FWG.2 オランダ大会

FWG.2 オランダ大会 

開催日:2009年9月??日

オープニングファイト1(3分×3R・延長1R) 
○マルコ・シヴァ vs ホワイティ・バニラード×
3R判定2-0
オープニングファイト2(3分×3R・延長1R) 
アルビアー・シモーヌ vs ヘンリー・キャルロット×
3R判定3-0 ※3R、キャルロットは右ローキックでダウン1
オープニングファイト3(3分×3R・延長1R) 
×ジャックス vs ダンテ・ベネットjr
3R判定0-3 ※3R、ジャックスは右ローキックでダウン1

リザーブファイト1(3分×3R・延長1R) 
×アレックス"シザース"ギラニア vs デミトリー・ガラガラス
1R1:13、KO ※右ストレート
リザーブファイト2(3分×3R・延長1R) 
ビーサス vs ジャネット・ヴォミス×
3R判定3-0
FWG.2 オランダ大会トーナメント準々決勝(3分×3R・延長1R) 
×アイヴァン・モヒカー vs ヘユニアム・ゼナード
3R判定0-3
FWG.2 オランダ大会トーナメント準々決勝(3分×3R・延長1R) 
マーティン・パスレシェター vs フォレスト・フォルスター×
3R判定3-0
FWG.2 オランダ大会トーナメント準々決勝(3分×3R・延長1R) 
×ジェレル・グラコシア vs ヴァンダレイ・ディディ
延長R判定0-3
FWG.2 オランダ大会トーナメント準々決勝(3分×3R・延長1R) 
×ニッキー・ヤーメッド vs ムール・ムルシアム
3R判定0-3

FWG.2 オランダ大会トーナメント準決勝(3分×3R・延長1R) 
×マーティン・パスレシェター vs ヘユニアム・ゼナード
1R2:23、KO ※2ノックダウン、右ボディブロー。1R、パスレシェターは左後ろ回し蹴りでダウン1
FWG.2 オランダ大会トーナメント準決勝(3分×3R・延長1R) 
×ヴァンダレイ・ディディ vs ムール・ムルシアム
3R判定0-2

FWG.2 オランダ大会トーナメント決勝(3分×3R・延長2R) 
ヘユニアム・ゼナード vs ムール・ムルシアム×
3R2:14、KO ※右ストレート。2R、ムルシアムは右フックでダウン1。3R、ムルシアムは左フックでダウン1。

FWG.2 オランダ大会ヘビー級トーナメント・リザーブファイト2(3分×3R・延長1R) 
ブラット・リトアギル vs エルディン・スモーア× 
2R2:33、KO ※2ノックダウン、右フック。2R、スモーアは左フックでダウン1。
FWG.2 オランダ大会ヘビー級トーナメント・リザーブファイト2(3分×3R・延長1R)
○パトリック・オドロフ vs シャノン・スプラッシャー× 
3R判定2-1
FWG.2 オランダ大会ヘビー級トーナメント準決勝(3分×3R・延長1R) 
×ピオトール"ザ・ルシフェル"ゾクシー vs レネジェス・ルネシアス
1R2:13、KO ※2ノックダウン、パンチ連打。1R、ゾクシーはパンチ連打でダウン1。
FWG.2 オランダ大会ヘビー級トーナメント準決勝(3分×3R・延長1R) 
×キアロ・ピノラキオ vs ラザリアス・ザンデーラ
1R2:43、KO ※左フック

FWG.2 オランダ大会ヘビー級トーナメント決勝(3分×3R・延長1R) 
レネジェス・ルネシアス vs ラザリアス・ザンデーラ×
1R0:39、KO ※右フック

FWG.2 オランダ大会 スーパーファイト(3分×3R・延長2R) 
×アースラン・ギノシェル vs ワイズベルク・モゼ
3R判定0-3
FWG.2 オランダ大会 スーパーファイト(3分×3R・延長2R) 
×ジャグレイ・スジャルカ vs ゾルターン・メファー
3R1:23、KO ※右ヒザ蹴り。2R、スジャルカは右ストレートでダウン1
FWG.2 オランダ大会 スーパーファイト(3分×3R・延長2R) 
グレーバス・ナーガ vs ジャミール・ヴィリス×
3R判定3-0 ※2R、ヴィリスはパンチ連打でダウン1あり

