平定後は
アレスの墓をつくり直し、与えられた領土の治世を勤めながら静かに暮らすが、「
国崩れの乱」で
バイアラスの死を知ると、衝撃のあまり失神、その後は政界から身を退いて余生を送る。
生涯
アレス、
バイアラスの為に生きた。
人物
- 隠密という立場もあったが、生来の性格から、必要以上の事をほとんど喋らず、普段は無口、無表情であった。ルフィが彼女を苛め続けたのは、彼女の感情のない顔が気に入らず、リディの悲鳴を聞いてみたいと思っていたからだという。
関連項目
最終更新:2011年12月13日 12:37