シェル環境

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シェル環境 - (2009/08/30 (日) 21:11:57) のソース

#contents
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*メタキャラクタ
シェルで特別な意味をもつ記号。
|CENTER:オプション|CENTER:動作|
|*|ワイルドカード(任意の数の任意の文字)|
|?|ワイルドカード(1文字の任意の文字)|
|コマンド1;コマンド2|コマンドの連結|
|コマンド1&&コマンド2|コマンド1が成功した場合コマンド2を実行|
|=|コマンド2||||コマンド2|=|コマンド1が成功した場合コマンド2を実行|



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*シェルの種類
シェルには大きく以下の系統がある
+/bin/sh系統
+/bin/csh系統


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*ログインシェル
ユーザーがログインした際,最初に起動するシェル
設定ファイル
 /etc/passwd
変更方法
 #chsh
 #chsh #設定済みのシェルの表示 /etc/shellsの内容を表示

以下の方法では、現在のシェルを変更するだけで、ログインシェルは変更されていない。
 #tcsh #tcshに変更
 #bash  #bashに変更
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*bashの設定ファイルが処理される順番
**ログインシェル起動
 /etc/profile
 ~/.bash_profile
 ~/.bashrc
 /etc/bashrc
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**ログイン後にプロセスとしてシェル起動
 ~/.bashrc
 /etc/bashrc
bashrcには、aliasやシェル変数を設定する。
bashrc変更後は以下を実行して設定ファイルを読み込む。
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 source ~/.bashrc
 又は
 . ~/.bashrc
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*シェル変数
現在実行中の変数だけで有効な変数。

**設定と表示方法
bashの場合
 VAR=value      #設定: 変数名=値
 echo $VAR      #変数の値を表示: echo $変数名
 set            #定義済の変数を一覧表示する(環境変数や関数なども表示される)
 unset VAR      #変数の削除: unset 変数名
tcshの場合
 set VAR=value  #設定: set 変数名=値
**主なシェル変数
|CENTER:シェル変数|CENTER:内容|
|PS1|プロンプト|
|PS2|コマンド継続中のプロンプト|
|CDPATH|cdコマンドの検索対象とするPATH|
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*環境変数
シェルから実行したコマンドにも引き継がれる変数。

**変数の定義
bashの場合
 VAR=value         #シェル変数の定義
 export VAR        #シェル変数を環境変数にする
 export VAR=value  #環境変数を定義する
 unset VAR         #変数の削除: unset 変数名
 printenv          #定義されている環境変数を一覧表示する。
tcshの場合
 setenv VAR value
tcshの場合、シェル変数と環境変数は、完全に別のものとして扱われる。
**主な環境変数
|CENTER:コマンド|CENTER:動作|
|PATH|実行コマンドの検索パス|
|LANG|使用言語|
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