花丸高校に現れたヒーローの1人。 展開によってはブラックと一騎打ちを行い、 その探知能力で優位に立つが、主人公(7)の行動によりブラックの必殺技を受ける、 もしくは黒野博士作の自爆装置の爆発に巻き込まれて敗れる。 外見および名称の元ネタは特撮ドラマ「スーパー戦隊シリーズ」であろう。 また「ラッキョウがパワーの源」など、スーパー戦隊以外のヒーローのオマージュも見受けられる、 また、相手を洗脳したり、レントゲンによる透視能力を備えている。 更にレッドとイエロー曰く、悪や怪人を探知するアンテナ、空を滑空するマフラーなど、全部で27の秘密があるという。 なお、体に関しては主人公の絵という外見だけを元にした存在ゆえか、ブラックを除いてスーツの中は空っぽである (作中で明言されたのはイエローとピンクのみだが、 人間の体を持つブラックが特別だと言われていたことから残りのメンバーも中身は空だったと考えられる)。 ただし、中でどうなっているのかは分からないが食事などは問題なくできる (一応ヒーローの透視能力で中を見ると腹の中の食べ物が見えたりするそうだ)。 また、オレンジが主人公(8)に麻酔銃で撃たれた際、痺れて動けなくなったことから毒は効く模様であり、 これらのことから基本的には普通の体と同じように機能しているようである。 その後のシリーズでの彼らの存在についての説明によると、主人公(7)の子供の頃に思い描いた想像・妄想が具現化したもので、 11の朱里ルートではブラック曰くジンやシズヤと「似たような存在」であり、 12のピンクルートでは妖怪の一種のようなものであることが語られている。 ポケレンジャーそのものを名指しされたわけではないが、 パワポケ13の時代には魔人やヒーローのような「具現化」という存在が科学的に認められている。(7) 探知能力に優れている。全ての感覚器官が人間の数倍で、更に脳波などの人間には感知出来ない物を知覚したり、 X線を発しての透視(放射能が出るため自粛しているが)などの特殊能力も備えている。 この能力により、読み取った周囲の情報から動きを計算することで、 予知能力じみた相手の動作の先読みを行うことが可能(高度なフェイントには対応しきれず、 先読みした行動を一つに絞れないなど限界はあるが)で、常に人間の脳の許容範囲を超えた量の莫大な情報を扱っている。 普段は人間の姿をして「桃井」と名乗っている。 人間の姿への変身能力は訓練の末会得した物で、ブラックのように元からの姿や力ではない。 本来の姿はヒーローとしての姿の方で、イエロー同様中身が無いスーツだけの存在(ヘルメットを外すことは出来る)。 人間に変身している状態でも、銃弾を避けたり当たっても痛いだけで済むなど、人間離れした身体能力を持っている。 情報収集能力も使えるため、相手の筋肉の動き等からジャンケンで30連勝するといった事も可能。 主人公(12)との交流を深めていく内に、ダークスピアを恐れながらもツナミを相手に戦いを挑んでいき、 自分の内部に主人公(12)を取り込む(合体する)技を身につける。 その状態では予想能力を最大限に生かす事が可能で、呉殺手やデイライトを圧倒する程に戦闘力が上昇する (厳密には、日常的に高度な感覚を使用しているためピンク自身の反射神経が成長しておらず、せっかくの情報収集能力を生かしきれていないだけ)。 それによって徐々に自信を付けていき、最終的にはツナミに寝返ったダークスピアに主人公(12)と共に挑むことになる。 主人公(12)の発想により、イエロー同様中身が無い事を利用して ダークスピアに覆いかぶさり、相手の脳に大量のデータを流し込み、撃破する。 その後、ヒーロー側に付く事になったダークスピアから晴れて正義の味方の活動を認められた。 再び現れたデイライトを撃退する際にブラックとダークスピアに合体を強要された時には 「主人公じゃないとダメ」と言う程に主人公(12)との仲は深まっていたが、 デウエスを倒した後は他のヒーローたちと共に主人公(12)の前から姿を消す。(12)