今年も例年に劣らず大盛況だったオランダ大会。ヘビー級、無差別級の2部編成のトーナメントが今宵行われた。
以前からトーナメント参戦の声が後を絶たなかった未だ無敗のゼナードが、期待に沿って遂にトーナメント制覇。初戦のモヒカーは体格差による心配の声があったが、持ち前の見切りテクニックでパワーを受け流し完勝。モヒカーの豪腕ラッシュを、ノーガードで避ける蛮勇とも言えるパフォーマンスを見せつけ、観客を見せ付けた。なお、モヒカーもノーガードで応戦したり、判定ながら兎に角この試合は会場総立ちになるほどの盛り上がりを見せた。
又、最近開花しつつあったディディは、何とあのグラコシアに勝利!グラコシアに随時、プレッシャーを掛けられるも、ジャブやカウンター等でポイントを稼ぎ見事に勝利。改めてディディのボクシングテクニックの高さが伺えた。
最近は、すっかり時の人になりつつあった当初無敗のムルシアムだが、ゼナードには負けてしまった物のヤーメッドとディディを首相撲で嫌らしく責めて勝利。ディディはボディブローを巧みに使い、序盤は押していた物の後半からガス欠。再びムルシアムの恐ろしさを見せ付ける試合となった。
続くヘビー級トーナメントは、ヘビー級最強と謡われたルネシアスが、鬼神の如き強さで優勝。当初、中量級では神扱いされていたピゾシーを超高速ラッシュで粉砕し、ザンデーラの大振りフックに見事なクロスカウンター。メファーに僅差で負けてしまった物の、やはりその強さは格別と言えた。
ワンマッチはのギノシェルvsモゼは、ギノシェルのパワーにモゼが潰されるのでは無いかと言われていた物の、モゼの身体の軸の強さとディフェンスの堅さでその心配を払拭させる。強烈なローキックを当て、2Rからはギノシェルを後一歩で倒れると言う所まで追い詰めたもののガス欠。3Rからはローが効いているギノシェルとガス欠のモゼと言う構図になり、ぐだぐだな試合となった。
一方、今回ヘビー級トーナメントを優勝したルネシアスを破った闇の千里眼メファーは、何とあの超危険分子のスジャルカと対決。脅威のディフェンスを誇るメファーでも是は危ないと心配されていた物の、スジャルカの高速パンチやハイを目で見切り、尋常じゃない動体視力を見せ付ける。そして得意のカウンターでスジャルカからダウンを奪い、最後にはボディへのテンカオがジャストミートしKO勝ち。
そしてボクシング界から王者となり帰ってきたあのヴィリスが、遂にキック界に帰ってきた。相手はいきなり至上最強の現王者ナーガとなったが、パンチ主体のナーガになら勝てるのでは?との事でヴィリス勝利の声も多かった。
ナーガは皆の期待通りに、ボクシング王者に無謀にもいきなりラッシュでガンガン攻めて来たが、ヴィリスは是を上手く捌く。何発かヴィリスのパンチがナーガの顎を捉えるシーンもあったが、当のナーガは効いた素振りすら見せず。
2Rからはヴィリスも積極にボクシング仕込みのラッシュでナーガを追い込み、是はもしかしたら勝てるのでは?と言う所まで追い詰めたが、最後にはナーガの底力で逆転負け。やはりナーガは強かった。
開幕戦へはデュラクビッチ、プティラノフ、ゼナード、ルネシアスの4人が確定した。是で開幕戦への椅子は、残すは最終予選のみとなった。

■MTGプロデューサーコメント■
トーナメント優勝は、下馬評の期待に沿えてゼナードが優勝!オランダ大会の波乱の渦に巻き込まれずに一試合、一試合を確かな強さで勝ち続けてついにFWG開幕戦への切符を手にした。
私は大会終了後、YOUTUBEにて今宵ゼナードが行った3試合を見て「ゼナードならナーガに勝てる」と言うファンの意見に同意せざるを得なくなった。ハッキリ言って総合的に評価しても現FWGベスト8ファイター以上だと思う。
本トーナメントのリザーブファイトでは、無敗のビーサスがまたも勝利!しかも相手はヴォミスだ。KOこそできなかったものの、圧倒的な強さを見せ不気味さを増すばかり。
そして未知強対決マニアの私にとって涎モノのギラニアvsガラガラスでは、ガラガラスが1RKO勝利!ガラガラスは本当に良い選手だ、あの一瞬で相手を捕らえるパンチがたまらない。ギラニアは一時は期待されていたものの、これで2連敗・・・今後、評価を取り戻す事ができるか。
そして私が思う今回のMVPがディディである、体格差で遥かに劣るグラコシアを相手に持ち前のテクニックと作戦で延長R判定勝ちという大金星を挙げてしまった。大会前から海外でも「この試合だけ、何か異様な雰囲気が漂っている」と言われていたが・・・一方のグラコシアは最近黒星が多くなり、調子が悪い。一体どうしたのか・・・?
そしてトーナメント決勝で惜しくもゼナードに負けてしまったものの、ヤーメッドとディディを判定で下したムルシアムだが・・・こいつはやはり強い、そして非常に厄介な相手だ!改めてそう思わされた。ナーガやモヒカーに良いとこなくKO負けし、階級下のプティラノフ相手に判定負けという3連敗で評価が下がる一方だった。圧力に弱そうだったのでヤーメッドにも負けると思っていたが、私の考えは甘かったようだ。彼の目はまだ死んでいない、またこれから先ムルシアムはその嫌らしい戦い方で勝ち続ける事だろう。
一方のヘビー級トーナメントでは、ルネシアスが圧倒的な強さで2連続1RKOで優勝!開幕戦への切符を見事手にした。メファー戦の敗北で一部で「もうルネシアスは過去の選手となってしまった」との意見がチラホラ飛び交う中でこの勝利は大きい。然し相変わらずすごいカウンター精度だ・・・
ヘビー級トーナメントのリザーブファイトでは新鋭で少しずつ注目を集めているリトアギルがKO勝ち。こいつはもしかしたら、大物になるかも知れない・・・雰囲気だけでもすでに他のファイターと違うものを感じる。これは気のせいだろうか・・・?
そして驚いたのがFWG.1準優勝のピノラキオ衝撃のKO負け!MTGでもFWGでもベスト8ファイター達が負け続けている中で、ピノラキオまでもこの渦に巻き込まれてしまった。この渦は一体何なのだろうか・・・MTGとFWGに棲む魔物の仕業か。
スーパーファイトのギノシェルvsモゼは、序盤はお互い激しくぶつかり合っていたものの後半になるにつれて二人ともガス欠・・・一気にグダグダな試合へ。とても惜しい試合だった、それでもモゼがギノシェルに金星を挙げた事は素直に評価したい。
そして次にスジャルカvsメファー・・・スジャルカがまさかのKO負け!何と言うことだ・・・メファーはルネシアスに続いてスジャルカまで食ってしまった。私はメファーが勝った瞬間、今何が起きているのかを理解するのに時間がかかってしまった。もう実績だけでもベスト8以上の実力者で呼んでも良いだろう、この男は間違いなくFWGヘビー級のエースになる。ただ、体格差のある相手だと一体どうなのだろうか?それだけが疑問、そして心配である。
そしてメインのナーガvsヴィリス!ファン達の期待を抱えてナーガに挑んだヴィリスだったが、またしてもナーガはそれを打ち砕いた。強い、強すぎる・・・一体この男はどこまで強くなる気なのか?ヴィリス相手にパンチで挑むとは・・・だがヴィリスもKOされずによく耐えた。私はナーガよりもヴィリスを称えたいと思う・・・
とにかく今大会で、ゼナードとルネシアスという2強が開幕戦出場が決定。前回よりも濃い開幕戦となるのは間違いない!(大会一覧)

最終更新:2009年09月26日 16:59
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。